A Will
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今年、1年、わたしの気ままに付き合ってくれてありがと。
目にしてくれたあなたに、 数えきれないくらいの幸せが降ることを、感謝を込めて祈ってます。
(2004・12・31 まつり 拝)
ねぇ、笑ったよ。 笑っちゃった。
ありがと。感謝してる。あいしてる。
「あーーー!」
「・・・・ちょっと。いきなり大声出さないでよ。驚いたでしょ」
「だって、ねぇ聞いて!真冬の夜に寒いなぁ喉乾いたなぁ、わぁ!ちょうどポケットに120円あるよ!やったね!ココアにしようかなぁ。ホットミルクティーにしようかなぁ。いやここは手堅くコーンポタージュか。あるいは渋く甘酒か。よし!ホットミルクティーだ。それ!・・・・・げげげっホットじゃないよ!コールドだよ!なにこれ!酷い裏切り!」
「それ、バカなだけじゃん?コールドって書いてあるし」
「オウ!ソークール。心も体も寒い、けど、心のほうが三割増しで寒い。当私比!ところで、そこな君は何を飲むのか?」
「コーラ」
「えーーーーー冬だよ?コーラなんてファミレスでがぶ飲みすればいいじゃーん。今はさぁ、自販機ならではの味わい深いドリンクをだねオススメするね!」
「言っとくけど、わたしも120円しかないからアンタの分とか買えないよ」
「けち・・」
「いや、けち違うし」
「ホットミルクティー・・・・」
「ほんとに120円しかないの?」
「いや、野口英世がいますが何か」
「それで買えよ・・・」
「嫌だね!弟にやっとの思いで取り替えてもらった英世は渡さない!」
「要らないよ。てゆーか、もう製造されない夏目さんを大切にすれば?」
「うぉ!・・・・・・・・・盲点・・そっかー夏目くん・・」
「ミルクティーありがとう!」
「いや、もう良いよ・・」
「美味いね!実に良い飲み物だね!」
「わたし一滴も飲んでないけどね」
「遠慮しなくって良いのに」
「あんたって時々パンチの効きすぎたボケをかますのね」
「それって褒められてるのか微妙だなぁ」
「けなしてはいないから安心して」
「ところで、ホットミルクティーの君」
「なに?」
「名前、なんて言うの?」
11月26日のレシートが筆入れに入っていた。 たばこ。お茶。チョコレート。524円。
その事実は、今のわたしには少し健やかすぎて、優しすぎる。
大人なんだから泣くまい、とおもった。 大人なんだから迷うまい、と決めた。
来ない人を待ったり、 離れた人を追いかけたり、
忙しすぎて、わたしにはきっと似合わない。
今日は風が強くて、寒いから、 耳が痛くて顔もぴしぴしするから、
お部屋の掃除をして、お花を買おう。
それで、白い花にしよう。
爪を切ってお風呂にはいって、いつもみたく本を読もう。
変わらず君とメールをして眠くなって、そして眠ろう。
明日、早起きしなきゃ。
早起き。出来るかな?
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