A Will
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そういえば、いつのまにか好きな日記が消えてた。 今さら気付くなって話なんだけど。
角砂糖みたいな人。 甘いくせに角張ってて、溶けちゃった。
想像するしかないなら、笑ってると思っとこう。
元気だって思い込みたいくらいには、好きなんです。
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「悩んでるの?」なんてメールが来た。
泣きそうになって、グッと堪えた。
電話番号、そらで言えるよ。
会いたくなるから、声は聞かないけど。
「人生は一箱のマッチ。」 侏儒の言葉だっけ?
悪いけど、芥川はあんまり読まないの。
返信は太宰にした記憶がある。 斜陽だったかな。女生徒にすれば良かった。
それとも漱石にすれば良かったかな。 草枕、好きそうだし。 こころ、読んでたし。
「恋とは罪悪です」か?
聞きたいけど聞けないよね。怖くって。
もう、君の隣なんて夢見れなくなっちゃったし。
でも、呼んでくれたら嬉しくて、「はい」って褒められた返事するよ。
感傷的な夜なんだ。 多分、外は風強い。
晴れた空の雲は、清潔すぎて好きじゃない。
そう言った人がいて、感化されやすいあたしは、 そのまま同じ意見だと思った。
そうだねって頷いたあたしを、 少しつまんなそうな目で見て、そうだよって言った。
初恋なんだろうきっと。色んな意味で。
思い出を信用しようとは思わないけど、 どのくらい愛しいかって言ったら、限りない気がする。 なんだかんだで濃厚なんだもん。
やんなる。
色んな人に惚気れば良かったような気もする。
その当時、あたしは独占欲の塊にでもなってたのかもしれない。 全部、あたしのものにしたかったんだもん。 重症だ。どっちかって言ったら重傷。
冷静になったと思いたいだけなのかな。 他人に言わせれば、未だに「無理」らしい。
はたして真相は、どうなのか。
てゆーか。 ほんとは、そこまで深く想ってるわけじゃないと思うんだよね。
なにもかも今さら、だし。
今さら。
良い言葉ね。
ほんとは目が覚めてる。隣に君がいるのにも気付いてた。 でも、目は開けない。
雨のにおいがする。 誰かが窓を開けたのかもしれない。
車の通る音が少しだけ大きくなったような気がする。
たまに、雨に日に、こうやってぼんやり少しの間、死んでみる。 息をするのを忘れて、余計なことは考えないで、自分を殺してみる。
きっと手足の血液も止まってる。
こうやって死ぬと、君がたまに、あたしの髪を触る。 あたしの癖のある硬い髪。 君の手は綺麗で、くすぐったい。
雨の音が強くなった。
少しだけ、死ぬのを中断して、あたしは薄目を開けて確かめる。
雨の日に。 たまに死んでみる。 隣に君がいる。
落ちてく雨を確かめる。
雨の日は。 かみさまが見える。
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微妙にフィクション。 物語未満。
あーあ。
楽しいことないかな?
2004年02月04日(水) |
「君の事もっと知りたいな。」「そんなの自分で考えなさいよ。」 |
喧嘩継続中。
19年分の7年。
記憶の大抵に彼がいるって寸法だね、これって。 お互いの欠点が、直らないだろうことくらい、 もうとっくに解ってる。
この日記を読んでないふりしてることも。 あえて、話題にしない事柄が増えちゃったことも。 そのせいで、時々、気まずくなることも。
もうすぐ、何気なさを装って喧嘩が終わることも。
解るくらいには、一緒にいたってことだよね。
不毛なんだけど、 それでも当たり前なんだと思う。
探して見つけてくれなくちゃ嫌だ。
そんなこと言ったみたり。
2004年02月03日(火) |
danger past and god forgotten. |
今も愛してることと、絶え間なく愛してることは、
随分と違うと思う。
あんまり解ってもらえなかったな。
苦手なの。 なんでも物事に決まりがあるみたいに整理するの。
色んなものに名前つけて安心するのも勝手なんだけど。 あたしのこと推し量ってくれるのも勝手なんだけど。
なくなるもの全部が、惜しいなんて思い上がりだと思うのよ。どうしても。
一生かけて痛がり続けるなんて、普通無理でしょう。 3日で忘れるもん。大抵のことなんて。
酷く優しいの。 だから好きなの。
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