それは泉に落とした石のかけら やがてそこに沈み影は消える。 澄んだ泉が戻ったときに、 波も消える。
散った欠片を集めていく。 やがてひとつの大きな塊になる。 その塊が僕らの起源。
清き水がせせらげば、いつか透明な泉がよみがえる。 濁り消え澄む日が必ずやって来る。
少しだけ見えてきた真実 朝は必ずやって来るということ。 昨日の夕日を忘れるために、 朝陽を浴びる。
懐かしい知人が会いにきた。 笑顔のほかに、なにかを包んでプレゼントして渡してくれた。 月曜日にまた会いにくると言ってくれた。 何を渡してくれたんだろう? 確かめられないのが残念だ。 夢の中の出来事。夢の中の贈り物。 持ち出せないのがとっても切ない。 記憶に残る人、いつかあいたいね。
その玉は、水晶ですか?それともガラス細工でずか? その玉の濁りはいつ消えますか? いつか、向こう側も見えないぐらいに黒く染まってしまうのでしょうか。
話したりないことがたくさんある。 でも、糸をきろう。 君の中できっと君の話を聞くのは僕の役目では、ないのでしょう。
君が高い山を乗り越えて逢いにきてくれた。 そしてまたあの高い山を登りかえっていく。 今僕は、魂を湖にに浮かべている。 静かな澄んだ水に、心地よく浮かび。 静寂を楽しみつつある。
森が静まるように、 焚き火の跡に 種をまいてみた。 日の照らぬ場所からはたして、芽が吹くのだろうか?
時空の歪みを正す術を君は知っている。 今日僕は鍵をかける。 君がいつか、この壁を壊してくることを信じて。
森の外れの古看板 落ち葉に埋もれた古看板 道に迷ってふんでしまった。 森がざわついた。 心が泣いた。 刺さった刺を抜きながら 再び踏まぬように 枯れ葉と共に燃やしてしまおうか。
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