都心の高層ビルはまるで空を支える柱のよう。 支えられた天井は、狭くてそして重たい雲がたちこめていた。 祭囃子に誘われて覗いた秋空は、今日はお休み。 9月も後二日。
人生は一冊の本である。私の描く本はどんな本に仕上がるんだろう。 そして君の描く本は? 君の物語の主人公になりたい、脇役のはかない夢。 そしてかなわぬ夢。
責任ってなんだろう? 幕をひけなかったのは、きっとそこに運命が存在するからなんだろうね。
蝉の声が森から消えた。 草陰から聞こえる虫の声も日々さびしくなり 森は冬支度。
まだ残ってたんだ。この日記。
|