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【沙亜子はいまだ、水の中】





◆ 素直な桜。





自己弁護が好きなくせに
いざ誰かに言おうとするとブレーキがかかり言うことが出来ない




例えこんな
誰も私を知らない場所でさえ
思い通りの本音を書き散らすことが出来ない




ただの見栄っ張りなんだろう




ストレートな気持ちをストレートに表せないから
歪む歪む自分がとことん歪む




素直な人が社会に生き残るんだろうなあ






桜は散る




私も散ってしまえばいい




いつまでとどまる気なんだろう




春は到来してしまった




始めるしかなくなってしまった




また始めるのか




溜まった溜め息




海から呼び戻す









2013年03月31日(日)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 桜吹雪。の、ような。





偶然、治療院で知り合い3人に会って食事をした




とても盛り上がり楽しかった
楽しすぎて少々反動も来てるが




魅力的な人たちに会うのって辛い
気を遣いすぎる自分を感じるのが辛い
自分ばかりに気を遣う自分が嫌だ




私は走る仲間はいないから
独り練習をしているから
そういう人間はタイム重視ならざるを得ない
今日は走れたな
走れなかったな、って




楽しかったという基準がタイムなので
そういうのって周りから見たら窮屈に感じてるって伝わってくる




だから自分から口にしないように気を遣う




でも目から毛穴から
その窮屈な雰囲気が漏れてるのがわかるから
人目につかないようにこそこそしてる




面倒くさいやつだよ
自分の欠点んあれこれ探し出すことばかりに必死になっちゃってさ
今年は誰かの心に寄り添う自分になるんじゃなかったの?
相変わらずの、自分、自分、自分
しかも自堕落な自分とか







リハビリは順調に進んでいる
週末のレースは何とか入賞出来るとこまで来た
まだ完治までにはいたらないけど




何もないとか言わないで
せめて一つだけでも頑張れるものが欲しい




消えそうな
なくなりそうな我が気力




溶けきってしまう前に
一瞬の結晶を作るのだ




まやかしの結晶だけど
誇れるものじゃないけど




前に進むのが辛い
息をするのが辛い




輝く人たちを直視するのが辛い



辛いのに
生きてかなきゃいけない人間の一生って






今週はいよいよ桜吹雪が見れるかな




潔く、散れ











2013年03月28日(木)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 子供心が疼いてる。





今は週に二カ所の病院に通っている




家から一時間半かかるとこなので
電車の中ではネットをすることが多い






ツイッターで炎上を繰り返す子役タレントのHちゃんのまとめサイトを見た
正直、この子の痛々しさは目を背けたくなる感じで
彼女のツイッターはのぞいたことはなかった
じっくり見たそれはあっけにとられるモノだった
とりまく熱狂的なファンの行き過ぎた発言、行為に嫌悪感を感じた




映画監督と称するF氏が
彼女は大人に搾取されてて可哀想な子供と言ってたが
まったくその通りだと感じたが
反発する意見が多いことに違和感を感じた
反発する人たちの反発具合に偏りを感じた




F氏は明らかに彼女を擁護しただけな気がしたが
彼の活動に引っかかりがあったからだろうか?




ツイッターをする人たちは
ツイッターをよりどころに生きてる
支えにしている
その彩りを、輝きを与えてくれるHちゃんの存在が不可欠になっているのだろうか
傍目で第三者の視線では恐い現象に感じる






大人の理想、願望に沿って生きる子供の将来は哀れだ




まだ間に合う




無邪気な素直さは
同世代の中で培われるもので
大人の前に示すものではないだろうに




顔の見えない人と交流するより
顔の見える同世代との交流がないと
大人になってからの虚しさが増すだけだ




私のように






子供の頃から大人に誉められ続けても
本当の友達は作れなかった
頭が回るゆえに他者への観察、分析、不信感が先回って
誰とも信頼関係を結べない悲しい存在




私の親は子供に正しく賢く
皆から信頼される人間になることを望んだ




姉妹の中で
私だけが過剰に両親の、大人の期待に応えすぎた
信頼は得た





愛情はとうとう感じることが出来ぬまま
くだらぬ今に至る




友達に悩みを打ち明けたくって言われた言葉
「アンタに悩みがあるわけないじゃん」
吐き捨てるように言われ
線を引かれ
それから死を意識するようになった
あれからその感情とのせめぎ合いを続けている





私は走ること、レースを止めたいのに止められないのも
レース上位者というレッテルがなくなれば
誰からも気にとめてもらえない事実から動けないからだ




優秀でない私には
愛される理由がない




いや

誰かを愛そうとしないからだと
わかってはいるんだ
自分の世界には
自分しか存在することを許さないからこんなことになるんだって








「頑張って」




言われて心に眉間の皺が寄る
頑張る選択しか許さない現状




レースを途中棄権しても
幸せそうに微笑む人がいる
それを見て喜んでくれる友達がいる
ねぎらってくれる仲間がいる




それを見て
死にたくなる私




寄り添ってくれる人がいる人がうらやましい




もうやだ
消えたいよ






子供が泣いてるのに
「頑張って!」はないだろうと思う。






私も子供時代に
F氏のような大人に守ってもらいたかった




ふと未だに淋しい子供心が疼いてる












2013年03月23日(土)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 桜だけは我がそばに。





ブログつながり知り合いランナーからメールがきた







ブログが更新されてないから気にかけてくれた

ありがたいな、と

思うものの複雑な心境





彼女こそが私の苦手と思うタイプの人だから








心根のいい彼女

去年フェイスブックを覗かせて貰った時は

友人の数は500人を越えてた

今は1000人に届く勢いなのかも?







私のような根暗な人間のことにまで心配りをしてくれる

その器の大きさと友だちの多さが見事比例している







会ったその日に友達申請が出来るような

人間を心から信用している

人を疑ってかかるタイプではないのだ

本当にいい人だと思う












私の苦手意識はそこにはない










私が以前ネットトラブルに巻き込まれていた時

彼女も同じ人から執拗に攻撃を受けていた

受けた被害は想像を絶する酷さだった










私と違うのは

彼女が困っている時

彼女の周囲は全力で彼女を守ろうとしていたこと










私のとこにも彼女の知り合いから

彼女の力になって欲しいと相談があった







私の時は誰ひとりとして助けてはくれなかったのに







何の運命の試練なのかと思った

受けた被害よりも

誰からも助けてもらえなかった自身の人間の質の悪さに絶句してしまった








それでも私は助けてあげたかった




それは僅かに残されたプライドだったのもしれない
















ブログはずっと続けていた

誰かに見てもらうためでは最早なかった






無理矢理に自分の居場所を確保するためでしかなかった







     「  私  は  い  る  よ  」










私は私に言い聞かせていた






皆、私のことを知り合い過多の人気者だと言う





何の冗談なのか














彼女と同じ経験をしても

ここまで道は違ってしまった








もう何年も前のことなのに

ちっともあの時の出来事は忘れてはくれない






どころか

いよいよ燃えカスが勢いを増す機会を狙っている













もういてもいなくても一緒でいいよ










人生が楽しい人、とか







まわりを見過ぎるとろくなことはない











狭い、狭い世界だって






半径5mkの桜の一花くらいはあるんだよ














もうそれでいいんだと思う























2013年03月19日(火)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 春の嵐。




高い鍼治療に通って
やっと練習再開の目途がたった、かな?




昨日はリハビリを兼ねての山歩き
知り合いランナーにばったり会う




「ブログの更新、止まったままですね」




気にかけてくれてるんだね
わかってたけど




素直に「気にかけてくれてて嬉しい」、と
言えれば良かったんだよね




言えない人間だから
関係が深まらないんだ




すでにふてくされたひねた感情は
元に戻せないとこまで行き着いてしまった




目一杯不安なくせに
明るく自虐的な物言いで
人様からの心配をかわしてしまった




笑顔で応えるたびに淋しさが募るって何なの?




みんな連絡を取り合いながら繋がってるんだな




私の知らないことが多すぎて
またまた独りこもってしまいたくなった




うん




本家のブログ

再開はしない




晒したいことなんかもうない




ブログなんかやってたって
私を請う人はいないのが事実




与えることに気を使いすぎて
何だか心底疲れちゃった




この世が幻想だなんて
思った瞬間世間が消えてしまうのに




この世の原型を留める気力がなくなってしまったよ






木っ端みじんだよ












2013年03月18日(月)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ カシスティー、香る。





日々故障と向き合い
原因、対処法を探る




もう止めようと思ったくせに
みっともない
やることは他にあるのに
やらなきゃ
やるんだって決めてたのに




口実ばかり探してる
引き延ばしても自分が苦しくなるばかりなのに




どうして自分てばこんなんなの?




緩慢な言い訳に溺れて漂って
消えてしまえばいいんでしょ?、とか
甘ったれては自分のずるさを良しとしている




じゃあどんな道を選べば気が済むんだろう?




相変わらずの自己肯定感の低さ
少しずつ小さい目標を乗り越えて
少ーしずつ少ーしずつ自信をつけていこうって頑張ってきたつもりだったけど




土台のない奴はすぐに崩れる






疲れたなあ






「恨む人」


為末大(元ハードル選手)が言ってた。
自分を責めるタイプの人は
上手くいかなくなると、上手くいってる人を恨むようになるんだって。




自分を責めるタイプは
楽しんで打ち込む過程がないとか




悲しくなるなあ、そんなことを言われると




まんま自分じゃん




こんなに苦しいのに
みんなとの連絡をたっちゃって
悲壮感に浸るとかさ




「どうして私だけがこんな‥‥」




くだらなく虚しい物言いだとわかってるのに
心の中はネガティブな言葉でいっぱい






春だよ





春になったんだよ?






このままなの?












2013年03月14日(木)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 依存症の最果て。




故障の膝の経過は芳しくない




知り合いいち押しの治療院に行った
鍼をこれでもか!というくらい刺され
筋肉の緊張はほぐれたが
まだまだ痛みがとれる感じはなし
遠くまで、保健がきかないとこに行ったのに‥‥




残るは内視鏡検査が出来るとこに行くしかないのかな
ここまででかなり費用をかけたのに
これ以上お金をかけるほどの脚なのか
自分の呆れるほどの執着
ランニングに対しての依存症に落ち込むばかり




すでに楽しむための趣味を飛び越えてしまった
完全な中毒患者だ




それでもいい、と
去年は開き直ってた




だってどんな負に見える行為だとしても
私を生かしてくれた瞬間だったのだから




ただ前進するだけに夢中だった
何も見えないほど頑張り過ぎて
終わってみたら独りぼっちで、「おめでとう」って呟いてた




やればやるほど
私は独りになっていく






「やり過ぎなんじゃないの?」



言われていつも縮こまって恥ずかしくなる






もう冬のレースは4回も欠場
慌ただしく冬は終わった




汚い部屋
片付ける暇があれば室内トレーニングとメンテナンスをしてて
片付けをしたら負け!とさえ思い込んでる




無駄なのに




オール・オア・ナッシング
極端過ぎな思考癖なのはわかってるのに
何もない私が走れなくなったら生きる意味さえなくなってしまう気がして
気持ちの息抜きさえ許さない
何にもないんだもん




心を許しあえる人さえいない





辛い






キツい





気力沸かない







何もしたくない







誰とも会いたくない






走るのが楽しいと言ってくる人たちとは会いたくない









ううん




会いたいって願うことなんかしちゃあいけないんだ
今の私
誰にどんな毒をまき散らすことか





笑顔と優しさを与える余裕がないんなら
気が済むまでこもってろ














2013年03月13日(水)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 無能の呟き。





ツィッターは
震災を契機に一気に周りで広まった




情報が欲しくて
とりあえず登録をしたものの
自らの呟きは一切なし
知り合いのフォローも一切なし




知り合いを含め
皆の冷静を欠いた呟きを見て
こんな時期だからこそ
冷静に呟けないならしては世間の迷惑になると思ったから






いやそれだけじゃないね
簡単に
フォローしたりされたり
ブロックしたり
呟いてるのは生身の人間のはずなのに
まるでモノ扱いのように扱ってる知り合いたちの様子が
恐くて淋しく感じてしまう




なので
どこか偏見だらけの目でしか見られないのが本音なのかもしれない







震災の真っ只中の頃
皆殺気立ってた
主張しなきゃ!
主張で飾らなきゃ!
て、勢いの呟きをたくさん眺めた




結界が張られてた
越えられない、越えたくない領域に感じた
正しく主張出来なければ生きていけない!
誰かを責めずにはいられない呟きがいっぱいだった




その中には知り合いもたくさんいた
逆毛立ってる様子が伝わる恐さ
どうして黙っていられないんだろう
非常時の呟き合戦を見るようだった







風評被害をもたらす過剰なのもあったけど
特に芸能人とか
今ならやっとそれは間違いだったのでは?と言えるけど




当時は何とも言えない状況で
そんな不安しか呼ばない意見を
大それた市民運動にまで発展させたあの人やその人たち
今ではほとんど語ることさえなくなったけど
あれは行き過ぎた行為だったと反省しているからだろうか?
今はあの頃の主張をどう感じてるのだろうか?
一方的に、大多数の支持者たちを引き連れて
被災者でもある人たちを追い込んだこと
忘れようとでもしているんだろうか






誰でもネットで発信出来るって恐い




恐いとしか思えない私は器量がとことん狭いだけなのだろう




誰も傷付けることがないとは
誰とも愛情を与えたり受け取ったりしないことと一緒






私の世界は私しかいない







呆れるほどにがらんとした空間







それでもひっそり昼下がりに
他人のために涙を流す













2013年03月11日(月)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 春。到来。





結局どこであろうが
人間関係をうまくこなせないやつなんて
ネット社会であろうが
リアル社会であろうが
うまくやれっこないのだ




自分を信じない
人を信じない
信頼関係の意味さえ知らない




ましてや愛情や友情なんて
頭素通りの人生だった




空高く舞うそれらの美しい情景を
ただぼんやり眺めるしか術のない日常




捕まえたくて頑張ってた時もあったけど
今は哀しいかな
気力がなくなってしまった




「思い込め、思い込め」って




神経集中してみたけど
そんな不自然なこと
所詮期間限定だった
当たり前のことだ




世界の進行速度についていけなかった
振り落とされた気分だ




もういい加減
そんな無気力な愚痴を人前で吐くのもはばかれる




世間様はそんなにお人好しでいてくれない




愛を
希望を
口に出来ない人種は
振り落とされて当然なのだ




じゃあどうする?
このままふてくされてる?




去年のように
傷付いた心を隠したままで
意欲溢れる振りして頑張るの?




気力が出ない







春が見事に到来してしまった






停滞している場合じゃない




わかってる




独りだ




独りは慣れてる







人混みが嫌なのだ




希望しか語らない
その大勢の瞳が恐いのだ







結末はいつも変わらない




変えることが出来ない




変える気力が湧かない







冬はどこに行ってしまったんだろう














2013年03月10日(日)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   





◆ 光なんてない。どこにも。



またここに戻ってしまった




いまだにフェイスブック等、SMSはやっていない


きっとやらない
手を出してはいけない世界だと思うから




誘われてないわけではないが

私は明らかにやってはいけない人間なのだから






おかげで疎外感がすごい

知り合いはたくさんいるのに

圧倒的孤独感






去年は奇跡的に走り込めて

入賞回数が過去最多だった





おかげで今年の冬は足がダメになった




いい加減にこの世界から消えたくて

走るのを止めようとしたが

結局、リハビリに通うことにした




春のレースには間に合わないんだろうなあ






こんな時いつも感じずにはいられない




「助けて」って

素直に言えない人間は

誰にも知られず消えるしかないんだな、て






「これが貴方が生きてきた結果です」




愛に溢れた人に言われて

更に苦しくなって




ただでさえ人生が生きづらくて仕方ないのに

更に更に落ちていく





走り始めは良かった

ただ、走りたいから走ってた

理由なんて些細なモノだった





今はたくさん知りすぎた




大海の眩しさに目をやられてしまった




相変わらず変われない自分に愛想を尽きて

更に突き落とされて




きっとSMSの世界では

眩しいやりとりが行われていて



私は遂に弾き飛ばされる感覚に囚われる







惨めな自意識

肥大化した被害妄想






それを押さえ込む気力は、ない





友達の作り方

子供のうちに知っておくべきだったね






あの世界には

私を裏切った人がいる




それをなかったことに出来ないのは私だけ




みんな大人だよ






消えてしまいたいというのは

消えたくないという本心なのだろう






ネガティブなことを記すことしか許されないのなら

あそこには戻ってはいけないのだ






なんてこじれてしまったんだろう









道は見えてる






すべきことも見えてる






ただ進めない自分がいるだけ






すでに他人を恨む気力もない







でもあえて自分に一番望むことは


正当な恨みくらい許してもいいんだ




きちんと恨めないから自分にもわがかかるのだ






ヒマが出来たし


そんな作業をしてみてもいいのかもしんない
















2013年03月09日(土)






   


   

      は




     ま

  


 

の        
 
   




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