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◆ 地図を眺め。旅、妄想中。 |
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別に世の中 愛を高々と叫ぶ人ばかりだとは思わないけど 私みたく厭世的な人ばかりだとも思ってるわけではない 理解されたいと 若い頃みたく思ってるつもりもないけど 本音を言う気力がなくなってるのは確か よく 「何でも本音を言って」と口にする人こそ 意にそぐわないことを言うと まるで自分の心優しき自尊心が傷つけられたが如く 牙を向いた様を見たのも一度二度ではない その夜叉の様を 私がさせたのだと 落ち込む振りもいい加減疲れてしまったので そんな火種を放出しないように心がけて生きてきました そうこうするうちに 自らの生命力までも枯渇していくのを感じてます 無駄に ただ無駄なのに 吠え続けられる人がうらやましい 独りきりなら私は強いのに 何故人の輪の中に放り込まれると 私は弱々しくなるのだろう 今更独りは恐くない 2人は寂しい 大勢は自分が無になってしまうような恐怖心 地図を出し また旅を考える日々とあいなりました 2009年11月22日(日)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 殻、製作中。 |
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身元ばれのブログを書く知り合いたちは どれもこれも 優しさと明るさと 未来開ける内容のものばかり 実は深刻な心の闇を抱えている人もいるのかもしれないが 到底近寄りたくないものばかり 僻んでるつもりはない 妬んでいるつもりもない それが自分 ナチュラルにそれも紛れもなく自分の一部なのだ 好きだと言われたとしても そんな自分を受け入れてもらえるわけでもないし 理解して欲しいと思ったこともない が 否定するのはどうかと 好きと言ったのはそちらで 付き合いたいと言ったのもそちらで 時に人のそういった理不尽さに疲弊するのだ 気力沸かず また一人殻に籠もる 独りなら どこまでだって行ける気がするのに 誰かと一緒だと数時間で電池切れ 丈夫な殻を作れ 自分を守れ 生きるためなんだから 生き延びることに意味があるのなら 2009年11月20日(金)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 瞼の裏に痛みあり。 |
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何かを予感して 涙ばかりが溢れる日々 瞼の裏が痛くて痛くて 陽射しに目を向けられないでいる 今は 絶好調なくらいに人間不信な低飛行状態 本当は誰かに会いたくて 話したくって でも生命力自体が枯渇しちゃってて つまりは気力がなくって アンバランス 「人間、そんな時もあるよね」 言って欲しいけど みんな忙しいもんね 頼むわけにはいかないよ 独りになりたい 独りがいいわけではない 自分を隠したいだけ 他人に晒す訳にはいかないでしょう 潔いと言われます つまらぬ見栄です 私の本音が聞きたいと言われました 言ってみたところ 何でそんなにひねくれてるわけ?と言われましたが 本当を愛せる人などいはしないでしょう? ご都合主義の言葉なんですよ? 地中深く潜りたいです もういいです 投げつけてみたいです でもすべて自分に返ってくるのでしょうね 人が溢れている世の中なのに 私は今日も一人です 明日も独りです 夢の中までも独りなのです あぁ、目が痛い 2009年11月10日(火)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
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