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2017年05月31日(水) ■ |
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Vol.853 終わり良ければすべて良し |
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おはようございます。りょうちんです。
予定通り、本日5月末日を持って俺は仕事を辞めた。自分のロッカーを片付けて、荷物も全部引き上げて、返却すべきものはすべて返却した。立つ鳥跡を濁さず。あとは退職後に必要な書類を後日取りに行くだけ。退職の手続きを順調に進めてくれるかいささか不安はあるが、見事に円満退社まで漕ぎつけることができたと思う。終わり良ければすべて良し。 最後まで職場のみんなには俺がいなくなることを内緒にしたつもりだったのに、最終日の今日、休みなのに会いに来てくれた人もいたし、お別れのプレゼントもいただいた。だから俺は、そっとメッセージを残してきた。 『長い間お世話になりましたが、5月31日付けでこの店を卒業することになりました。突然の報告ですみません。俺が初めてこの店にやって来たのは、1995年の4月だったと記憶しています。当時まだ俺は大学生で、何も仕事がわからない新人アルバイトでしたが、あの時これから20年以上もこの店に身を置くことになるなんて思いもしませんでした。空白の期間はあったけれど、足かけで23年、ここまで長くこの店に携われたのはひとえに一緒に働くことのできたたくさんの人たちのおかげです。ひとりだけの力では、絶対にここまでやってこれなかったと思っています。ぶっちゃけ苦しい時もあったけど、今はただ一緒に働いてくれた人たちへ感謝の気持ちでいっぱいです。心から、ありがとうございました。 人員不足の中で、俺がいなくなることはとても心苦しいですが、みなさんこれからもがんばって仕事に励んでくださいね。これからはひとりのお客さんとしてこの店を利用したいと思っています。その時はよろしくお願いします。俺は遠くに引っ越すわけでもないし、これからも相変わらずこの街にいます。もしどこかですれ違ったら、今までと同じように気軽に声をかけてくれたらうれしいです。 最後になりましたが、本当にありがとうございました。これからも応援しています。さよならそしてありがとう。それではいつか会いましょう。』
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