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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2015年02月28日(土)
Vol.826 ディープにミャンマー

おはようございます。りょうちんです。

およそ1年半ぶりに海外旅行に行ってきた。行き先はミャンマー。前回のラオスといいその前のベトナムといい、俺の東南アジア熱はどんどんエスカレートしていく一方だ。ミャンマーに何があるのか。今回滞在したミャンマー最大の都市ヤンゴンにも訪れたバゴーという街にも、世界遺産があるわけでも有名な観光ポイントがあるわけでもない。東南アジア特有の猥雑な街の雰囲気やひどく穏やかな郊外の農村風景が広がるだけの場所である。しかしその中に自分自身がどっぷりと浸かりその国に溶け込んでゆくことで、日本ではけして味わえない非日常を感じることができる。その非日常を堪能したいがために、俺はミャンマーへと向かった。
俺らがミャンマーでやったこと。極端にざっくり言えば、電車やバスに乗り寺社や市場を巡り、食事や買い物を楽しんだ。なんて言うと、どこが非日常なのか疑問に思うかもしれない。そんなことなら日本にいてもできることだと笑うかもしれない。しかし、基本的に何をするにしても日本語が通じないというのは、かなりパワーが必要なのである。
旧イギリス領だったミャンマーでは英語がまったく通じないわけではないが、話せてもかなり訛りの強い英語で、大半の人はミャンマー語しか話せない。しかも今でもアルファベットよりビルマ文字やビルマ数字を使うことが多いので、言葉や文字に頼ることはかなり高度なワザなのだ。だからこそ俺は今回の渡航に先がけて、たった1か月半ではあったが猛烈にミャンマー語を勉強したのだった。ミャンマー滞在中はできる限り英語は使わず、ミャンマー語で現地の人たちと会話しようと試みたのだ。
どこかへ移動するにも、何かを買うにも食事をするにも、ミャンマー語で挑むのは結構窮屈ではあったし何度も失敗はしたが。そうすることによってよりディープにミャンマーでの非日常を体験することができたと思う。何よりも困った時に何度も助けてもらった本当に親切なミャンマー人たちに、ココロから感謝の気持ちを伝えたい。チェーズーティンバーデー!