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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2010年01月30日(土)
Vol.755 今年は当たり年

おはようございます。りょうちんです。

外は冷たい冬の雨。東京で初雪が降った日は、本当に寒かった。仕事場のエアコンをガンガンつけても一向に暖かくならない。こりゃ相当冷え込んでるんだと思っていた時、「それにしてもこの部屋、暖房効き過ぎてません?」と言うバイトくんのひとことで俺は気がついた。冷え込んでるんじゃない。おかしいのは俺の体調だ。そういやなんだか熱っぽいし、胸もムカムカする。めずらしく食欲もないし、カラダの節々も痛い。さっきは急におなかの調子が悪くなってトイレにもかけ込んだ。
そんな矢先、相方からメールが来た。時を同じくして、相方も体調を崩したらしい。どうやら俺よりも芳しくなく、悪寒と吐き気が相当ひどいそうだ。あーあ、ふたりそろって風邪かよ。なんてぼんやりした頭で最初は悠長に考えていたのだが、不意に俺はあることを思い出した。あれ? これってもしや、食中毒?
話は2日前にさかのぼる。閉店間際のスーパーにて、俺らはおいしそうな牡蠣を見つけた。貝殻に乗ったままの生牡蠣ちゃんは俺らを見つめ、買ってほしいと助けを求めている。すぐさま俺らは生牡蠣ちゃんを買い物カゴへと救出し、その日の夜には食卓に並べレモンを絞ってぺろりといただいた。うまい。非常にうまかった。やっぱり牡蠣は最高だねなんて笑っていたのだが、あの時のあいつが犯人だったなんて。しかし時すでに遅し。今さらこの苦しみをどうすることもできない。
結局夕食もほとんど食べず、せっかく買って来たデザートのプリンさえも手もつけないままで、薬だけ飲んで早々と眠ることにした。翌朝、まだいくぶん体調は思わしくないが、それでもずいぶん楽になった。相方も同じようで、トイレに行くたびに元気を取り戻せるように感じる。そりゃそうだ。カラダに入った毒さえ出し切ってしまえば、元に戻れるのだから。昼過ぎにはいつも通りの体調に回復できたが、新年早々牡蠣に当たるなんてちょっとついてない。せっかく当たるなら、懸賞か宝くじの方がうれしかったのに。でも、もしかしたらいろんなものが今年は当たり年かもなんて、実は密かに期待している。