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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2009年05月28日(木)
Vol.744 新型インフルエンザ疑惑

おはようございます。りょうちんです。

金曜日。パートのTさんの娘さんの修学旅行がなくなりそうだと情報が入る。新型インフルエンザが蔓延しはじめたせいで、行き先は海外でも関西でもないのだが、週末のうちに県内から感染者が出たと確認された段階で見合わせになると決定したらしい。ダンナさんの出張も重なり久々にひとりきりの自由時間を堪能できると企んでいたTさんは、是が非でも娘さんを修学旅行に行かせたいと言う。
日曜日。たまたま実家にいた俺は、夕食時に悪寒を感じる。朝から涼しかったのにずっと半袖でいたせいだと思っていたのに、念のため熱を測ってみると発熱していることが判明。37.8℃。その瞬間、家族からは保菌者扱いされる。母は嫌がる俺にマスクを強制させ、「今はマスクが品薄でなかなか手に入らないんだから!」とご立腹。夕食の麻婆茄子には直接口をつけた俺の箸が何度も入っているので、すでに家族全員にウイルスが感染しちゃったかもと思いつつ、おとなしくしている。
月曜日。県内から感染者が出たと確認がないまま週が明け、Tさんの娘さんは無事に修学旅行へ出発。しかし俺はさらに熱が上がり、38.7℃。もしやと思い、保健所に相談の電話を入れる。症状や最近の渡航暦などいくつかの質問のあと、俺の場合は新型インフルエンザの可能性は低いので一般外来でも大丈夫と言われちょっと安心する。解熱剤を飲むと熱も少し下がったので、やっぱり病院に行くのはやめる。
火曜日。朝から高熱。39.4℃。全然熱が引かないことに、再度不安が募る。相方の強制で近くの診療所に。受付ですでに保健所に相談済みだと申し出るも、診察まで待合室では待たせてもらえず車の中で待機させられる。車中にて、新型インフルエンザの検査を実施。鼻の奥まで容赦なくグリグリやられ、泣く。やがて診察室に呼ばれ検査結果を聞く。陰性。これで俺の新型インフルエンザ疑惑はやっと晴れたものの、熱が高すぎるという理由でおそらく人生初の点滴が俺のカラダに施される。
水曜日。微熱はあるものの、仕事復帰。「県内初感染者かと思いました!」とみんなに言われる。こんな時に熱を出すなんて、俺ってタイミング悪すぎ。



2009年05月20日(水)
Vol.743 ねむいねむい病

おはようございます。りょうちんです。

今まで公表してなかったが、実は俺、不治の病を患っている。病名は、重度の慢性的ねむいねむい病。もちろんねむいねむい病なんて俺が勝手につけた名前で、病理学的には認められていない病気ではあるが、俺の中ではれっきとした難病なのだ。
症状は、睡眠不足ではないのに、常に眠たくて眠たくて仕方ない。比較的眠気を感じない時にも突然強力な睡魔がやってくることもめずらしくなく、ちょっとでも眠れる場合はすぐに眠るのだが、そうはいかない時はただひたすらに睡魔と戦わなくてはならない。仕事中や運転中でもそんな発作は時を選ばずやってきて、いつでも俺を苦しめるのだ。布団があればどこでも眠れる、そう確信できることがねむいねむい病にかかってしまった証拠なのだ。特に、暑くもなく寒くもない今くらいの快適な季節は、この病気の発作が頻繁に起こってしまう。特効薬もなく、治療法はただ眠れる時にできるだけ眠っておくことなのだが、それでもやっぱり眠気はやってきてしまうのだから、ねむいねむい病は本当に恐ろしい病気である。
ではいつから、俺はねむいねむい病にかかってしまったのか? 俺はこどもの頃からとても宵っ張りだった。夜が更けても、こどものクセになかなか眠くならなかった。両親が店を営んでいたせいで夕食はいつも夜の8時過ぎだったし、11PMのシャバダバシャバダバというセクシーな音楽を聴いてからあわてて布団に入ることもざらだった。小学校に上がる前のちびっこがそんな夜遅くまで起きていたら、やっぱり睡眠不足になる。だから決まって朝は起きるのがつらかったし、保育園の昼寝の時間はいつも熟睡していた。両親は夜になってもなかなか寝つかない俺を見て、そんな生活だからごはんをいっぱい食べても身長が伸びないんだと怒った。
あの時のツケが、きっと回ってきたのだ。生物学上、人間は夜は眠ってカラダを休めるものなのに、俺はそのコントロールが上手にできなくなってしまったのだ。今夜もこんな真夜中にパソコンに向かってないで、本来一刻も早く眠りにつくべきなのだが。あえてそうしない俺は、今後もねむいねむい病と戦っていくのである。



2009年05月19日(火)
Vol.742 すばらしい日々

おはようございます。りょうちんです。

「幸せ過ぎて怖いくらい!」だなんてセリフ、いつかどこかで見た安いドラマのストーリーでしか聞いたことがない気がする。だが俺は今、ココロの底から幸せ過ぎて怖いくらいだと思う。そんなすばらしい日々を、俺は最近過ごしている。
振り返ってみると、俺は生まれてから今まで不幸だったことなんてなかったように思う。そりゃ悲しい出来事が俺の身を襲ったり突然のアクシデントでツイてないなぁと思うことはあっても、それはほんの一過性のもので、トータルで見ればやっぱり俺は常に幸せの中に埋もれて生きてこれたんだと思えるのだ。特にここ1〜2年は、俺の37年間の人生の中でも最も幸せだと言っても過言ではない。
今の俺を取り巻く物事がすべて順風満帆だ、とは言い切れない。もちろん悩みもあるし不安もあるし問題もいくつかあるけれど、それでも8割くらいは順調に進んでいる。簡単に言えば、窮屈を感じない居心地の良い毎日を過ごせているのだ。残りの2割ももっと順調に進めば本当は良いのだろうけど、努力はしつつもあえてそれを強くは望まない。悩みや不安や問題があれば向上心が生まれるし、100%が上手くいってしまうと刺激がなくなりつまらない毎日になってしまうだろう。そう俺は考えるからだ。よりステキで幸せな生活を送りたいという欲望がないわけではないが、今くらい満足できるすばらしい日々を送るためには、今くらいの割合で順調に物事が進んでいればそれで良いのだ。それ以上もそれ以下も望まないことが、この幸せなすばらしい日々をより長く続けていくコツなのかもしれない。
とはいえ、自分の力だけではどうにもならないことがある。それによって今の生活をもっと続けたいと思っても、余儀なく変わってしまうことだってあるのだ。永遠なんてどこにもない。時代は変化をし続けている。だから、このすばらしい日々もいつかは終わってしまうに違いない。その日がやって来るのが、俺は少し怖いと思う。でも仕方がない。そうなった時は、俺は別のカタチで幸せだと思えるすばらしい日々を見出していかなくちゃいけないんだ。