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2003年05月30日(金) ■ |
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Vol.317 素直にならなくちゃ |
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おはようございます。りょうちんです。
好きだからこそ、冷たくしちゃう。好きだからこそ、なんでもないそぶりを見せる。好きだからこそ、どうでもいい返事を返す。ホントはすごく好きなのに。素直になれない俺がいる。 俺に対していろいろやってくれることや、たくさんかけてくれるコトバも、ホントはとても感謝している。自分だって時間がなくて忙しいくせに。俺よりも朝は早起きしなきゃいけないくせに。それでも、自分のことを投げうってまで俺のことを気遣ってくれる。そのことに、俺は感謝の気持ちでいっぱいなんだ。…なのに。 なのに、俺は何もしてあげられていない。それどころか、この胸の気持ちとは裏腹なコトバや態度で、冷たいそぶりをしてしまう。「ありがとう」も「ごめんなさい」も、上手に言えない。感謝の気持ちもいたわりの気持ちも、上手に伝えられない。届けたい想いは山のようにあるのに、素直になれない胸のフィルターが邪魔をして、この気持ちは思い通りに届けられない。そんな自分が、イヤになる。そんな自分に、腹が立つ。まだまだ不完全で未熟な自分でいることが、情けない。 ふたりの気持ちがそんなに脆いものだとは思ってないけれど、どれだけ強いのかなんて確かめる術がない。信じる気持ちは、誰にも負けないつもりでいるのに。どうでもいい内容の会話だって、実はどうでもよくなかったりする。それが気持ちをつなぎとめる手段であるならば、一晩中でも話し続けなくちゃいけないのに。「好きだ」とか、そんな単純なコトバですべてが片付けられるなら、俺は100万回でも言ってやる。だけど、ココロのやりとりは簡単なものじゃない。 俺のことを想ってくれるその気持ちを、当たり前に思っちゃいけない。毎日何かしらの新しい発見があるように、新鮮な気持ちでお互いを思いやることを忘れないでいたい。そう、ふたりが出会った頃のように。俺も、もっと素直にならなくちゃ。
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2003年05月29日(木) ■ |
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Vol.316 かわいい男の子 |
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おはようございます。りょうちんです。
今年も5月は、たくさんの新人パートさんや新人バイトくんが俺の店にやってきた。老若男女、いろんなキャラの人が集まったけど、今回の注目株は何と言っても高校生バイトのAくんなのだ。 高校2年生のAくんはサッカー部員。部活が早く終わる月曜日と週末に店にやってくる。俺と同じ坊主頭の彼なのだが、違うのはその髪の毛の色。なんと、栗色なのだ。実は彼はハーフ。半分ドイツ人の血が混じっているらしい。とは言っても、もちろん日本語はぺらぺら。ぱっちりおめめで小柄な彼はいつも笑顔を絶やすことがなく、律儀な返事で覚えたての仕事を元気にこなしている。 さて、ここからは俺の問題発言。Aくんったら、めちゃめちゃかわいい男の子なのだ。もう、隙があったら後ろからぎゅっと抱きしめたくなるくらい、マジでかわいいんだってば。笑った時にちょっとだけ見える八重歯が、また魅力的だったりする。 よく、店長さんがバイトに手を出しちゃうなんて話、聞いたことがある。先生が生徒に手を出すほどの許されない行為じゃないにしろ、やっぱ世間一般にはあまり良くは思われていない。俺も今までは、仕事は仕事として完全に気持ちの切り替えはしてたつもりだったのに。ヤバイ、ヤバイ。俺も人の子、油断をすると、いつのまにかAくんにちょっかいを出しちゃったなんてこと、ありえないわけじゃないのかもしれない。 ひそかに、土曜日にAくんがバイトにやってくるのが楽しみだったりする。ところでAくん、彼女はいるのかな?
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2003年05月28日(水) ■ |
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Vol.315 印旛沼リゾート化計画 |
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おはようございます。りょうちんです。
うちの近くに印旛沼というところがある。天気の良いある日、俺は相方に印旛沼の方に行ってみようと誘った。相方はあまり浮かない顔をしていたが、車を出して印旛沼が一望できる小高い丘の上にある公園に行ってみた。吹いてくる風が気持ち良くて、俺の街も観光名所の大きな風車も対岸にはっきりと見えた。そしてやっと、「なんだ、名前からじゃよくわからないけど、印旛沼っていいところじゃん!」と言ってくれた。 ネーミングってとても大切。相方がそうだったように、たいていの人は「印旛沼」と聞いてもあまりステキな場所だとは思わないようだ。例えば「沼のほとり」と「湖のほとり」では、そのイメージがかなり変わってくる。俺の中では、湖のほとりに立つのは爽やかで健康的な少女なのに対して、沼のほとりには柳の木の下で薄気味悪い幽霊がぼんやりと立っているイメージがしてしまう。沼と湖の明確な違いなんてないのに、名前だけでこうもイメージが変わってしまうのだ。 首都圏から車で1時間とすこし。印旛沼では釣りやキャンプもできるし、サイクリングロードやマラソンコースも充実してる。まだまだ自然がたくさん残った魅力的なスポットであることはまちがいないのだが、その割には知名度も低いし地味だしさびれているしパッとしない。もしかしたらその原因は、「印旛沼」という名前にあるんじゃないか? そうだ。ここは思いきって、「印旛沼」という名前を変えたらどうだろう。「りんどう湖」なんていうかわいい名前の湖もあるくらいだから、「すずらん湖」とか「すみれ湖」なんていうのもいいかもしれない。「週末はすずらん湖で楽しくキャンプ!」なんて、ほら、とってもおしゃれでしょ。もしかしたら、軽井沢や清里みたいなリゾート地になるのも夢じゃないかもしれない。…なんて、俺はまったくバカげた「印旛沼リゾート化計画」について考えてみた。
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2003年05月26日(月) ■ |
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Vol.314 りょうちん=坊主頭 |
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おはようございます。りょうちんです。
あーもう、うっとうしいったらありゃしない。俺の髪の毛の話。月に1度は散髪をしている俺なのだが、ここんとこ何かと忙しい日々が続いているので、もう1ヶ月半も伸ばしっぱなしなのである。できることなら今すぐにでも、この伸びきった俺の髪の毛を短く切ってしまいたいのに。 俺はもう数年前から、くりくりの坊主頭を通している。今まで31年間生きてきて、俺が坊主頭でなかったのは、通算してたった4年くらいしかないかもしれない。残りの27年は、ずっと坊主頭の人生なのだ。今のところ当分はこのヘアースタイルを変えるつもりはない。 坊主頭には、メリットがいっぱいある。まず第1に、手間がかからない。ヘアースタイルが乱れちゃったなんてことはありえないし、寝癖なんてつけたくてもつけようがない。2つ目に、洗うのも楽。シャンプーなんてほとんど減らないし、時間がなくても手軽にささっと洗えちゃう。第3に、濡れても拭けば乾く。うちにはドライヤーなんてものはないし、ごしごし拭けばすっかりドライ。第4に、夏はかなり涼しい。うざったい髪の毛がない分、風通しもすこぶる良い。その他、まだまだあげればきりがないが、マジで良いことだらけなのだ。 「坊主頭」、「前向き」、「おはようございます」。たいていの人は、りょうちんといえばこの3つを思い浮かべると思う。特に俺と会ったことがある人ならば、「りょうちん=坊主頭」がすぐに出てくるだろう。しかし今の俺は、残念ながら短いくりくり坊主頭ではない。 早いとこ、実家に帰って弟にバリカンでガーっと頭を刈られたい。一刻も早く、くりくりの坊主頭にしてもらいたい。相方は、「髪型、もうちょっと伸ばしても良いんじゃない?」なんて言うけれど。イヤだ、イヤだ。俺はやっぱり、坊主頭でなくっちゃね。
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2003年05月25日(日) ■ |
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Vol.313 話して伝えること |
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おはようございます。りょうちんです。
朝起きると、どういうわけか声がすっかり枯れてしまっていた。別に大声で叫んだわけでもないし、ましてや風邪を引いたわけでもない、と思う。前日の夜までは普通に話すことができたのに、どうしてこうなったのかまったく心当たりがない。思い返せば、こんなふうに声が枯れてしまったことは去年の4月にもあったけど。でも、声の調子がおかしいだけでカラダは至って健康そのものなので、どうすることもできない俺はそのまま仕事に向かった。 しかし声を出せないということが、こんなにも仕事に支障をきたすものかと痛感させられた。お客様と話ができないため、電話の応対も含めて接客はいっさい無理。「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」もろくに言えない。仕方なく裏方に回っても、思うようにバイトくんたちに指示ができない。意思が伝わらないがゆえ、自分もイライラしてしまう。それならいっそ伝わらない分まで自分でやってしまおうと、いつもに増して俺は黙々と仕事に熱中した。 自分の意志をコトバに乗せて話して伝えることは、日常の中でごく普通のことだと思っていた。だけど、ホントはとても大切なことだったんだ。実は母は、今回の病気で話すことに障害が残ってしまった。上手に話せなくなってしまった母の言うコトバは、聞き取りにくいことがしょっちゅうある。母と同じような障害を背負った人は、次第に口数も減り寡黙になってゆく傾向があるらしい。しかし、今のところ俺が母に会いに行っても、母は上手く回らない口でいろんなことを話してくれる。もともと口から生まれてきたと自分でも言うほどのおしゃべり好きな母だったから、そうそう簡単には無口になるなんて不可能なのかもしれないが。でも時々母の言っていることがよくわからなくて、聞き返してしまうこともある。 伝えたいことを思うように伝えられないなんて、もどかしいことこの上ない。突然声が出なくなって、ちょっとだけ母の気持ちがわかった気がした。
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2003年05月24日(土) ■ |
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Vol.312 5月の太陽 |
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おはようございます。りょうちんです。
野球観戦をしたせいで、今年は早くもすっかり日焼けをしてしまった。しかも、かなり部分的に肌の色が変わっている。顔、腕、それにハーフパンツをはいて観戦していたため、ひざから下の足が見事に焼けてしまった。靴下のラインもくっきりとわかってしまう。それ以外の場所は、けして色白な俺じゃないけれど、普通に肌色をしている。紫外線が強い季節だということは知っていたけど、こんなにも激しく焼けてしまった自分にちょっとびっくりした。おそるべし、5月の太陽。 仕事に行くと、ほぼ全員から日焼けのことを言われる。「あれ、りょうちん、焼けた?」とか、「この前の連休、どこ行ってたんすか〜?」とか。勘のいいバイトのNさんなんかは、「また野球でも見に行っちゃいました?」なんて聞いてきた。野球観戦に行ったことを隠すつもりなんてまったくないけれど、この日焼けした俺を見れば、誰だってどこかに行ってきたってことがバレバレだったりする。焼けた肌の色は、ウソなんてつけない。 今時、小麦色にこんがり焼くなんて流行らない。数年前ならガングロの女子高生がそこら中にいたり、日焼けサロンなんかもたくさんあった。俺もわざわざ日焼けサロンまで行って、小麦色の肌になりたいなんてこれっぽっちも思わないけれど。でも、機会があれば日焼けはしたいと常々思っている。そういう意味では、今回の野球観戦は日焼けをするにはもってこいのイベントだったわけだ。 結果的に健康的な全身小麦色の肉体美には到底ならなかったけれど、太陽の光をカラダ中に受けてリラックスした気持ちで光合成をすることは、ココロの底から気持ちがいい。梅雨空がやってくる日は近いけど、夏に向けてさらなる日焼けを企んでみるのも悪くないかもしれないな。
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2003年05月22日(木) ■ |
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Vol.311 3日間のつもりが |
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おはようございます。りょうちんです。
最初はたった3日間のつもりだった。先週土曜日から始まった高校野球春季関東大会。俺が取った休日は土曜から月曜までの3日間で、雨の可能性もあるからそのちうちの何試合かを観戦できればいいだろうと考えていたのに。いざ大会が始まって試合観戦をするうちに、俺の中の高校野球熱に一気に火がついてしまった。 火曜日からも仕事の合間を縫って、というか自ら仕事のスケジュールを調整して、俺ってば今日の決勝戦まで毎日球場まで通ってしまう始末。たった3日間のつもりが、雨で順延になり1日分開催期間が延びたにもかかわらず、結局6日間フルに野球観戦をしてしまった。気がつけば皆勤賞。もう俺、高校野球バカとしか言いようがない。そりゃ日焼けもして顔も腕もこんがりになるはずだよ。 でもこの6日間、ココロの底から高校野球にどっぷりとはまることができた。我ながら、こんなにまで高校野球観戦三昧だったことはなかった気がする。おかげで甲子園級の強豪同士の試合も直接見ることができたし、注目選手もチェックすることができた。高校野球つながりで知り合った人ともいろんな話ができたし、これを機にこのサイトにも高校野球のコンテンツをひとつ増やそうという計画も具体化することができた。って、これは実はずっと前から考えていたことなんだけど。そういうわけで、今回の観戦記も含めた高校野球の新コンテンツを近々発表したいと思っている。高校野球に興味ない人にはどうでもいいかもしれないけれど、気になる人は期待しないで待っててくださいです。 さて、たっぷりと趣味の時間を堪能した俺に待っていたものは、超多忙な仕事の日々。高校野球にばっかり目が行っちゃてて仕事なんて2の次だったもんだから、やらなくちゃいけないことがてんこ盛りになっている。よっしゃ、はつらつとプレーしていた球児くんに負けないように、俺もがんばらなくっちゃ!
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2003年05月17日(土) ■ |
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Vol.310 犬も食わない夫婦ゲンカ |
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おはようございます。りょうちんです。
犬も食わない夫婦ゲンカ。妻、「仕事が忙しいって言うくせに、ゴルフにだけは毎週行くのね!」。夫、「仕方ないだろ、付き合いなんだから…」。妻、「毎週毎週ゴルフばっかりで、私も子供もどこにも連れてってくれないじゃない!」。夫、「接待ゴルフも仕事のうち、俺だって好きで行ってるわけじゃないんだから…」。なんて、よくある話…、か? この週末、俺は連休を取っている。GWもずっと仕事だった俺だが、今回は月曜日まで休みを取ったので、去年の秋以来の3連休になった。しかも週末を挟んでの3連休なんて、うれしいことこの上ない。この週末からちょうど高校野球の春季関東大会が開催されているので、実は俺が意図的に取った連休なのだ。だから今日から俺は、高校野球にどっぷりと浸ってやろうと企んでいた。 しかし、ふと気付いてしまった。最近相方と一緒に遊ぶ回数が減ったことを。週末に仕事が休みになる相方が、土日を使ってせっかく時間を作ってくれても、俺は仕事のために一緒にいることがなかなかできなかったりする。ましてやどこかに一緒に出かけるなんて、ちょっと難しかったりするのだ。それなのに、せっかくできた週末の休み。俺は相方と会うのではなく、高校野球に熱を上げてしまっている。 あれ? これって、冒頭に書いた犬も食わない夫婦ゲンカにどこか似てないか? これはちょっと極端な例えかもしれないけれど、なんだかベクトルは同じ方を向いている気がする。野球観戦をすることについて、相方は何も言ってなかったけれど。ココロの中じゃ、きっと良くは思ってないだろう。ごめんなさい。近いうちにでも、また週末に連休が取れるようにがんばってみるからさ。だから今週は、高校野球観戦を堪能させてください。
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2003年05月15日(木) ■ |
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Vol.309 睡眠について |
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おはようございます。りょうちんです。
先日FMで、睡眠について話をしている番組があった。なんでも、30代の人の平日の平均睡眠時間は約7時間で、8割以上の人が睡眠に対して何らかの不満を持っているんだそうだ。で、その不満の内容は、睡眠不足、寝つきが悪い、眠りが浅い、がベスト3らしい。そして布団に入ってから寝つくまでの平均時間は、44分なんだそうで。そんなトークを聞いていて、俺は相当びっくりした。 おいおい、ちょっと待て。7時間も寝ていて、睡眠不足はないだろう。しかも平日の睡眠時間が7時間なら、休みの日はもっと寝てるってことでしょう。毎日5時間くらいしか眠っていない俺からしてみたら、なに言ってやがるって思っちゃうわけで。さらに眠りにつくまで44分もかかっちゃうってことが、俺には信じられないこと。俺なんてさ、例えばCD聴きながら眠ろうとするでしょ。でも次の日の朝になって思い出してみると、1曲目のイントロしか覚えてないんだよね。歌ってるところは、もう記憶にないの。これって、俺が寝つくまでの時間は30秒くらいってことになるのかな。まさにのび太くん級。寝起きは非常に悪いくせに、寝つくのはすこぶる良い俺。しかも俺の眠り、海の底よりも深いし。 こんな話を相方にしたら、ちょっと笑われてしまった。やっぱり俺の方が異常らしい。俺が睡眠時間が少ないことも、寝つきがとても良いことも、眠りがかなり深いことも。相方はすべて知っているから、そんなことで驚いている俺を見て思わず笑ったのだろうか。とにかくみんな睡眠に対しては、結構贅沢に時間を使っているんだなって思ったよ。
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2003年05月13日(火) ■ |
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Vol.308 遅れてきたGW |
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おはようございます。りょうちんです。
仕事柄、俺って週末はなかなか仕事が休めなかったりしちゃうわけ。この前のGWも合間の平日に休みを入れただけで、連休中はずっと仕事にいそしんでいたしさ。FMの交通情報が、高速道路は数十キロの渋滞ですなんてニュースを流しても、俺にはぜんぜん関係のない話だと思ってたしね。 でも今度の週末、俺は休みますぜ。土日、連休を取りましたぜ。てか、俺にも休ませろっちゅーの。というのも、高校野球の春季関東大会が土曜日から開催される予定でして。しかもこの大会、今年は我が千葉県の球場でゲームが行われるのだ。横浜高校とか浦和学院をはじめとした甲子園常連校の試合が、マリンスタジアムや千葉県野球場なんかで行われちゃうんだもん。こりゃ、見に行かないわけはないでしょ。そういうわけで今週末は、俺にとっての遅れてきたGWなのだ。 でね、さっそく一緒に観戦に行こうとお誘いを受けたりしてさ。今は着々と、野球観戦計画を企んでいる最中なんすよ。それにしても、どの球場に観戦に行こうか悩んじゃうんだよね。全部で3つの球場で開催されるんだけど、どれも好カードだしさ。一緒に観戦する予定のみんなの意見もいろいろと聞いた上で、決めていかないとね。むふふ、今からマジで楽しみっすよ〜♪ でもね、たった1つだけ気がかりなことがあって。それは、当日の天気。なんか週間予報では、土曜も日曜もどっちも傘のマークがついちゃってるんだよね。雨が降ればもちろん試合は順延になるわけだし、俺の休みは順延にはならないわけだし。ホントは青空の下で爽やかなプレーを見たいんだけど、そんな贅沢は言いません。ここは是が非でも、雨だけは降らないでほしいなぁ。俺、たぶん晴れ男だから大丈夫かな。
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2003年05月12日(月) ■ |
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Vol.307 母が病に倒れてから |
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おはようございます。りょうちんです。
入院している母に会いに行くと、ベッドのそばに4つものカーネーションの花束が置いてあった。花瓶に活けてあるものやバスケットに挿してあるものなど、色とりどりの花が飾られていた。花を育てることが好きだった母のために、弟や弟の彼女、それにいとこたちが持ってきてくれたらしい。そうか、昨日は母の日だったんだ。仕事のせいで俺はそんなことをすっかり忘れちゃっていたので、今日も何も持たずにお見舞いに来てしまった。 母が病に倒れてから、早くも3週間。おかげさまで、すこしずつではあるが回復しているようだ。まだ退院の見込みはわからないけれど、調子の良い日は何とか自分の力で歩けるようにもなり、看護婦さんに付き添われながらも病院内を散歩したりしている。俺も父も弟もそれぞれ仕事があるので、毎日みんなでお見舞いに行くというわけにはいかないが、誰かしら必ずは母のもとに行くようにしている。タイクツな入院生活を送っている母は、会いに行くたびに家のことを心配するけれど。でも大丈夫。どうにかみんなで協力しあってやっている。 俺の目から見て、母の入院をきっかけに、父も弟もずいぶん変わった。いっさい台所には立たなかった父が、お米を研いだり洗いものをするようになった。弟も、朝は自力で起きるようになったし、しかも自分のお弁当まで作っているという。洗濯や掃除も、それぞれが分担してやることになった。たまに失敗もあるようだが、意外と楽しんで家事をしているようにも見える。離れて暮らしている俺は仕事の合間を縫って実家に帰り、彼らのサポートをするだけなのだが。母がいなくなって男だけになり、最初はどうなることかと思ったけれど、結構なんとかなるものだ。 昔、実家にいる時は、おなかがすけば自動的にごはんが出てきたし、洗濯物もいつのまにかきれいになっていた。それはすべて母のおかげ。いつだって俺らは母を頼っていた。でももうそれもできなくなった。近い将来、いつか母が帰ってきたら、今度はみんなで母を支えてあげなくっちゃ。
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2003年05月10日(土) ■ |
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Vol.306 ソフトクリームが食いたかった |
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おはようございます。りょうちんです。
今年のGWは、まるで夏のような暑さが続いたからかもしれない。真夜中に突然、ソフトクリームが食べたくなった。と言うのも、ソフトクリームで有名な某コンビニエンスストアが、GW中のみ期間限定でソフトクリームの安売りをしているとウワサに聞きつけてしまったからだ。欲望にはかなわない。仕事は次の日も早いのは百も承知で、ソフトクリームを求めて車を走らせた。 店に着くと、ソフトクリームののぼりやらポスターやら看板やらがにぎやかに飾ってあり、まさにキャンペーンの真っ最中だということが一目瞭然だった。そうか、そうか。今は夕張メロン味なんてのもあるのね。でもここは、オーソドックスにバニラ味を注文しよう。ソフトクリームと言えば、やっぱバニラでしょう。なんて考えながら、ふとレジに目をやると。そこには、「ただ今ソフトクリーム製造機はメンテナンス中です。ご利用できません。」という札が。 ちょっとがっかりしたけれど、そんなことでめげる俺じゃない。だって、某コンビニエンスストアは他にもあるもんね。ってことで、別の店に車を走らせた。さて2軒目。今度こそリベンジ、と思いながら店に入ろうとすると。またもやレジには、例の札がかかっているのが見えた。ないとわかれば余計に欲しくなるのが人間の悲しい性。こうなったら意地でもソフトクリームを食ってやる。 そして3軒目へ。今度は札は見当たらない。よし、やっとありつけた。店員さんにさっそく注文をする。すると。「今、機械を清掃中でして…」。なに、やっぱりお前もか? どのくらいかかるのか聞いてみると、あと30分は終わらないという。 最後の望みをかけて4軒目へ。ここになければもうあきらめるしかない。店の前に立ち、レジの方に目を向けてみる。そこには、やっぱり清掃中の札がかかっていた。全滅。さすがの俺も、もう力尽きた。だって俺の住む街には、他にこのコンビニエンスストアはないのだから。結局ソフトクリームは手に入らず、ただの真夜中のドライブになってしまった。あ〜ん、ソフトクリームが食いたかったよ〜。
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2003年05月07日(水) ■ |
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Vol.305 あなたは誰ですか? |
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おはようございます。りょうちんです。
何らかのきっかけで、ケータイ番号やメアドを変更することってよくある話でしょ。面倒だけどそのたびに知り合いに新しい番号やアドレスを連絡して、登録しなおしてもらったりしてさ。俺にも知り合いからそんな連絡がたまにあって、その都度ケータイに登録しなおしているんだけど。 先日、俺のケータイにメールが来たのね。「ケータイを変更しました。新しい番号は090-8511-××××。アドレスは×××@jp-t.ne.jpです。」と書いてあって。最後に名前があって、○林○子さんからになっているの。 はて? ○林○子さんって、誰でしたっけ? 俺の記憶をずーっとさかのぼっても、全然思い出せなくって。小学校の同級生まで記憶を思い返しても、俺の頭の検索エンジンには「○林○子」では1件もヒットしないんだよね。 そもそも、俺のケータイアドレスを知っている人って限られているしさ。かといって、アドレスも簡単なものじゃなくそれなりに長いアドレスだから、今までに迷惑メールが来たこともないし。だから絶対に俺のことを知っている人が、意図的に俺宛てに出したメールだと思うんだけど。 でね、今だになんて返事を返していいのかわからないんだよね。てか、当たり前だよね、誰だかわかってないのに返事なんて返せるわけないじゃん。思いきって、「失礼ですが、あなたは誰ですか?」なんて聞くのもどうかと思うしさ。遠回しに、「久しぶりじゃん、最近どうしてた?」なんて質問して、ヒントを手に入れる作戦も考えたんだけどさ。う〜ん、やっぱりちょっと、なんだかね。 「実はそのメール出したのは、私です!」って人がいたら、こっそり俺に教えてください。ずっと俺、あなたが誰だかわからずにもやもやしてるんですよー。
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2003年05月06日(火) ■ |
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Vol.304 左目のあざ |
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おはようございます。りょうちんです。
相方に会うと、左目の上に紫色のあざができていた。それはちょうど誰かに殴られたかもしくは激しくぶつけたようなカンジで、こころなしかすこし腫れているようにも見えた。相方曰く、どこでこしらえたものなんだかさっぱりわからないと言う。もしかしたら眠ってるうちに知らぬ間に作っちゃったのかも、なんて不思議がっていた。でもあざを押せば多少痛みを感じる程度で、それほど大したものでもないということなので、そのうち治るだろうと俺も軽く考えていたのだが。 次の日、朝になると左目のあざはかなり激しくなっていた。前日よりもはっきりと紫色が目立ち、まるでビジュアル系のバンドがくっきりマスカラでアイラインを入れているようにも見えた。幸い痛みはそれほど伴わないようだったが、見るからに痛々しかった。それでもやっぱり相方はあざのできた原因がわからないようで、しきりに首を傾げていた。 その日は天気も良く、午後は俺もすこしだけ時間が取れたので、近くの公園に遊びに行くことにした。青い空の下、芝生の上で相方と飛ばしあうフリスビーは最高に気持ちが良かった。ほんの数日前はまだまだフリスビー初心者だった相方は、その時は10回続けるのがやっとだったにもかかわらず、今回は数えるのも面倒になるくらい腕も上達した。 そんな中、俺はふと思い出してしまった。そういえば…。前回フリスビーをやった時、俺の飛ばしたフリスビーが相方の左目に直撃したことを。相方はその場に倒れ込み、しきりに痛みを訴えていたことを。そうだったのか。このあざ、原因は俺にあったのね。せっかくのイケてる顔、傷ものにしちゃいました。ホント、ごめんよ。申し訳ないです。たくさん冷やして、早く治りますように。
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2003年05月02日(金) ■ |
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Vol.303 野球が大好きなんだなぁ |
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おはようございます。りょうちんです。
千葉では毎年GWに、高校野球の春季県大会が開催されます。俺も先日仕事を速攻で切り上げて、球場まで足を運びました。たまたま母の入院している病院のすぐ近くに球場があるもんで、お見舞いついでに観戦をしてきました。 今年初の高校野球観戦。生で観戦するのは去年の秋季大会以来、久しぶりのこと。球場に着くと、まさに第3試合が始まるところでした。午後のひざしは夏のように鋭かったけど、過ぎてゆく風が心地良くって。Tシャツとハーフパンツ姿で、俺は白熱した試合を見て相変わらず夢中になっちゃいました。 今回見た試合で、俺がいちばん印象に残ったこと。それはN高校の絶妙なセイフティバントでもK高校の審判に対する監督の抗議でもなくて、ベンチ入りできなかった選手たちの一生懸命な応援。特にN高校の応援は、思わず試合そっちのけで見入っちゃいました。 彼らは2年生なのか、もしかすると今年入学したばかりの新入部員なのか、ちょっとわからなかったけれど。スクールカラーである紫色のジャージとメガホンを身に付けて、なりふり構わずグランドで活躍する選手たちを応援していました。彼らの応援ダンス、かなり激しくてすごかったです。最近話題の「NOVAうさぎのうた」なんかも、早々とアレンジしたりしちゃってて。チャンスが来れば大声で歌って踊り、得点が入ればもっと大きな声で叫びカラダ中で喜んでいる彼らの姿に、俺は正直ちょっと胸を打たれました。N高校と言えば、何度か甲子園に出場したこともある野球の名門校。きっと彼ら、ベンチ入りできなくても野球が大好きなんだなぁ。 明日は準決勝です。先日の試合で見事に勝ちぬいたN高校も、第2試合で戦います。今年は俺、たくさん野球観戦をしたいと思ってます。生で野球を見て、野球の空気をカラダで感じて、もっと野球が好きになりたいです。明日も仕事の前に、ちょっとだけ見に行けるかな。
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2003年05月01日(木) ■ |
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Vol.302 パイまん |
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おはようございます。りょうちんです。
「パイまん」と聞いて、何を想像する? その淫靡なネーミングからちょっといかがわしいものをイメージしがちだけれど、実はこれ、れっきとしたお菓子なのである。千葉銘菓「パイまん」。千葉銘菓とは言うものの、それほど有名ではなかったりする。俺んちの近くに大きく「パイまん」と看板を掲げた店が1件あったのだが、それ以外ではどこに行けば売っているのか見たことがない。 俺が初めてパイまんの存在を知ったのは、中学生の時だった。性に対して多感だったあの頃、友達の間でパイまんのウワサが広まったことがあった。「パイまん」といういやらしい音の響きだけで、中学生の妄想をかきたてるには充分だった。しかしこのパイまん、誰ひとり食べたことのある人がいなかった。ご贈答用のちょっとした高級菓子だとはウワサに聞いていたが、いったいどんなものでどんな味がするんだろう? 店の前を通る時は興味津々だったのにもかかわらず、恥ずかしくて「パ、パイまんください…」などと中学生の少年がきれいな店員さんに向かって言えるはずもなく。そういうわけで、俺にとってパイまんはずっと未知のお菓子だった。 社会人になった頃、俺は念願のパイまんを購入することになる。県外に住む友達がおみやげにパイまんを買っていくと言い出し、一緒についていった俺も便乗してパイまんを買ってみたのだった。さて、パイまんの正体は? 何のことはない、パイの皮の中にあんこが入っている、いわばパイ風のおまんじゅうだった。もちろん淫靡でもなければいやらしくもない。けしてまずくはないけれど、あの頃期待に胸を膨らませた割にはちょっとがっかりした。 先日、たった1件しか知らないパイまんの店の前を通ると、そこは新しく焼きたてパンの店がオープンしていた。以前のパイまんの店はつぶれちゃったらしい。別にパイまんに思い入れがあったわけじゃないけれど、なんだかちょっとだけさみしくなった。どこかにパイまん、売ってないかな。
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