ちちやす日記   こんげつぶんきのうあしたかこぶん


2004年11月30日(火) 2時間遅刻/後がない
 今日も起きられず。頭痛。ナロンエース。11時頃、よろよろと出勤。ただきちさんが職場まで車で送ってくれる。感謝。

 もう有給がホントにギリギリで、もう休めない。6日の帰省後も、午後からでも出勤しないといけないことになった。自業自得だが、バカだなあ。係長にもきつく言われて、凹む。やれやれだ。悪循環をどこかで断ち切らないと。

 ただきちさんはそのまま泊まりがけの仕事に行ってしまったので、夜はひとり。さみしいさみしい。

 整骨院行って、コンビニごはんをもそもそ食べて、ああ今日も疲れたなあと思いながら就寝。


2004年11月29日(月) 1時間遅刻/やれやれ
 昨晩早く寝られなかったので、朝ちゃんと起きられず。1時間遅刻。いかんなー。

 午後から半日、電話当番。遅刻もしたし別室に詰めなければならないしで仕事が進まず。ノルマ消化できないことにプレッシャーを感じる。

 だけども早く帰って髪の毛を切りにゆく。あさひや(仮称)でしょうが焼き定食と冷や奴食べて、整骨院。

 遅刻にこりて早く寝ればよかったのに、また夜更かしというか、眠れずに起きていたような。


2004年11月28日(日) 天国のおとうさんは
 亡父の誕生日であり、月命日。姪っ子が言ったそうだが、天国でおじいちゃんは年を取っているのだそうだ。去年は「もう誕生日を祝えない」とか書いてたけど、天国でも誕生祝いって考えは良いなあ。ハッピーバースデイおとうさん。

 ということで、実家に電話して母と少し話す。

 片付けは進まず。やる気なしぞう。夕方、ラーメン食べに行く。そんなに美味しくもなかったなあ。寒くなってきたのでラーメンの季節だとは思うんだけど。

 夜、TVでやってたビートたけしの『座頭市』見る。エンターテインメントで面白かった。ロードショーで見てもいいくらいだと思った。映画見てから入浴したもので、寝るのが遅くなってしまった(なのに、『げんしけん』なんか見てるからいけないのだ!)。


2004年11月27日(土) ぐったりだよう(土曜)
 ダジャレかよ。>タイトル

 今日もぐったり、夕方までだらだらと寝て過ごしてしまう。ミンザイ飲まずに寝たせいか、頭痛が取れない。ナロンエース一服。やがて治まる。

 夜、高円寺に車で出かけて、「デル・ソル」で魚介類のピザと、イクラのかかったリゾット。リゾットは雑炊なのだろうけど、米がアルデンテで、中心に芯があるのがなじめないなあ。イクラは意外にもというか、なかなか美味しくて、量もたっぷりで嬉しかった。

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 ここ半月ほどのメールを心覚えに再録。日記とだぶっている部分あり。

■(友人に)昨日/疲れ過ぎて/生きてるのが/めんどくさくなったよ。/死にたいと/思ったわけじゃないんだけど。(2004.11.12)

■(友人に)みくしーにコメントありがたう。/落ち着いたというか、ようやく平坦な気持ちになってきたかも。/年内の断薬をけついしてみたり。/まあ、実際にはまだまだ揺り戻しがありそうですが。(2004.11.19)

■(実家の母に)メールありがとう。読んで、涙がこぼれそうになりました。/いつも自分のことに手一杯で、どれだけ支えられているのか念頭にないのですが、本当に、ひとりで生きているのではないのだなあ、と実感。/見守られて、支えてもらって生きているのですね。生まれて、18歳まで大事に育ててもらって、感謝しています。/長い年月を東京で過ごすことになりましたが、今でも私の根っこは新潟にあると思います。/また、来月にお会いできるのを楽しみにしています。(2004.11.22)

■(年上の友人に)お祝いありがとう。/弱気になったりもするけれど、自分が望まれて産まれてきたのだとしたら/まだ踏ん張れる気がします。/本当にありがとう。(2004.11.24)

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 少しずつ調子が上向いてきているようなのが、メールにも如実に現れている。このまま快方に向かってくれるだろうか。
 来週水曜はひさしぶりにメンタルクリニック通院。先生に、いろいろ話してこようと思う。

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 深夜アニメを見る。『神無月の巫女』、鳥居とか巫女さんとか出てくるから、韓国じゃ放映できないのだろうなー。→『犬夜叉』に鳥居が出てくるから韓国で放映できない、という記事を読んだので。

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 上越新幹線、12月28日の全面開通を目指しているらしいとネットで見た。いくらなんでも12月上旬には間に合わないだろうと思っていたが、5日にはやっぱり、代行バスで行くことになるのだろう。

 追記。ただきちさんに、ネットオークションで、ミスド手帳『スケジュールン』を落としてもらった。800円。ミスドで2000円分の買いものをするともらえる手帳なので、お得と言えるだろう。


2004年11月26日(金) 酉の市(三の酉)
 仕事はなんとか進んでいる。新しくもらった分も月曜で終了予定。決裁中の分は、だいぶ直しが入りそうな気配だけど、まあそれは仕方ない。とりあえず今日は帰る。

 酉の市(三の酉)なので、練馬の露店を見にゆく。先に行ってたただきちさん、Q君(仮名)と合流。二人は先にイカ焼き、揚げ餅、チキン鉄板焼き(甘辛いタレ)など食べたらしい。
 わたしは焼きおにぎり、持ち帰りで五目焼きそばなど買う。ただきちさんはさらに「焼餅(シャーピン、中華風お焼き)を持ち帰り、さらにさらにチョコスペシャルクレープを買う。クレープはクリームが甘すぎるとかゆって残していた。もったいねえ。

 ぶらぶらと歩いているうちに風が強くなってきた。人混みでごった返す神社を横目で見つつ(お参りなどせず)、帰路についた。

 整骨院。最後のお客。

 今使っているノートPCがうちにいつ来たんだけ、と日記をひもといてみる。昨年の忘年会に持っていったよなあ、と思ったら、年末じゃなく、2003年の10月17日に来たのであった。

 ついでに昨年からの日記をさかのぼって読んでみる。半年分くらい読んだところで疲れてしまったのだが、過去のことはすっかり忘れていたなあ。昨年はたくさん海へ行ってたとか、3月には1週間仕事を休んだ(病気休暇)とか、いろんなことがあった。たまに抜けてるところがあって、ちゃんと書いておかねばダメじゃん、過去の俺。今更だが。

 ネット関係の忘年会、幹事をすることになってしまった。面倒だが、まあいっか。がんばらないよーに、テキトーにやる所存。

 風がびゅうびゅう吹いて、風の音がする。そんなに寒くはなかったが、もうじき12月だし、季節は確実に移ろっている。

 ミンザイ飲みそこねて寝てしまったら、眠りが浅くてヘンな夢見たような気がする(翌日記)。なくてもそこそこ眠れるとは思うものの、やっぱまだミンザイ必要なのかも。


2004年11月25日(木) 地震が来るなんて誰も思ってなかった
 やっぱりというか、あたらしい仕事がドカドカと来る。がんばったけど、1日じゃ終わらなかった。明日以降また励もう。

 チョップスティックスで蒸し鶏トマトのフォーのハーフサイズと、生春巻。やっぱし店長は不在。店員の女の子(中国の人なのかなあ?)と少し話をする。「今日はひとり?」と聞かれたりしたけれど、そう、今日もただきちさんは帰ってこないのだった。後でメールが来て「帰るの明日になった」だって。んもー。さっさと帰ってこいってんだ。

 ミスドでドーナツ買おうかと思ったけど、『スケジュールン』をもらうにはとても日数が足りないことがわかったので(今週末まで)、あきらめて買わずに帰る。あとでオークションで買えばいいかなあ、とか思う。

 新潟から帰ってくる高速バスの予約をしようとしたら、12月5日(日)の夜はすでに満席。しかたなく、6日(月)に休みをとって移動にあてることにする。うう、もう有給がほんっとーに残り少ないというのに。もう休めないなあ。っつーか、欠勤だけは避けたい。

 で、ネットでバスの予約をして、帰りにコンビニでチケットを購入。5250円。
 往路のJR(4日土曜)については、みどりの窓口で聞いてみたら、12月頭についてはまだ運行状況がわからないので指定席の発売はしてないということだった。当日、自由席を買うか、後で検討することにして、とりあえず買わないでおく。

 いやはや、地震で路線が寸断され、足がよくないとはわかっていた気でいたけれど、思ったよりも状況は良くなかった。東京を午後4時くらいに出ないと、当日中に新潟(より向こう)に行くには、うまく接続する代行バスがないとかいう話なのだ。それに、新幹線が使えなければ、バスか航空路しかないもんなあ。
 結婚式の招待状が来たときには、まさか地震で新幹線が脱線するなんて思ってもみなかったのだし、交通が不便だからいまさら欠席しますとも言えず、有給とってまで行く羽目になってしまったわけだ(さっさとバスの予約を取っておけばよかったのだが)。まあ、ひさしぶりの帰省なので、ゆっくりみんなの顔でも見て来るとしよう。

 あっ。整骨院いきそこねた。


2004年11月24日(水) 仕事がひと区切り
 異動(部署変え)になってから、早や一ヶ月たとうとしている。今日、これまで難しくて後回しになっていた案件も、人に聞いたり調べたりしてなんとか全部終了して、少し気分も晴れた。明日からはまたドカドカと新しい案件がやってくるわけだが、淡々とこなしてゆこうという気持ち。

 ただきちさん仕事で留守。和民で御飯。塩ラーメンと大根サラダ。

 整骨院。今日の肩こりはいつもよりだいぶマシですねえ、と先生。気分が良いと、肩のこり方も違うものだろうか。

 夜は久しぶりにノートPCを広げて、ネット三昧。

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 前回の通院から2週間、次回のメンタルクリニック通院まで、あと1週間。

 トランキライザー7回分だけでやっていけるか不安だったけど、結局、処方されてから2週間、服用せずになんとか過ごしている。突発で不安に陥ることもあろうが、シラフで前向きにやっていけそうな気がして、少し嬉しい。このまま調子が良いといいんだけど、まだ揺り戻しがあったりするかもだ。ただ、いつかの時点で、ひとつの山を越えたような気がしていて、このままウツが良くなってゆくと良いなあ、と心から願う。

 たとえば生理前の気分の落ち込みとか、そういうことも流れのままに受け止めて、薬など飲まないで乗り切っていきたいと思うし、そうあらねばいかんのだろうなあ、とも思う。細かい気分の浮き沈みなども客観的に評価しつつ、先へ、前へ進みたい。無限軌道のように、道がなくとも、ゆっくりとでも、進み続けたい。

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 大工さんが部屋を見に来る件は、結局、中止になった。けれども、片付けは続行することに。どうせなら徹底的にやってしまおうということで、ゴミをたくさん出す。収集日のたびにあきれるくらい出しているのに、いくらでもゴミが出る。やれやれだ。

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 昼休み、職場近くの歯医者へ。口臭がすることがある、とただきちさんに言われて、歯槽膿漏だったりしたらイヤだなあ、と思って調べてもらうことにしたのだった。結果、歯槽膿漏ではなかった。歯石とってもらって、奥歯の生え際や舌などもみがくようにとのアドバイスを受けて、一ヶ月後にまた様子を見ることになった。

 なんだか、いろいろ書き漏らしている気がする。日々が流れるままに、書かないままで終わってしまうことも多々あるような、それもまた仕方ないんだけど。

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 あ、JRの6ヶ月定期購入。あと、12月の頭に新潟へ結婚式で行かねばならないのだが、切符の手配をしようとしたら、思ったよりも接続が悪くて、その日のうちに帰ってこられなさそうなので頭を抱える。夜行バスででも帰ってくるしかないかなあ。


2004年11月23日(火) 祝日で、休みは嬉しいのだけども
 週の中日、水曜が休みだともっと嬉しいのにな、とぜいたくを言ってみる。

 ゆっくり朝寝して、起きて、大掃除続行。いーつまでたっても終わらない。LDKのほうはだいぶ目鼻がついてきた感じだけど、和室のほうがまだまだだ。がんばらねばなー、と思いつつ、そうそうがんばれるものでもない。粛々とやるしか。

 手伝いのT君が帰ったあと、撤収してゴミ出しして今日はおしまい。ただきちさんとチャリに乗って、お好み焼きとタコ焼きを食べにゆく。書店に寄って、なにも買わずに帰る。

 数日前、とある雑誌に、昔の知り合いが寄稿しているのをただきちさんが見つけて教えてくれた。いまは外国で暮らしている人で、写真が載っていたのでその人だとわかったのだった。音信不通になっちゃって心配してたけど、元気でやっているのならなによりだ。雑誌の編集部気付で手紙でも出してみようかなと、ただきちさんと話をしたことだった。

 今日も祝日なので整骨院は休みなのだ。揉まれたい〜。

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 中越地震から一ヶ月たった。まだ避難所で生活している人も多い。ネットの知り合いで長岡市に住んでいる人も、避難所生活が続いていると聞く。寒さがきびしくなるのを思うと、一日も早く復旧し、余震の心配もなくなればいいと思う。


2004年11月22日(月) またひとつ年をとってしまった
 誕生日。

 こんなに弱々で、周囲に迷惑をかけ通しの俺なのに、いくつかバースデーメッセージをいただいて、ありがたいことこのうえなし。

 とくに、母からのメール「ばあちゃん(私のことを)が全力で守ると言ってくれたね」というのを読んで、涙がこぼれそうになる。いつも自分のことに手一杯で、どれだけ支えられているのか念頭にないのだが、本当に、ひとりで生きているのではないのだなあ、と実感。見守られて、支えてもらって生きているのだ。

 しかし、なんとなく気分はすぐれず、仕事は煮詰まってイライラするし。朝は起きられなくて2時間遅刻。

 誕生日だからと言って特別な出来事があったわけではない。肩こりも絶頂に達しているのだったが整骨院は休みだし。

 帰って、(こっそり)ゴミ捨てなどをすませて、T君とただきちさんとファミレスでごはん。ケーキのひとつも食べる気分ではなかった(いや、そんなに暗い気持ちだったわけでもないのですが)。


2004年11月21日(日) 寝逃げパート2
 今日はもう、疲れが取れていたんじゃないかと自分でも思うんだけど、信じられないくらい寝てしまった。やらなきゃならないことがいっぱいあるのに、なんてこったの自己嫌悪。後悔してもしゃーないんですけども。

 あ、そうだ。寝起きに鼻血を出してしまったのだった。びっくり。鼻血なんて何年ぶりかじゃないのかと思う(ただ単に記憶にないだけかもだが)。


2004年11月20日(土) 寝逃げ
 疲れのせいか、もう1日寝て過ごした。寝てばっかりでなにもしなかったのですよ。よよよ。


2004年11月19日(金) 疲れて帰ってまた疲れ
 午前中また電話の当番で別室へ。定時少し前には行っていなければ行けなかったのだが、寝坊したり渋滞に巻き込まれたりでちょっと遅刻して、代わりに10分ほど他の人が出てくれた。申し訳ない。というか、もっとしっかりしろ俺。

 週末になるにしたがって根性がなくなっていって、あまり残業もせずに帰る。整骨院に寄って先生の手技を味わう。来週は月曜が臨時休業なので、しばらくは揉まれることができないので、さみしい。

 今日も片付けを続行なのだ。遅い時間までがんばって、Q君とただきちさんとファミレスでごはん。

 疲れたよー。


2004年11月18日(木) いつまで続くぬかるみぞ
 泥道じゃないけど、片付けがいつまでも終わらない。来週は古本屋を呼んで一気に本の整理できたらなーと思うけど、ただきちさんはそんなの後回しでいいと言う。まあ、どっからやるにせよ、捨てたりゴミにださなきゃ始まらないので。淡々とやるわけですが。

 今日はQ君が手伝いにきてくれた。少し遅い時間までがんばって、終わってからファミレスでごはん。

 整骨院。こうなったら1週間毎日通ってやろうと決心。


2004年11月17日(水) 中華が続く
 昨日とは別の中華料理屋へ。肉野菜炒め定食を頼んだらガーリックたっぷりでうまかったが、やはり、ただきちさんの天津丼のほうがうまかったのだった。たまごにかかった中華餡の具合が絶妙。

 整骨院。ぐったりしているところを揉まれて、生き返るような気分。

 帰って、片付けを続行してたような気がする。


2004年11月16日(火) でっかい杏仁豆腐
 たまに行く中華料理屋で、鮭バタ焼き定食(中華の店なのに)。ただきちさんの肉野菜炒め定食の方がうまくて当たりだった。食後に大きい杏仁豆腐。ふわりとしてて冷たくておいしかった。

 仕事が忙しかったような気がするんだけど、細部はすでに記憶なし。

 整骨院。今日もぎゅうぎゅう揉まれました。


2004年11月15日(月) まだ月曜日だよ(タメイキ)
 週の初めから疲れている。わりと早めに帰ったような気がする。あさひや(仮称)で御飯食べて、整骨院に行った。先生と「まだ月曜なんですよねー」「うんざりですよねー」などと話をする。

 少し部屋の片づけを続行。


2004年11月14日(日) 酉の市(二の酉)
 酉の市だったので、ただきちさんとバイトのT君は露店を見に行った。わたしはおうちで留守番。

 3人で大掃除続行(いつまでたっても終わらない)。

 ひと段落して、夜はみんなでファミレスで御飯。

 日記書く暇もないほど忙しくて(余裕がなくて)1週間も放置したので、だいぶ忘れてしまった(11月22日記)。


2004年11月13日(土) いかんなあ
 日頃の疲れがたたってか、一日寝て過ごしてしまふ。掃除など、せんければいけないのだが。ああ。

 愚痴っても時間は戻せないので。やれやれ。


2004年11月12日(金) 電話当番半日
 朝はパラパラと雨。いつもの傘が家にないのでどうしたかなあ、と思ったら、職場のロッカーに忘れてあった。

 午前中半日、また会議室での電話当番。きっついなあ。1時まで当番で、1時から2時までが昼休み時間なので、午後からが短くなってしまう。急いでパンなど食べたあと、休憩室でひっくり返って居眠りこく。アラームかけていなかったら10分ほど時間を超過してしまい、恐縮しつつ席に着く。いい加減な勤務態度だよなあ。っつーか、まだ疲れている。しんどいマイニチ。いやもっと、いくらでもしんどい仕事をしている人はいると思うんだけど、自分の耐久力が低いだけなのだ。

 19時頃で残業を切り上げ、帰ることにする。1時間違うだけでも、疲れ方がだいぶ違う。昨日はPC画面の見過ぎで気持ち悪くなっちゃったくらいだから、無理はしたくなかった。

 いったん帰宅して、ただきちさんと、手伝いのT君とファミレスに夕飯食べにゆく。なんだか疲れたせいか、ゴハン食べるのも面倒くさい気分になってしまって困った。昨日などは、歩いてバス停に向かうのも面倒くさくなったほどだ。

 整骨院。最後のお客かと思ったら、時間ぎりぎりにもう一人。おかげでゆっくり揉んでもらうことができず、残念。

 ミンザイ飲んで、さっさと寝る。


2004年11月11日(木) 早番/長い一日
 早番だったので六時半に起きて、早いバスに乗って出勤。昨日、コーヒーのせいでお腹壊したような気がしたので今日は豆乳にしてみたのだが、そうしたら目が覚めずに、せっかく早出したのにデスクで船をこいでしまう始末。まあ、大過なくすごせたのでよかったが。

 夜は20時過ぎまで残業。疲れた。

 帰りのバスの中、車内で傘を売っている。ポスターいわく「雨に!」と書いてあるのだけれど、雨以外のどんなときに傘を使うというのだろう。などと、考えながらひとり、残業帰り。どうでもよいことが、ちょっとおかしい。相当疲れていたらしい。長い一日だったなあ。

 帰りのバス停まで歩くのすら面倒な感じで、なんだか、「生きるのが面倒くさい」とか思ってしまった。もちろん、死にたいわけじゃなかったし、深刻に思い詰めたわけでもないのだが。ただ、疲れていたのだった。

 帰って、掃除を一段落したただきちさんと、遅い時間にタコ焼き・お好み焼きを食べにゆく。ひさびさだと思っていたら、10月22日以来だったか。

 帰宅して、まだ少し掃除をする。雑誌を束ねたりなど。外では雨の音がする。

 疲れ切って、バッタリと寝た。と言いたいところが、寝付けずに布団の中で携帯なんかいじってた気がする。明日もちょっと、早めに出ないといけないのだったが。


2004年11月10日(水) 1時間遅刻/通院
 朝、いったん家を出たのだけれど、お腹が下って、駅のトイレに駆け込み、さらに帰宅して呻吟。なんだかんだで1時間遅刻。ああまた、有給の切り売りをしてしまった。トホホな気分だ。
 午前中は、1時間すくないこともあって、あっという間に終わる。午後からは、会議室で行われている特設業務の支援、4時間。疲れる。これも仕事とはいえ、自分の仕事のノルマがその間こなせないわけで、気にかかる。仕方のないことなんだけれど。

 ソラナックス一錠。

 早く帰って、メンタルクリニック通院。

  • アモキサン(75mg → 50mg/day)

  • ドグマチール(100mg/day)

  • マイスリー(10mg/day)

  • ハルシオン(0.25mg/day 2錠→1錠に)

  • デパス(0.5mg、頓服)


  •  「お薬を減らしていいですか」と訊ねたら、なんだか先生に意外そうな顔をされてしまった。実際、これまで長いこと流されるままにきたもので、積極的にそんなことを言うのは意外だったのかも知れない。

     相談のすえ、アモキサン3錠→2錠に。
     頓服のソラナックスを5月(ドグマチール処方)以来飲んでいなかったのを、また飲み始めたこと、そして、「お守り」のようにいざというときの不安のために欲しい、という話をする。依存(頼ること)が怖いので、本当にいざというときだけに、ということで、デパスを7回分処方される。デパス、前に飲んだときはめっちゃくちゃ眠くなったのだけど、大丈夫だろうか(薬剤師さんに聞いたら、ソラナックスよりは催眠作用は弱いとのこと)。
     それに、次回通院まで3週間なのに7回分か。大事に飲まないとだなあ。ちょっと不安(いや、薬を飲むほどにではないが、先行きが)。いまちょっとソラナックスに頼っているというか、ハイペースで(1日1錠)飲んでいるからなあ。自重しないといけないのだろうな。

     帰宅して、掃除を手伝って、それからみんな(含むQ君(仮名))でソバ屋へ。カモせいろソバなどをウマウマといただく。その後、閉店間際の整骨院。最後のお客だったので、ゆっくり揉んでもらう。お釣りに新札の千円札をもらう。もう、だいぶ出回っている新札だけど、まだ嬉しい。

     明日は早番だ。がんばって早起きしよう。


    2004年11月09日(火) なぜしんだ、ああ、こゆき
     タイトルは『絶唱』のラストフレーズ。
     歌詞が頭を駆けめぐる。「何故死んだ、ああ、小雪」というのが歌詞(ジャスラック未許諾)。ずっと、頭をぐるぐるしている。

     ネットで知り合った女の子が、10月3日に亡くなっていたことを、今日になって知った。ショック。泣けやしないと思っていたが、遅い時間にバスを待ちながら鬼平さん(ハンドル)に電話していたら、ぼろぼろと涙が。悲しかったというよりせつなくて、一ヶ月も知らなかったことが悔やまれて、知ったからと言ってなにができたわけでもないのだが、やりきれない思いだけが残る。

     わずかに二度会っただけなのに、印象深かった彼女。甘えたような声でハンドルを呼んでくれる、ぎゅっとハグしてくれる、とても人なつっこい印象があった。

     なんで、死んじゃったのだろう。自ら、命を絶って。

     そして、そのことを一ヶ月間、知らなかったことが切ない。彼女のプロフィールは削除されることもなく、ネット上の墓標のように残っている。それも切ない。

     わたしはウツ持ちでやっとのことで生きているけれど、病気(ウツ)に殺されることだけはするまい、と誓った(誓えるだけ、症状が軽いか、抗うつ剤と病状が拮抗しているかなのだろう)。

     昼間、ソラナックス一錠。

     20時過ぎまで塹壕。もとい、残業。目が疲れる。ちゃんと食事する元気もなく、コンビニでドミグラスソースのかかった小さいオムライス買って、はむはむと食べる。食べてみれば美味しかったというか、お腹はすいていたのだけれど。昼食の弁当もなんだか食欲なくて残してしまったし、どうも、いくない。

     ただきちさんはバイトのQ君(仮名)と1日掃除して、玄関付近がすっかり広くなった。でも、まだまだ先は長い。

     入浴して、なんだか神経が高ぶって起きていてしまった。2時近くまで。いくない。横になれば眠れるんだから、さっさと布団に入ってしまえばいい、と自分でも思うのにさ。


    2004年11月08日(月) 半日休暇/遅々として進まず
     仕事も生活も手一杯だ。昨晩はそこそこ早く寝た気がするのに、朝辛くて起きられず、2時間遅刻にしようと思ったら、今度はお腹を壊した。頭痛い、お腹痛いなんて、小学生級の言い訳だが、本当だから仕方がない。午前中を半日休暇にして、午後から出勤。時間ギリギリだったのでタクシーまで使ってしまう。やれやれだ。

     弱っていたので、残業はしないようにして、でも片付けに1時間ほど。

     高円寺、ニュートン(仮称)でトマトオムレツの定食。辛い気持ちに耐えかねて、ソラナックス服用。
     ミスドでドーナツ買う。ポン・デ・ライオンのボールペンが当たって、ちょこっと嬉しい。

     ただきちさんは、仕事で秋葉原ほか。遅くに帰ってくる。
     少しだけ、本を箱詰めしたりしたが、到底、平日夜に片付けが進むわけではない。暗澹たる気持ちになる。

     早く寝ようと思っているのに、しばらく寝付けず、1時過ぎ頃まで起きていたか。


    2004年11月07日(日) 頭痛、肩こり、ナロンエース
     昨晩、なんだかんだと遅くまで起きていたので(3時頃だったか?)、今日は昼頃まで、死んだように眠る。
     でもミンザイ飲み忘れたせいか、眠れはしたのだけれど、浅い眠りのなかでいろんな夢を見て、数時間おきに目を覚ましてはまた寝る、というのを繰り返した。父が運転している車が、渋滞で前を走ってる車に軽くバンパーをぶつけてしまう、という夢を見た。
     起きてからちょっとの間、現実が把握できなくて、父はとうに死んでいるのだということが、しばらく思い出せなかった。覚醒するにつれ、ああ、夢は不条理なものだと思い、少し切ない気分になった。

     午後遅くに起きて、雑事を少し片づけて、夕飯は「あさひや」(仮称)でショウガ焼定食と冷や奴など食べ、書店をのぞいて帰る。

     PC見たりしてるのがいけないのだが、目の疲れが取れない。頭痛がきたので、ナロンエース。それから、ソラナックスも一錠飲む。仕事のプレッシャーもあるし、次回通院で、ソラナックスを少しもらってこなければいけない。

     帰宅してから、掃除。ほんの少しの広さをやっただけなのに、死ぬほどゴミが出て、いやになるほど捨てる雑誌が出て、ほかに文庫や新書も出てきた。なんでこんなにモノであふれているのだ。げっそりする。
     できるところまでやりたかったが、明日の仕事に差し支えるので、適当なところで中断する。

     風呂入って早めに就寝する予定。


    2004年11月06日(土) 疲れがとれない
     一晩寝ただけで疲れがとれるなら若いってことなのだろう。もはや、一晩寝たくらいでは週日の疲労が回復しないのだ。困った。
     困りながら、目の奥がずくずくと痛いなあ、と思いながらも、PC眺めたり本を読んでしまったりする。なんで、わざわざ悪くするようなことをするのか。自分でもバカだなあ、と思いつつ。

     朝寝して、起きてまた少し寝て、夕方に江古田へ。「お志ど里」で刺身定食を食べて、書店を眺める(ただきちさんは文庫買い込み、わたしはなにも買わず)。

     帰ってきたら、大工さんと一階の住人(ラッパ吹きのプロ)が階段の下にいて、呼び止められる。なんでも、一階が雨漏りするので、二階(うち)の天井を点検させて欲しいとのこと。うげー。
     うちはものすごーく散らかっていて、とても他人を入れられる状態ではない。急がないということなので、忙しいので、と理由をつけて、1週間ほど予定を伸ばしてもらう。とは言え、たかだか1週間で片づくのか。いや、やらねばならない。ものすごーく気が重いが。わたしは仕事を休むわけにもいかないので、ただきちさんの働きに期待しよう。

     プレッシャーに耐えきれず、動悸といやな汗がおさまらずに、ソラナックス一個服用。


    2004年11月05日(金) 疲れるなあ、もう
    ・やべえ。のどが痛いような気がする。うがいしておこう。
    ・世の中には、「ピルカッター」などというものがあるのだな。錠剤をはさみで切って飲んだりしているわけだが、そんな便利なものがあったのか。

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     20時くらいまで残業。目の使いすぎで気持ち悪い。

     ただきちさんと高円寺で待ち合わせ。駅前の花屋がなくなってしまった。高円寺駅はもうじき、建て替えになるので、そのためだろう。なんだか、さみしい。
     焼き肉ホルモンをウマウマと食べる。疲れた身体にニクの栄養がしみわたるのであった。

     TVでやってた『フィフス・エレメント』を見る。初見ではないが、面白かった。

     ああ、目が疲れて手も効かない。キー打つのも辛くなってきた。もう少ししたら寝よう。


    2004年11月04日(木) 目がしょぼしょぼしる
     休み明け。うわー出勤したくねえ。とぼやきつつ出勤。

     いちにちPC(ワープロ)作業なので、目が疲れる。世の中には、何時間画面を眺めても眼精疲労にならない人もいるそうで、まったくうらやましい。家に帰ってもあんまネット見る気がしないよ。見るけどさ。

     残業。疲れる。でもまあ、お昼ゴハンもちゃんと食べるし、お茶も飲める。もっとせっぱ詰まって仕事したほうがいいのかなあ。わからない。あせっても、できる作業には限りがあるのだし。と、自分をごまかしているか? まあいい、何度もおのれに言い聞かす、思い詰めるといつかの二の舞だ。もう二度と、自分を追い込んでウツにはなるまい。淡々とやるべし。

     遅い時間にデニ屋でごはん。ちょっこり食べただけで、なんだかお腹いっぱいに。カフェインチャージしたかったので、カフェラテを飲むが、ちっとも目が覚めない。眠い。
     整骨院にも行きたかったのに、時間切れ。西友でミカン買う。買おうとしたら、床に落っことしてしまった。後で見たら、少し実が割れていた。おーまいがっど。割れたやつは選別して先に食べる。

     やっぱ疲れているのか、タイプミスが多い。やれやれだ。

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     先日書いた、クトゥルーものの一文を覚えたきっかけは、やっぱ後藤寿庵先生のマンガだった気がする。そんで、『アリシア=Y』の予告マンガだったような。「近日公開、他の雑誌にて」とか書いてあったやつ。
     とか書いても、誰も反応するまいし、もはや確かめようもないのだった。


    2004年11月03日(水) 毎週水曜休日化推進委員会
     ああ、休日が終わってしまった。明日はまた出勤かー。げんなりー。毎週水曜と言わず、「2日行って2日休み」とかだと嬉しいなーと思ったり。どんどん怠惰になっている。というか、仕事辞めたい。そうもいかないので出勤するけどよー。

     だらだらと、朝寝して昼寝してネット見て。本も読まずTVも見ず。洗濯して干したくらいで、たいした労働もせず。

     夜、ただきちさんが帰ってきた。嬉しい。あんまりメールするなうるさいよと叱られてしまう。すみませんと素直にあやまる。


    2004年11月02日(火) 酉の市(一の酉)
     今日、というか2日の0時からまる1日は、お酉さまだったのだ。毎年11月の酉の日に行われ、年末の風物詩という感じがする。ああ、もう、気ぜわしい年末の雰囲気に突入しているのだなあ。

     入谷の鷲(おおとり)神社や新宿の花園神社などでは祭礼が行われ、熊手を売る店が立ち並ぶ。名物の、紅白の「切山椒」。土地によって、縁日の出しものや熊手のようす、店の並びなどは違い、商売の成立をしめくくる威勢のいい手締めの作法もいろいろと特徴があるらしい。

     東京近郊のお酉さまをあちこち回ったが、入谷のが一番大きくてにぎやか。どこまでもどこまでも続く熊手の林、林、そしていつしか、森。森になって、見当識を喪失しそうになるほどに、並びに並んだ熊手の列。

     (本物の)林の中にたたずむ花園神社の雰囲気もよかった。いかがわしさと繁栄の混合物。たしかもう1軒か2軒しか興行を行ってないという見せ物小屋があったりもした。

     雑司ヶ谷の鬼子母神は、思いの外こぢんまりとしていた。

     いつもの練馬は、ざわざわしてて親しみやすい。ミスタードーナツだってお酉さまのためにセールをやっているのだ。練馬に行くときには、神社にお参りすらやらない。当然熊手もナシだ。ただひたすら、縁日のおやつを食べまくる。正しいこととはあまり思えないのだが、それはとても、楽しい。

     そんな、お酉さま体験談を胸に、でも、ことしの一の酉は見逃してしまった。雨がパラパラ来ていたし、ただきちさんが不在で、一人で行ってもつまらないかと思ったから。
     でもまあいいか、今年は三の酉まである。14日(日)と26日(金)だ。気合いも充分、あと2回のお酉様に、頭っから突っ込んでいくのであるよ。たぶん。

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     ふと、「ルルイエの館にて死せるクトゥルー夢見るままに待ちいたり」という一文が、何故か脳裏に浮かんだので、そのままGoogleにぶちこんでみたら、ちゃんとヒットした。なるほど、これは意訳だったのか。ふーん。

     だいたいこの文章、なにで覚えたんだったろう。後藤寿庵のマンガじゃなかったろうか。しかもギャグのほう。ルルイエ語のやつも書いてあったような気がするけど、ニセの記憶かもしれない。もう、調べようがない。

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     ひとりですごす最後の晩。3日夜には、ただきちさんが帰ってくる。

     チョップスティックスで、海南チキンライスのハーフと自家製ピクルス、杏仁豆腐。チキンライスがハーフだとスープがつかないのか。ざんねん。
     店主が最近ちっともお顔を見せないので、店員さんに聞いてみたら、多忙なので週に二回くらいしか店に出られないのだ、とのこと。久しぶりに顔を見てお話したいなあ、と思っていたもので、これまた、ざんねん。

     整骨院。先生と雑談をして、各地のお土産キティちゃんのこと、キティちゃんの体重はリンゴ3個分、などというトリビアを聞く。あと、昨日は千円札を見せてもらったが、今日は樋口一葉の五千円札を見せてもらう。やっぱり裏面がなんとなく殺風景で、ラクガキしたくなるようなスペースが空いている。なんでこんなデザインなのだろう。
     待っている間、二人いた待ち人が池袋の話をしているのを、「キャプテン・フューチャー」の3巻など読みつつ、聞くともなしに聞いていたら「あの、なんだっけ、大きくて、いろんなものをなんでも売っている店」。それは東急ハンズです、と、口を挟むわけにもいかず、ただ黙って聞いていた(すぐにハンズという答えにはたどり着いた模様)。

     さて、明日、水曜日は文化の日。祝日でお休みだ。嬉しいな嬉しいな。週の中日がお休みだというのは、ほっと一息という感じで、とても良い。ハッピーマンデーなんて、連休にすりゃいいってもんじゃないよな。それよりも6月とかにも祝祭日を設けるべきだよな。誰が法律作ってんのだろ(国会か)。妙な法律つくっとる議員は腹を切って死ぬべきです(パクリ)。
     とりあえず、体育の日は10月10日じゃないと気持ち悪い気がします。

     明日はゆっくり寝るのだー!

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     ミンザイが回ってきたようなので、寝る。


    2004年11月01日(月) 信じられないがもう11月だ
     年賀ハガキが発売し、新札が出回り、街に木枯らしが吹く、11月。ついでにいうと誕生日の月。今月末にはまたひとつ、取りたくもないが年を取る。
     今日は木枯らしというほどのこともなく、むしろ動き回ると暑いくらいの陽気だったが。一昨年の日記にも書いてるが、11月(霜月)というと思い出すのは『モチモチの木』だ。

     昨晩、遅くまで眠れなかったら、当然のごとく起きられず。2時間休暇にしよーかと思ったが、眠くてたまらづ。結局、午前中半日休暇。ああ、また貴重な有給が! 自分で自分の首しめてるんじゃねえよ、ったくもう。
     六時半頃まで、粛々と働く。

     荻窪ルミネの饂飩四國で、きつねうどんとイクラ丼のセット。セロリとタコのマヨネーズ和え。なんだか途中でお腹いっぱいになってしまう。イクラは「新物」と書いてあったが、そのへんで食べるイクラと変わりないというか、やっぱり、故郷のハラコとは雲泥の差だったのである(わかっているなら食べなきゃいいのだが、つい、イクラの文字には惹かれてしまう)。

     同じく、ルミネの書店、八重洲ブックセンターで、キャプテン・フューチャーの3巻を購入。楽しい。SFは精神の栄養と言うか、なんと豊穣で、なんと心なごませてくれることか。読まなくても死にはしない、と思いつつ、やはり、SFを読まないで生きてはいけないなあ、と思う、自分は骨の髄からSF者なのだった。

     整骨院。こないだ来たのは2週間近くも前、地震の日だった。日々、瞬く間に疾く過ぎてしまうことよ。満月を見たと思ったら、もう半分くらいに欠けた月が空にある。月が欠けてゆき、また満ちてゆくのを眺めるほどの心の余裕も、今の自分にはないようだ。
     さて、整骨院で、先生と世間話をしながら揉まれていたら、「いいものを見せてあげましょうか」と、野口英世の新千円札を見せてくれた。うわー。なんだか偽札っぽいというか、不思議な感じ。裏面がなにか殺風景で、ラクガキしたいようなスペースがあるのが気になる。なんだか、昔の五千円札とか、青っぽいところが(いまや「年寄り」でないと知りもしないだろう)五百円札みたいだなあ、と思ったりした。しばらくすれば市中にも出回るだろうけれど、発行当日には珍しく、いいもの見せていただきました。


    かこぶんきのうあした
    ちちやすになんか送る




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