ちちやす日記   こんげつぶんきのうあしたかこぶん


2003年01月30日(木) ねむいねむいねむい
 めちゃくちゃに眠い。困りながら出勤して困りながら仕事して帰ってきた。食欲不振、めまい、吐き気、胸のむかつき、目のかすみ、ふらつき。明日は目の検査で病院に行ったあと出勤で、半日持ちこたえれば週末だ。土日は爆睡してやるのだー。

 自宅の無線LANがつながったりダメだったり。有線のPCはつながるので、LANカードの認識がおかしいのだろうか。とくに設定を変えた覚えもないのに。ハードもソフトも知識が欠如したまま、それでも使えるのだから有り難いと言うべきなのか。

---
 きのうのこと。処方箋もって薬局に行ったらテディベアつき、薬局限定発売の「のどあめ」が。クマは海洋堂謹製。食玩の波はこんなところまで。

 http://www.kaiyodo.net/ 海洋堂ネット
 http://www.qbg-teddy.com/ 和漢はちみつのどあめ


2003年01月29日(水) さーみてば!
 タイトルわかりにくいな。「さーみぃんだてば!」ならどうだ。あんま変わらないか。意訳すれば「寒いぢゃねーかコンチクショー!」ってところか。ほんと、寒い。関東の風は冷たく乾いていて、首元をかすめるのが本当に辛い。マフラーぐるぐる巻いて、上着の襟を立てて、首をすくめて歩くと肩こりが悪化する。

 早退+通院。こんなときのために保険証は持ち歩いているのだ。初診なのでちょっと費用がかかりましたとも。あと調剤代(1週間分)。インフルエンザではありません。来週あたりからは抗アレルギー剤も服用開始せなならん。薬は飲みたくないなと思いながらも、服用せずに花粉症に苦しむのはゴメンだ。

 日本海側や東海では大雪だと言う。ただきちさんは足止め食らって出かけられず、予定消化できなくて帰りは遅れるとメールあり。あと1週間ほど会えないらしい。肩こりがひどいので、ひさしぶりに自由診療のマッサージを受ける。肩から首がもう、バキバキ。痛いほど。整骨院もごぶさた、マッサージにも行こう行こうと思いつつ行けなかったので、悪化するだけしていた模様。自覚症状はなかったというか、無視していたのであるが、じつはかなりひどかった。首など板のように固くなっていて、「近いうちにまた来てください」と言われる。寒いだけでも余計な力が入ってこりやすくなっており、もちろん血行も悪くなる。早く春にならないものか、しかしこれからがいちばん寒い季節なのだ。

 乗り切れるだろうか?


2003年01月28日(火) ダシの効いたうどん食べたい
 つるつるしこしこの讃岐うどん食べたい。ダシの良く効いた大阪うどんの汁が飲みたい。ゆでたての稲庭うどんの滑らかさを、唇と舌とで味わいたい。かつをぶし削ったのがたっぷりかかったきしめんをすすりこみたい。熱々の味噌煮込みをふたに入れて冷ましながら汗をかきたい。寒い風の吹く新潟駅のホームで、玉子の入った立ち食いうどんの湯気を頬で受け止めたい。
 ここではないどこかで、美味しいうどん、心の求めるうどんが食べたいよう。

 それは叶わぬ願いなので、ゆでうどん玉の歯ごたえのないのを黙々と摂取。消化の良いだけが身上。

---
 しょーもないことで泣く。バカみたいだなと思いながら。自分よりも辛い状態にあるんではないかと思われる相手に頼って電話して、泣く。やれやれ。人に迷惑をかけずに生きることはできないのだろうか。さみしがりの依存体質だからなあ。
 自分ひとりでなんとかしたかったが、どうにもならないようならば、医者に行くなり誰かに相談するなり、対策を検討せねばならん。

 こういったヤバい状態のときに、いちばん身近であるべき人は頼りにならない(っつーか、いま東京にいないんだから仕方ない)。しょせん他人は頼りにならないという認識も正しい(去年の4月に思い知ったように)のだろうし、いざってときに愚痴を聞いてもらえるのは同性の友人なのではないか。とか思ったり。

 結局は他人様(ひとさま)に頼るばかりで、かろうじてよろよろと進んでいる。泣いて頭が痛くなってみっともない顔になって。翌朝まぶたがはれぼったくなるんだろうなと思いながら床に就く。


2003年01月27日(月) ハイになる方法/ダイオウイカとアメコミと
 不景気なことばっか書いてると、気分も沈んでくるってものだ。カラ元気でもなんでも、ハイになろう。なってみよう。気分の上下動は外的要因のほかに、おそらくは主としてホルモンバランスによるものだ。微量な科学物質に支配されているのは悔しくもあり。対応策としては薬物投与、その簡便な例としては、アルコールかカフェインがあるが、どっちも摂りすぎるとろくなことがない。
 なんとか自前でナチュラルに気分を上向きに持ってゆきたいものだが、そうそううまくはいかないのだった。「書くものだけがハイに見える」というなら難しくないと思うが、リアルな自分がこうもヘタレていて虚像の自分だけ元気なのも、健康的とは言えまいな。

 Google 基点に、あちこち調べてみる日々。人に訊く前に自分で調べるというのを心がけている(いちおうね。脊椎反射的に聞いてしまうことも多々あり、反省はしているのだ)。
 調べるつったって、検索サイトにキーワード入れて、ENTERキーを押下(リターンでもクリックでも可)すればいいだけなんだから、気軽ではある。情報の取捨選択とキーワードのセンスは問われるが。

 常時接続になったのを良いことに、根を詰めて長時間モニタを凝視していたら、(案の定)眼精疲労と肩こりで気分が悪くなった。頭痛にもなった。ナロンエース投与。アホか俺は。

 Google の検索精度は低下したと言う人もいるけれど、実際のところどうなんだろう。上位に求める情報がヒットしないのは、キーワードのせいかと思っていたんだが、そうでもないのか。わからない。けど、ちょっとした調べものでも疲れてしまっている。本末転倒というか、疲れるまでやるなよ、と自分に言い聞かせてみたり。

---
 調べているのは、ダイオウイカとアメコミについて。情報だけ得たら、今度は実地に標本のあるところなど見にいきたい。もーちょっと暖かくなってからにでも。


2003年01月26日(日) ジェットコースターほどではないけれど
 数週間、数ヶ月、それからもっとずっと長いスパンで、気分のアップダウンを繰り返す。躁鬱というほど振幅は激しくないと認識しているが、何かの原因で上下動が大きくなったときには、自分ひとりで解決できなかったこともある。
 あまり好きじゃない(控えめな表現)マンガの主人公のセリフみたいだが『まだまだだね』っつーことなんだろう。
 自分の人生なんだから、もっとコントロールできるようになりたい。もっと知識と技量を蓄えたい。努力不足であって、でも、努力が苦手だから、事態はそうそう好転するものでもなく、いや努力ではどうにもならない部分もあるのか。それすらもわからない。

 こんなこと書いてしまうあたり、低調なサイクルに突入しているのだとぼんやり自覚する。書くべきことじゃないと、また、書くことによって発散される類のことでもないと、それも分かっているのだ。

 冬至を過ぎて少しずつ日脚がのびてゆくのを待つみたいに、雲が頭上を通り過ぎるのを待つように、気持ちが晴れるのを、ただ受動的に待ちうけているのみ。


2003年01月17日(金) 『シックス・センス』見た?
 夜明けの浅い眠りで久しぶりに亡くなった人の夢を見た。気がかりというか、一周忌が近いことと、現在の自分の不甲斐なさが見せた夢であろう。しっかりせな。

 千葉テレビ(UHF局)をなんとなくつけておいたら、やたらとアニメをやってて驚いた。『奇鋼仙女ロウラン』、『プリンセス・チュチュ』を各一話。『ストラトス4』、『らいむいろ(なんとか。忘れた)』の予告。それぞれ表記間違いご容赦を、アニメ雑誌など買ってない日々ゆえ。
 最近のアニメは絵がハイレベル安定してるなあ、という印象。物語はよーわからん、ものによっては全然。自分がターゲットから外れているのと、監督・脚本次第なのだろうな。隕石迎撃ネタの『ストラトス4』は見てみたい。「下地島基地」って、実在するあの場所なのだろうか。
 http://www.kids-station.com/2002/stratos4/index.html

 テレビばっか見てて、夜には『シックス・センス』。冒頭ちょっと見逃したけど。けさ見た夢が夢だけに、ラスト近くではホロリと来る来る。「オチ」というか「謎解き」は途中でわかってしまった。公開から時間が経ってて、それなりに情報や雑音を入れてしまっていたからで、白紙で見ればわかんなかったかな。妙な話ではあるけれど、救いがあるのは有り難く、好きな映画になりました。

---
 きのう書いたメグミルク、農協じゃなくて全農ではないかという指摘あり。URL載せたくせに調べてないのがバレてしまうのだ。以下、サイトより引用。

http://www.n-milk.com/about/message/index.html
>日本ミルクコミュニティ株式会社は、全国農協直販株式会社、ジャパンミルクネット株式会社、雪印乳業株式会社市乳事業部(牛乳等の製造販売部門)がひとつになって、平成15年1月1日に誕生します。


 農協じゃないのか? 結局よくわかってないない。
 ところで、農協牛乳がオレンジだけじゃなく、地域によってパッケージの色が違うらしいとは知らなかった。新潟では青かった、ってそうゆう記憶はない、理由は田舎にいた頃は農協牛乳を飲んでいなかったからだ。
 http://www.geocities.com/chizurumini/local/ja_milk.html


2003年01月16日(木) 粗挽きブラックペッパー症候群/メグミルクの赤
 パンや料理に粗挽きの黒コショウがかかっていることがあって、食べるとしばらく胸が苦しくなる、というか、動悸が激しくなるようだ。アレルギーの一種であろうか。劇的な症状ではないものの、うっかり食べてしまうとなんかこう、胸が胸が。今日もソーセージ入りのフランスパンで発症。外側から見てわからないところにコショウがかかっていた失敗。

 自分の描く絵柄にイヤケが差すのと、悦に入るのが交互に。描けないものが多すぎる、未熟すぎる。系統立てて真剣に訓練してないから当然のことなんだけれど。

---
 メグミルクを買ってみる。牛乳の味は良いのかどうか、わからない。お腹ゴロゴロ対策で、紅茶やココアに入れてしか飲まないから。農協牛乳のオレンジと、スノウブランドの白と青が合体したら、深い赤のパッケージになった。不祥事はさておき、ブランドイメージとして雪印が好きだっただけに、なんだかさみしい。
 http://www.n-milk.com/index_f.html(動画つきトップ)
 http://www.n-milk.com/top.html


2003年01月15日(水) ななころびやおき、しちてんばっとう
 駅のエスカレーターですっ転びました。厚着してたのと、手をついたので傷は負わずにすんだものの、腰とか腕とかに妙な力が加わったらしく、鈍くズキズキ痛みます。すりむかなかっただけ良しといたしましょう。

 昨日、髪の毛を切りました。てっぺんが結構黒くなってきていたので染めもしました。トップが重いのイヤです、って言って、思いっきりシャギー入れてもらいました。マフラー巻いても首筋をかすめる寒風に、こんな日に切るんじゃなかった、と後悔の念を抱いても、切ったものは戻りませんからあきらめるほかないのです。
 日本人女性のうち、髪を染めている人がかなりの割合を占めるようになった、というニュース。カラーリングしてる人が多いのは男女問わず年齢問わずだと思うんだけど、面白いことだと思います。長年黒いままだったのを、色をコントロールできる、してもいいのだとこの国の人々は知ったのです(自分もね)。

---
 コピックを使うと、色塗りがうまくなったような錯覚を覚える。実力以上に美しく見えてしかも手軽。この画材の登場前と後とで、商業イラストレーションも同人誌の人も、意識に変革が起きはしなかったか。
 結果はともかく、このペンで色を塗るのは楽しい。とても。単純で、それでいてとても大切なこと、「楽しむ」ということ。


2003年01月12日(日) なんにもない、なにもしたくない日曜
 とくに報告することのない一日っす。

 巡回してる日記のうち、サックス奏者のKさん日記が年末で終了。さみしいというか、日課のように読みにいっていたテキストがなくなるのは、胸の中に何かが欠けてしまったような空虚が生まれます。
 年末年始、皆さん多忙だったり、しんどかったり落ちこんだりやさぐれたり、またはただ単に帰省などして更新できない環境にあったりして、多くの日記がお休みでした。年が明けて動き出していても、(ほぼ)毎日更新してるところは(いまのところ)一ヶ所だけになってしまってます。サミシイ。

 とか言う自分も日記どころではなかったっつーか、どうにも書く気が起きなかったり、他のことしていたりだったわけです。さぼっていましたとも(えばるな!)。web日記なんてそんなもん、というか、なくても支障はなかったりするんですが、やっぱないとサミシイので、皆さん更新がんばってくださいませ(ただし無理はせず)。

---
 ポッキーGを食べる。北海道、東北限定発売が1月から関東甲信越静岡でも発売。硬くて独特の歯ごたえ、苦味のあるチョコとカカオ風味の生地。んまいです。渋い感じなので、自分の好みからはちょっとハズレかも。
 サイトはこちら。
 http://www.glico.co.jp/info/pocky/pocky_g/intro.htm(ムービーつき)
 http://www.glico.co.jp/info/pocky/pocky_g/index.htm


2003年01月11日(土) 夜行性、深海棲の生きものっぽく
 夜の時間や、洞窟や深海などの永遠の闇に暮らす生きものは、太陽の光を浴びることはないのだ。と、ふと思う。夜勤や夜型の生活サイクルにあっても、人間は陽光を恋しがる生物なのだな。
 とはいえ、連休ともなると夜中に起きて本を読んだりネットを眺めたり(しばらくチャットしてなかったとゆーのに、正月以来はまっている〜)、夜更かしが度を越して昼夜逆転気味。社怪人(真っ当な「社会人」ではすでにない)としては大いに問題あり。好きな時間に好きなことしたいと思いながら、やっぱりお天道様のもとで真っ当に暮らしたくなる、本能と快楽への欲求のハザマで引き裂かれております(おおげさな表現)。

 近所の喫茶店に行ったら、やはりご近所組らしい一団の初老の男女に遭遇。声高に噂話をするもので、いやでも聞こえてしまう。ご近所の誰それ、と言ったところで分かるわけじゃないが、微笑ましいというか、コーヒーを噴き出してしまいそうになる。
 食事メニューも充実してて、内装も落ちついていて居心地が良い店。なにかの機会の避難所(?)にしよう。

 喫茶店に入るのは、12月中旬に愛知に(「名古屋に」とタイプしてしまいそうになるが名古屋市内ではなかった)行って、最強モーニングセットを体験して以来。300円で一通り揃った朝食が食べられるというのは、物価の高い地域に暮らしている身にはもはや、アメイジングな出来事である。街を歩いているとひんぱんに喫茶店の看板に遭遇する、住宅街のど真ん中にも喫茶店がある。そしてどこも繁盛しているらしい。というような喫茶店文化も自分には衝撃だった。ええなあ名古屋(←だから名古屋市じゃないって)、縁があったら引越したいほどだ。夏がめちゃくちゃ暑いというマイナス要因がなければな!

 寒いなか、思い立ってチャリで大きい書店へ。コミックス3冊ばかり購入。画材屋にも寄って、出たばかりのコピックのドローイングペン(顔料インキで万年筆タイプ)購入。ペンはさっそく使ってみたが、タチカワの同様の製品の方がペン先の具合が良いと感じた。
 でもやっぱ、ペン画はちゃんと丸ペンなどで描いたほうが線がキレイなのだ。当たり前ではあるが、横着するとクオリティが低下するのは必然。手軽さと気軽さと、時間と出来あがりをにらみながら、道具を選び、できることをするのだ。


2003年01月10日(金) クリスマスから約3週間経過
 昨年末はクリスマスあたりから忙しくなって、バタバタと、すべきことを多くとりこぼしたまま年を越してしまった。年賀状は出さないのでせめてもと、クリスマスプレゼントとカードを用意したのに、見事に出し損ねてしまった。どうするんだよこれ。年賀状には寒中見舞というフォローの手段がなくはないが、クリスマスは一過性の感覚が強く、年を越しちゃったらどうしようもない。頭を抱えたまま、日々だけがいつものように、疾く過ぎ去ってゆく。
 メールの返事などもたまりまくり、いくたりかの人々には直接交渉。コミケ会場で挨拶に伺ったり、電話したり。ネットでしかおつきあいのない人にはメールしか手段がないので、なんとかせねば。だが、気が重くて仕方ない。

 年末以来ご無沙汰の店に行ったら「今年もよろしくお願いします」と挨拶される。前に行ったのはクリスマスソングの流れている頃だった。相変わらず美味しい料理ばかりで嬉しいが、腹具合と分量の目測をあやまって、少し残してしまう。非常に申し訳ない気持ちになる。

 年末年始、ちょっと記憶が飛んでいるような状態で、やっと落ちついて周りを見渡せるようになった(こうして日記も書けるようになったわけだ)。
 だけど前述のように、今更フォローできない事物も多々あり。そんな中、すべきことを放り出して、遊びふけっている。例によっての逃避の悪癖であると、自覚してないわけじゃないのだが。


2003年01月09日(木) 落書きと牡蠣とブレスコントロール
 手慰みに絵を描く。落書きと言ったほうが正しいか、メモ用紙(ミスコピーを切って束ねたもの、または、ハガキよりひと回り小さい既成のもの)に描く。罫線のある落書きノートでも同様、結果を考えず気楽に描くと、比較的良い結果を生むようだ。
 気に入ったのが描けたので、コピーしてマーカーで色を塗って試行錯誤。線を単色カラーでコピーして、1色の濃淡(青系とピンク系の2パターン)で塗ってみた。どうにもうまくいかず、結局は3回目に、普通に塗ったのが一番ましだった。変わったことをしようとすると、技術力とセンスが問われる。基本を修めてもいないのだから、曲芸飛行は無理と言うものだ。
 色パターンを変えるのなんて、PC上でソフトを使えば簡単にできるはずだけれど、ソフトの使い方に習熟する時間と熱意がない。

 なにかを練習し始めて、少し時間が経ってから振り返ると、以前には分からなかったことが理解できることがある。8月頃に、水泳とスキンダイビングとスキューバダイビングの呼吸コントロールは全部違っていて混乱する、と書いている。だけど実はひとつの技術のバリエーションであって、呼吸を意識的に制御する、そのパターンが違うだけなのではないかと、あるとき感じた。
 そういう、「なにかを得た」という感触は長続きせず、練習をさぼっているあいだに消え去ってしまうことも多い。枯れた技術が身体に叩き込まれるまで練習すれば忘れないのだ。そのあたり、スポーツも表現手段も同じなんだろう。

 カキの入ったクリームスパを食べる。あまり海産物を好んで食べることはしなかった(むしろ敬遠していた)が、最近は機会があれば食べるし、少しは美味しいと感じるようになった。嗜好も味覚も変わってゆくものだ。
 努力や練習の結果であったり、意識しないなにものかの結果であったり、ものの感じかたひとつとっても、変わらないものはない。それを容認する自分と、すこしばかり寂しく思う自分がいる。


2003年01月08日(水) ライノウィルス襲撃/もっと深く
 耳のうしろから下顎部(エラの張っているあたり)、首筋にかけて痛みがあり、熱っぽいような感覚がある。まだ平熱ではあるが、風邪かも。やばいかも。ぎゃあ。ビタミンCタブレットをむさぼり食おうが、精をつけようが、もう遅い。ひどくならないことを祈る。
 昨日、花粉症の伺いにKクリニックに行ったのだが、こんなことならついでに診てもらうんだった、というのも遅い。それに昨日は自覚症状なかったのだ。花粉症のほうは、2月中旬から飛びはじめる予測なので、いまから三週間後、1月末あたりから抗アレルギー薬の服用をはじめれば良い、とのこと。「すでに除夜の鐘とともに二つ三つ、花粉が飛びはじめてるんですけどね」などと花粉に関するうんちくをひとくさり。Kクリニックの先生は話が面白い。

 久々に「あさひや」に行く。これは仮名であり、『自虐の詩』にでてくる定食屋の名。「ニュートン(仮名)」と言い、わたしたち(複数形)は店の名前をまともに呼ばない。
 ものすごく酔った親父が無銭飲食寸前で店の大将と険悪な雰囲気であり、見ているほうがハラハラした。酔漢は身なりもちゃんとしていて携帯電話も持っており、金がないわけじゃないのだが、あまりに酔いすぎて、財布にしまってない紙幣がどこにあるか不明だったらしい。最後に、持っていた紙袋の中から数枚の千円札が出てきて一件落着。酔ってあちこちで踏み倒す、近所では有名人なのだと大将は苦笑い。

 ところで、ここの日記はじめてから一年になった。休み休みで週記くらいのペースだけど、続いているだけヨシとしよう俺的に。
 年末年始、書くのをさぼっている間には、鈍行で7時間かけて名古屋まで行って、名古屋港水族館でイルカとペンギンとベルーガを見てきた。あとは普通に仕事がピンチだったり乗り切ったり(もっと要領よくせな!)。

 コミケでは、十数年前に商業誌で読んだマンガの続編が同人誌になっていて、作家さんとも話せて感激したり(アニメ化したときに、ファンロードにセル描いて送ったんですよ、あたしゃ)。同窓会みたいな、感慨深いブース配置であったり。手作りアクセサリーを買い漁ってみたり。→これもフツーはフリマなんかで買うんだろうな。それぞれ五百円のピアスとペンダント。碧と水色のガラスが綺麗で、イヤリングの金具をその場でピアスに変えてもらって嬉しかった。ってな感じで、本はあまり買わず、グッズと画材をたくさん仕入れ。2003年はたくさんスクリーントーン貼る年にしよう、などと誓ってみたり(誓いが達成できるのかどうかは謎。でもいいのだ、トーンは腐らないから)。

 時代劇やら仮装大賞、テレビばかり見て、重いのに田舎にノートPC持ってってテキストたくさん打って、気がついたら、長かった正月休みは終わっていたのだ。
 冒頭に書いたように風邪の気配なので、三連休もでかけられそうにない。ちぇっ。

---
 今年の目標、というかモットーは「もっとdeepに」。様々な意味を込めて、しかしシンプルに。


2003年01月07日(火) いつのまにやら時は過ぎ。
 うわあ、もう年明けから1週間も経っちまった。松の内になんとか、などと思ってたもろもろも間に合わず。ぐうたらな俺なので、そんなものなのだ。でもガックシ。われながら。年末に忙しくてメールの返事とかほったらかしておいたら、なんだか大変なことになってる。ような気がする。おっかなくてメールボックスも開けられぬ(ウソだけど)。

 親兄弟・親類にさえ不義理の限りを尽くしているのに、ネットでだけマメに外交なんて、できるわけないじゃん。いや、自慢じゃないし卑下でもない。親に連絡しろ、と妹からメール来てるのにも返事だせてない、こっちは気分的に辛いから。「一周忌やるけど帰ってくる?」って訊かれても。誰のための法要なんだよ。生きてる人のために必要ならば、やりゃあいい。そうでなければ、見栄のためにやるならば、それにかかる費用を別のことに振り向けろ。と言いたいが、田舎ではそんなことも言ってられないのか。やれやれ。

 新年早々、辛気臭いなあ。やれやれ。もう、この言葉しか出ない。


かこぶんきのうあした
ちちやすになんか送る




↑エンピツ投票ボタン
My追加