天職、かもしれない
社会人になってもうすぐ2ヶ月になります。 でもまだまだ慣れません。 あれやこれやそれや、と耳慣れない言葉を毎日聞きながら、なんとか首の皮一枚で繋がっているっていうか、何て言うか。 そもそも全く念頭においていなかった福祉職。介護保険があれだとか、ケアプランがあれだとか、入院の手続きだとか、福祉用具がこれだとか。 でもよく考えたらその昔。 中学生の時にやった「職業適性検査」で私は介護職が向いているという判定を貰った覚えがあります。 最終的に、そこにおちついています。事務職ですけどね。
就職活動をしていたときは、福祉職なんてこれっぽっちも考えていなかったんです。 ちょうどコンピューターに興味を持っていた頃なのでSEとかもいいなぁ、なんて考えていたくらいです。 今仕事をしている場所の求人を知ったのは、活動を6月で一度うち切って、8月の教育実習が終わってからのことです。 就職サポート室の人に「貴方の家に近いから受けてみなさい」と強く勧められたのですが、家が近いし(大学までずっと近場だったから大阪市内にオフィスがある会社を受けていたんです)、「えー福祉なんか考えてないしー、希望は違うしー」って言っていたら「今はそんな贅沢を言っている場合じゃない」とえらくしかられて放り出された覚えが・・・
でも施設を見学に行って、なんかぴん、と来るのがあって。 そういう直感って当たるものです。 その後試験を受けて、あれよあれよと内定を頂きました。 運命は恐ろしいものです。 私の20と数年の人生は校区内で収まっています。
「福祉職に決まったんだ」と話すと、「あんたらしいね。絶対じっちゃんばっちゃんに好かれるタイプやし」とほぼ満場一致で納得されました。 皆の予想通り、今やすっかりじっちゃんばっちゃんのアイドルです。 熟年キラーの所以、ここにあり。
ちなみに大学の間に頑張っていたコンピューター関連の資格も英語の知識もは現在全く役に立っておりません。 役に立ったのは一度だけ。 「おたくの施設でHP作りませんか?うちが請け負います」という飛び込み営業の方に対して理事長が「うちの事務員がその筋の知識がありますから結構です」と私を指さしたことくらい・・・
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