体調が良くならない。 土曜も日曜もひとりでおとなしくしていたのに。 ひさしぶりに内科に行って、 風邪薬とトローチとうがい薬をもらった。
外はいつのまにかすっかりつめたくなって、 秋と冬の間で揺れている。 新鮮で透明な空気を胸に吸い込むと、 いつも心細くなる。
平熱で、 鼻がつまってのどが少し痛いことをのぞけばまあふつう。 ということは、 風邪はもうすぐ治る、ということで、 別段心配もなく、 だらだら。
TVと友達になってみてもつまらない。 掃除をして、ごはんつくって、 ただそれだけ。 イマイチなマイニチ。
春になったら、 おけいこでもはじめようかな。 なんてつらつら思ったり。 そういうことで土曜の午後を束縛されるのがヤだったり。 そんなの言い訳で何もしない自分がいたり。 やだやだそんなの。
つまり私自身が、 ぜんぜんイマイチでかっこ悪く、 どうしようもない訳で、 だめだこりゃ。
なんでだろ。 なんだか元気が出ないのです。 仕事も最近ひまで、 自分ひとりの時間が多くて、 会話とかあんまりなくて、 つまんないです。 自分ひとりの世界でひとりごと上手になっちゃったのかな? 毎日たのしい夢をみます。 なつかしい友人たちと過ごした日々の夢。 小学校の友人、中学のばか3人、高校の地理学資料室の仲間、 大学の友人、バイト先の仲間、数え上げたらきりがない。 ただただたのしい夢。
そして目覚める。 会社に行く。 街路樹の下を、まっすぐまっすぐ歩きながら、 ゆっくりと思い返す。 幸せだった夢。 けれどそんな頃にはもう、 しあわせだったなあという思いくらいしか覚えていないの。
そんな毎日。 イマイチだなあっておもうでしょ?
そんな毎日。
2003年10月05日(日) |
とくべつなひとになりたい。 |
とくべつなひとになりたかった。 こどもの頃からずっとずっと。
ラプンツェルになりたかった。 魔法使いになりたかった。 一番はやく走れるひとにも、 聡明なひとにもなりたかった。
そして今も、 とくべつなひとに私はなりたい。 こどもの頃とちっともかわらない、 なんて投げ捨てるように言わないよね? こどもの頃とは全然ちがう。 だってだれからもとくべつなひとになりたい訳じゃない。
あなたはいいな。 私にとって、ほんとうにとくべつなひとだから
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