たまの日々

2002年08月30日(金) 知ラナイ

本当に、
失ってしまってはじめて知る。
そのいとおしさ。
どうしても、
なにがなんでも手に入れたくなったとき、
絶対に、
声すらも掛けられないほど遠くに、
それはいる。
かけがえなく、耀いて、
何もさえぎることができないのに、
手を差し伸べることすらできない。

そうわかっていて、
またひとつ、
私は大切なものを失おうとしている。
手を、
伸ばせば届くかもしれない、けれど、
実は、
ずっと手をつないでいるつもりだったのは、
私だけだったらしい。

いつでも、
仲間じゃなかったらしい。
手なんか、つないでなかったらしい。

つよいとか、
やさしいとか、
私にはわからなくなった。

わからなくなった。

遠くなった。



2002年08月27日(火)

この秋、
はじめての梨をたべた。
しゃりしゃりとした歯ざわり。
淡い甘み、口中にいっぱいにひろがるみずみずしさ。
あくまで清潔な白色。

今日は、
そんないちにちでした。
静かで、涼やかで。
余分なもののない時間。

それは不思議な気持ちでした。
何もかもが少しやさしくてあっさりしている。

現実感のないいちにち。
淡い味のいちにち。

すとんと秋が落ちてきました。

濃さ、とか強さとか。
そういうものがすうっと遠のいていったような気がします。
とても、さみしい。

秋が、
やってきてしまいました。






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2002年08月26日(月) みんな。








むつかしいね。
でもだいすきだよ。

みんな。

うそつきなのは、
よわむしなのは、
私自身。

あいされないのは。
あいさせないのは。
私自身。

なのかな?

みんな。




2002年08月18日(日) のぞみ

ふたつのきもちに揺れ動いています。

つい最近まで迷いなんてなかったのに。
繰り返してもしょうがないよね。

でも。

もう少し、
自分だけの考えで決めないで、
考えてみるべきかもしれない。

でも。

結局繰り返すような気がする。

結局。

私ののぞみはどっち。






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2002年08月16日(金) いちばんたいせつなもの

たくさんありすぎてどれだかわかんない。
それじゃあぜんぜんいちばんじゃないか。
あはは。

だけど、
そんな素敵なものを、
ひとつでもたくさんみつけられる、
ひとつでもたくさん手のひらにのせる、
そんなことのできるひとになりたい。

そういうきもちが、
少し不安な今はいちばん大事。







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2002年08月15日(木) つよくなりたい

台風が、やってきます。
せっかくの、
2年ぶりの再会に、
水をさそうというように。

2年前のことを、
今の私はとても遠くに感じます。
別世界のことのように感じます。
懐かしく、恋しく思います。
いまよりずっと、
私の心は強くて健康的だった。
そんな気がします。
なぜ今こんな風になってしまったのか。
不安で、ひとりで、信用できなくて。
こんな気持ちに押し流されてしまったのか。
でもそれは必然だったのかもしれません。

幸い、
私には、今いる場所がある。

もうすこし、
あとすこし。

台風のあとで。
向日葵のような笑顔になりたい。






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2002年08月06日(火) 太陽熱

畳が熱い。
部屋中の何もかもが。
真夏の熱気が閉じ込められている。

私の中で、
いろんなことが醗酵している。
行き場を失っている。

どこへ転ぶのか。
このまま、なのか。

腐るのか、
化けるのか。







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2002年08月05日(月) くたくた

極小ビーズ入りのクッション。
着古したTシャツ。
今日の私。

家に着いて、靴を脱いで、
くたくたとその場にすわりこんだ。
うさうさが、
ごはんがほしいとうったえている。

明日は仕事で今日よりさらに朝が早い。

布団をしいて倒れこむ。
私は抱き枕になりたい。
くたくたと使い込まれて、
でも手放せないような。

朝のことを考えて、
ご飯食べようって友人の誘いも断った。
くたくたと、
今日の眠りに吸い込まれる。






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2002年08月04日(日) 転職

どうなってるのかよくわからない。
疲れてるの?
さみしいの?
どうしたいの?
なにしてるの?
人の事なんてわかんない。
だけど今は自分の事もわからない。

どこまでがひとについてる嘘なのか、
どこまでが自分についてる嘘なのか。

明日からまた新しい会社。
不安でいっぱい。

できれば、
転職なんてしたくない。
生きている、
多くの時間や力を使うもの(職、家族、恋人、趣味、その他)は
できることなら、本当に失いたくない。
臆病者だと言われてもかまわない。
もうワンランク上の幸せがそこに待っているかもしれない可能性を
期待してジャンプする体力のない今は、
冒険になんて、出かけられない。
そんな力は残っていない。

自信なんて、どこにもない。
どんどん言葉を失っていく自分がここにいる。
自分の事がいちばん信用できないから。
ワガママでいいかげんで口ばっかりで不器用で。
いいとこなんてどこにもない。

明日からものすごい朝が早い。

自分で自分がうまくコントロールできない。

失っていくことばっかりだ。

これ以上、なにも失いたくない。
なのに失っていくものばかりが見える。






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2002年08月03日(土) 明日の糧

網戸越しの朝の風が、
涼やかに部屋を通り抜けていく。
夏休みの定番BGMのような、
蝉の鳴き声がすぐ近くで聞こえる。

いろんな理由があったとしても、
会社をやめる、ということは、
今の私の環境では我儘だ。
一人暮らしで、
自分とうさうさの生活をしっかりと守っていくだけの、
経済力は絶対必要条件なのだ。

その状況を押してまでも仕事をやめた。
そういう自分が後ろめたくて、
自発的夏休み、だなんて言い訳して、
ごろごろしていた。
たった、半日。

しあわせなことに、
いろいろな偶然が重なって、
私にとってやりがいのある仕事に就けることになった。
朝がものすごく早いとか、
交通の便があまりよくないとか、
通勤時間が長いとか。
ハードルもあるけれど、
それでもこの幸運を逃したくないと思う。
感謝しつつ、
毎日を大切に生きていきたいと思う。







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