遊戯王ゴーラッシュ感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
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2002年04月26日(金) |
イシュタール一族の名前の由来-更新の裏話 |
アニメも新展開になり、もうマリクは過去の人になってしまった感がありますねぇ…(マリクファンとしては残念)。 それなのに今頃、名前の由来が出来上がるというのも、タイミングが悪すぎですf(^_^)。
文中にもチラホラと書いているのですが、エジプト組と違い、バビロニア組は名前がもじってあったので、由来にたどり着くまで苦労しました。 最初に「マリク」を発表した時点では「ナム」については、まったく分かっていませんでした。 だから調べるのをやめようとも思ってました。これでいいやと…。マリクだけでいいやと…。 でもどうしても気になってしまい、影でコソコソと本を読んだりしていました。
けれど、エジプト史を必死に調べても「ナム」は出てこない…。
…くっ、だめだ…、オレに勝つ手段はない…(がっくりとヒザをつく)
けれど頭のどこかに一縷の望みは持っていました。 エジプトの神に対抗できるのは、バビロニアの神しかないなぁ…と。 だからバビロニア(シュメール文明)の文献を追えばいつかは見つかるかも…と、期待を持って…。
「ナム」から発音を追っていって、バビロニアの「ナブ神」にたどり着いたときはちょっと感動しました。 マリクの名前もマルドゥク神から来ていることが分かり、一気に目の前がひらけました(^-^)。
イシズさんに関してはあんまり変化ないように見えますが、でも一番変化があるのはイシズ姉さんかもしれません。 でもそれをここで懇切丁寧に説明するのは場所が違うような気もするし、あくまでも紹介程度にしておかないと大変なコトになりそうだったので、あえて簡潔にまとめました。
イシュタール一族がバビロニア組というのは、なかなか良いなぁと思ってます。 遊戯王の世界がエジプト一国だけの神話でなく、もっと広く深くあるということは、それだけ物語も壮大で豊かになるからです。 だいたい、古代エジプト人は自分の国を飛び出すということを好まないようで、領土拡大の目的で地面を移動しても、船に乗って未知の国を見てやろうなんてことはあんまりしなかったようです。 それは「すべてがエジプトにある」からなんですけどね。 バビロニア神話を高橋先生が意識しているというだけで、こっちの期待もいやがうえにも高まるわけです(*^_^*)。
イシュタール一族がバビロニアから、なんらかの理由でエジプトに逃げてきた…とかをストーリーにしてみようかな…と思ったこともありました。時間がないのでやってませんが…。 でもちょっとステキでしょ。イシュタールの一族は、もともとバビロニアの王族で、わけあってエジプトに亡命…とか。 セト神官もミノア国からの亡命だし、私の考えるキャラクターの背景ってみんな亡命者になってしまう(笑)。
まぁ、そんなこんなで杏子も怪鳥に仕立て上げてしまいました。
GWのため、月曜日の日記はUPできないと思います。 次は水曜日のアニメ感想だな。
この日記の文章、「名前の由来」のページに入れようかな。 じつに言い訳が冴えている(笑)。
2002年04月24日(水) |
輝け!賢者の宝石(アニメ感想) |
下に「お知らせ」があるので、感想は読まなくても「お知らせ」だけは目を通してくださいm(_ _)m。
第103話「輝け!賢者の宝石」(4月23日放映分) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今日のお言葉 表くん「ここまできて、ボクは何もできないのか!? チクショウ!」
泣くほどくやしがる表くん…。でも、その涙は杏子に届いていない、ぜったいに…。
さぁ、今日で杏子とペンギンのデュエルも終わるし、今回はのんびり観ていられるかなぁと思ったら、 憧れの「海馬家の執事」登場で、いきなり胸キュンでした。 この人も身長150センチくらいで、いい感じに好きです(*^_^*) 原作ではこの執事さん、拷問のエキスパートという面も持っていると書いてあります。 ふ〜ん、なるほど。
でも、想像より声が意地悪く、ちょっとがっかりです。 DEATH−Tの時は瀬人さんのために大活躍することを考えると、すこし関係が険悪すぎる。 チビ瀬人にムチで「ピシっ」も執事さんがやっていた。 これは剛三郎だから良いのに…。アニメスタッフはこの辺が分かってない(怒)。
執事「瀬人サマは望んで海馬家の養子におなりになった。 剛三郎サマに追いつくまで寝る暇などありませんぞ。 それともモクバサマともども、この屋敷を出て行かれますかな」 瀬人「…分かっている」 アニメオリジナルのセリフは少し表現がキツイ時がある。 孤児院に戻りたくない一心でがんばっているのに、さらに追い打ちをかけるようなこのセリフ…。 「モクバサマともども」がまた憎らしいなぁ。痛いとこツイてきますなぁ。 モクバはいつから人質になったんだ?
勉強中のチビ瀬人に首輪はなかったですね。残念です。っか、やっぱ調教はテレビ的にだめですね。
剛三郎「瀬人、海馬コーポレーションのビジョンを聞こう」 モクバ「兄サマは海馬ランドをつくりたいとかなんとか」 剛三郎「くだらん」 チビ瀬人「ゲームはくだらなくなどない。ゲームこそ疲れ果てた心に安らぎと余裕を与える、人間が生みだした知恵だ」 剛三郎「それで世の中が動かせるのか?お前は海馬コーポレーションの跡継ぎに手をあげた。 世界に君臨する王となるためだ」 この辺のセリフは全部ダメだなぁ。原作にこんなニュアンスのところないよねぇ。 それともあったかなぁ。 ちょっと説明臭い。海馬ランドを作りたいという気持ちを印象的に演出するために言わせたんだろうけど、 やりすぎ。くどい。言葉多すぎ…と、私は思う(弱気な意見(^^;))
★★可愛かったシーン★★
その1−ソファに倒れ込むチビ瀬人、すっごく可愛い。今の社長も疲れるとソファに倒れ込むのかな。 その2−モクバが描いた「ブルーアイズホワイトドラゴン」。私より上手に描けてる…(^_^;)。 ★遊戯を語るぞ!★
■迷路の中で
杏子 「(遊戯…)」 表くん「(−−−今、杏子の声が…−−−)」 王様 「どうした?」 表くん「なっ、なんでもない」
(ボクは杏子がボクの名前を呼ぶたびに思う。本当はどっちのコトを呼んでいるんだろうって。 答えは分かりきっているけど…。)
■氷壁の向こうに杏子を見つけて
表くん「杏子!! 杏子がやられちゃう!!ここまできて、ボクは何もできないのか!? チクショウ!」 王様 「いやオレは信じるぜ。ブラックマジシャンガールのチカラを…」
■倒れる杏子を起こす遊戯
杏子「遊戯! やっぱり助けに来てくれたのね!」 表くん「杏子、もう大丈夫だから…」 杏子「遊戯!!(遊戯に抱きつく)」 先週の私の疑問、「どっちの遊戯?」が、表くん自身のセリフとして再登場。 先週は表くんの感情が空回りしてイタイ感じだったけど、今週は王様のスットボケぶりが目を覆いたくなるほどヒドく、演出のまずさが出てしまいました。 王様だって表くんが杏子のこと好きだって、ちゃんと知ってるのに、アニメでは「信じるぜ、ブラックマジシャンガールのチカラを…」とかなんとか、いきなりカードの話…。 そうじゃないだろ! まず相棒に一声かけてから、カードの話をしろよ。
私だったら…(かなり手前勝手な妄想)
表くん「杏子!! 杏子がやられちゃう!!ここまできて、ボクは何もできないのか!? チクショウ!」 王様「相棒…、お前の気持ちは杏子に必ず届くぜ」 表くん「もう一人のボク…、でもボクには見ていることしかできないんだ…(泣)」 王様「杏子にはブラックマジシャンガールがいる。オレは信じるぜ。ブラックマジシャンガールのチカラと杏子を思うお前の気持ちが奇跡を生むと…」
なんてね(*^_^*) ▼なんとなく気になったところ−1▼
「マハー・ヴァイロ」隠れた特殊能力を持つ魔術師。 表くんが自分に似ているカードとして杏子に示したのがこのカード。 どんな特殊能力を持っているのかなぁとドキドキして観ていたけど、装備カード一枚に付き500ポイントアップだけ? つまり王様を心に住まわせると、表くんの強さがアップするということ? う〜ん、なんかちょっとつまらないオチだと思う…。
▼なんとなく気になったところ−2▼ BMGのデッキマスターの特殊能力って、デッキに入っていないBMのカードを場に呼び出せると言うこと? ご都合主義だ…。
■乃亜語録
−−−拍手で登場乃亜くん 乃亜「素晴らしい兄弟愛だね。瀬人、君もツライ半生を送ってきたというわけだ」 社長「貴様はなんのつもりだ。いまさらこんなものを見せて…」 乃亜「思い出してもらうためさ。お前がいかに海馬剛三郎を死に追いやったかを…」 社長「何!?」 乃亜「その裁きはいずれ下される」 社長「乃亜、貴様はいったい何者だ?」 乃亜「その時を楽しみに待っていたまえ」
「待っていたまえ」−−これは「たまう」の命令形で男性語。話し言葉でしか使わない。 ★あっけないペンギンナイトメア語録★ 「ブラックマジシャンのいないマジシャンガールなぞ、ただのコスプレ小娘です」 「おのれ〜、もう少しで若い肉体が手に入ったのに…」
取り上げられたゲームの中に囲碁が!! 社長は囲碁もできるのか…。塔矢あきら×海馬瀬人が見てみたい…。
来週はやっと城之内…。 でも予告からしてつまらなそう(^_^;)。アニメスタッフは城之内嫌いなのかも…。
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お知らせ
なんと「GP工房様」のキリ番をゲットしてしまい、初めて「リクエスト」をさせていただきました。
私みたいなヘタレのリクエストを受け付けなければならない管理人様はもうお気の毒としか言いようがないし、 リクエストのお願いが「おもいっきり鬼畜な乃亜」という、自分勝手な妄想を押しつけてしまい、 とても恐縮していたのですが、描いていただいた絵がもう素晴らしく、私、言葉がありませんでした。
「GP工房」様 http://www.kasumi.sakura.ne.jp/~panda/gp/
トランプ一枚目のギャラリーから入ってください。 キリ番「50000HIT」
リクエストする時、さすがに気後れしてしまい、「小心者」という名前を使ってしまいました(^_^;)。 へんなところで度胸がないんだよなぁ〜。
乃亜くんと『鬼畜』って私の中ではぴったり来るんですよ。 それは「乃亜くん」の中に「殺気」を感じるせいだと思います。 それゆえ描いていただいた乃亜くんが「ナイフ」を持っているのを見てビックリしました。 乃亜くんの内面が一本のナイフで的確に表現されていて、さすが…と思いました。
本当に、本当に、本当にありがとうございました。 私は幸せ者です。
さりげなく描かれている社長人形も可愛いですよ(*^_^*)。
イベントで買った本を読んでいると、「社長と王様のデートシーン」が意外に多く登場するので、なんとなく気になってしまうことがあります。
その1−デート代はどうしているのだろうか…。 その2−経済力の差として社長が払う場合、社長は現金だろうか、カードだろうか…。 その3−じゃ、いったいどんなカードをあの社長は持っているのだろうか…。
その1を考える 男女のカップルだったらともかく、一応男同士だし…。 でも王様は古代も現在もお金を持つということが似合わないようなので、 「ここはオレが払うぜ!海馬!心配するな、ママから小遣いをもらってある」 なんてセリフでレジの前に立つと、これだけでもうギャグになってしまう(笑)。 やはり社長が金を払うんだろうな…。
杏子とのデートの時はどうしたのかなぁ。 カード屋でカードを購入してたから、あの時は表くんに財布をもたされていたんだろうな…。 「杏子の分もコーヒー代をちゃんと払うんだよ!」 こんな風に注意を受けていたことは想像できる。
その2を考える 社長だとあんまり自分でお金を払ったりしないだろうな…。 秘書が先にレジへ行き会計してしまうだろう。 「領収書をお願いします。アテナは海馬コーポレーションで…」とか言ってさ。 でもプライベートな場面だとやはり社長がレジに立つんだろうな…。 その時に胸のポケットから分厚いブランドの財布に万札ぎっしりでもいいけど、やはり、薄い皮のカード入れからカードを取り出して、レジへポンと放るほうが似合ってるよね。
「サインをお願いします」なんて言われると、自前の万年筆(モンブラン)をわざと取り出して、線の細い字で「海馬瀬人」とか書くと、レジの姉さんが「あっ、この人が…」とか思って頬を赤らめてしまったり…。 横に立つ王様は当然みたいな顔…かな。 でも一応、店の外に出ると「いつも悪いな…」とか…。 あっ、でもこれは表くんに「ごちそうになったときはちゃんとお礼を言うんだよ」とか教えられているのかも。
その3を考える 社長が持っていそうなカードって、あれしかないよね。 そう「アメリカン・エキ○プレス」のゴールドカード。 このカードは本当に世界最強だと思う。海外に出ると痛感するね。 世界中にオフィスがあり、24時間体制でトラブルに対処してくれるし、カードの再発行、トラベラーズチェックの発行、再発行、換金など、本当に便利。 おまけにオフィスで手紙の受け取りもできるので、手紙しか連絡の手段がない小さな国へ行く場合、本当に便利です。 海外に行くことも多い社長はぜったいゴールドだな。 確か空港に専用ラウンジもあったような…。 でもこのカード、庶民には手の届かないカードです。 審査が厳しいし、年収とか役職とかがかなりハイグレードでないとダメなんだよね。 外国の場合は分からないけどさ。 日本だとフリーターとかまずダメだし…。 会社を辞めて3年くらいはダメだしね。
でも社長が給料日を気にしたり、銀行でお金をおろしたりなんてのはないんだろうな。 いつも執事さんがこっそり社長の財布に補充してくれるんだろうな。
まさかモクバもカードを持ってたり…。 小学生だけど「副社長」だし…(^_^;)。
会社を辞めようと思っているお姉さま、「カードを作ってから辞めろ」は、旅人の間での鉄則です(*^_^*)。
今更だけど、手に入れました「ファラオの食卓−吉村作治」。
腰巻きには以下のように書かれています。
絶大な権力を誇った古代エジプトの王や人々はどんなものを食べていたのだろう? 著者ならではの驚異のエジプト民俗学。 まだ途中なんだけど、読んだところまでの感想をちょこっと…。
表紙をめくると「序章」として短編小説が載っていて、アメンヘテプ三世がファラオとして登場します。
このファラオは闇遊戯さんの父親に当るんだけど、描かれているのはまだ母となる「ムトネジュメ」さんがミタンニ国から嫁いでくる前の話なので、闇遊戯さんの存在はありません。
闇遊戯さんの父親であるアメンヘテプ三世は女好きで、ハーレムには100人の女性を囲っていたので、本当なら闇遊戯さんも無類の女好きかも…とか思ったりね。 血は争えない…という感じでさ。 まぁ、想像できないけどね。やっぱセトさん一筋でいて欲しいから…(*^_^*)
さらっと読んだなかで、印象的だったのはこれ。 「ファラオは風呂に入りながら、好みのものを食べて朝食とするのである。(ファラオの朝食)」
風呂に入りながら、ものを食べる…?。 ええええええ〜、そうなの!? それは初耳でした。(^_^;)
吉村先生は第18王朝に詳しい筈なので、これは本当のことなんでしょうなぁ。 風呂と言ってもタライみたいな土製の桶なので、そんなに仰々しいものではないようですが、 召使いに囲まれてタライにつかる闇遊戯さん。 風呂桶のまわりにくだものとかパンとか並べてモグモグ+パクパク…。
現代人の感覚からすると、ちょっとどうかなぁ。 私はてっきり、絨毯の上とかに座って、あぐらでもかいて食べるのかなぁと思っていたので意外でしたねぇ。
まぁ、ギリシャ人も寝ながら食事をするからなぁ〜。 風呂に浸かりながらパンを食べたり、牛乳飲むのもたいしたことじゃないのかもねぇ。
王族や神官は旨い物をたらふく食べていたようですが、農民や労働者はあんまりおいしい物を口に入れることは難しかったようです。 魚は貧乏人の蛋白源と吉村先生も書いてました。
エジプシャン城之内が「ああ、肉ってどんな味がするんだろう…」とか言うシーンを想像したりして…。
★『ファラオの食卓-古代エジプト食物語』 著者:吉村作治 小学館ライブラリー 定価:780円(税込み)
2002年04月17日(水) |
心が騒いだぜぃ (アニメ感想) |
第102話「氷上の決闘 狙われた杏子」(4月16日放映分) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今日のお言葉 ペンギンナイトメア「くだらないゲームに興ずるスペースより、子供達になぜペンギンの優しさを教えない!」
くだらないゲーム…遊戯王の世界では絶対&究極の禁止用語…。聞いていてドキドキ(汗)。
今週は「杏子祭」だから、野郎が喜ぶような映像満載で、のんびり観ていられるかなぁ〜と思ったら…、 なんだか先週よりすごかったりして…。 もちろんW遊戯がさ…。
今日の作画監督は「原さん」。あんまり印象ないけど、今日でお名前覚えましたよ(笑)。 杏子の胸が大きかったねぇ。細かいところでエロだねぇ(^-^)。 脚本もしつこかった。 「真崎杏子16歳!」「真崎杏子16歳!」「真崎杏子16歳!」 選挙カーじゃないんだから、そんなに連呼しなくてもいいのに…。
杏子の対戦相手はペンギンナイトメア。 もともと「海馬コーポレーションの元取締役常務 兼 人事部長」だった人で、 名前は「オオタキシュウゾウ」。年齢は「55歳」
55歳って、そんなにオジさんという感じではないのに、やたら強調されていましたねぇ。 寒さに震える杏子に「可哀想に…、私の愛用のモモヒキをプレゼントしましょうか」とか、 「おじさんを罠にはめようなんていけない娘だ〜」など。 実は見てくれがすっごく老けているのかな。どの顔の人なんだろう…。
自分でおじさんとか言っているわりに、やることは子供じみていて、 この人が人事権を握っていた頃の平社員に同情しちゃったりしたのは私だけではないと思う。 (上が馬鹿だと、下は本当に大変だからねぇ(-_-;))
ペンギンナイトメアが語るオオタキさんの過去も、なんだか共感できる部分がなかった…。
オオタキシュウゾウの過去…。
両親の仲が悪く、喧嘩が絶えない家庭。 ペンギンの生き様に心の救いを見いだす大滝少年(笑)。 やがて出世し、地位も固まった頃、海馬ランドの隣にペンギンランドを建設したいと密かに願う。 ある日、その企画を海馬社長に持ち出してみる。 すると、
海馬瀬人社長 「フン、ペンギンだと!? 白と黒ならパンダの方がマシだ。却下だ! 大滝」
ペンギンナイトメア「くだらないゲームに興ずるスペースより、子供達になぜペンギンの優しさを教えない!」
杏子「そんなの逆恨みよ!」 ノータリン女子高生、良いこと言ったぜ! 実際、ペンギンランドを作るなら杏子ではなく男のキャラの方がいいと思うけど…。 まぁ、杏子なら簡単に勝てると踏んだんだろうな。 杏子は嫌いじゃないけど、ペンギンが言うように、「実力を伴わない、根拠のない自信」を持っていて、 それが鼻につくときがある。前にも似たようなこと書いたけど…。
それにしても、仕事をする社長の姿が拝見できて、私は嬉しかった。 海馬コーポレーションは本場ブロードウェイのミュージカルにも数多く協賛しているんですねぇ。 その決裁も社長がしているのだから、本当に忙しい日々を送っているようです。 かなり精力(絶倫)的な人間でないと、こんな激務はこなせませんね(笑)。
★W遊戯も語るぞ!★
迷宮に閉じこめられた表くんと王様、どこからか杏子の声が聞こえてくる…
杏子 (遊戯〜) 表くん「杏子!どこにいるの?杏子!」 杏子 (寒いよ〜) 表くん「杏子!」 王様 「杏子の苦境をわざと聞かせたのか…。悪趣味だぜ!」 表くん「早く杏子の所へいかなくちゃ。まっ、まさか杏子はもう別の奴とデュエルを…」
扉に向かう表くん、しかしはねとばされて尻餅を着いてしまう。 そこに駆け寄る王様、実体はないが、表くんの細い肩に手を添わせ支えてやる。 王様 「焦るな相棒、やみくもに出ようとしても無駄だ」 表くん「でも杏子が…」 先週に続き、「実体がないのにふれあう二人…」でした。
W遊戯派からすると、王様が隣に立っているのに、「杏子、杏子」と繰り返す表くんに なんとなくイライラを感じてしまうのですが、原作では表くんは杏子の事が好きだから、当然と言えば当然。 むしろ、杏子が呼ぶ遊戯は「どっちの遊戯?」と…。 答えは分かってるから、尚更、取り乱す表くんは滑稽に見えてしまう(T_T)。 表くんは男としてツライ立場だが、王様は鈍くて、そこんとこがわかってない。
▼なんとなく良かったシーン▼
杏子の震える手に自分の手を重ねるBMG。女同士もいいねぇ(*^_^*)。 ブラマジガールは可愛い。足が良いよねぇ。 遊戯王の女性キャラはみんな仲がいいし、モンスターとも仲良いからちょっと羨ましい。
▼なんとなくそそられたセリフ−1▼
ペンギン(ハムスターでも可)の気持ちがわからないような者に人を感動させることなど無理に決まってます。 パチパチ(ペンギンの拍手)
▼なんとなくそそられたセリフ−2▼
杏子はデッキマスターにブラックマジシャンガールを召喚。 「やー美少女が二人…、いたぶりがいも倍増ですね」
乃亜語録
武藤遊戯…、海馬瀬人をやぶったペガサスに勝った男。 うろつかれると面倒だな。君には特別なラビリンスを用意してあげるよ。
「このあげるよ」がねぇ。攻めなんだよねぇ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
来週 「輝け!賢者の宝石」 なんと、来週も杏子祭…。BMGの特殊能力が炸裂?
2002年04月15日(月) |
楽しい一日でした(T_T)(感涙) |
人生で一番有意義なこと、それは自分の為にだけ時間を使い、自分の為にだけ金を使い、自分の為にだけ人と交わる…。
昨日の海闇祭はまさに至福の時。 極上の作品、極上の作家さんとの交流…。 ああ、本当に幸せでした。
少し遅く到着したので、新刊売り切れ…という悲劇もありましたが、おおむね絶好調で新刊ゲット。 好きな作家さんの作品をコンプリートできてホクホクです。
なんかずうずうしく憧れの作家さんとお話したり、しまいには握手までしてしまいました。 その方は手が小さくて、「ああ、こんな小さな手であのような素晴らしい作品を描かれるのですね…」と感動してしまいました。 もう少しでスリスリとその手を頬ずりしそうでした(危ない危ない(^_^;))
改めて思いました。 「海闇で行こう…。いままでもそうだったけど、これからも海闇だ!」 いきなりの決意表明…意味無いけど…。 でも意気込みだけはものすごかったり…。
自分にとって居心地のいい場所…それが王様と社長の作り出す磁場。 その磁場にユラユラと漂うのが最高の贅沢。
本当に楽しかったんです。 これからもがんばってHPやっていこうと思いました。
遊戯王のなかで大切なキーワードはやはり三千年。
そもそも遊戯王にハマッたキッカケは、主人公たちが三千年前の因縁を引きずっているという、まったくもって壮大な設定にドクンときたせいで、それがなかったら、こんなに熱く見守っていなかったと思うなぁ。 WJも購読してないし、ゲームやってる時間もないし…。キャラクターにはハマッタと思うけど(*^_^*)
三千年といっても、普通はピンと来ないよね。 日本だと縄文時代の後期…九州あたりで米を作り始めた頃かな(^_^;)
そもそもエジプトなんてお金よりなにより、やはり縁がないと行けないよね。 でもなぜか惹きつけられる…。 歴史に対する興味とかではなく、子供の心さえ虜にしてしまう強烈な魅力がエジプトにはある…。 ピラミッドとかミイラとか…、王家の呪い?とか…。心の琴線に触れるモノが山ほどある。 そんなモノを目にしたり、聞いたりすると、皆、心をソワソワさせて、 「エジプト好きなんです〜」 と言いながら、ズンズンと音を立てながらエジプトへ行進していく…。 まぁ、いいけどさ。昔の私もそんな旅人だったし…。
一応、私は、ホレ…、エジプト嫌いで通っているからね。 エジプトを語るときは、ちょっと斜に構えてしまいます。
王様と社長を語るとき、密かに期待しちゃうのが、三千年の愛ですか? 古代エジプトで愛し合った二人の思いが時を越え、現代においてもラブラブ・イチャイチャであって欲しい…。 切ない乙女心ですなぁ。私もそんな設定が好きですよ。
ところがですね…、そんな時空をねじ曲げるような愛が実在したとしたら…どうします?
私のお友達のお友達に「田中真知」さんという翻訳および執筆をなさっている、とても素敵な方がいます。 エジプトに7年間滞在し、その時のつれづれ話を「ある夜、ピラミッドで」という本にまとめ、出版なさっているのですが、その本の中に信じられないような「三千年の愛」が紹介されているのです。
あんまり紹介すると、本を読む楽しさをそいでしまうような気がするので、簡単なスジだけを紹介します。
イギリスに住む少女ドロシーは偶然、父親の持っていた「エジプトのファラオ−セティ1世の葬祭殿と彼のミイラ」の写真を見てしまう。 その瞬間、少女は自分がこの場所に住んでいたこと、ミイラとなったセティ1世と自分が関わりを持っていたことを思い出すのです。 やがて流れ流れて、彼女はエジプトに移り住み、セティ1世が三千年の間、自分を愛し、魂を捜し続けていた事を知る…。 このセティ1世、「あれ?なんか聞いたことがあるぞ〜」と思われた方も多いでしょう。 そう、ハムナプトラに出てきたファラオがセティ1世です。 第19王朝のファラオで、神官のイムホテプに愛人を取られ、オマケに殺されてしまうという役でしたね。
魂は三千年なんてひとっ飛び、愛は時空を越えるのだなぁと、真知さんの文章を読んでいると感じます。 古い旅行ガイドを読むと、神殿を守り続ける彼女のことが紹介されています。 たとえ動機が彼女の誇大妄想だとしても、その思い、因縁、いや宿命を笑うことはできないなぁ。 むしろ、帰る場所を見つけた彼女の強運に頭が下がる思いがする…。
興味を持たれた方は是非、購入して欲しいです。
★ 『ある夜、ピラミッドで』 著者:田中真知 発行:旅行人 定価:本体1700円+税
無断で紹介してるけど、握手したことあるし、笑ってお見逃しを…。 「三千年の愛」以外にも、エジプトの日常が興味深く、名文で紹介されています。
まぁ、そんなわけで、死んだ人とも愛を通わせることができるのだ!!というお話でした。
2002年04月10日(水) |
心が騒いだぜぃ!(アニメ感想) |
第101話「新展開スペシャル−遊戯VS深海の戦士 反撃のレインボーアーチ」(4月9日放映分) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 今日のお言葉 社長 「この現実感はなんだ? 感覚対応型バーチャル・リアリティ!」
だから、私にも分かるように説明してください。それ何?
今日は昼間に目一杯、身体を動かしたので、夜は眠くて感想なんて書けないんじゃないかと心配していたら…、最初の30分は総集編でした。個人的には助かりました(^_^;)
乃亜が解説するというのも、まぁ変ですが、久しぶりにビッグ5との過去エピソードを観られたのが嬉しかったです。 アニメのスタッフと高橋先生のつながりがどの程度かは分かりません。 でも、アニメスタッフは高橋先生からラストシーンを聞かされているんじゃないかなぁ…と思うときがあります。 たとえば遊戯王のラストって、このビッグ5との闘いのように、王様と社長が団結して闘うんじゃないかなぁという気がします。 ブルーアイズの背中にブラックマジシャンが乗っかる…とか…。 で、ラー + オシリス + オベリスク (融合) = 『黒いモンスター』の強大な敵登場のストーリー。 考えすぎですね。
★今週はセリフ特集にしてもいいですか? あまりの強引なストーリーにもはや、言葉を失いました(^_^;)
−−−エルフの剣士、攻撃を受ける−−−
王 「まっ、まだだぜ(ゼイゼイっ、息が切れる)、オレのライフはまだ400ポイントも残っているぜ!」 深 「こいつはまだ立ち上がれる力があるのか?」 王 「………冗談じゃなくダメージはこれで限界。これ以上、一発でもくらったらやばいって、身体全体が悲鳴をあげているのがわかるぜ………」
エルフの剣士がメルキド四面獣にやられ、そのダメージを受け、王様が倒れる…、バタッと…。 以前、ラーの攻撃を背中で受けとめ、そのダメージでやっぱりバタッと倒れましたが、王様が倒れると、千年パズルが胸に刺さるんじゃないかと心配しているのは、私だけではないはず。 あまりにみごとな倒れっぷりに、いつもハラハラしてしまう…。 っか、王様が横になっているシーンを観るだけで、ドキドキしてしまう…もちろん、変な意味でね(*^_^*)
「ライフが400ポイントも…」の「も」が強気でイイですねぇ。
−−−とつぜん、岸壁で−−−
兄 「モクバよ…」 弟 「何? 兄サマ」 兄 「歩き始めたオレ達のロードに過去は必要ない。だがな、オレが一番大切にしているものは今もかわりはない…」
また、社長に泣かされる私…(T_T)。 先週、モクバについて書いた私だが、社長がきっぱり答えを出してくれました。 けっこう瀬人さん、自分の考えをストレートに出す人だよねぇ。 これでモクバも社長の愛が自分に向いていることを再確認出来ただろう。 「昔の、笑顔の似合う兄サマ」ではなく、強く成長した、今の兄サマをこれで好きになってくれるだろう。 それにしても…、はぁ〜、アニメスタッフが凄いのか、脚本家が凄いのか…。 多くの人はアニメの社長はヘナチョコで嫌いかもしれないが、私は原作より好きだったりします。
−−−ルクランバの攻撃−−−
王 「これまでか…」
−−−クリボー増殖*いきなり表くん登場−−−
深 「お前はタイプAの遊戯…、なぜライフポイントが減らない!」 表 「デッキマスターのクリボーはプレイヤーの危機に自動増殖して壁をつくるんだ (いきなりそんな事言われても(^^;)」 王 「相棒…、なぜオレの身代わりに…」 表 「これ以上ダメージを受けたら、もう君の精神は持たなかったからね。ボクはまだダメージを受けていなかったから…」 王 「相棒…すまない…」
王様がダメージを受けないように、とっさに交代する表くん…。 ラーの攻撃の時は闇のゲームだったから交代できなかったのかなぁ。 ペガサスの時は交代していたなぁ。 王様の精神力がヘロヘロだと交代できるのか…、きっとそうなんだろうな。
それはそうと…、このあたりの作画は平山画伯だよねぇ。おそらく…。 やはり今回も、ものすごい一撃をW遊戯ファンに喰らわせてくれました(*^_^*)。 夢にまでみた、抱擁シーン…\(^o^)/。まぁ、表くんの意識がなくなって倒れ込んだだけとも言えるが…。 ダメージで意識を失う表くん、とっさに魂を入れ替え、表くんの魂を抱きとめる王様…。 もう、数秒で入れ替わりOK!なんですねぇ。 パズルのチカラも必要ないのか!!!そうなのか…。
魂を抱きとめる…、どうやって? ちょっと変だけど、気にしちゃいけない。 演出最高! カメラを足下から舐めるように上げていき、王様の全身が収まると同時に表くんが消滅…。 この一瞬のシーンを10回は見直しました。もちろん、ストップ+スロー再生でね。 やはり、平山画伯はW遊戯だよねぇ。次は添い寝を希望するんだが…。
−−−最後のカードを引いた後の強気の発言−−−
あんたに言っておきたい事がある。いくら昔のありがたい言葉をたくさん知っていても、そんなのは自分の言葉じゃない。 大人ならそれをちゃんと自分の言葉にしてから語ることだ。 「栄冠は最後の勝利者に与えられるものだ」 さっき、あんたから聞いた言葉だ。今、オレはその言葉をオレ自身の言葉にしてあんたに返すぜ!
王様がついに深海の戦士に説教をしました! 『オヤジの説教VSガキの説教』と、今週のタイトル、変えた方が良かったかも。 王様が「大人なら…」とか話すのがなんとなく可笑しい。 結構、自分が子供だということに苛立ちとかあるのかなぁ。 そんな風には見えないけどね。
しかし「レインボーアーチ」か…。 七色のクリボーか…(プレゼント商品にもなってたぞ) 深海の戦士…、さすがにどうでもいい最後に描かれてました(T_T)。所詮は脇役・敵キャラのツラサ…。 密かに同情…、けっこう好きだったから。
鬼畜*乃亜のお言葉
フン、遊戯が予想以上に強かったのか、それとも所詮電脳世界をさまようビッグ5の能力がこんなものだったのか。 まぁ、次のデュエルはもう少し、楽しませてもらいたいものだね。フフフフ 平山画伯の乃亜は目がデカイ。 ある意味、可愛い。頬杖も可愛い。けっきょく可愛い。 『身長150センチを愛する同盟』、マジで作りたい(*^_^*)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
次回「氷上のデュエル、狙われた杏子」
ブラック・マジシャン・ガール登場! ペンギン村に迷い込んだ杏子。たしか「おはこんばんちは」が挨拶の言葉だったよね。 あのペンギンはビッグ5の誰をモデルにしたのだろう?
そういえば、深海の戦士の名前、「オオシタコウノスケ」って言ってたよね。 それって、某電気会社社長の「松○幸之助」のパロディ?
前回からの続きでまた「プラトン」について。
なんとなく清楚・高潔なイメージで使いたくなる、「プラトニックラブ」
辞書で引くと、「恋愛で、肉欲を離れて、純粋な気持ちで相手を思うさま」なんて説明があって、本来「プラトン的」という意味を持つんですが、プラトンは別に肉欲を否定しているわけでもないのに、どうしてこういう名前がつけられたんでしょうかね(^_^;)。 不思議です。
プラトンの文章が難しいのは「対話形式」で持論を展開するせいだと思います。 彼の師匠に「ソクラテス」がいました。 プラトンは自分の作品の中で、このソクラテスに哲学の諸問題を語らせます。 つまり「師はこう言った…」というように。
遊戯王の中で一番気になるのは「魂」ですよね。 特にファラオの魂。 魂について語らない宗教はありません。 仏教だって、キリスト教だってみんな魂について語っています。 けれど、ギリシャ哲学に登場する魂が一番、私には理解しやすいです。 それは自分でも不思議なんですけど。
「魂は永遠です」 こう書くと、嫌悪感を抱く人もいるかもしれませんが、ここでは「魂は不死である」と思ってください。
プラトンは師のソクラテスに、魂についての問題をこのように語らせます。
「魂は不死であって、一度の生が死という形で完結したからといって、滅し去ることなく、幾度も新しい体内に宿って生まれて来る。 その反復の過程において、魂はあの世、この世の別なくすでに「万物を見尽くしている。したがって魂が学び終えていないようなモノは、何一つとしてないのである」。 魂は過去においてすべてを知りつくしてしまっているのである。 だが、もしそうだとすれば、現に何かを知らないとすれば、それは忘れていることにすぎないのではないか。 そして忘れているということになれば、想い出すという道もあるわけで、新たに学び、新たに知るとは想起の道程をたどることにほかならないのである。」 「『プラトン』斉藤忍随−(講談社学術文庫)」
王様の魂はどこにあるのか…。 王様の記憶はどこにあるのか…。
プラトンの言葉を借りて言えば、 「王様の記憶は王様の魂にある。今は忘れているだけ…」
私が気になるのは生まれ変わることの出来ない、「囚われの魂」の王様でしょうか。 三千年分の生まれ変わりがない魂…、それは私たちより幼い…ということなのかなぁ。 だから表くんが頼もしく見えるのは、彼の魂はしっかり三千年分の生まれ変わりを体験し、多くを学んでいるからかもしれない。
ヘロドトスはこう言っている…。
エジプト人は生まれ変わりを信じている。 人間として死ぬと、次は動物に生まれ変わり、あらゆる生命たちを一巡し、再び人間として生まれ変わるのに三千年かかる……。 ヘロドトスの説を見ると、魂というのは猫とか魚とかミジンコとかに生まれ変わったりして、忙しく、いろいろなモノを三千年の間に見続けていたことになる…。 それも魂の修行に数えられるのかなぁ…。 もし数えないとしたら…、人間の魂だったのは三千年前だから…、なんだ、みんな王様と変わらないじゃん…。
それともミジンコの魂を学んだ表くんはやっぱり精神的に大人なんだろうか……。
これはこれで謎ですな…。 プラトンに聞いてみたいっス。
それにしてもエジプト人の考えで言ったら、人間に生まれるというのは、三千年に一度の大イベントのようだ。 人間であるというのは、貴重で、素晴らしいことなんだと思えてくるよねぇ。 人生を無駄にしちゃいけないと、自戒もこめて…今日はここまで。(^_^;)
UMA味覚糖の「コレクト倶楽部」が新シリーズを出した。 「世界の古代文明フィギュア・全24種」 さっそく、2つばかり買ってみた。
そしたらビンゴ!!
一つは王様の故郷「エジプト−ツタンカーメンの黄金のマスク」 もう一つはセト神官の故郷「ギリシャ・クレタ島−ミノア文明の牛頭のリュウトン(杯の一種)」
こんな時まで二人一緒なのね…(T_T)。にくらしい。
私の頭の中ではセト神官はエジプト育ちのギリシャ人…となってます。 と、言っても古代ギリシャ人って「プラトン」とか「ソクラテス」くらいしか知らないので、仕方なくプラトンについて書かれた本などを図書館で借りてきました。 古代ギリシャ人って、何を考えていたのかなぁ〜とか思って…。
同人系のお姉さんたちも「プラトンの『饗宴』」はご存じでしょう。 全編にわたり、同性愛の素晴らしさが書き連ねてある…アノ本です(*^_^*) 昔、読んだだけで、ずいぶんと久しぶりに手にしました。 懐かしいエピソードは「三種類の人間」かな。
大昔、人間は三種類の人間しかいなかった。 一つ目は男。 二つ目は女。 そして三つ目は男女の性が混在するモノ。 だが、神の罰でそれぞれ魂を二つに引き裂かれてしまう。 それゆえ、人間は魂の片割れを探すべく、この世に生まれてくる…。 昔、男だった者は男を求め、女だった者は女を求め、男女だった者は異性を求める…。 現在は同性愛者って脳の病気みたいに考えられているけど、プラトンの言う喩えの方が理解しやすいのは何故だろう(*^_^*)。
プラトンは紀元前400年頃に生きていた人。ギリシャ哲学を語る上で欠かせない人。 堅苦しい文章も多いけど、恋に関する思想は、今の私にも十分過ぎるほど良く分かる。 っか、王様と社長に置き換えて読んでみると、ドキドキするぐらい、理解できちゃうのだな。
「魂は、恋をすることでなくした翼を取り戻し、恋人と共に神の世界をかいま見る」
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某イ○ーヨー○ドーでジャンプフェスタの商品が売られていた…。 わたしゃ、会場で2時間もちびっ子に囲まれて並んだのに…。それも一人で…(T_T)。 なっとくいかんぞ!
2002年04月03日(水) |
放映のない日はつまんない |
勝手に 「表くん祭り」 を開催してます。 挨拶のページに絵をUPしちゃいました。 フィギュアの表くんは本当に可愛い(*^_^*)。 もちろん、winampのスキン作って、音楽聞きつつ、顔も眺めつつ…、「メラ可愛いぜ!!」と絶叫中です。
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「同盟」、皆さんも入ってますか?
他力本願で申し訳ないんですけど、誰か作ってくれないかなぁと思っているのがいくつかあります。
その1 「表くん→王様=片思い同盟」
カップルとしてのW遊戯ではなく、表くんの切ない片思いを想像すると心がキュンとなる人たちの同盟 まぁ、王様の相手は社長だったりするんだけどね その2 「遊戯王学同盟」
たとえば全遊闘タイトルと簡単なアラスジを網羅したデータベースを持っている人とか、千年アイテムに関するセリフを全部テキスト化している人とか、とにかく遊戯王を調べ尽くしたデータを持っている人たちの同盟 その3 「チビキャラ同盟」
遊戯王に登場する身長150cmくらいのキャラクターを愛する人々の同盟。 主に「表くん、骨塚、羽蛾、モクバ、絽場…、そして季節限定の乃亜」など。 ┌(・。・)┘└(・。・)┐┌(・。・)┘┌(・。・)┘└(・。・)┐┌(・。・)┘
来週は一時間でしょ…。長いよねぇ。
そういえば、森永の石板つきフィギュアって、オベリスクとオシリスが追加されて、再発売しているんだね。 でも、どこにも売ってないんだよ(T_T)。、
この季節はお気に入りの番組たちが最終回を一気に迎え、ひたすら寂しいばかりです。
日曜のお楽しみ、「デジモンテイマーズ」が終わってしまいました。 それも、嫌ぁ〜な終わり方でした。 インプモンもチラリと登場したけど、ベルゼブモンは登場しませんでした。 大好きなレナモンも消えてしまいました…。 最後になんとなく、望みを繋げる演出がはさまってましたが…、そんなもの入れるくらいなら最初から成仏させるんじゃないといいたいです。 別れに泣く主人公たち共々、朝から号泣させられました(T_T) 次のシリーズに、愛は注ぐこと…できるかなぁ。
金曜からずっと「このHPの名前」について、あれこれ考えてました。 どうしたらいいのだろうか……。 だいたい、名前とか決めるのがニガテで、以前飼っていたハムスターの名前も友達につけてもらったくらいです。 ファンレターやらイベントで差し入れする時も「名前は遺跡馬鹿です」と名乗ってます。 名乗っている私も恥ずかしいんです。 こうやって活字にするのは平気なんですが、声に出すとなんとも間抜けな感じで…。
小説サイトさんを回ると、どなたも美しいペンネームでタメイキでます。 HP名もムードたっぷりで、ウフフな素敵さです。 じゃ、今からなんか考えてみようかな…とか思っても、今度は気負いすぎて、名前負けするモノばかりがうかんでしまいます。 本業の遺跡馬鹿HPの掲示板は開設当時から「管理人」で通していて、これも芸がないんですよね。
ただ、ちょっとアングラ系の掲示板に書き込むときにつかっているネームはあります。 「umebosi」です。 面倒くさいと「ume」だけの時もあったり…。 じゃ、今日からこのサイトで私をumebosiと呼んでくださいなんて宣言したら、一気に信頼なくしそう(^_^;)
と、いうわけで、もう考えるのやめました。 遺跡馬鹿系列のHPで行きます。 本業も、遊戯王も、スキンも全部大切な私の分身なので、切り離して考えることはできません。
まぁ、そういう訳で、私にメールを下さる神様や掲示板に書き込んでくださる天使たち、そして私の生存を確認しにきてくれる、サイレント・ユーザー様、これからもヤヤコシイ名前の遺跡馬鹿でばく進しますので、宜しくお願いします。m(_ _)m
エジプトモノの小説を書いている皆様はどんな資料を使っているのでしょうか? 個人的にお薦めなのは「『古代エジプトの世界−THE LEGACY OF ANCIENT EGYPT』(原書房)」です。
大きな図鑑なので、図書館で借りるといいと思います。 文章が易しく、分かりやすい(翻訳家の内田杉彦さんが素晴らしい)、写真とイラストが豊富。 特にカルナック(テーベ)の「アメン大神殿」の鳥瞰図とアケトアテンの「エル・アルマナ」の鳥瞰図がとても素晴らしいです。 その他、古代エジプトに関する細かいことが、しっかりと説明されていて、10冊の駄本よりこの1冊です。
サクラの花びらが舞い散る公園でこの図鑑を読んでいると、なんとも、アレやコレやの妄想が浮かんできます。
エジプトに桜はないけれど、ピンクに色づくハスの花が咲き乱れる水辺を歩く王様と神官…。
はぁ、春だねぇ(*^_^*)
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