すみれの心が決まるまで…

2002年06月30日(日) 顔合わせ〜その翌日

昨日無事済んだ顔合わせ。安心した私は夕べ倒れるように眠ってしまったようだ。だって、疲れたんだもん。
顔合わせの費用は両家で人数負担する約束になっていた。しかもあらかじめ彼側4:ウチ側6の割合でホテルに別請求してもらうように頼んで、彼も了承していた。
それで安心していたのに、、、、、
なんと今日先にホテルで支払いを済ませた彼とお父様が突然養父母の家を訪ねてきたそうだ。
私は母と甥の世話があるので普段はほとんど実家にいるのだ。そんな私のいない家に突然訪ねてくるなんて!!!

頭に血が上った。いつもこうなる。彼のお父様と彼はこういうアポ無し、事前連絡なし訪問が得意だ。しかも私がそういう行為を嫌がっていることに気づいてくれない。彼には前回同じようなことをされた時、そういう事は辞めて、ってお願いしたのに…。

突然の訪問も嫌だったが、なにより私の気持ちが伝わらないっていうことがショックだった。

考えた末、養父母が不満の声をあげなかったので私から彼に抗議するのを辞めることにした。
でももう一度きちんと話し合わなくちゃと思った。


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2002年06月29日(土) 両家顔合わせ

カレと私、お互い結婚する意思を確認したという事で、次に進むことにした。
カレはお互いの家を行き来して挨拶をするつもりだったようだけど、ウチは家族が病み上がりだし、両親が2組いるので(私は叔母の家に養女に入っている)ややこしいしと言う事でお食事のできるところで両家、お互いの仲人様に一同に会して頂いて「顔合わせ」をすることを提案して、了承してもらった。
当初6月9日に予定していたのが、母の入院で延期となって、今日も大丈夫かなぁ?と心配していたけど、なんとか母も出席できることになって一安心。
実の両親を車に乗せて会場となったホテルに到着。するとナント、カレだけでなく、カレのご両親揃って玄関に立ってる!!!!エッエ〜!!嫌だ!
いきなり私は不機嫌になる。
でもここでムッとした顔を出したらイケナイと思い、にこやかな表情を作って車から降りた。
とりあえず簡単にご挨拶して車から母を降ろす。まだリハビリ中なので歩くのに補助がいるのだ。そんななかカレのお父様がチャカチャカまとわりついてくるので、正直言ってめいわく極まりなし…。いくらなんでも初対面なのにトイレまでついてくる?一瞬中までついてくるかと思ったほど。世話を焼かずにはいられないのかもしれないけど、遠慮して欲しいタイミングも読んで欲しい…。
なんとかひと段落してロビーで養父母を待つことに。
私の側の紹介者のD先生(私のピアノの先生)と彼の側の紹介者のAさんも到着。またまたご挨拶。
ところが、、、、、
10時から顔合わせというのに10時を過ぎても養父母がまだこない。さすがに心配になったので電話を入れると「はい。」と電話におばちゃんがでた。(養母のこと)
びっくりして「まだ出ないの?」というと「えっどこに?」
…は?なに?なにが起きてるの、今!!!!!!!
「だって今日顔合わせ、10時からって…」
「えっ、明日じゃないのおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
と電話の向こうで絶叫が。

トホホ、そりゃないよである。
でも私も昨日電話でいちおう確認するべきだった。
私も悪いのだ。
とにかくすぐに仕度をして駆けつけるとのこと。それでも2時間近くはかかるそうだ。
これは正直にあやまるしかないので、両親とカレの両親に平謝りして先にお食事だけでもはじめて頂こうとする。
皆さんは「いいよ、いいよ、お話でもしてましょう」と言って下さったのでホッとするけれど、私は顔は平静を装いつつも生きた心地がしない心境。
それでもカレのお父さまの進行で両家自己紹介など進めることになった。
ひととおりの紹介があっという間に済んだ。
お昼を先にと言ったのだけれど、雑談しながら養父母を待ちましょうという事で両家の父親が中心になって歓談。偶然にも共通の知り合いが多いらしく、父親ふたりは話しが弾むらしい。私もにこやかにしつつも電話が気になって…。1時間半が過ぎた頃、やっと私の携帯が鳴った。
今から来るという。ふぅぅぅ〜。

玄関に迎えにでると洗いっぱなしの髪をふわふわさせたおばちゃんとネクタイをぶら下げたおじちゃんがケンカしながらトコトコやってきた。ほっとする。
エレベータにのりつつ急いで身支度を整える二人。

「どーも、申し訳ございませんでしたっ!」と平謝りの二人といっしょに私も頭を下げた。
ここで再び自己紹介の儀。
すぐにお食事をしながらお話しましょうということになった。私はもうほっとするやら、緊張するやら、何がなんだかわかんない状態になっているらしく、食事が喉を通らない。

お父様が突然彼に「ほらお前」と振ると、いきなり彼が立ちあがって、「すみれさんの明るい笑顔、素直な心、広い世界観に触れ、ぜひ結婚していただきたいと決心しました。ぜひお許しを頂きたいのでお願いします。」などと頭を下げてくれた。
びっくりした。顔に血がドッパーと上がってくるのが解って顔をあげられなかった…。はっ、恥ずかしい。
うちの両・両親(ややこしいね)は大感激の面持ち。私は恥ずかしかったけどやっぱり嬉しかったんだと思う。ちょっり「なんか会社のプレゼンみたい?」と思っちゃったけど、でもでもはっきり皆の前で言ってくれた彼に対して気持ちが「グラッ」と来たことは間違い無いと思う。
私も何か言うようにと言われたので、
「彼の真面目さ、優しさ、正直さを尊敬しています。彼とは素直な気持ちを伝え合う事が出きると信じています。これからの人生、良い時だけでなく、つらい時にいっしょに頑張れる人だと思えたので二人で家庭を築いていきたいと思います。」と頭を下げた。
どうしてか、彼の顔は見れなかった。彼も恥ずかしかったかな?

最後に結納は彼が指輪を贈ってくれて、私が時計をプレゼントするという形で後は家族書を交換してお食事会をするという事に。時期は又後日決めましょうということに。
彼のお父様は「早く」と急いでおられるようだったけれど、私と両親は急がないで、9月に入ったらやりましょうと思っている。着物も着たいし。
式は10月の終わりか11月に東京でという事に。
仲人さんは彼の側の紹介者のAご夫妻にお願いしましょうということになった。

もう私は疲労昏倍状態。ちょうどその時会はお開きとなった。

ハプニングもあったけど、一応無事に済んだ顔合わせ。
おばちゃんちで両・両親で集まって一休み。
みんな満足げ。彼のことが気に入ったらしい。そうよね、好青年ってカンジだものね。私も一安心です。
これから忙しくなるなぁ。


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