ToY◎StorY
モクジカコミライ


2008年10月31日(金) 封じ込める、気持ち。

あたしは多分、

アキちゃんがだいすきだ。

知り合ってから6年経ってるのに

ゆるがないこの気持ち。

大切な、人。



それでもあたしは圭ちゃんを好きになった。

いわゆる「ダメンズ」だった圭ちゃんだけど

だいすきで、本当に愛しかった。

圭ちゃんと手をつなぐのが、

圭ちゃんと笑い合えることが

なによりもしあわせだったもの。



だから、アキちゃんに対する今の気持ちも

なんとか押さえこもうと思う。

アキちゃんには彼女がいる。

それが、現実だもの。

それにアキちゃんとは

友達でもいいから、

ずっとずっと そばにいたい。



ただ、思ってたよりも重症かもしれない。

会ったらまた、揺らぎそうで怖い。

でもね、会いたいの。

ごめんね。


2008年10月28日(火) 禁止

圭ちゃん元気かな。

ご飯食べてるかな。

笑ってるかな。

お仕事、投げ出してないかな。

彼に対して、

いっぱいの心配があふれ出る。

親心、に近い感情。

もう会うことも、連絡を取ることもないけれど

彼が笑ってくれてたらいいな。



あたしのアキちゃんに対する感情。

友達に話すと、

「みっこめっちゃ恋してるやん!!」という。

自分ではよくわからない。

でも、

アキちゃんは特別な人なのだ。

だから、どうしていいかわからない。

思い出の人になるはずだったのに

なんで今ごろ仲良くしてくれるのだろう。



あたし自身もよくわからないが、

実際アキちゃんのこともわからない。

次に会うのは、11月中旬。

定期的に会ってくれるアキちゃん。

友情を抱いてくれてるアキちゃん。



踏み込んじゃ、ダメだ。。。


2008年10月26日(日) 運命。

遠距離恋愛中のアキちゃんは、

金曜日から彼女の元に行っている。

遠慮してメールはしていないけれど

もやもやがはれず

大好きな仕事にも身が入らなかった。

これが片思いというやつか(笑)

アキちゃんに少しでもよく見てほしくて

美容院に行って、

アイシャドウもマスカラも新しくして

料理も頑張って練習しようとか思うあたしは

やっぱり、バカなんだろうなぁ。




高校を卒業しても

未だに遊んでくれるアキちゃん。

むしろ前より仲がいいくらい。

だけど、彼の中ではあたしはずっと、

友達なのかもしれない。




でも、

ただ、なんとなくだけど。

あたしこの人と縁を感じるの。


2008年10月24日(金) バカなのはあたし。

アキちゃん。

この日記の書き始めたときに、

ずっと好きだった友達の彼氏さん。

あのころの日記は消してしまったけれど

6年前のあたしも、

アキちゃん恋焦がれていた。

そして今も、気になるかもしれない人。



なんでアキちゃんに彼女がいるときに

こんなに好きだと実感してしまうのだろう。

会わなきゃ平気な気持ちも

会ってしまうとどんどん膨れ上がる。

二人じゃないけれど

遊ぶ計画を月1でたてるようになったから

あのころよりも

すこし、仲良くなれたのだとは思う。

いろんな話をしてくれるから、

あのころよりも

すこし、心を許してくれているのだとは思う。




彼女おるのにふたりで遊びに行っていいん?

そうきいたら

「みっこやからええねん。

 みっこは安心して遊べるし!」と言われて。

うれしい反面、

ああ、恋愛対象外でしかないのだなと

ぐさりと突き刺さる部分もあったりする。



彼女が本当に彼を幸せにしてくれるなら、

あたしのこんなちいさな恋心は隠せばいい。

だけど彼からきく、

彼女の態度は彼を大切にしていないから

どうしても離れられない。



圭ちゃんに彼女ができたとき、

ただ、彼の幸せを願えた。

アキちゃんは、あたしが幸せにしてあげたい。

アキちゃんに、いっぱい幸せをもらったから。

そんなことを考える、

ただの女友達のあたしは

相当な、バカだと思うけれど。


2008年10月23日(木) 気になる、人。

あれから、

シマちゃんからの連絡は一切ない。

メールにも返事してくれないということは

よっぽど腹が立ったのだろう。

仕方ないけど

やっぱり、こういうのってつらい。

もちろん圭ちゃんからの連絡もない。

きっぱり縁を切ってから1ヶ月。

不思議。

あたし、笑っていられる。

圭ちゃんの隣じゃなくても、

あたし、笑ってるよ。



そんなあたしの中で

いちばん近い存在の男友達。

過去、大好きだった人。

すごく、大切な人。

彼女がいるから気持ちを抑えてしまうけれど

いなかったらすきだっていってしまいそうなくらい、

特別な人。




困った。

圭ちゃんと同じくらい、

あの人が気になって、どうしようもない。


2008年10月17日(金) あたしも、ひどい人間だった。

「あなたにあたしを知ってほしいと思わない。

 好きになれません。

 だからもう、会いません」。

そういうようなメールをした。

あたしはえぐい人間だったのだと知った。

でも限界だった。

振り回し続けることも

好きになれない人を、好きになろうとすることも。

そして

あたしじゃないあたしを好きになられることも。



「ここまで引き伸ばしておいて、

 それはひどすぎやろ」と

シマちゃんはだいぶ怒っていたようだった。

そりゃ、そうよね。

彼は相当期待していたのだろう。

あなたと向き合ってみたいといったあたしに。

実際メールでしかなにも語らないシマちゃんに

あたしは何も感じることができなかったのだけれど。

どうしても会いたくない?ときたメールに

もう会いませんと返した。



それ以来、シマちゃんからの連絡はない。

ひどいことをしてしまったと落ち込んでいたら

友達がシマちゃんの態度は態度で失礼だと怒っていた。

「みっこ自身をみずに恋に恋をしてるだけのくせに!

 自分に酔ってて、みっこを見なかったからだめだったのに

 何も気づかずぜんぶみっこのせいにしてる。

 みっこ、その人えらばんで正解や!」と。

あたしを見ていてくれるりょうちゃん。

彼女の優しさが、うれしかった。



シマちゃん、ゴメンね。

やっぱりあたしはまだ圭ちゃんが忘れられない。

誰も 好きになりたくない。

そしてあなたの好きなあたしは

本当のあたしじゃないの。

あたしを見ようとしなかったあなたを

あたしは、好きになれなかった。

ごめんなさい。

もう、会いません。


2008年10月11日(土) 記憶

別れてもうすぐ7ヶ月。

ときどき、思い出したように涙が出る。

なんでもない、ただの日常。

隣にいた彼を、愛しく思う。

抱きしめられたい。

触れたい。

ほっぺにちゅーしたい。

ちゅーされたい。

好きだよって言って

ぎゅーって抱きつきたい。





もしあたしがもう少し不真面目だったら

もしあたしがもう少し大人だったら

もしあたしが我慢できていたら

まだ、隣にいられたのかな。





圭ちゃんのこと、きっと一生忘れられない。

全部全部 あたしのはじめての人だから。

手をつないだのも、

ちゅーしたのも

一緒にDVD見たのも

ご飯つくりあいっこしたのも

こんなにも人を好きになったのも

好きだよっていってぎゅってしてもらうことが

どんなにしあわせかを教えてくれたのも

全部、圭ちゃんだったの。




圭ちゃんにとってあたしは二桁目の彼女だったけど

あなたの記憶に、少しくらい残ってたらいいな。




皮肉にも、縁を切ることになったのは

付き合ってたら2年の日だった。

圭ちゃん。

お願いだから、

しあわせになってね。

お願いだから、

忘れないで。


2008年10月08日(水) 試す、こと。

ここまで人を振り回すのは、

初めてだろうなぁと思う。

シマちゃんに冷たくしたり

ごはんいこっかと誘ってみたり

人の気持ちを試すようなことばかりしてる。



それでもシマちゃんを好きになれるとは、

到底思えない。

ごめんね。


2008年10月05日(日) 未練じゃないけれど。

圭ちゃんに未練があるわけじゃないけれど

やっぱり、

瞬間瞬間に思い出して切なくなる。

一緒にTVを見てけらけら笑ったり

ほっぺをぎゅーってつかまれたり

ご飯を作ってたら

おなかすいたーって寄ってきたり

ああ、ここでこんなこと言ってたな、とか

そんな当たり前だったことを懐かしく思う。

そしたら こころにぽっかり穴が開いたみたいになって

ものすごく、恋しくなるのだ。



かといって、圭ちゃんと付き合いたいという気持ちはない。

別れるべくして、別れた人だから。

秋なんてあっという間に終わって冬が来る。

2回一緒にすごしたクリスマス。

今年は、どうなるのかな。


2008年10月02日(木) 違う、と感じたら

結局あたしは、

シマちゃんに失礼なことをしていたとわび、

あなたと向き合ってみたいです、と言ってみた。

本当に、そう思ったから。



だけどそれから彼の調子の乗りようといったら。

仕事や、プライベートが最近忙しいのに、

彼のメールにはイライラされっぱなし。

会ったら普通でも、

こんなにメールでイライラしていたら

さすがに疲れるというもので。

やっぱり彼とは、合わないのかもしれない。

最初の印象より、どんどん悪くなっていくシマちゃん。

独りよがりな態度に、また、イライラ。

シマちゃんとご飯に行く予定だったけど

その約束もお断りしようかと検討中。




やっぱり、「違う」と感じた人は、違うのね。

思えば圭ちゃんは

飲み会で仲良くなる前から、

あたしは彼の存在に気づいていたし

なんとなく、気になる人だったのだ、と思う。

自然と目で追いかけてたもの。


みっこ |MaiL

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