ToY◎StorY
モクジ|カコ|ミライ
佑ちゃんへ
別れてから何日が経つだろうね。
最初別れようとなったとき、アタシは強がってた。
後悔はしてない。全然平気!!
そんなそぶりを佑ちゃんに見せてたかもしれない。
でも本当は悲しくて、寂しくて。
楽しいこと、びっくりしたこと、悲しいことが合った時、
一番にしていたメールを送ることがないことが
こんなに辛いものだとは思わなかった。
アタシ、日がたつにつれて色々なことに気づいた。
佑ちゃんに求めてばっかりいたこと。
アタシは何もしてなかったこと。
佑ちゃんがわからなぃ!の一言で片付けていたこと。
”好き”って言わなかったこと。
いっぱいいっぱい気づいた。
今まで周りが見えてなかったんだろうね。
佑ちゃん、ごめんね。
振りまわしてごめん。
でも、アタシは佑ちゃんが好きだった。
本当に、大好きだった。
その”好き”が友達の好きだったのか、
恋だったのか、今となってはわからない。
ただ言えるのは、今も佑ちゃんは大切な人、ってこと。
佑ちゃんの気持ちとアタシの気持ちが離れて
お互いに歩み寄ろうとしなかった。
アタシは不安で押しつぶされそうになってた。
それでも、佑ちゃんという存在にしがみついてた。
だから突然やってきた別れの誘いは、いいキッカケだと思った。
佑ちゃんのことが好きかわからない。
そんな中途半端な気持ちで付き合うのはダメだと思ったから。
きっと佑ちゃんもそう思ったんだろうね。
友達に戻れたときが、本当の終わりで、
アタシたちの本当の始まりだと思う。
ずっとずっと仲良くやっていけたらいいなぁ。
付き合ってたことも笑って話せるように。
ねぇ、佑ちゃん。
佑ちゃんが好きって言ってくれたあの瞬間は
信じていいよね??
好きになってくれてありがとう。
アタシは佑ちゃんのことが大好きでした。
別れてからもうすぐ1ヶ月。
アナタがわからなくて泣いたのは
もう1ヶ月も前。
別れてアタシは少し変わったと思う。
夢を追う、勇気を持った。
最初の第一歩を踏み出せた。
少しは強くなれたのかもしれない。
もしそうなら、それはあの人のおかげ。
でもヨリを戻したいとは思わない。
あの人も、きっと思っていない。
好きか嫌いかときかれたら”好き”
だけどそれは、もう恋じゃない。
もう、あの人には恋しない。
アナタはアタシにとって過去の人。
アタシはアナタにとって過去の人。
『距離をおく』ってどういうことだろう。
どんな気持ちで言って、
どんな意味なのだろう。
離れていく気持ちをつなぎとめるものはなくて
お互いが自然に離れていった。
それからずっと”距離”のある状態だった。
改めて言葉に出したアナタは、
アタシに何を言いたかったのかな。
もう、アタシの気持ちはアナタに向かない。
もう、アナタの気持ちはアタシに向かない。
もう、戻ることはない。
可愛くなりたい。
心の素敵な人になりたい。
お洒落になりたい。
強くなりたい。
それはもう、あの人のためじゃなくて。
アタシのため。
アタシがなりたいと思うアタシ。
これからはアタシらしく生きるんだ。
時々目で追ってしまっていることに気づいた。
でも、前みたいにヤキモチを妬かなくて。
前みたいに心がズキズキしなくて。
あの人の笑顔を見ても悲しくなくて。
そんな自分に驚いた。
あんなに好きだったのに。
好きだけど、好きじゃない。
好きの気持ちはどこに行ってしまったのだろう。
不思議で仕方ない。
付き合う前、アタシは好きって気持ちがあれば、
ずっと付き合っていけるものと思ってた。
好きだけじゃダメなの?って疑問も持った。
でも、今ならわかる。
好きだけじゃダメなんだね。。。
前に進むのはホントに恐くて。
自分から何も見えない暗闇に飛び込むことは
どうしようもないほど不安で。
だけど、諦めたくない。
だから、頑張りたい。
アタシはアタシでありたい。
そして、一歩踏み出したアタシになりたい。
アタシの道を見つけたい。
10月16日。
本当なら迎えるはずだった二ヶ月記念日。
でも、もう二度と迎えることはない。
別れた時、後悔はしなかった。
今も別れたことには後悔はしてない。
でも、アタシが何もしようとしなかったことや
言葉にしなかったこと、諦めてたこと。
そういうことは後悔してる。
それから、もっともっと
好きだよ、って伝えたかった。
付き合ってたころのアタシは、
ホントに何も見えてなかった。
好きって気持ちだけ突っ走って、
何にも見ようとしてなかった。
信じてなかったのはアタシで
疑っていたのはアタシだった。
佑ちゃん。ごめんね。
でもね、アタシ、大好きだった。
付き合ってた1ヶ月とちょっとは、
アタシに色々教えてくれた。
もうアタシたちは心が離れちゃったけど、
ずっとずっと、アナタは大切な人。
アタシが初めて付き合った人。
またいつか、付き合う前のように笑いあえるよね?
今はどう接していいかわからないけれど、
もっとアタシが成長したら
アナタに伝えたい。
いっぱいいっぱいありがとう、って。
最近、自分で自分が変わってきてることに気づく。
充実した毎日。
佑ちゃんのことを1ミリも考えない日さえある。
モヤモヤと、ただ悩んで実行に移せなかった日々は、
少しずつだけれど確実にかわってきた。
今までは佑ちゃんしか見えてなかった。
だから、色んな人を見ていきたい。
また佑ちゃんの時のように、
『大好きだよ。』って言えるような人に出会いたい。
きっと、どの道を進んでも不安とか、挫折とか、
マイナス的なものは付き物なのだと思う。
それでもどの道にも幸せとか、嬉しさとか、
プラス的なものはわずかかもしれなぃけれど
絶対に、存在する。
アタシはそう信じてる。
大切なのは、アタシがアタシであることだと思う。
なんだか、不思議。
また恋をしようと思った。
あの人じゃない、誰かに。
あの人かもしれない、誰かに。
もう振り向かない。
もう、前に進むよ。
やっと、整理ができたのかもしれない。
2004年10月10日(日) |
戻れない。戻ってこない。 |
もう戻れないのだと、実感した。
わかっちゃったよ。
もう、アタシたちは戻れない。
もう、佑ちゃんの気持ちは戻ってこない。
もう、無理なんだね。
アタシとアナタの時間を、
1ヶ月前に戻したい。
あの時ああ言えばよかった。
あの瞬間、ああすればよかった。
今のアタシは、
佑ちゃんと友達にも戻れないし、
ましてや恋人にも戻れない。
でも、佑ちゃん意外を好きになる気もないし、
どうしたらいいのかわからない。
先輩に恋してフラれた時を思い出す。
あの時も、どうしたらいいのかわからなかった。
”好きな人ができるまで好きでいる”と決めてた。
そしたらいつのまにか、佑ちゃんを見てた。
いつか、そうなるのかな。
もう、佑ちゃんの名前を呼ぶことはないけれど、
もう、佑ちゃんに呼んでもらうことはないけれど。
アタシはずっとずっと、忘れない。
なんで、なんで。
アタシは何も聞かなかったのだろう。
なんで、どうして。
アタシは何もしなかったのだろう。
もう遅いのに。
もう、どうしようもないのに。
だけど、アタシがアタシの気持ちに再び気づいたとき、
アタシはアナタに伝えたい。
ありったけの気持ちと
ありったけの言葉を。
きっとアナタは受け取ってはくれないけれど。
本当に、ちょっとでも、
佑ちゃんがアタシを好きな時はあったのかな。
いつから好きで、
いつからそうでなくなっちゃったんだろう。
佑ちゃんの隣はアタシのいるべき場所じゃなかった。
でも、できるものなら、 アタシは佑ちゃんと一緒にいたかった。
もっともっと、佑ちゃんと話したかった。
好きだった。
佑ちゃんのこと、大好きだった。
まだ、好きなのかもしれない。
でも、もう好きじゃないよ。
もう、戻れない。
好きとか、嫌いとか、
そんな感情がわからない。
おもしろいとか、つまらないとか
そんな感情がわからない。
今、自分が笑ってるのか、泣いてるのか
それすらもわからない。
悲しいわけでも、寂しいわけでもない。
ただ、何も思えないだけ。
アタシ、どうしちゃったんだろう。
心がカラッポになったみたい。
さようなら。
ありがとう。
アナタはアタシに言わなかった。
アタシはアナタに言わなかった。
アタシはアナタに何をしてあげたのだろう。
アタシはアナタに何をしてもらったのだろう。
もう、何も思い出せない。
思い出せるのは、笑いあったこと。
思い出せるのは、となりにいたこと。
そんな些細なことばかり。
本当に、アタシたちは付き合っていたのかな。
夏が見せた夢だったんじゃないのかな。
もう、今となってはわからないのだけれど。
気持ちがぐちゃぐちゃ。
頭の中もぐちゃぐちゃ。
もうアタシに向けられることのない笑顔は
ただただ辛くて。
ただ、悲しくて。
アタシの気持ちはまだわからない。
何をしたいのだろう。
何に向かっているのだろう。
前に進みたいのに、前が見えないよ。
2004年10月04日(月) |
自分の気持ち、アナタの気持ち |
自分の気持ちがわからなくて。
アナタの気持ちがわからなくて。
もう、何がなんだかわからなくて。
友達に言われた。
「自分の気持ちもわからないのに、
相手の気持ちがわかるはずないやん。」って。
もう、好きだけじゃダメなのだと思う。
好きで、好きで、大好きで。
アナタの傍にいて、一緒に笑っていたかった。
でもそれは、もう無理だから。
強がらなきゃやってられない。
どんなに悲しくても
どんなに辛くても
アタシは笑う。
心を閉ざして、笑う。
こんな空っぽの笑顔でさえ、
今はアナタに向けることができないよ。
信じたくて、
ずっとずっと、信じていたくて。
色んなことに目を瞑ってきた。
信じなくなったら、そこで終わっちゃうんだ。
そう思って”信じてる”アタシでいたのかもしれない。
信じなきゃ、って、義務を感じてた。
信じるってそういうことじゃないのに。
ごめんね、佑輔。
ごめんね。。。
2004年10月02日(土) |
好きなのに。大好きなのに。 |
佑ちゃんのこと好きなのに、
今の佑ちゃんはわからないことが多すぎて、
アタシはわからないことに諦めを感じはじめた。
それでも、少しでも近よりたくて、
佑ちゃんのそばにいたくて。
だから、佑ちゃんに歩み寄ろうとする。
でも、佑ちゃんは見向きもしない。
ねぇ、佑ちゃん。
気づいてる?
アタシがアナタと向き合ってないこと。
アタシがアナタに距離を感じてること。
ねぇ、佑ちゃん。
アタシを見てる?
佑ちゃんのことばかり考えていられなくなって。
佑ちゃんのことばかり気にしてられなくなって。
そしたら、
今まで悩んでた自分をアホらしく思って。
最後に残ったのは、
アタシたちホントに付き合ってるのかな?という疑問。
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