先生妄想日記

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2004年10月29日(金)    驚くほど

若い子の考えてることはわからんねぇ、などとは言いたくありませんが、ホント、おまえら一体なにを考えてんだ、と言いたくなることが多々あります。
善かれと思ってしたことが裏目に出ることなんて日常茶飯事。
まぁ善かれと思うこと自体が傲慢でおせっかいなことではあるんですけどね。

子どもな扱いをするには驚くほど大人な言動をみせる。
大人だと思って扱うと、驚くほど幼稚な言動をみせる。
子どもだとか大人だとか思い込んでると痛い目にあうのだよ。
わたしは特に、先生と生徒のちょうど中間の位置で働いているようなものなので、どっちつかずの中途半端な言動しかできません。
生徒と先生の間になって、悲しい思いをすることもあります。
そういう中途半端な位置で生徒や先生と接することが苦痛だった時もあったけど、さいきんは、そういう場所もあって良いんじゃないかなぁと思うようになりました。

今日、ダイゴに「今日学校で痛い目みてさぁ」と話したら、「アンタ、何があったか話さないからわかんないけどさ、痛い目みてばっかじゃん。辞めんの?」と言われました。
うん、それがさぁ、ホント、コイツらの頭の中はどうなってんの、私のことが嫌いなのか!憎んでいるのか!と深く悲しくなることも多いんだけどさ、時々、突然、すっごい、驚くほど、本当に驚いてしまうほど、あぁ、なんだなんだ、お前らなんでそんなに可愛いの!と思わされてしまうのよ。
ほんと、やんなっちゃうよね。





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2004年10月28日(木)    文化祭ネタ

今年の文化祭の話をちょっとだけ。

文化祭前日、2年生の生徒が教室にやってきました。

「せんせー制服貸してくださっい!」
「はぁ?」
「制服」
「私の?」
「そう、先生が高校のときの」
「何年前のだと思ってるの」
「15年前くらい?」

なんでそんなに微妙にリアルな年数なんだよ。まだ数年前だよ、数年。

「貸せない」
「なんで」
「私、ワキが耐えられないくらい臭いから」
「わはは!臭くても良いっすよ」
「足も臭いから」
「足とか関係ねーし!ていうかもうちょっとマトモな言い訳にしてよ。年頃の女がワキが臭いとか言うなよ」

わはは。
でも流石に生徒に自分の制服を貸すなんて変態的な行動に出ることはできず、結局彼は女友達の冬の制服を借りたようですぞ。

余談ですが、当日、女の先生は忙しいことになります。
化粧おねがい〜などと言ってくる生徒がいるからでござる。
去年まではいらなくなった化粧品を提供するくらいでしたが、今年は気が向いて、保健室の先生と一緒に何人かやってあげました。
舞台衣装も手伝ってあげたし、なんていうか、認めたくないけど、じっさい私もノリノリだ…。

「オイ、ちょ、唇!くすぐったい!ヌルヌルする!なに塗ってんの!」
「グロス」
「おぉぉ、憧れのグロス!やっべー」
「良いよ、意外に似合うよ。可愛い」
「うっそ、ホントに?やだぁ、どうしよう。ね、ホントに変じゃない?」

なんで言葉まで女らしくなってんだよ。





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しっかりしてくれよ…。


2004年10月21日(木)    私の値段

シモですぜ。

生徒たちがバーコードの不思議について語っていた。

「よく考えたらすっげーよな、だってこの細い線で値段がわかんだぜ」
「どういう仕組みなんだろ」

お前ら、他にもっと考えることはないのか。
中間、物理2点だったんじゃねぇのか。

「ていうか俺のバーコード作ったら、何円が出るんかな」
「出ねぇよ」
「俺、多分100億くらい?」
「オメ−のどこにそんな価値があんだよ!」





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ほー。

実は今日、私の職について、他の先生に「麦先生の考え方は間違ってます」と言われたりして、うん、確かにそうなんですが、先生の考え方はとても理想的で、でも、やっぱり学校という場所ではなかなか理想通りにいかない事も多いのですよ。
ようやく自分に折り合いを付けて「私の立場ではこうするしかないんだ」と思えた所に、「間違ってます」などと来ると、やっぱりガックリしてしまう。

ガックリしていたのですが、放課の生徒くん達の会話でちょっと復活しました。
シモで復活というのもどうかと思うんですけどもネ!
でも男子校のシモネタというのは世界一平和な話題ではあるとおもう。


2004年10月18日(月)    しつこいんだよ

どうやら結婚ネタで私をからかう事にしたらしい生徒くんたち。
いい加減しつこくて、なかなかにイライラさせてくれます。

「先生、あと先生だけっすよ」
「なにが」
「結婚できねぇの」
「あ?」
「だってやばくね?もう20代も半ばじゃないスか」
「え、私だけ?なんで、○○先生とか××先生もまだ結婚されてないんじゃないの?」
「○○先生も××先生も可愛いもん、いつでも結婚できそうじゃん」

……………えっ?

「先生おっぱい何カップ?」
「訴えます」
「うそ、ごめん。ていうか先生、流石に乳くらいでかくねぇと」

……………………………………えっ?
もう言いたい放題だよ。





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と言われました。
明日からもうちょっと厳しい態度で臨もう。

しかしダイゴには聞かれたくない会話ですな。


2004年10月09日(土)    シモ以外

3年生で、しょっちゅうシモネタの中心になっている男の子がいて、頭の回転も早いんであろう、上手に盛り上げる子なんですが、その子がある日言い出した。

「ちゅーかさ、いい加減やめね?」
「あんだよ」
「シモネタ。飽きたって」
「まじで?大丈夫?」
「もしかしてたたなくなったんじゃねぇの?」
「チン子?それは元気」
「元気だよなぁ」

彼らは寮生なのです。
元気か元気じゃないかを隠しときたくても、同室の生徒には秘密に出来ない様子ですぞ。
大変だなぁ。ていうかオープンだよなぁ。そりゃシモネタも大声で叫べるようになるわなぁ。ていうか中等入れて6年間ずっと24時間大声でシモネタ喋ってたらそりゃ飽きるよね。ていうか今までよく飽きなかったよね。

そんなわけで、シモネタの代わりに現在流行しているのが、机の上で消しゴム弾いて落とすやつ。
休み時間、めっちゃ盛り上がってますぜ。





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との答え。
………………あそう。
芸人の間違いじゃないの?

普段の会話聞いてても思うんですが、なんとなく笑いのツボがわかるようなわからんような今日この頃。
いや別にわかりたいわけじゃないんですけども。


2004年10月04日(月)    顔か体か

生徒の間で一番人気の女優さんは矢田亜希子さんです。
わたしもだいすきだー、可愛いよなぁ、普通にうつくしいぜ。
ドラマで僕の生きる道をやってた時なんて、散々「あーみどり先生うちの学校来ねぇかなぁ」とゆうてました。来ねぇよ。

こないだの話です。

「なー先生、このひとどう思う?」
「どれ」

生徒くん達が持っている雑誌を覗き込むと、そこにはボディービルダ−の女性。
白髪で、うちのばぁちゃんくらいの年齢っぽい。日本人ではないようです。

「俺、女なら誰でも良いような気がするけど、この人は無理」
「いやー俺も無理」
「無理だよなぁ」

無理とか以前に大分お年を召してみえるようですぜ。ていうか君らみたいな軟弱な男、向こうからお断りであろう。
そのうち、1人の男の子が言い出して曰く。

「なぁなぁ、矢田亜希子の顔でその人の体か、その人の顔で矢田亜希子の体か、どっちか選べっつったらどうする?」
「おいおい、無茶言うなよ」
「どっちも無理」
「テメェら男ならどっちか選べ」
「えー…」

コトの成り行きを見守っていると。
生徒くん達が悩んで出した結論は、満場一致で「矢田亜希子の体」でした。
えー!そうなの?そうなの?
予想外の結果に驚いてみた。
みんな、矢田亜希子の顔が好きなわけじゃなかったのか?





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おまえら素で最悪だ。



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