先生妄想日記

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2004年06月27日(日)    東京に行く理由

私は毎年、夏になると東京に1人旅にゆきます。
東京には弟2匹も友達もいるんですが、タイミングが合えば遊んでもらったりもしますが、基本的に1人。
1人でホテルに1週間泊まって、買い物をする日もあれば、山手線をひたすらグルグル回る日もあり、単館映画や本屋を巡る日もあり、小さい美術館を巡る日もあり、住宅地をボンニャリ歩く日もあり、ホテルに1日籠りっきりの日もあり、クラブに行く日もあり。
この、夏の1人ぽっちり1週間旅行が楽しみで1年間仕事をしていると言っても過言ではない。
どうだ陰気だろう。

という話を友達にした所、友達が「でもそれわかるかも。日常の中の非日常をしに行くんだよね」とうまい事言うておった。
なるほど。
その後、「日常の中の非日常」とは、例えばどういう事をしたら非日常か、で盛り上がりました。
お風呂に花びらを浮かべる、風呂上がりにバスローブを羽織ってみる、眠る前に香水を振り掛けてみる、薄暗い部屋でローソクやお香を焚いてみる、等々、なかなか面白い方向に話が進みましてですな。
もうちょっと掘り下げて考えてみたいテーマです。

そんなわけで、暇そうにしている生徒たちに、同じテーマを振ってみた。

「非日常ー?って、普段やんない事をやってみるって事っしょ?」
「そんな感じ。ちょっとした事で気分変わったりするでしょ、そういう事」
「なんだろ、何かあるか?」





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「あ、それ良いじゃん」

お腹壊すぜ。
その後、「パンツをビキニにしてみる」「しかも赤いビキニにしてみる」「いっそ穿かないで登校する」「穿かないとプラプラすんじゃん」「じゃぁビキニ?」「ブリーフとか」「白だな」「まぁ白だろうな」などとパンツネタになってました。

あ、ちなみに、なんで私の一人旅が毎年東京なのかというと、「弟や友達がいるので、万が一何かあった時に頼れる」というみみっちい考えからです。


2004年06月25日(金)    だって馬鹿だから

生徒が調理実習で作った、くず饅頭を持ってきてくれた。
わはは、なんでくず饅頭なのー。
もっと、なんていうか、クッキーとかじゃないの?調理実習って。知らないけど。

「すっごいね、美味しそう」
「おう、素で美味いから食ってよ」
「今?」
「今!」
「そう?じゃぁいただきます」
「ハイどうぞ〜〜」

確かにそれは美味しそうで、ぷるりとした半透明の中に、薄く透ける小豆色。
いかにもプリンの容器に入れて固めました、な形もなかなか可愛い。
あのガサツな男子生徒くん達だけで作ったとは思えないデキです。

「な、生温い…!」
「あれ?まじで?来るまでに温くなったのかな」
「冷やしてよ」
「良いじゃん、人肌くらいで良い感じっしょ」
「うん、まぁ、美味しいよ」
「やっぱ?美味いっしょ!」
「うん、かなり美味しい」





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人肌な暖かさのソレ。
うーん、素で食欲なくすぜ。
美味しかったし嬉しかったから、全部食べたけどの。

ところで、私が食べた後、ちゃんと冷やしてから、隣の共学校の女の子に渡しに行ったらしい。
それってどうなの、女の子が、好きな男の子に、調理実習でクッキー作ったの、という少女漫画は読んだ事ありますが、憧れの野球部キャプテンの先輩から、調理実習で作ったくず饅頭を渡されつつドキッ☆、なんて漫画は読んだ事がねぇ。


2004年06月22日(火)    縛るより

今日、熱射病と恥により倒れました。
素で倒れちゃったぜ。私もびびったが生徒もびびったであろう。

台風一過で地元は暑さ限界、車で冷房たいてても死んじゃうよ!くらいの勢いだったんですが、その車で1時間半、運転して通っている私。
学校に着いた時点で、あ、こりゃヤベ−かな、と思っていたんですよ。
でも教室には既に自習で使ってる生徒がいて、冷房もガンガンかかっていたので、まぁ大丈夫か、と。

自習に来ていたのは、相変わらずシモな高校2年生くん達。
最近ド〜テ〜を卒業したらしく、会話の全てがシモで構成されていると言っても過言ではない彼らの、アホなシモと女の話を聞くともなしに聞いていたんですよ。
そしたら、その中でも真面目そうな1人が

「やっぱさぁ、アソコにいきなり10センチは入んねーよな。引いたり押したりしたんだよな」

思わず大爆笑。
目を見開いてこっちを見る生徒くんたち。

「先生、な、何笑ってんの」
「………えっ?」
「あ、わかった!先生、エロい事考えたっしょ」
「わはは、アホじゃん先生!」
「あー先生シモネタ好きだもんね」





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わはは、うそ!
直前まで「縛られるより縛りたい」「でも縛ってからどうして良いかわかんねぇ」「あーわかんねぇな」って会話してたじゃん!
うん、素で恥ずかしくて死ぬかと思った。

「もうホント、先生誰かに突っ込んでもらった方が良いよ」
「欲求不満すぎ!」
「ていうかシモネタ好きすぎ!」

などと散々言われて、恥ずかしさの余り朦朧とする意識。
穴があったら入りたい、とうつろな瞳で言ったら、俺らは穴があったら入れたいけどね。と生徒くんたちが答える声が遠く遠く………。

「うっそ、まじで!先生、ちょっとー!」

倒れました。
…………シモネタ控えます、ほんとすみませんでした(生徒に)

あと倒れたのは病気のせいもあって、お医者さんに「今年の夏がいわゆる“ヤマ”ってやつだから。暑さに弱い病気だから、気を付けてね。まぁ1度や2度倒れても気にしないように」と言われていたんですが、既にそのうちの1度を使ってしまいました。
おかげさまで夏休みがたんまり貰えそうですぞ。


2004年06月18日(金)    心震える

去年の話です。
受験生くんが、勉強の息抜きに教室に来たときのこと。
体力作りのためか知りませんが、グラウンドを走るボウズなスポーツ科みたいのの子たちをボンニャリ眺めて、彼が一言。

「あ、アイツら同じ学年のヤツらだ。やっぱ格好えぇなぁ」

えー…?
と、思いつつ、うん、ホントだね、と一応言ってみる。いや、だって、なぁ?そんな感慨深げに言われても、なぁ?

「先生も格好良いと思う?」
「わはは、私?うーん、すごいよね、彼ら」
「すげぇよな。アイツら格好良いよ。ずっと見てぇもん。卒業して見れなくなんの、ホント残念」
「そうなの?」
「アイツらの試合、見たことある?」
「あるよ」
「胸が震えたっしょ」
「文学的」
「いや、まじで。俺、初めてあいつらの試合見たとき、めっちゃ感動してさ」
「うん」
「そん時、アイツら負けてさぁ、ほんで、めっちゃ泣いてんの。素で泣いてんだって、あのゴツい集団が、まじで。俺らももらい泣きしちゃって、胸が震えるってこういう事かって思ったり思わなかったり」

わはは、どっちだ。

スポーツ科というものは、学科の出席率が悪いとか、出てもほとんど寝てるとか、態度がでかいとか、まぁいろいろと生活面での評判が非常に悪くてですな。
だから、生徒も悪くは思ってないかもしれないけど、良くも思ってないのかしら、と思っていたのですよ。

スポーツというものは、確かにとても勝敗がわかりやすい土俵だし、見ていれば、彼の言葉通り、やっぱり心が震える。
私も、練習している姿を知っているからこそ、試合を見て、何度も泣いてしまった事があるよ。
でも、君も、君の土俵で勝負しにいくんでしょう、だから勉強してんだもんね。





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と思ったけど言いませんでしたけども。

まぁ、君も、頑張って。心震える勝負をして下さいませ。


2004年06月17日(木)    せめてオバチャン

廊下で、時々教室に来る男の子とすれ違った。

「おはよ!」
「おはよ。移動教室?」
「書道。今日も美人だね!」
「うん」
「うん、て(半笑」

周りの男の子達は知らない子たちでした。
私の仕事は、事務の扱いなので、入学式や卒業式、その他諸々の式に出なくても良いのです。
だから、教室を利用する生徒以外は、私の顔を知らないまま卒業していく子も多いのではないかと。
私も、全部の生徒がわかるわけではありませぬ。

まぁそんなわけで、全然知らない男の子たち。
黙って私とその子の会話を聞いてたんですが、すれ違った後、後ろでゴニョゴニョと話声が。

「あれ、誰?」
「俺も初めて見た」





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わはは!
せ、せめてオバチャンでお願いしますだ…。
微妙ですが、乙女心は繊細なんだぜ。
ていうか先生って呼べ。


2004年06月16日(水)    ダイエッター

人生で初めてダイエットというのをやっています。
嘘です、やってません。気持ちの上ではダイエットです。
いやー薬って怖いですな、副作用でモサモサ太りがちな毎日です。
乳のカップが2つ程あがったのですが、腹にカップがあるならば、4つ程の昇格は確実。
このままチクビに毛がはえてきたら、立派なビール腹のオッチャンです。
というか普通にチクビとか言える辺りが男子校勤務たる所以ですな。

生徒は非常に素直な生き物なので、

「なんか太った?」
「オマエそういう時は“ぽっちゃり”って言うんだって!先生が可哀相じゃん!」

可哀想て!可哀想て!
哀れんでもらわなくても結構だわ。
悔しいので毎晩腹筋を…、と言いたい所ですが、あまりのへなちょこさで、実は腹筋が一度も出来ないのでありました。
腕立ても、言うまでもなく一度も出来ません。
でも見ておれ、そのうち腹筋が6つに割れた逞しい女になってやる。





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まだまだ増えそうです。
と、麦チョコ食いながらこの日記書いてます。もけもけ。
うん、だって、アレですよ、私の人生から食欲を取ったら一体何が残るというのか、残るのは抜け殻だぜ。
病気が治ったら頑張ります。って、いつだ、いつになるんだ。


2004年06月15日(火)    コンプレックス2004

こないだ、隣の共学校の生徒(女の子)が教室に飛び込んで来て、大号泣。

「わ、どうしたの?」
「あのねー先生、あのねー、聞いてよー、さっきねぇ、私がsuki]._^p;:,j]!」

何をゆうとるのかサッパリわからんでよ!

「どどどどどどどうしたの、おおおおお茶飲む?落ち着いて。ソファー座って」

オマエが落ち着けという話ですな。

どうやら、校則に引っ掛かって親呼び出しになったらしいですぞ。
まぁ大した校則違反じゃないんですけどもね。
大した違反じゃないからこそ「なんでこんな事で」と思ってしまったようです。

でも、どうせやるなら、絶対にやってませんって死ぬまで言い通すくらいの根性がなきゃやっちゃ駄目よ、だって規則は規則だもん。
そんな根性もないのにやっちゃって、親呼び出しは格好悪いぜ。
退学する根性がないなら、くだらなく思えても規則は守りなさい。
やるならどんなにくだらない事でも信念を持ちなさい。
それは規則に限らず、とても大切な事だよ。

気持ちはわかるでよ、ホント、社会に出れば何であんなくだらない事が校則だったんだろうと、鼻で笑えるもんよ。
すごいコンプレックスだって言ってたもんね。一番気になる年頃だよね。
彼女の気持ちは痛いほどわかるぜ。

それに、高校生の今、やりたいんだよね。
今やらなきゃ意味ないもんね。





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あの頃はそれをしなくちゃ意味がないと思っていました。
私の人生を象徴するかのようなアホっぷり。


2004年06月13日(日)    バ〜バモジャ

ちょっと前、ペプシに、サッカースタープレーヤーズみたいなのの缶バッジが付いてたじゃないですか。
あれ、集めてたんですよ、私。
ほんで、その話を生徒とした翌日。

「やる」
「うぉートッチ〜にカルロス!嬉しい!良いの?」
「トッチー…(半笑)、良いよ、やる。鞄に付けろよ」

わはは、それはどうかな。
でも私の話を覚えていてくれたのが嬉しくて、そのまた翌日、今度は私から贈り物です。

「あげるよ、お礼!」
「わはは、コレ、アレでしょ。なんだっけ、コーヒーに付いてるやつ?」
「そうそう。バーバ」
「パパ?」
「モジャ」
「ふーん。ありがと」

あれ?あんま喜んでもらえなかった?
あれ?帰っちゃうの?
私もしかしてハズしちゃった?なんだ、モジャすげぇ可愛いと思ったのに。残念。

彼らが廊下に出てった後。





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「モジャ?」
「モジャ!」
「そんなんどこに付けんだよ」
「ケータイ!」

なんだよ、嬉しかったのかよ。
素直に喜べよ!
でもまぁお年頃っぽくて良い、とても可愛いですな。


2004年06月11日(金)    下妻な日々

皆さんはSDというものを知っていますか?
スラムダンクではありません、スラムダンクと読みたくなる気持ちはものすごくわかりますが、違います。違いますが、水戸くんの格好良さには目が眩みますな。うほー。

ほんで、SDというのは、スーパードルフィーという人形の事です。
非常にお耽美でお優雅で、一体10万そこそこするらしい、大変お高価なお人形さまさまなのでございます。
隣の共学校に、そのSDが大好きという女の子がおりましてですな。
見た感じは、下妻のロリ〜タちゃんです。

「先生、SDって知ってる?」
「知ってるよ。捨てたら呪われそうな人形でしょ」
「あはは!私、その捨てたら呪われそうな人形が好きなんだよね」
「そうなの?もしかして持ってるの?」
「うん、おうちに3人いるよ。写真見る?」
「わ、見せてくれるの?見たいねぇ」
「ハイ」

そこに写るは、やはり耽美で優雅なお人形さまさま。
すげぇ、うちの男子校生徒の下ネタ並に現実世界から遠くかけ離れてるぜ。

「もしかして、名前とかついてるの?」





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間違ってる!何か間違ってるよアンタ!
それ、アレじゃん、嶽本野ばらじゃなくて吉田戦車じゃん。

しかし10万前後のお人形さまさまを3体持ってるなんてなぁ。すごいなぁ。
30万あったら新車の頭金か新しいパソコンを買う費用にすると思いつつも、10万の人形にそんな名前をつけてもみたいぜ。


2004年06月10日(木)    お疲れサマ〜

暇だったり、トモダチの補習が終わるのを待ってたりする時に、フラリと教室に来てくれる男の子。
なかなか優しくて良い子なのです。
私の相手もしてくれるしの。
夏休みが近付いたその日も、1人で教室に来てくれました。

「あれ、どうしたの?1人?」
「うん、三者懇談。5時からだからココで待たせて」
「あ、そうか。良いよ。ゆっくりしてって」
「仕事の邪魔して悪いね」
「全然。三者懇談、遅くからだね」
「遅いっしょ。ウチ、かーちゃんも働いてっから」
「そうなんだ。期末テスト悪かった?」
「いや、良かったよ。三者懇談は安泰」
「そっか、それは良いね」





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ごごごごごごごめん。

自分が色んな意味で賢くない事に、焦る気持ちを持つ事は度々あるのですが、あの時も自分がアホである事を後悔したぜ。

彼に限らず、夏になると、生徒はどんどん疲れてゆきます。
見てるこっちの胃が痛くなるような、まるで満員電車の中の社会人のような表情ですぜ。
テストに宿題、補習と補充、部活も塾も、暑い中こなさなくちゃいけない。
うちの学校は、夏休みのほとんどが、補習で潰れます。
私は学生の時、ちゃんとした勉強をした事がなかったので、前の職場で働いてた時、「社会人の方が大変だよ。学生に戻りたいよー」とか思ってたんですが、ちゃんとやってる学生も大変なんだよね。
よく頑張ってるよ。
お疲れさま。

あ、タイトルは、お疲れさまと、お疲れ☆夏をかけていru;a]:,::poip!


2004年06月09日(水)    愛しい思い出

つい最近まで知らなかったんですが、中等部に男子部があるらしい。
へーそうなんだ、中等はあんまり関わらないから知らなかった。
知らないのもどうかと思うけども、まぁアレだ、学校にとって私がどれだけどうでも良い存在かがわかるような話ですな。

で、先月くらいに、中等男子部→高等男子校、というコースから、私立大学の国文に進んだ子が遊びに来ました。
6年間男だらけの所から、いきなり女だらけの所に行って、かなり戸惑っているとの事。
何に戸惑うって、学校という場所なのに良いニオイがする事らしい。
わはは、そっか。今まで臭かったもんね。いやもう心底わかるよ。

「男ばっかが懐かしい?」
「あー、懐かしいっすね。6年間、ずっと男ばっかで嫌だーって思ってたんすよ、でも男ばっかはね、アレっすよ」
「楽だった?」





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お互いの体で知らない所はないっつーか」

わはは!そうなんだ、それは知らなかったっていうかイヤらしい言い方すんなよ。

「またいつでもおいで」

と言ったら、

「男子高バンザイだけど、多分もう来ねぇ」

とか言いながら帰っていきました。
でもそうだよね、同性だけってのは楽だよね、きっと。
そんなお互いの体で知らない所はなかった頃が、愛しい思い出になるであろうよ。わはわは。

もう来ないのは淋しいけども、それが良い事でもあるんであろう、前を向いて進んで下さいませ。


というか最近普通に下品ですみません。


2004年06月08日(火)    読むなよ

今日、教室で、生徒が「カノジョの考えてる事がわかんねぇ」という話をしていました。
私は加わらず、ヒッソリ聞き耳をたてていただけですけども(うわー

「なんか、メールとか返ってくんの遅いし。電話しても出ねぇ事が多いし。ほんで友達と出かけてた〜とか言うんだけど、誰と?とか聞くと、その度に名前が違うんだよ、どんだけ友達いるんだよっつー話だよ」
「それヤバくねぇ?」
「やっぱヤバいかな」
「いや、ごめん。俺オマエのカノジョに会った事ねぇし。友達多いんじゃね?」
「そうかなぁ。束縛したくねぇけどさ」
「あー、難しいよな」

あらー色々悩んでるのねぇ。
しかし皆、優しいよね。男の友情だよな。
彼らの会話の9割がシモですが、何でも下ネタに繋げているワケではなく、ネタにしてはいけない事は、ちゃんとわかっているようです。


ほんで、さっきの話。
ダイゴからメールが。

ダ“仕事終わった。会えそう?”
私“ごめん。もうお風呂入っちゃった”
ダ“なんだ。ほんじゃまた。ゆっくり休めよー”

そのメールのあと、最近ダイゴと一緒に買い溜めている、ろくでなしブル〜スを、部屋で1人ヒッソリ読んでいたのです。
前田太尊格好良すぎるぜ、と思っていたら、またダイゴからメールが。

ダ“ろくでなしブル〜ス読んでるだろ”

思わずビクッとする私。
ビクッとしつつ、今度はプレステ2で三国無双をやっていたら、ダイゴからメールが。

ダ“真・三国無双やってるだろ”

ビクッとする私。
ビクッとしつつ、今日は日記書くのやめて寝よう〜と思って、ベッドに入って眉毛を抜いていたら、またメールが。

ダ“そろそろ眠くなってきただろ”

わはは、読まれとる!
ていうか読むなよ(素
あまりに読まれていたので日記を書いてみました。





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それにはまず、漫画とゲームをやめねばなりませんが、それは無理そうですな。


2004年06月07日(月)    世界のちゅ〜しんで

生徒くん達が遊びに来ました。

「こないだ“世界の中心で愛を叫ぶ”観てきた」

どうやら一緒に遊びに来てた男の子と観に行ったらしいでよ。
男2人で“世界の中心〜”。
高校2年生・17歳の男2人で“世界の中心〜”。
カリントウのように日焼けしたサッカー部の高校2年生・17歳の男2人で“世界の中心〜”。
格好良いでねぇの。

「映画館、カップルばっかりじゃなかった?」
「カップルばっかりだった。愛を叫んでやがった」
「わはは。叫んでたんだ」
「ムカついたからさぁ、俺らも対抗して手繋いでチケット買ってやった」
「わはは!すごいね、かなり奮闘してるね」
「コイツすごすぎっスよ、奮闘しすぎ!観てる間中も手ぇ離さないんスよ!暗闇で!」
「わははわはは!」
「俺、コイツが股間に手ぇ伸ばしてこねぇようにめっちゃガードしてて」

まだ上映してるのか知りませんが、万が一観に行く事があっても、多分笑っちゃうよ、森山みらいが健気に演技してる所で「股間をガード」を思い出して笑っちゃうであろう。





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そんな事叫ばなくて良いでよ。


2004年06月06日(日)    カッターナイフ

金曜日の話。
その日、生徒にちょっとした作業をやらせる為、実家から、めちゃくちゃ大きいカッターマットとカッター5本を持って生徒が来るのを待ち構えていたら、他の先生が登場。

「今日、ココで○○作らせるって聞いたんですが」
「そうですよー。見て下さいよこの大きいカッターマット!家から運ぶの大変でした」
「あぁ、これは大きいですね」
「でしょう。大変だったんだから、キリキリ働かせなくちゃ」
「それがですね…」

言いにくそうな先生。なんだろう、生徒の予定が悪くなったのかな?補習?と思っていたら。
PTAからの意見なんですが、と切り出された。嫌な予感。

「実は、PTAの方から、しばらく生徒にはカッターを持たせない方向でと。ほら、事件があったから…」
「…………はっ?…………えっ?」
「まぁ、うちは隣に幼稚舎と中学もありますしね」
「は…………ぁ」
「用心するに越した事はないと」
「じゃ、じゃぁコレは…………」
「切る所までは職員でやりましょう」

……………嘘でしょう。
もしかしたら私が間違っているのかもしれんのですが、非常に腑に落ちない。落ちないけど従いましたけど。下っぱだから。

後から来た生徒くん達。

「あれ?なに、先生がココまでやっといてくれたの?」
「そうよー、あと○○先生も手伝って下さった。優しいでしょう」
「なんで?俺らめっちゃヤル気だったのに」
「うそ、じゃぁやってもらえば良かった」
「ホントだよ。素でやってやったのに。でもラッキー」

なんで?って、まさか“君らがカッター振り回して他人に怪我をさせそうだから”なんて言えるかよ。
高校生に向かって、そんな理不尽な事が言えるのか。
事件を起こした子は、普通の子だったようだと、手伝って下さった先生がおっしゃっていた、誰でも加害者になり得るのかもしれない、だから生徒を信じる事とは問題が違うのかもしれない。





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私がおかしいのかな。


2004年06月03日(木)    少年犯罪

生徒と雑談の途中に、流れで聞いてみた。

「うちの学校はイジメあるの?」

私は教育や運営とは程遠い職なので、学校の内情を全く知らないのです。
まぁ知りたくもありませんけども。余計な情報は寿命を縮めちゃったりするような気がしますぞ。

「うちの学校?俺らが知ってる範囲ではねぇな」
「あら、ないの?」
「普通ねぇよ。イジメっつーのは女がするもんだろ」

そうかなぁ。
前の職場では、部長(男)のイジメとセクハラが一番陰湿で陰険だったぜ。

「あ、でも、やっぱなぁ、クラスの中で諍いや歪み合いはあるよ」
「あー、あるなぁ」
「えっ、そうなの?」
「うん。そのうち死者が出る勢いだよな」
「ぜってー出るよな」

そんな、男ばっかりで、一体何を歪み合ったりするのよ。
皆、普段そんな諍いやら歪みやらの陰惨な感情とは無縁そうなアホ面をしているので、ちょっと驚いていると。





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「やっぱそういう問題って、俺らのこれからの人生を左右すると思うのね」

そ、そっか…。
うーん、あっぱれだよ。
何があっぱれって、きっと本音や真実は、私みたいのには全く見えないような場所でヒッソリと、でも確実に息づいているんであろう事。
でもまぁとりあえず、新聞に「○○高等学校、白昼の惨劇!少年犯罪 -尻派の勝利-」とか出ないよう願ってるぜ。



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