ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

THE YELLOW MONKEY ”NAKED” - 2012年10月31日(水)

ROCKIN'ON JAPAN12月号別冊付録
「THE YELLOW MONKEY ”NAKED”」を読んだ。
迫力&美麗写真も多く33Pにも渡る豪華なモノだ。
《『FOUR SEASONS』リリース時の貴重なインタヴュー2本を、
なんと当時の未掲載分も含めて再編集》なのだそう。
コンプリートバーンと読み比べてみた。
この「THE YELLOW MONKEY ”NAKED”」では、かなり
足されているのが判った。
吉井和哉がこの『FOUR SEASONS』を作る上で
どう意識変化したのか、彼の中の「歌謡曲」というものに
どう向き合ってどう作品に現れて来たのか、
そういう事がより理解出来た。
続いての、吉井和哉抜きのヒーセ、エマ、アニーによる
イエローモンキーヒストリーインタヴューでは、
イエローモンキーの成り立ち、インディーズ活動、
そしてデビュー時の、その時々の吉井和哉の状況や思いを
感じることが出来て、とても興味深かった。


解散してもう8年、実質上活動停止して11年、これほどの
時間が経っても、こんなにも愛されている
THE YELLOW MONKEYは、幸福なバンドだと強く思った。

「タワモン」の詳細も発表された。
http://tower.jp/article/news/2012/10/30/n02
TOWER RECORDS SHIBUYA×THE YELLOW MONKEY
コラボレーション企画“タワモン"
開催期間:2012年11月23日(金・祝)〜12月16日(日)
開催場所:タワーレコード渋谷店8F「SpaceHACHIKAI」

トークイベント詳細
高橋栄樹(映像ディレクター)トークイベント
日時:2012年11月25日(日) 15時〜
有賀幹夫(写真家)トークイベント
日時:2012年12月2日(日) 15時〜
菊地英昭(brainchild's) × 秋野温(鶴) トークイベント
日時:2012年12月3日(月) 19時〜
広瀬洋一(TYO) × 宗清裕之(日本クラウン シニアプロデューサー)トークイベント
日時:2012年12月9日(日) 15時〜

「タワモン」コラボグッズ情報
・T-シャツ 3種類 デビュー20th記念T-シャツ他
・卓上型ポストカードカレンダー
・Romantist Taste 2012 ハンドタオル
・クリアファイル
・缶バッジ

先日の吉井和哉モバサイトのピンク記事で
このイベント展示用の衣装などを準備していたのだと知らされて
いたけれど、ここまで大規模な催しになるとは、想像していなかった。
豪華なものだねえ。
田舎住まいの私などには、遠い世界のお話のような気がするけれども。
こういう機会にTHE YELLOW MONKEYを全く知らなかった人達にも
彼らの音楽やビジュアルやLIVE映像に触れて、感じて、
貰えると良いねえ!



ここからは、本音。
こうやってデビュー20周年企画で、
THE YELLOW MONKEYが華々しく取り上げられれば、られる程、
THE YELLOW MONKEYの伝説が強固になって行くのだろう。
そしてそれと同時に、THE YELLOW MONKEY再結成のハードルは、
超え難いほど高くそびえて行くのだろう。
死ぬまでにもう一度THE YELLOW MONKEYのLIVEに行きたいのになあ!






TRUE MIND ”NAKED”その2 - 2012年10月22日(月)

続いて“野性の証明”at NHKホールを観た。
「アヴェ・マリア」を観ることが出来るなんて感激だ!
”アヴェ・マリア 喜びの日・・・無数の涙や希望・・・
全ての愛や憎しみ 一つ残らず吐き出そう”
音楽の神に敬虔な祈りを捧げて、この日のステージに
向き合おうとしているようで、この歌が進むにつれて、
THE YELLOW MONKEYが祝福を受けていくように思えて、
胸が熱くなった。
そして「ようこそ〜」と「SPARK」へ。
何度も何度も観た場面だけれど、格好良い!
「I LOVE YOU BABY」
フロント3人の並びがもうゾクゾク来る!
吉井和哉、菊地英二、広瀬洋一、菊地英昭、それぞれの音がただ加わっていくだけじゃない、
それぞれが掛け合わさっていく、相乗効果、さらに爆発的な化学反応が
成されているのだと感じた。
「TACTICS」始まる前の煽りに痺れる。
いかがわしい(笑)「LOVE SAUCE」の後に登場するのは、「天国旅行」。
出来上がったばかりの、名曲の手応え感じるこの新曲を披露するメンバー達は、
さぞ気持ち良かっただろうと強く感じた。
「FOUR SEASONS」のあのポーズ、あれが来るともう涙を堪えられない。
『ちょっとだけ見せてくれるか?何をかって?おめぇらの気持ちだぜ!』と
「SWEET&SWEET」!最高だ!
「空の青と本当の気持ち」。
死ぬまでに一度でいいから、THE YELLOW MONKEYの「空の青と本当の気持ち」を
この目と耳で体験してみたい。させて欲しい!
ブルースバージョンを自由に思う存分楽しんでいる「LOVE COMMUNICATION」。
アンコールは、吉井和哉のMCが愛らしい「MOONLIGHT DRIVE」。
そしていよいよ、「TRUE MIND」ビデオでのエンディング分割場面を見て以来、
ずっと大画面でじっくり見たいと切望し続けていた「SUCK OF LIFE」。
マイクスクラッチからのあのエロ過ぎるシーンを拝める日が訪れるなんて!
メンバー紹介が涙モノだ。
圧巻のドラムソロは、まさに「野獣」?いえ「野性」!
続いて吉井の小芝居にいちいち律儀に応じてあげるエマさんのギターパフォーマンス。
指差しビームが炸裂して大勢のファンが悩殺されていくのが手に取るように判る。
続いてキーボードの三国義貴さん。華麗で繊細な音色。キャラクターも最高。
ヒーセのベースは、まさに子宮に来る。メロディアスな歌うベース!
そしてヒーセ曰く「ツアーで覚えた水芸」を披露する吉井和哉。
何て愛らしいボーカリストであることだろう!
沸きに沸いた「SUCK OF LIFE」の後を締めるのは、
最終曲「JAM」。
この日の吉井和哉の声(喉)は、少々荒れていたけれど、
それが一層迫力を増していて、より力強く響いて来た。
「TRUE MIND」のLIVEを、丸ごと見れて幸せだ!

『ボーナスDISC』
ツアーリハーサルのスタジオで既に「楽園」をやってたんだねえ!
訳も分からずボロボロ泣いてしまった。
メンバーへのインタビュー場面が交互に差し込まれていて、
見たことのある場面もあったし、始めて見る場面もあったけれど、
今になって見て初めてより深く判ることもあった。
メンバーだけでなくスタッフの方々も含めて、全てが、
同じ方向を未来へ向かって燃えていたのだなあ。
吉井和哉の『このバンドが無くなる事が最大の暴力』と語った場面、
本人があれを許可したという事が、吉井和哉らしいと思った。

でもね、もう「罪の意識」を昇華させても良いんじゃないかな。
無理に「再結成」して欲しいとは、思っていません。
生きているだけで丸儲け。
生きてさえいれば、また奇跡だって起こるかもしれない♪


RED TAPE“NAKED”
「RED TAPE」は、大好きな映像だから、“NAKED”は、
本当に楽しみなのだけれど、同時に、少し怖い気がしている。
THE YELLOW MONKEYというバンドの栄光と挫折の軌跡が
赤裸々に映し出されていそうで。
でも目を逸らせない。
それが我らが愛して止まないTHE YELLOW MONKEY!





TRUE MIND ”NAKED”その1 - 2012年10月20日(土)

NET通販で発売日前日に届くというのは、本当にありがたい。
早速まずフォトブックを見る。
BOX SETで発売された「TRUE MIND」写真集とは、かなり違ったフォト達だ。
斜めからのキリストを思わされる姿、モニターに深くもたれ掛かり
のけぞって歌う姿、中盤あたりの見開きで載っている仰向けで
目を閉じて、そして目を開けている顔、「FOUR SEAZONS」の時だろうか、
マイクをグッと傾けて赤くライトに照らされている姿、
「空の青と本当の気持ち」の水平に伸ばされた手の美しさ、
有賀幹夫さんが編集して下さったフォトブックを見ているだけで
グッと来てしまった。
武道館のDISC1から。
映像が物凄く綺麗だ。
武道館のステージをライトがぐるりと映し出していく冒頭部分から、
LIVE前、メンバー達の登場を待ちわびるあの「わくわくゾクゾク」感が
蘇って来て、そこへロビンの「あは〜ん」なものだから堪らない!
「RomantistTaste」は、やっぱり格好良いねえ。
続いて今まで見ることの出来なかった「SWEET&SWEET」だ。
「ピリオドの雨」前のMCでは、得意の下ネタ炸裂!
あの後にしっぽり情感たっぷりに「ピリオドの雨」を
歌い上げる吉井和哉は凄い。
吉井は、エマさんがTHE YELLOW MONKEYへ加入したいきさつを語って
「THIS IS FOR YOU」へ。
これを生で聴いてみたいというのが私の夢なのだけれど、
いつか願いが叶う日が来ると良いな。
そしてこの日の「SUCK OF LIFE」は、こういうバージョンだったのか!
新鮮だ!
「TRUE MIND」ビデオ&DVDで印象的だった「FATHER」感動だ。
「空の青と本当の気持ち」そして「太陽が燃えている」、
THE YELLOW MONKEYが若木のように、瑞々しく思う存分
どこまでも成長していけていた最高に幸せな時期だったのだと思う。
そんな事をふと思って、胸がいっぱいに為った。
DISC2は、アンコール「I」からだ。
「悲しきASIAN BOY」美麗なまだ身体の線の細い吉井和哉が
歌うASIAN BOYは、儚さがあって良いものだ。
そしてダブルアンコールの「JAM」。
この時はまだ発売が決まっていなかった「JAM」を
メンバー達は、LIVEで初披露した。
(生演奏という意味では、「POP JAM」だったけれど。)
後にTHE YELLOW MONKEYの代表曲と為っていったこの曲を
ファンに向けて、本当に丁寧に心を込めて演奏していたのだなあ
と感じた。
この日のLIVEを16年以上経って、丸ごと見ることが出来るなんて、
何て素晴らしいことなのだろう。
THE YELLOW MONKEYデビュー20周年のこの年に
発売して下さって、心から感謝です!
そして、否応なく実感させられたのは、
吉井和哉、菊地英昭、広瀬洋一、菊地英二の4人がいてこその
THE YELLOW MONKEYなのだということだ。
改めてその事を噛み締めた。


NHKホール&ボーナスDISCは、また来週。





「YOSHII BEANS」開催発表 - 2012年10月17日(水)

オフィシャルサイト「441108.com」、「441108ch」会員限定ライブ
「YOSHII BEANS」
2012年12月28日(金)
東京 日本武道館

遂に発表されました!
「吉井武道館」になるのか、はたまた一連の
THE YELLOW MONKEYデビュー20周年記念企画に合わせた
イベントが開かれるのでは?(たとえば「NAKED」DVDの
フィルムコンサートにメンバー登場するのでは?等)と、
妄想を逞しくしていた。
「会員限定ライブ」とは、意外だったなあ。
今年は、夏に「名古屋ODEN」と「福岡ODEN」の2箇所で
限定ライブあったもの。
「大人の事情」っていうのは、「441108ch」が
ちゃんと起動するのを待ってたということなのだろうか。
それにしても、「YOSHII BEANS」ってどういう意味?
いつもながら吉井和哉のネーミングセンスは、謎だ。
「豆虎」ちゃんに関係してるの?
私が一番最初に連想したのは、ゼリービーンズ。
カラフルないろんな色の「吉井和哉」が散りばめられているの。
“つまんで食べちゃお♪”って感じ!(笑)

やっぱり12月28日武道館がないと年越せないわよねえ。
決まって嬉しい。けれど、今から色々大変だわあ。
まずはチケット当選しないことには、始まらないけれど。


ひとつ気に為るのは、ピンク文字の
『いろいろちゃんとわかってるから安心してね』って、
何をわかってらっしゃるのかしら?
こちらは、さっぱり判りません。
判らなくて当然なのでしょうけども(~_~;)





空の青と本当の気持ちを君に見てほしくて - 2012年10月13日(土)

かれこれもう16年私は、吉井和哉の書いた文章や
インタビュー記事や発言やらをこの目で見て来た。
昨日441108.comでUPされたコラム記事で初めて
「見なければ良かった」と思って仕舞った。
これからここで述べる事は、もし本人が目にする機会があったなら、
さぞ気分が良くないであろうし、これ以降私がどんな記事を書こうと、
読んで貰えなくなる可能性だってあるだろう。
それは、とても淋しいだろうとは思うけれど、
ずっと吉井和哉への思いを綴ってきたこの場所で、
本当の気持ちを残しておかなくてどうする!
ありのままに書くことが「ファンとしての誠意」でもある、
と思い直した。
「タバコ」と題された2012.10.12の記事、
あれを載せた意図は、一体何だったのだろう?
『近頃またたまに情緒不安定が激しくなる
もう前向きでいたいから必死で無視してるけど
幸せになってはいけない?
でも
幸せなくせに不幸を装うのはもっといけない
はあ…
釣りがしたい(←そこかよ)』
情緒不安定だと仰っている方へ、辛辣な言葉を
投げ掛ける私は、酷い人間だろうか。
けれど、吉井和哉ファン限定サイトで『幸せになってはいけない?』と
問うのは、どうなのだろう?
大体において、「吉井和哉の幸せ」って何?
「吉井一哉としての幸せ」ならば、
問うべき対象は違うだろうに。
私はこの春までは間違いなく、
ほうれい線が深く刻まれようと眉が薄くなろうと、
顔がパンパンだろうと、現在進行形の吉井和哉が好きと断言出来た。
けれど昨日のコラムは、あの顎マスク姿よりも、
ゴミ出し侍よりも格好悪いと思って仕舞った。
「バッカ」が発売されて、あのMVを見た時、
「どこでも、どこまででも行けるという特別な切符」を渡された吉井和哉は、
「あらゆるひとのいちばんの幸福」を求める果てしない旅をゆく
という使命を与えられたのだと思った。
音楽の神に与えられた天命を自覚して、
音楽を貫いていく、歌っていくということこそが
吉井和哉の幸福なのかと感じていた。
違っていたのだろうかねえ。
それでも、吉井和哉としてであろうが、吉井一哉としてであろうが、
幸せでいて欲しい。不幸を願う筈がない。
ファンを何だと思っているんですか!?
と、憤りを感じていたところへ、今度は、ピンク文字。
かねて噂になっていた12月28日の件だ。
再結成はない。
年末の武道館については、「大人の事情」で、
もう少しで発表されると。
ずっとモヤモヤしていたからはっきり否定してくれたのは、
ありがたかったかな。
けれど、
『「伝説」ではなくなってしまうかな』!?
常々思っているけれど、「伝説」なんてものは、
50年100年先の人々が判断するものじゃないのかしら?
「やりたいかやりたくないか」だけではないの?
『万が一いつか再結成しなければいけなくなったら』!?
私は、この言葉に血が逆流するかと感じた。
ファンの気持ちを逆撫でするな!と思った。
誰が無理矢理THE YELLOW MONKEYを再結成させると言うのだろう。
もう少し言葉を選んで欲しい。
ファンを動揺させないで欲しい。
鬱陶しいファンで申し訳ないけれど、
ライトファンは、次々に活きのいい若い新しい対象へ
移って行くのだろうと思う。
年季の入ったオールドファンが離れてしまう未来も
寂しかろう。
心身とも充分ケアして、私達に圧倒的なLIVEを魅せつけて下さい!
どうぞ来年、ソロ吉井和哉10周年の年が
賑やかしいものと為りますように☆







「RomantistTaste2012」GET! - 2012年10月09日(火)

発売日前日に届いた。感謝!
紙ジャケのフィルムを注意深く開けて
CDを取り出して、
購入特典“激レア”8cmCDプレゼント!と
書かれたその用紙に、
2012年12月3日
RED TAPE“NAKED”発売決定の文字が!!!
詳細発表は後日だそうだが、
これも「TRUE MIND“NAKED”」のように
「FIX THE SICKS」と「紫の炎」のライブ映像を
完全収録してくれちゃうのだろうか!?
素晴らしい!
もう一声、この際、「追憶の銀幕」と
「jaguar hard pain」も「SPRING TOUR」も
“NAKED”を出して貰えないだろうか。
あの時のLIVEの完全体を見たい。聴きたい。
と、CD本編を聴く前から、既に平常心ではいられなかったのだが、
一曲目「RomantistTaste2012」が鳴り出した瞬間、
THE YELLOW MONKEYの世界が広がった。
音がクリアに迫って来た。
アニーのドラム、ヒーセのベース、エマのギター、
そしてロビンの歌声!
やっぱりこの人達が好きで堪らない。
2曲目、「SPARK」の“ようこそ〜”の始まりに
心臓を鷲掴みされたような衝撃が走った。
正真正銘のライブバンドだったのだね。
THE YELLOW MONKEYと同じ時代に生きられて幸せです。
ファンに成れたことが誇りです。

01. Romantist Taste 2012
02. SPARK
03. FOUR SEASONS
04. 熱帯夜
05. ROCK STAR
06. 嘆くなり我が夜のFantasy
07. 太陽が燃えている
08. LOVE COMMUNICATION
09. JAM (Bonus Track
10. THIS IS FOR YOU
11. 悲しきASIAN BOY
12. FATHER
13. 空の青と本当の気持ち
02.〜09. 1996年7月21日 NHKホール公演より
10.〜13. 1996年1月12日 日本武道館公演より

「TRUE MIND“NAKED”」発売が待ち遠しい。








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INDEX
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溶けた砂
時の谷間