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アイ ナンカ イラナイ。
夏野 空の日記

2004年01月27日(火) 疲れたので


遊びでいいから


嘘でいいから




私を抱いて

愛していると言って




ほんの少しの間だけでいいから

夢見ることを許して。





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2004年01月25日(日) 猫の目

少し忙し過ぎるのが良いくらいなのだろうけれど。
忙しさの種類が違う。

少しずつ
少しずつ
少しずつそれでも良い方へ持って行こうとはしている。

珍しく平日、時間を割いて大崎のナノハナへ顔を出した。
明らかな空白を、意識して埋めるように時を押し流す。
それは圧し掛かってくるので。

もう少し
もう少し
もう少し笑えれば「するり」と流れていく。

はず。
けれど空回り。
結果、疲労するばかりだったような気がする。

帰りはタクシーにした。

よく喋る運転手さんで更に疲れた。

松見坂を左折していく。



会社では相変わらずデータが山のように押し寄せてくる。

メッセンジャーのあちら側も仕事に忙殺されているような。
疲れているような。
触らないでいた方が良いのかしら、と思っている自分を俯瞰している。

余裕が無いのだろう。
けれど、涙が出るほど良く面倒を見てくれている。

伝える前に落ちてしまったので。

「アリガトウ。」



会社からの帰り、何故か瑶子を思い出した。
渋谷ではなく、そこは新宿だったので少し足を伸ばす。

ウィンドウ越しに懐かしいイルミネーションを見て
ああ疲れた、と思いながら歩いていたらスカウトに捕まった。

メイクアップの仕事をしている彼とは、以前からもう何度か
渋谷の駅で追いつ追われつのバトルをしていたのだが、
その晩、ボーッ、として歩いていたのがアタシの敗因だったのだろう。

ガッシリとアタシの腕を掴んだ彼は、してやったり、の表情で
名刺を差し出しながら「モデルをやってくれないか」と言う。
ここぞとばかりに一気にまくし立てられる。
何でも、次のショーに出てくれる人を探しているのだとか。

分かった
分かった
分かった
が。

「派手なお顔立ちですからステージで映えますよ。」

派手、って何やねん、派手って。
悪かったな派手な顔で。
昔っからこーいう顔なんじゃ。
こーいう顔でオレはモデルしてたんじゃ。
スカウトするなら他に言いようがあるろー。

と思ったのだけれど。

疲れるから
今、仕事に就いているから
もー、オバサンだから

と言って丁重にお断りする。




猫の目が
笑ったような


気がした。





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2004年01月16日(金) 接待なんてっ!

アタシは平日は殆ど呑みに行かない。
せいぜい月に4回くらいであろうか。
週末なら思いっきり呑んで、翌日どんなことになっても寝ていられるし。
また、何も気にせずに思いっきり呑めるので週末がよいのである。

が、先日、接待を兼ねた新年会があった。
平日に、である。
息を潜めてお声がかからないようにしていたつもりだったのだが
「麗香くん(本当は実名)、よろしくね。」

せめて、皆さんの杯が空にならないよう、
お酌をしたときにお酒を零さないよう、
お料理を取り分ける順番を間違えないよう、
つるりと口を滑らさないよう、
お偉いさんに暴言を吐かないよう、
粗相をしないよう、
そして正体を無くさないようにしようと願っていたのだが。

目論見は思いっきり外れ。

大口開けて笑い転げるわ、仕事上のやり方について物申すわ、
上司相手に説教タレるわ、防犯カメラの前で踊るわ、
挙句の果てに酔って立てなくなり上司にタクシーで家まで送らせるという
不届き千万なヤツになってしまったのである。

覚えているのは、最初に出てきた煮物を食べたところまで。
はえー、はえー、ものの30分くらいで「記憶は酒と共に闇の彼方へ」を
やってしまったのである。

翌日、スッキリ目覚めて出社したアタシを待っていたのは
「ネタは上がってるんだぜ」という部署の皆の目、目、目、
そしてアタシがしでかしたお笑いネタの数々。

今年も一年、どうぞよろしく。





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2004年01月04日(日) だらだらだらり。

呑みすぎたからなのか、あるいは夜更かしが過ぎて
昼夜逆転の生活になってしまったからなのか。

大晦日からこちら、ずっと夢を見ているような心地がしている。
ずっと酔っているような。
そしてずっとお腹が満たされているような・・・・・


はい、こっから先、いつもとは指向を変えてお届けします、
「アイ ナンカ イラナイ。」


そゆワケで。
明けましておめでとうございます。
麗香@夏野 空 でございます。


「麗香」でも「なつの」でも「そら」でも
好きなように呼んでください。

が、だからと言って、どれもアタシですから、などという
殊勝な答えを期待しちゃぁいけません。
それどころか、呼ばれる名前によって違う「アタシ」が
そこにいたりもします。

当たりか外れか、一か八か。

当たるといいですね、年の始まりですし。
のっけからハズしたくないでしょ。

ハズすとイヤでしょうね、きっと。
いや、アタシは知ったこっちゃありませんが。

いきなり絡まれたりとかね。
色気のある絡まれ方ならまだ許されるんでしょうけど、
べろんべろんに酔っ払った女に絡まれるのはカナワンでしょうね。
酒臭いし。
シツコイからオマエ寄るな、みたいな。
蹴り倒されたりしちゃうかもしれないですね。
え?
どっちがだよ、って?
まぁその可能性は双方にある、ってことで。
ね。

大体ね。
色気があるにしても年末のまだ餅太り&酒太りする前の
ぐっどなスタイルが目の前に迫ってくるならいいんでしょうけど、
「いやぁ、おばちゃん、それはキッツイわぁ」てな感じなのが
目の前に迫ってきたらアウトですからね。
いえ、絡み始めたが最後、逃がしませんから足腰鍛えておくのが良策かと。

あるいはいきなり噛まれたりとかね。
昨年あたりは鳴りを潜めていましたけれど、どうなんでしょうね。
被害者は減っていないんですよ、不思議なことに。
アタシは全く記憶していないのにね。

ま、今年も「記憶は酒と共に闇の彼方へ・・・」なんでしょうか。

でも流石に今年あたり「麗香被害者の会」の皆さんから
その署名と共に集団○○○に遭いそうな気もします。

少し大人しくしといた方がいいのかなぁ、なんて思ったのも束の間、
年末から年始にかけて、例のバーで。
ええ、大崎の「ナノハナ」さんですね。
もうこれ以上、名前伏せておいても意味ないらしいのでオープンに。
そこで呑んだ暮れてましたからね。
暴れてはいないと思うんですよね。

た・ぶ・ん。

何で「たぶん。」になっちゃうのかと言うとですね。
こうね。
トシと共に物忘れが激しくなっていくワケですよ。
ノーミソの記憶装置の螺旋が最初は一本、抜けちゃったみたいな。
その抜ける螺旋の本数がトシ毎に加速をつけて増えていくんですよ。

もちろん、物覚えも悪くなっていく。
螺旋がハマらなくなってきているんですな。

螺旋、抜ける一方でハマらないんだから脳みそスカスカです。
だから諦めちゃってるワケなんですね。


まー、そんなこんなで。

よく分かりませんが。

今年もヨロシウ。


ああ、そう言えば。
アタシは酔っちゃうと決まり文句が出るらしいんですよ。
これが出ると、分かってる人は
「あー、麗香もう意識なくなってるわ」とね。

そこの貴方。
これが出たらアタシの「記憶は酒と共に闇の彼方へ・・・」です。
記憶喪失状態です。

ヨキニハカラエ。





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〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜
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