| 2002年12月25日(水) |
いつかの陽気と知らない場所 |
今日は午後から出勤。
天気が良かったのでアレコレ洗う。
もっとゆっくりベッドの中でウロウロしたかったけれど、
今日に限っては夢の中を行き来するより洗濯機を回したかった。
そして「もう少し早く起きちゃえば良かった」なんて。
都合のいい。
空きっ腹を抱えて会社に向かう。
今年もあと３日出社したら終わりだなぁ、とか。
次の更新もこのままの条件にしておいてはもらえないかなぁ、とか。
コーヒーの香りがどこかから纏わりつく。
誘われたけれどにこやかに断って改札をくぐる。
少しヒールの低い靴を履いていた。
それはいつもの「アタシ」とは違う。
いつもより人の少ない部署はやはり閑散。
予定表を見たら「休み」だらけ。
だらけきって雑談まみれ。
あー。
アタシも随分ラフに仕事してますが。
今日のキミ達には負けます。
負けました。
ある意味、遊び上手と言うんでしょうか。
そしてこのまま正月まで突っ込みますか？
帰って来ない上司は２／３くらいラクチン。
残りの１／３は少し心細い。
新人です。ので。
「いつも散文のような日記を書くんですね。」と言われた。
「日記らしくないですね。」
「日記に“決められた形式”なんてあったんですか。」
「日記って何か面白いですか？」
「アタシは書きたいから書いているだけです。」
「読んで楽しめるものが書けないならやめたらどうですか。」
「楽しくないなら読まなければいいでしょう。」
「人に読まれても恥ずかしくないものを公開するべきです。」
「そもそも、アナタが毎日そこをクリックするのは何故でしょうね。」
ネットなんてそんなモン。
アタシなんてそんなモン。
玉子の中身は何でできている？
知らない駅に寄り道する。
知らない人知らないホーム。
吹く風がどこから来たのかも知らない。
ＳＡＬＯＮはお休み。
タマには遊ばせて。
「呑ませて」とは言わないから。
せめて。
軽く軽く開放して軽く。
フツーにやさぐれてます。ので池袋まで足を伸ばした週末。
天変地異ですか？
オイラがですよ。
アタシがですよ。
渋谷から向こう、新宿だって「遠いよブーブー」って言うのに池袋ですよ？
いえ大崎は別モンです。
美味しいお料理さんくす。
美味しいお酒さんくす。
帰りたくないので久しぶりに足を踏み入れるプールバー。
それは突いているのではなく。
かすっています（笑）。
少しだけ。昔に返った。
そして帰る渋谷に。
帰る穴倉に。
慣れた道。
慣れた人。
いつもの街をいつもの足取りでいつもの場所に向かう。
ただいま。
発散したかったんです。
ここじゃぁないんです。
無くなってしまった何か。
もう一度ここで踊りたいだけなんです。
耳の奥でゼア・マスト・ビー・アン・エンジェルが木霊する。
日曜日は少し早起き。
支度をしたのはけれど夕方。
給湯器を求めて下北をウロウロ。
まっすぐなんか歩きません。
コレいいね。
アレいいね。
ねぇちょっと待って。
カレーまんを買ってもらって歩きながら半分食べる。
乗り慣れた井の頭線で渋谷へ向かったのはその後。
人ごみを縫うように本を探す。ＣＤを探す。
そして今までの反動のように次々カゴに放り込む。
ざっくり見積もって１万円ちょっと。
よいでしょう。
タマには。
クリスマス色に彩られている渋谷の街を眼下に眺めて謀る。
「色んなジャンルのパフォーマーを集めてヤラカせる場所を作ろうよ。」
来年あたりから始動。
舞台は渋谷某ＢＡＲ。
一人持ち時間５分以内なら、ステージ上で何をやってもオッケー。
「お土産には『お客様のご意見』をどうぞ。」
いかが？
| 2002年12月13日(金) |
奥さまはテレビゲームがお嫌い |
ふと気がついたらご主人様のバースデー。
で、あった。
１日遅れのバースデーカードを送った。
ごめんね。
ごめんね。
遅れてごめんね。
何回目かなぁ、とどこかで思いながらコートの前を掻き合わせて
西新宿の青梅街道を行き来する大型トラックの騒音に邪魔されながら携帯越しに話す。
この声はいつもの。
遠い声。
と、どこかで違う音が聞こえた。
彼女も彼女も彼も彼も知らないアタシが「いる」。
続かない途切れない呼気。
柱の陰に立っているアノコの目が切れる。
切りつけるような目が小田急の車窓に映るので焦点を遠ざける。
自律神経失調症気味のアタシは睡眠と消化器症状に障害が出ている。
久しぶりに薬を飲む。
ざらざら。
ざらざら。
ざらざらざらざらざらざらざらざら。
掌の上で踊るそれらはけれど確実には眠りに引きずり込まないので。
思い出しながらオナニーをする。
アレハダレ？
アレハナニ？
あれはいつ？
少し疲れたので肩を貸してください。
少し泣きたいので胸を貸してください。
「立ち止まってみたい。今。」
そうではなく。
「立ち止まりたい。今。」
今日、疲れた彼女はけれど仕事から逃れられずに残業をした。
お祭りに行くのだ、と。
一緒に行くのだ、と。
娘と連れ立って行くのだ、と。
満面の笑みで話していたのは、ほんの昨晩。
切ないだろうなぁ。
仕事を始めたばかりの彼女へ向けてパーテーション越しに「頑張れ」と送る。
忘れていた。
忘れていなければならなかった。
封印していることいくつか。
触れてはいけないいくつか。
思い出して思った。
みんな大きくなぁれ。
みんなみんな。
大きくなぁれ。
幸せになぁれ。
夫はテレビにかじりついてカルドセプト�兇鬚笋辰討い襦�
| 2002年12月12日(木) |
ムキーーーーーーーーッ！！ |
ビッグローブのせいだ！（謎）
| 2002年12月01日(日) |
靴の裏にテキーラを染み込ませて |
すこぶる体調がよくない。
風邪なのか風邪ではないのか、風邪でないなら何なのか。
要は体調を崩しているということで。
面倒くさいのはキライです。
久しぶりに二人でゆっくりしようと、予定を入れない週末はけれど予定盛りだくさん。
靴を買おう靴を買おう靴を買おう。
靴靴靴靴靴だらけ。
けれどあっけなく見つけた。
用がなくなったので渋谷には行かない。
下北をうろうろ。
靴を買おう靴を買おう靴を買おう。
靴靴靴靴靴だらけ。
「閉店セール」の張り紙に引き寄せられてまるで倉庫になった店内を物色。
バックベルトのローヒールパンプスを２足。
色違いでゲット。してもらう。
クリスマスの飾りつけも探す。
探すうちに本を買い、薬を買い、日本酒を買う。
ご飯はどこへ行った。
晩御飯に刺身を食べる。
晩御飯に白子を食べる。
晩御飯にあん肝を食べる。
晩御飯にいくらを食べる。
晩御飯に生牡蠣を食べる。
お酒も一杯。八海山ラヴ。
ＳＡＬＯＮに客人アリ。
ぐらぐらと。ぐるぐると。
眩暈はやがて吐き気と下痢をもたらす。
一晩のうちにアタシは大量の水分と体力を排出して朝を迎えた。
迎えた朝に迎えた夫は呑み過ぎで倒れている。
窓の外が明るいのはもう朝だから。
「まぶしいよぉ」と言いながら深く眠る。
夢を見た。
彼と彼女とみんなとご主人様と。
希望なのか暗示なのか意味はないのか。
渦巻き歪む喧騒のねじれの中、カウンター越しに眺めながら思っていた。
「テキーラは呑まない。」
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