朝から打ち合わせ。 渋谷を通り過ぎて虎ノ門へ向かう。
朝の5分はデカい。 起きたのが予定より10分遅かったからカフェには寄り道できず。 地下鉄を降りて迷子にならなかっただけラッキー。 ビル受付のオッサンに横目で挨拶してエレベーターに駆け込む。 ヤベー。 クライアントの専務理事と同じエレベーターに乗り合わせた。 オイラは目がワルイ。 エレベーターの扉が閉まってから「あれ?この顔・・・もしや・・・」。 既に背中を向けてしまっているオイラ。 どーする? 振り向いて「おはようございまぁ〜すぅ〜」ってやる?
結局、エレベーターのフロアボタンを押しながら顔を1/3だけ後ろに向けて 小さな声で「おはようございます・・・(ぼそ)」と言う。 「言う」というより「呟く」?(笑) いいや。 とりあえず言うだけは言った。
打ち合わせ終了後、いつもの道をいつものようにタクシーで通る。 水を含んだ六本木通りはいつものようでなく。 水玉を透かして眺めているよう。
タクシーの中でも打ち合わせ。 会社到着後早速資料作成にかかる。 メッセンジャーは放置。 メールはおあずけ。 夕方4時過ぎにやっと本日初めての食物を口にする。
ひとだんらく。
「話していると楽しそうですね。」のメールは掃いて捨てるほど。 でもアンタと話したことはない。 判断基準はどこ?
写真家T氏から壊れた作品のことでメール。 「直してあげるからギャラリーに預けておいて」。 感謝感激雨霰。 お礼に何を用意しよう。
いつものように病院へ。 いつものように最後の患者。
帰りがけ、エレベーターに乗ろうとしたら食事に誘われた。 あまりにも遅い時間なのでお互い躊躇。 今度ゆっくり酒でも。
沈丁花の匂いを嗅ぎながら今夜はどうしようか考える。 一杯呑んでいこうかどうしようか。 店が混んでいると疲れるのでやめる。 明日涼子ちゃんと別れた後で寄ってみよう。
サラダ@ネコ型M女がサイトを閉める。 何を思ったのか。 何を見つけたのか。
もしかしたら。 見えないリンクは見えるリンクより その姿を現した時に見せる軌跡は深いのだろう。
2002年02月27日(水) |
鞭の甘さと沈丁花の痛み |
睡眠時間3時間はそろそろ限界。 今朝は多めにベッドに潜る。 出社は1時間半遅れ。 仕事が谷間で助かった。
のんびり作業をする。 のんびり時間が過ぎる。 お昼はタイカレー。 毎日こうならイイのに。
昨晩撮った写真家T氏の作品の写真を現像に出す。 まだ何が写っているかも分らないっていうのに カメラ屋のオジサンに凝視される。
SMはオスキ?
見られたくないモノに探りを入れられている気分。 へぇ。 アタシでもそんな気になることってあるんだ。
夕方受け取りに行く。 オジサンの姿はなく、女のコが店番。 目の前で写真を並べてみようかとも思ったけれどイマイチ触手動かず。
退社時間になってから仕事を持ってくる上司。 これからスキャナーでこっそり作業をしようと思っていたのに。 病院の受付時間に間に合うように任務遂行するべし。
キーを打つ手が乱舞する。 スキャナー操る手が微震する。
いつものように駆け込む病院。 帰りがけに先生の名刺をもらう。 「裏にアドレス書いてありますからメールくださいよぉ。」 「じゃぁウチのサイト教えちゃおうかなぁ。」
いつものように。 来て見て驚け(笑)。
駅への帰り道、暗闇から沈丁花が強く香った。 ふと、アイツに鞭で叩かれた甘さを思い出す。 鼻を鳴らして甘えたら笑って迎えてくれるだろうか。 思惑通りに傾いてくれるだろうか。
そのむかし。あれは遊びだった。
2002年02月26日(火) |
春まででいいから・・・・・ |
ここ2週間、不眠症にハマっている。 朝は8時30頃に起き出すから人よりは遅いほう。 けれど夜が問題。 遅くても2時にはベッドに入るのに、 明け方新聞配達のバイクが行き来するまで寝付けない。 平均睡眠時間3時間そこそこ。 よく生きてます。 キツイっす。 でも痩せません。 ストレス太りでしょうか?
豊浦正明さんに壊れた作品の画像を送らなきゃならないのに 我が家にはデジカメがない。 昨日、会社の帰りに「写ルンです」を買おうと思ったまま忘れてしまったので 今日ゲットしてきてカシャカシャ写す。 明日会社のスキャナーでこっそり作業する予定。 システム担当のコに性癖教えておいてよかった。 現像に出すつもりでいる会社の近くのカメラ屋さんに 「え?そういう趣味お持ちですか。」みたいな顔されたら 「にこり」としてあげよう。 お礼に1枚くらいプレゼントしてもいいかもしれない。 SMの輪が広がるかも。 「いらない。」と言ったら胸倉掴むの忘れずに。
DBと格闘。 自分のココロと格闘。 ツラくて食欲がなくなる。 強引にコーヒーで流し込み、無理矢理仕事のことを考える。 が。 気がつくと視線は宙を泳ぎ、意識は彼方へ飛んでいる。 どうして。どうして。どうして。
病院のベッドの上で治療を受けながら考え事。 気がついたら泣いていた。 ヤバい。 欠伸したフリをして目を瞑る。 担当はカッコイイ鼻炎ニーチャン。 でも今日はどうでもいい。
愛しているから。 夢にまで現れないで夢を見させて眠らせて。 いつか忘れるから今だけ寝かせて。
春まで。
いっそ春まで。
すげー、ハード。 朝8時50分の電車で渋谷に向かい、帰宅したのは11時過ぎ。 ご飯を食べてシャワーを浴びたら12時でした。 まだ月曜日です。 今週始まったばかりです。 というか、初日です。 もしかして1週間これが続くんですか?
悲しくありませんか?(泣)
毎週月曜朝は一番に所属部のミーティング。 いつもエンジンがかかり切らないうちに走り出す。 各自仕事の進捗状況の報告。 買ってきたコーヒーはデスクで一人冷める。 今週の予定。 おもしろくもない月曜の儀式。 朝イチから機嫌の悪い上司を目の前にしなきゃならないのもお決まりで。
誰か何とかしてよ。
ミーティング終了後、いつものルーチンワーク。 資料収集から入る。 午前中は手一杯。 誰も話し掛けないで。 打ち合わせが必要な時に限っていないヤツ。 一体どうなってるの。 気の合うコと一服。 衆議院の議員さんが集まるパーティーに行って来る、って。 参加費用一人2万円。 目指せ。<玉の輿 でも2世は流行りじゃない。 狙い目は若手議員秘書? ああ、でもワルサしてないようなヤツはいないかも。
駆けずり回ってお昼。 新聞片手にかきこむ。 女の食事とは思えないね。
午後から仕事、と思いきや、メッセンジャーが作動する。 オモシロイように会話が弾み、気がついたら今日一日何もしていない。 コイツとなら1回くらい酒呑みに行ってもいいかな。
結局今日はコーヒー3杯呑んだだけ。 打ったプライベートメールはおそらく6本。 新しくリンクする準備も完了。 関西発のM女・エミちゃん。 几帳面なコで助かった。
ギリギリで退社して病院へ。 治療終わったら既に10時半。 一杯ひっかけて行こうかと思ったが断念。 家で久々にサイトをいじる。
閉じるサイト、閉じたサイト、立ち上げたサイト、繋げたリンク。
出会いの数だけ別れもあって。
誰が大切か。 何が大切か。 本質は何処にあるのか。
「アナタ」がいて「ワタシ」がいて。
リンクの意味は見えますか?
今月は大人しくしていよう、と。 オイラの言う「今月」はお給料日から次のお給料日まで。 なので今週が今月初めての週末。 それが2月に含まれるのか3月に含まれるのかはおいといて。
せっかく家族サービス(?)しようと思っていたのに夫は休日出勤。 果たしてそのせいで焦っていたのかどうだったのか。 昨晩フェティッシュバーに夜中までいたにも関わらず、 目覚めたのは平日とほぼ同じ時刻。 ぜんぜん明るい。 朝真っ最中。 出勤できるぞ(笑)。
いつもならベッドの中でダラダラしているのに、 さくっ、と起きてコーヒーを淹れる。 普段はコーヒーなど飲まない夫もミルクを入れて少し飲む。 朝のニュースだか何だかを見ながら少しお喋り。 天気もいいし、イイ感じ。 休日に二人揃って早起きするってこんな感じだったんだ(トオイメ)。
普段は夜仕事から帰ってから洗濯するのだが、今日は朝から洗濯。 キモチイイ。 そんなこんなしているうちに夫出勤。 ひとり取り残される。 しばしネットで遊んでいたが、イイ天気につられ、表に出たくなった。 とっとと出かける支度。 昨日買い損ねたお香を下北沢で探そうと思い立った。
それっぽい雑貨屋を次々に何軒も回る。 ここは前に来たことあるけどなぁ、と思って入ったら その店に目指すお香は置いてあった。 探していた蝋燭もあった。
つい嬉しくなって両手一杯買う。 何やってるんだかなぁ(苦笑)。 それでも心配で、いつも置いてあるんですか?、と聞くと、 店長さんらしき人が少し恥ずかしそうに「ええ」と言って フローラル系のお香をオマケにつけてくれた。 気に入った店では必ずお店の人と言葉を交わす。 こうやって馴染みの店がひとつずつ増えていく。増やしていく。
家に帰ってきてビックリ。 買ったばかりの写真家T氏の作品が一部壊れている。 フローリングの床の部屋に置いてあるので、歩く振動でヤられたらしい。 即行、写真家T氏にメール。 直し方を教えて。 っていうか、ろくすっぽ知らない間柄なのに 「作品壊れた」メールってどーよ? 許されるの? いざとなったら心の中で頭下げながら糊で貼るしか・・・・・(爆)。
昨日から今日にかけて、メールがたくさん。 近いうちに新しいサイトとリンクする話も。
今日はアダルト色まったくナシ。 健全な一日。 吐く毒もナシ。
おそらく、数年に1度、あるかないかの貴重な日(笑)。
みなさんどうもアリガトウ。
なんと。 起きたら夕方の4時。 前日は明け方まで某所で遊んでいたのでしようがなく。 ベッドの中から夫を送り出す。 詩関係の打ち合わせらしい。
先週ナンパしたコは急な仕事が入って泣く泣く職場へ。 頑張っておいで。
一晩の予定がチャラになったオイラは、 気になっていた映画が先行レイトショーで上映されることを発見し、 一人で観にいくことに。 帰りはフェティッシュバーで呑んでこよう。 シャワーを浴びて出かける支度。 また暗くなってから活動している。 まったく不健康でヘンな生き物だ。
途中でナンパされる。 聞いてみたらネパール人。 来日13年だと言う。 知り合いと約束していたのにすっぽかされたらしい。 映画を観に渋谷まで行くのだ、と言ったらついてきた。 オイラは親しくないヤツにベタベタされるのがキライ。 なので外人が好むスキンシップは得意じゃない。 スキな男としか寝ない。
手を繋いで歩こうとするので、手を繋ぐのはキライだ、と言う。 腰に手を回してきたので、暑苦しい、歩きにくいから離れろ、と言う。 キレイだ、セクシーだ、と歯の浮くような科白にイライラしながら 渋谷に到着して、しばらく歩きながら話していたらそのうちに、 友達を紹介したいと言い出した。 更に「3Pに興味はないか?」と聞いてきた。 畳み掛けるように「4人でもイイ」と言う。 次の瞬間、渋谷駅南口陸橋の上、オイラの怒声が飛んだ。
回りを行き交う人が振り返り、立ち止まって遠巻きにする中、 哀れなネパール人は明らかにすくみあがり、結果泣きそうな顔で逃げていった。
バカめ。
映画はやめて直接呑みに行ってしまおうと思って歩き出したら、 精神病院に入院していた時、一番仲の良かった友達から携帯に連絡があった。 4年も同棲して、先日やっとのことで入籍にこぎつけた、と。 渋谷の星の見えない夜空を見上げて「おめでとう。」と言った。
少し気分が晴れた。
彼女と携帯で話しながら踵を返して再度映画館への道を歩く。 もう会えないのかなぁ。 「なぁに言ってるのよぉぉ」と言う彼女の笑顔を思い出すと同時に、 過食と拒食を繰り返した挙句死んでしまった別の女のコのことを思い出した。 おそらく。 彼女もオイラも一生引き摺って行くのだろう。あの風景を。
映画館に到着。 果たして面白いのだろうか。 あまり面白そうでもないよねぇ、と話していたけれど。 人が少ないということはやはりハズレなのだろうか。 「キリング・ミー・ソフトリー」。
話自体も尻切れトンボ的な終わり方。 これでSM色を匂わせている、などと言われたら困ります。 また勘違いヤローが増えるじゃんか。 しかも、強引にR指定になるように作ったっぽい。 これなら別に見せる必要ないでしょう。 このR見たいならソッチ系の映画館行ったほうがよっぽどオトクです。 原作の方が面白いらしいので、今度本屋で探してみよう。 邦題「優しく殺して」。 別にいいんだけどね。 同じ読むなら、以前読んだ「Mの日記」という本の方が よっぽどSM色出てるんじゃないかと、今から思っちゃうし。 個人的にはこっちの方を映画化して欲しかったです。 いあ、あくまで「キリング・ミー・〜」と比べて、の話。
某フェティッシュバーに行く。 ボスとお喋り。 イロイロ相談。 気分復調のところへ持ってきて、解決策も少し見える。 やっぱり一人で抱え込むより誰かと一緒に考えたほうが 策もイロイロ出てくる。
やっぱり教育的指導が必要なよう。 ヤツが「YES」と答えるにしても「NO」と答えるにしても。 できれば「NO」と答えて欲しい。 後始末はカンタン。 「YES」と言われたら大変。 また悩むことになるだろう。 けれど明らかなのは、どちらにしても一つ選んで一つ捨てるということ。 2つ選ぶことはできない。 おそらく。 おそらく。
人に受け容れられないことを望むというのは贅沢なことだろうか。
2002年02月22日(金) |
瞳に揺さぶられて・・・ |
今日はダラダラと仕事の最中に書いている。 外出もナシだし会議もナシ。 来週はまた忙しくなるのだけれど、 そして片づけなければならない作業はあるのだけれど、 それでも何とかなるであろう仕事は全て来週にまわす。 それに、今日は人が出払っているのでそこそこ自由。少しだけやりたい放題。 陽気も思いっきり春めいている。遊びに行きたい開放的な気分。
この陽気のせいと、ここ数週間続いている不眠症のせい、 そして生理が終わったせいで、理性が埋もれはじめている。 体が本能に忠実になりはじめている。
SEXしたいのである。
アタシが付き合ってきた男のうちの何人かと会ったことのある人は 分かっていると思うが、アタシはかなりの面食いである。 体格にもウルサイ。 中肉中背なんか許さない。 アタシより背が高くてかなり細身だけれどちゃんと筋肉質で、 その上で一定レベル以上の整った顔立ちでないとストライクゾーンに入らない。 が、どうやらこれは「好み」というよりも もっと根っこの部分にあるアタシの「本能」がそう働いているかららしい。
細い人がいいか、ぽっちゃりしている人の方がいいか、 というのはそもそも「好み」なのだろうが、 アタシの場合は「ぽっちゃり」は生理的に受け付けないし、 細身の人が好き、というより、そもそもがそれ以外は考えていない、のである。 思い返してみるとアタシが好きになる人というのは 皆似たような印象の目をしているが、どうも形などを優先した風ではない。
形で言えば切れ長の細い目。 さらわれそうな目。 引き擦り込まれそうな目。 獲物を目の前にどう襲い掛かろうかと心の中で舌なめずりをしている、 本能を露にした獣の目。
アタシが好きなのは、まるでアタシ自身をもぎとられそうな目なのである。
そんな目で見られた日にゃぁそれだけで犯されている気分になる。 見つめられただけで息遣いが荒くなる。 頬が紅潮する。
濡れてくる。
耳元で囁かれただけで膣は蠢き、やがてイッてしまう。
彼らはその指を「ぴくり」とも動かすことなく アタシを意のままにコントロールすることができる。
が。こういう目をしたヤツはなかなかいない。 ここ数年、何人か見つけなかったことはないんだが、 「お、イイ目をしてるな。どの程度までイケるんだ?」と思って挑発すると、 大方がひるむ。 カワイイのになると逃げ出す。 追い詰められて「窮鼠猫を噛む」状態になるのもいる。 こういう時は逆転、「責められたい」から「可愛がりてぇ〜〜」になる。 そして「アタシ」から「オイラ」になる。 女王様誕生(笑)。 が、ここでも当然、オイラは根はSじゃない。 ので、ちょこっと追い回してオワリ。 身の程知って遊べやぁ〜〜〜、ってイイコイイコして放す。
とりあえず。 このトシまで生きてきて、オイラのお眼鏡に適った目をしている男は3人。 多いのか少ないのか。 そしてオイラのお眼鏡に適ったからといって果たして喜ぶ価値なんぞあるのか。
もしかしたら。 いあ、間違いなく。
逃げておいた方がよいのであろうが。
やったね。 お給料日。 きっと銀行に入る前からアタシの顔は「ニマニマ」だったに違いない。 通帳も新しくなる。 何か清清しい。 なんでだ? 何も変わってないのに。 これで週末は思いっきり遊べる。 もちろん、先週末にナンパしたアノ子と。
細々とした雑用を片付けて山にとりかかろうとしたら 「今日中の仕事なんですよぉ〜〜〜」って、この人はいっつも駆け込みだ。 結局8時過ぎまでかかりっきりになる。 病院は滑り込みセーフ。 ここんとこずっと、デスクに長時間かじりついているか、会議に出ているか。 その合間に六本木通りをタクシーで通るわけだ。
昼間、日記の設定を少しいぢった。 らぶりーはに〜が「日記の『ちょこっとね』ボタン増やしたら?」とBBSに 書き込みをしていたので試しにやってみたのだ。 んが。 これはイカン。 ダメだった。却下。 オイラの文章とボタンの印象が合わない。 その日によって随分波はあるものの、ある人によると散文調ともとれるらしい オイラの文章に、カワイイ印象を与える「オモチャ箱ひっくり返し調」は 合わないのだ。 おそらく、はに〜の文章になら合うのだろう。 オイラは謙虚に、ボタン1個でひっそり主張することにしよう。 いあ、右下にもう一つあるか。
どうやらやはり。 オイラは女癖が悪いらしい。 というより、女にだらしがない、とでも言うのだろうか。 自分が女のクセしてね(苦笑)。 前にも書いたけれど、ビアンじゃぁないしバイでもない。 でもどうしようもなく止められない。 気がつくと、あっちの子、こっちの子、と追い掛け回している。 きっとフラフラしているのが相手に伝わったのだろう、「今日呑みに行こう」と 声をかけたら、電話をした3人が3人とも「今日はやめとく。」と答えた。 少し堪えたので一人で呑みに行くのも自粛。 ゴメンよ。らぶりー達。
どうやら「一発蹴りを入れる」タイプだと思われている、あっさり型で 強がりのオイラは、実際はとてつもなく寂しがり屋の甘えん坊で、 そして「愛の人」のはずのオイラは逆に誰よりも愛に餓えているのだ、と。 「そんなもの!」と笑い飛ばしている心の内では 愛する人にすがって大声で泣きたいのだ、と。 本当のオイラなんてものは皆に分ってもらう必要はなく、 ほんの一握りの人に分ってもらえればよいのだな。 夫とご主人様だけでよいのだ。 どういうわけだか某フェティッシュバーのボスはオイラを分ってくれている。 他の人には麗香を「観て」もらえればそれでよい。 ゴメンよ。みんな。
おそらく。 愛に餓えているオイラは男からも女からも愛されたく。 アタシが女の子をイヂるのは、愛の言葉を聞きたいからだろう。 女の子を求めるほど男を求めないのは、夫とご主人様で足りているからだろう。
けれど女の子の性器からもれるそれは愛の言葉ではなく。
彼女たちの多くはそれを瞳からもらすので、 アタシはその瞳に吸い込まれて嗚咽を漏らさないよう、耳をかじる。
2002年02月19日(火) |
呑みに行きませんか? |
ヤバかったね。 今朝はヤバかったね。 また「休んじゃおっかなぁ〜」モードだったもん。 ちゃんと行ったから褒めよう。>ぢぶん
ルーチンワークはいつものように。 けれどココロココニアラズ。 タイムオーバーは次の作業でカバーする。
相変わらずオブラートに包まれた思考回路。 まるでメビウスの輪のように同じことを繰り返し繰り返し。
ナニヲカンガエテイル?
止まるのも一苦労。
また今日も六本木通りを行く。 また今日も上司の話は右から左へ。 また今日も出涸らしのコーヒーは脇へ置いたまま。 明るいうちに入ったビルは暗くなってからオイラを吐き出す。 六本木セビアンは席の反対側だったので視界に入らず。 アマンドのリングシューもそろそろ胸やけがする。
何をして一日過ぎたのかよく分らない。 気がついたら8時。 時計。また狂ってる?(笑)
夜の病院に行くのは久しぶり。 いつもの先生ではなく、カッコイイニーチャンに当たる。 おそらく病院イチの売れっ子。 ひとつ発見。 このニーチャンめっちゃカッコイイ。 ナンパしない手はない。
なのに鼻炎???
人の顔の上で「スー、ハー、スー、ハー・・・・・・・」。 天は二物を与えず。 すげー、モッタイネー。 キスをする時もきっと・・・・・・ああ・・・・・・あ? 口が塞がっていて鼻が詰まっていたらどこで息をするんだ。 おそらく彼にとってキスは苦痛であるに違いない。 いあ分らないが。 あるいは長年の経験から物凄いテクを持っているかもしれない。 でもきっとモテるには違いない。 いいや。鼻炎でも(をい)。 今度呑みに誘ってみよう。 「鼻の下にメンタムなんか塗ってみるとイイかもですよ?」 なんて言ったら落ち込むだろうか。 うーむ。 もしかしてオイラにとっての「イヂメテみたい男」というのは こういうヤツのことだったか。 が、何しろ「面食い伝説」覆らず。
そういやぁ先日SM仲間と話していて、 「プレイに歯磨きは使うが他に何を?」という話になった。 オイラはリステリンを使ったことがある。 歯磨きは「スースー」系だが、リステリンは「チクーーーーンッ」系である。 「それはSMをしていても素に戻るような痛みじゃなかったか?」と問われて 間髪入れず「そうだった。」と答えた。 けれど痛みの感じ方と言うのは人によるので。 皆さん、是非イロイロ試してみましょう。
先生の鼻の下にもリステリン・・・・・・おそらく殴られます。 スパンキング好きなので叩かれるのはイイです。 鞭で打たれるのも大好きです。 でも「グー」で殴られたらイヤンです。 なので呑みに誘うだけにします。 もちろん、呑み過ぎないようにします。 呑んだら我を忘れて「あンたぁ、鼻の下リステリン塗ってみぃ〜〜(えへらぁ〜)」 って言っちゃいますから。 違う意味で襲われちゃいます。
今日、ワケワカランチンのメールを出してしまう。 午後、会社から打ってその後延々悩み続ける。 夜、日付変更線を越えてからやっと決心。 「昼間のメール、放っといて。」
一度読んじゃったメール。 しかも、「やっぱり放っといて」なんて言われて再度反芻しちゃったら。
あなた。 内容忘れられますか?(爆)
何だか全ての感覚が膜一枚通したものになってしまっている。
仕事のことを考えているのだけれどココロココニアラズ状態。 前頭葉の斜め前方の空間あたりに思考回路がある感じ。 なのに指先は与えられた情報をきちんとキーに打ち込んでいる。 じゃぁ頭の中では何を考えているのかというと、 こちらもオブラート状のもので包まれたような感覚でしか考えていない。 あれもこれも同時進行させようとして神経がショートしかかっているらしい。
時間の感覚がズレている。 睡眠が絶対足りていない。身体は眠いのに後頭部の内側で神経が冴えている。 空腹感・満腹感が希薄。よく分らない。 何を食べても同じ味。喉に直接押し込んでいる気がする。 気がついたら今日一日トイレに行くのを忘れていて、 夜、知人とお酒を呑み始めてから立て続けに何度も行く。
オカシイ。 ドコカオカシイ。 カラダ? ココロ? ココハドコ?
寒いことだけはいつにも増して。
田口ランディが他人の文章を盗用したとかしないとか。 「他人」のうちの一人がネットでの知り合いで驚く。 ランディに会った事がないからなのかもしれないけれど。 ネットでの知り合いなので盗用された方ともメールを数回やりとりした以外、 会った事などはないけれど。 川口順子外相とかつて一緒に仕事をしていたから 先日の彼女の発言を引き合いに出してみたくなるのかもしれないけれど。 「李下に冠を正さず」。 そう思われるのがイヤなら。ね。
お酒を呑みながらランディの本の話をしたばかりだったので少しガッカリ。 「ガッカリ」という感覚、「裏切られた」という感覚はあるのだけれど、 思考回路の辻褄が合わなくなってきている。
何を信じたらいい?
私はどこに行くのだろう?
私は何を考えているのだろう?
誰についていったらよいのだろう?
2002年02月17日(日) |
「アイ ナンカ イラナイ。」 |
昨日、我が家に「空飛ぶブタ」がやってまいりました。 パタパタパタッ・・・・・・って。 キュートです。 コイツはウチに遊びに来る人のアイドルになることでしょう。 が、しばらく眺めていると切なくなります。 なんでよ?
昨晩は、らぶりーはに〜とデート。 晩御飯は近所の沖縄料理屋。 島らっきょうが美味しかった。 料理をつつきながら話したいことがあったのに、気がついたらお腹一杯で、 「もうこのお店に用はありません」状態。 それほど食べたつもりはないんだけどね。 が。 更に注文しようとするはに〜。 をい。待てや。お腹一杯でしょ。
お酒でも呑みながら色々聞いてもらおうと場所を移動。 いつもは静かなバーなのに、昨日に限ってイケイケモード。 えっと。 語るにはちょっと場違いですわ。 「まーいっかぁ」が「もういいやぁ」になり、 やがて「どーでもいい〜〜。なるようになっちまえーー!」に。 お店で女のコを一人ナンパした。 当然、SMへのお誘い(微)。 今週末に某フェティッシュバーへご案内する約束をして別れる。 もう行くのやめとこうと思ってたんだけどね。 つか、もしかしてオイラしょっちゅう言ってる?<もうやめとこう
実は去年から数えて今月までの4ヶ月の間に色々あった。 色々あったけれど、あと1ヶ月そこそこで清算しなければいけないらしく。 そうしなければいけないのではないのだろうけれど、 おそらくそうするのが一番よいのだろう。 誰にとっての「よい」なのか。 正直言ってよく分らない。 いあ、「分らない」じゃなく「分ってるくせに目を背けている」のであって、 しかも「よい」ことなんか一つもないのかもしれない。 また自分に嘘をついているのだから。
自分に嘘をついているということは、本当の自分ではないと言うことで、 それは相手を騙していると言うことで。 いいのか。それで。 もう忘れたけれど、果たしてそれがアタシの愛し方だったのだろうか?
愛してる。 愛してる。 愛してる。
でも誰も愛してなんかいない。
誰も愛していないんだから誰からも愛されるワケがない。
お昼過ぎに目が覚めて、昨晩我が家にお泊りしたはに〜と、 近所のお好み焼き屋に行った。 はに〜が案内してくれた店で、どうやら知り合いの「下北沢通」と 称するヤツに紹介された「下北沢一美味しいお好み焼き屋」らしいのだが、 かさついた愛の抜け殻の味がした。 今度はオイラが「美味しい」お好み焼きのお店に連れて行ってあげよう。
はに〜と別れてお気に入りの雑貨屋へお香を買いに行く。 いつものサンダルウッドをレジへ持っていったら店員が計算を間違えて 4倍も吹っかけられた。 面倒くさかったのでそのまま払う。
家に帰ってきたら某店員から電話があった。
サンダルウッドの香りが哀しくて少し泣いた。
朝目が覚めたら異様な寒気が体中を走る。 部屋の中が寒いんじゃない。 エアコンにタイマーを仕掛けて寝るから、 起きた時は既に部屋の中が暖かい。 だるい。 とりあえず午後から出社することにして少し眠る。
途中何度か目が覚めたが、昼まで寝ていても体調回復せず。 どちらかと言うと悪くなっている。 だめだ。 諦めて「本日休業」の電話を入れる。 ああ、また勤務評価が下がる。 もういいや。どーでも。そろそろ職場変えるし。
夕方、何度目かに目が覚めたらまだ表は明るい。 今のうちに料理しないで食べられるものを買っておこうとコンビニに出かけた。 頭がくらくらする。 焦点も合わない。 店で惣菜をいくつか選びながら倒れこみそうになった。
何とか帰宅して早めの晩御飯。 と言ったって今日初めての食事なんだけど。 食べているうちにまた頭痛がひどくなる。 眩暈もひどくなる。 座っているのすらツライ。 それでもダラダラとテレビのニュースを見ていたら夫帰宅のメール。 おし。夫が帰ってくるまで起きてよう。
夫に「おかえりなさい」を言ってから横になる。 が、すぐに起きだして来てまたしてもテレビの前へ。映画を見る。
終わってからネットで色々チェック。 最近日記を書くようになってまた少し輪が広がった。 が、SMを間違って理解されていることも痛感。 思わず「をい。キミが尤もらしくのたまっていることは SM愛好家の間じゃタブーなことなんだよ。」とメールを出したくなる。 イイカゲンなことを実しやかに書かれちゃうからSMが誤解されるんだな。 おそらくソイツに実際会ったら有無を言わさずSM「プレイ」をおっ始めるね。 キミの言っているのがどういうSMか、オイラが実践してやろうじゃないの。
だから言ってるのに。
教えてアゲル、って。
朝から大忙し。 山のような仕事はちっとも減ることを知らず、 まるでオイラをからかっているよう。 夜は、注文しておいたチョコレイトを取りに行かなきゃならない。 しょうがないので昼休みに病院へ行く。
医者と軽口を叩きながら治療してもらうのだが、 ヘタに愛想よくしていたばっかりに、ヘンなのに気に入られた。 明らかに新人。下っ端。 それはいい。 誰だって新しいことを始める時は新人だ。 下っ端から始める。 が、オドオドしている上に、話していることがツマラナイ。 ツマラナイだけならまだしも、同じことを何度も聞く。 しかも次々間違える。 人の話聞いてるんか? イイ加減に聞くくらいなら話すな、と思う。 相槌を打つのもメンドウになる。 目を瞑って寝たフリ。 ベッドの上で横になっている間はコレに限る。 でも別のカッコイイ兄ちゃんの時は目パッチリだ。
昼ご飯を10分そこそこでかき込む。 ここ数日、まともに食べていない気がする。 今日は食べられただけマシ。
涼子ちゃんからバレンタインのメールが届く。 が、どうも一時期流行った「不幸の手紙」っぽい。 「このメッセージを独り占めしてはいけない」だの、 「このメッセージを他の5人に出せば願いが叶う」だのと英語で書いてある。 「不幸の手紙そっくり」と涼子ちゃんをからかってみたら 「そんなことないモン!」と返事がきた。
バレンタインだしなぁ、と自分でもワケの分らない理由で、 某店員にメールを打ってみる。 「起きてる?イイ天気だよ。遊びに行きたい。」
打った数分後に曇ってくる。 なんだ。オイラってそんなに日頃の行いワルイのか。
タイムリミットを迎えて即行退社。 御用達の店にチョコレイトを取りに行く。
懐かしい通勤経路を通る。 前の家はご主人様の家と方向が同じだったので、帰りはいつも一緒だった。 昔のことを思い出しながら地下鉄に揺られていたら、 ご主人様によく似た背格好の人がいる。 アタシ達が降りたのと同じ駅で降りた。 その人はご主人様が向かっていったのと同じ改札に向かっていった。 アタシは昔と同じく逆向きを目指す。
チョコレイトを手に入れて、また渋谷方面へ戻る。
夫と自宅近くの居酒屋で待ち合わせ、軽く呑んだ後帰宅。 どうやら今年のチョコレイトはお気に召したらしい。
今年アタシが手に入れたチョコレイト。 お約束通り、魔法がかかっていた。
とろり、と。 とろり、と。 とろぉりと溶けた。
とろり、とろり、と胸で溶けた。
とろり。 とろり、と何かが溶けた。
本番当日。 昨日オイラが作った資料は上司に言わせると「完璧」だったらしい。 が! が! が!
をい。イイ加減にしようや。 もう出発まで1時間ちょっとだっつーのにクライアントから次々修正が入る。 ヒマなのか? それともオイラをからかってるのか?(うら) それでも間に合わせちゃうオイラ。 よく頑張るねぇ。
他の仕事投げ出したままタクシーに飛び乗る。 いつもの通りをタクシーは走る。
「ああ、アマンドのリングシュー食いたい。」
時々フェティッシュバーへのお土産にするんだが、 ここのリングシューはカスタードが「ざらり」とした感じでスキ。 今日、昼の六本木通りは思いのほか空いていて気持よかった。
左側に移転した六本木セビアンを見つけた。 あまりにもよく知られたアダルトショップ。 渋谷の店はよく顔を出すけど、こっちはテリトリー外なので知らない。 なんだ。ココだったのか。 前より駅に近くなった感じ。 ここ数日毎日往復通っているのに今頃気付いた。
オイラは会社の用事で車に乗ると前を向いていることが多い。 元々ドライブ大好きだし、車外を眺めるのも大好きで、 知り合いの車に乗せてもらうと前右左とせわしなくキョロキョロするのだが、 仕事関係で車を利用する時は殆んど前向き。 隣向くと上司がいたりするからね。
重い資料を抱えたままタクシーを乗り降りしたせいか 買ったばかりのスーツの裏地が少し切れる。 ち。ツイてない。
気がつけば街のあちこちでバレンタイン向けのチョコレートを売っている。 ふと。 街角で見かけた、チョコレートを両手に抱えている女のコは 一体どういう気持であんなに抱え込んでいるのだろう、と考える。
おそらく日本でチョコレートが一番よく売れるシーズンだろう。 でも一日でも過ぎたらそれら特別の包装は剥がされ、 チョコレート達はあるいは溶かされ、あるいは詰め替えられ、 普段着のチョコレートに戻る。 あるいは他のものに姿を変える。 そこから一掬いのチョコレートを選んだ彼女の手から渡されるチョコレートは おそらく食べてもらえるのだろうと考えたいけれど、 あるいは捨てられるものもあるのだろう。
どんな思いをこめてどんな人に彼女はチョコレートを渡すのだろう。 明日アタシが手に入れるチョコレイトは果たしてどこに行き着くのだろう。
両腕一杯のもしかしたら廃棄されるチョコレートを体中に塗ってお願いしたら 誰かアタシを舐めてくれるだろうか。 捨てられる寸前でアタシが救ったチョコレートを飲み込んでくれるだろうか。
タクシーの中、上司の面白くもない世間話を右から左へ 車の流れのようにある一定の秩序を持って聞き流しながら、 セビアンのウインドウに立っている半裸のマネキンを眺めてそんな風に思った。
連休明けの会社には山のように仕事があり。 しかも締め切りは午後2時。 お昼なんて食べてる余裕はない。 髪の毛振り乱してるアタシの姿見たら、みんなビックリするだろうねぇ。
働いてンのよ。 アタシだって。 「イチオー」ね。
打ち合わせに出て、帰ってきてからまた作業。 本番は明日。 結局、昼ご飯用に買ってきたサンドイッチを口にしたのは夜8時30分過ぎ。 缶ジュース2本とサンドイッチでよく働くねぇ。
会社を出たのは10時。 病院すっぽかしちゃった。 ちょっと良くなるとすぐ来なくなっちゃう、っていう悪い患者の典型。 明日は夕方、作業を始める前に行こう。 どうせまた10時頃まで帰れないんだろうし。
もうすぐバレンタイン。 「そんな胸糞悪いイベントにどうしてアタシが振り回されなきゃイケナイの?」 そうも思うのだけれど。 やはり世の男性はチョコレイトが欲しいらしい。 甘いものが嫌いでも欲しいらしい。 女性からもらいたいらしい。 嫌いな女性からでも受け取るらしい。
今年アタシが見つけてきたチョコレイト。 それは「ふぁっ」と「さくり」ととろけるらしい。 それは指では摘めないらしい。 掌で受け止めようとすると流れ落ちるらしい。
とろり、とろり、とろり けれどココロにグサリ。
今年アタシが見つけてきたチョコレイト。 それは唇から零れ落ちるらしい。 それは口ではなく胸で溶けるらしい。 そしておそらく最初で最後。
アタシが魔法をかけたチョコレイト。
「ねぇ。これダレの?」
昨晩早く寝ればよかったのに夜更かししてたもんだから またしても起きたのは午後遅く。 「梅見に行こうよぉぉぉ〜〜」と言っていたにも関わらず 延々寝続けたオイラ。 なんなんだろ? 目開かないし。
やっとの思いで起きだして来たらまたしても夫は部屋におらず。 げ。また家出ですか?(汗) 思いながらも一人でお出かけの準備と同時に夫にメール。 「あと30分で支度できるから梅見に行こうーー!」
数十分後、夫と一緒に家を出る。 夕方だったので湯島の梅は諦めて、梅丘の羽根木公園へ。 湯島の雰囲気に慣れていたからちょっと勝手が違ったけれど、 昼間くれば面白かったかも。 寝坊してゴメン。夫。
梅丘の商店街をウロウロするものの、それほど大きくもなく知らない街で 美味そうな店を見つけるのは一苦労で。 駅前のバス停を見つけて下北沢に戻ることに決定。 一度入ってみたかったお店で腰を落ち着けて晩御飯。 杏のお酒を呑む。
帰宅してからメールチェック&BBSチェック。 昨晩のバースデーオフの時に会ったラブリ〜ベビーからもらった ショットグラスをらぶり〜はにーの鞄に入れてもらったまま 帰宅してしまったことに気付く。 ああ、ゴメンなさいゴメンなさい。 でも近々受け取ることができそうで一安心。
名古屋のM女に電話。 久しぶりに聞く彼女の声はとても張りがあって元気そうだった。 ご主人様もみつかったそうで。 ナニヨリナニヨリ。 彼女とは昨年の春にやったチャイナオフ以来会っていない。 今度のチャイナオフで再会できるとイイんだけどな。
シャワーを浴びてから酒の肴を作って一人で晩酌。 アマレット・ジンジャーを少し濃い目に作った。 何回試してみても某店員が作るのと同じにはできない。 ずいぶん気に入って呑んでいたので、我が家のアマレットはもう残りわずか。 もう一瓶買おうかどうしようか。 あのコと鍋パーティーをすることを考えると置いておいたほうがよいだろうか。
あれこれ考えてみる。
少し疲れた。 でもあと少し。 もう少し頑張れば。
春はすぐそこ。
早く早く早く。
今日は古くからのSM仲間のバースデーオフ。 場所に選んだのは居心地のイイ、いつもの居酒屋。 どうしてだろう。 まるでそこにいるのが当たり前のようにくつろげる。
隣に本日の主賓である古くからの友人。 「知人」と「友人」って違うと思うのね。 彼の場合は「知人」なんていう水臭いもんじゃなく もう死ぬまで付き合うんだろうなぁ、っていう「友人」。 しかも彼とそのパートナーとはウチの夫ひっくるめて家族ぐるみで付き合ってる。 大事にしたいよね。
目の前には、らぶり〜はにー。 斜向かいに、ラブリ〜ベビー。 ついつい日本酒も進み。 ついつい酔いもまわり。 プレゼントが飛び交い、ケーキが出され、 早めに切り上げるつもりがいつしか時間の感覚はなくなり。 オイラは、主賓がもらっていたエロい図柄のトランプが どうしても欲しかったですね(笑)。 スウェーデン製だそうです。 誰かくれませんか?
それでも主賓の終電の時間に合わせて店を出た。 けれど酔いの回ったオイラは当然そこで止まる事を知らず、 いつものフェティッシュバーへ。 これがいけなかったのかなぁ。
数週間前の階段落ちの件があったもんだから、 らぶり〜はにーが心配してついてきてくれた。 「麗香さんはアタシが送っていくからね。」って。 でも彼女はご主人様に早めに帰るように言われてたんだよね。
酔っ払っていたオイラ。 責任感の強いはにー。
結局フェティッシュバーで一杯呑んで帰ってきたんだけど、 はにーの帰宅時間はとうに過ぎていた。
怒られるの覚悟でつきあってくれたはにー。 ごめんね。
今日はね。 いろんな人が皆愛されてるんだなぁ、っていうのを 身にしみて感じた一日でした。
本日の主賓。 彼も、パートナーである彼女からとても大事にされている。 「今、彼はとても忙しい時期だから、身体に負担かかるとちょっと心配。」 って彼女からメールが入るくらい。 ウチのオフは朝までオールになることが多いしね。心配したんだろうね。 とても丁寧なメール。 有難く頂いて、肝に銘じてレスを返す。 オイラのメールなんて言葉づかいも何もなってないから いい加減なモンなんだけどね。
そしてらぶり〜はにー。 渋谷の駅前でオイラが殆んど正体をなくしていた時に 彼女のご主人様から電話が入っている。 心配したんだろうねぇ。 はにーのご主人様って人は結構厳しいんだけど、 それもこれも彼女のことが心配だからなんだろうね。
みんな大事にされてるんだなぁ、って。 思った。
そしてオイラが今ここにこうしていられるのは そんな皆のおかげであって。 オイラも大事にされてるんだなぁ、って。
そんな一日でした。
ありがとう。
みんな幸せでありますように。
ハッピーバースデー。冴刃。
昨日は結局朝まで呑んだ暮れてしまったので日記お休み。
涼子ちゃんとの食事は楽しかった。 串揚げつまみながら日本酒ちょっと梅酒ちょっと。 フェティッシュバーに誘ったけどコワがって帰っちゃった。 帰り際、手を握ったら冷え切っている。 暖まって帰りなよ、と言ったら、 「スタバでコーヒー買って帰る。電車の中で飲みながら、ね。」って。 109の前でバイバイ。 後姿は見ない。 きっと彼女は颯爽と歩いて行っただろう。
忘れ物を取りに行かないといけないのでフェテイッシュバーへ急ぐ。 マークシティー前でトンでもない野郎と遭遇。
「おねーさん、いくら?」
26、7歳くらいの若い男。 遊び人かと思いきや、フツーのスーツ着てるちょっとイケメン。 砕けた感じのリーマン? あるいはキャッチか? 酔っ払いがふざけてるのかと思ったらそうでもない。 腕を掴んでしつこくついてくる。 声かけられた瞬間は一気に逆上したものの、 次の瞬間どっと落ち込む。 へぇ。そういう風に見えるんだ? 百メートルくらい歩いたところで肘鉄。 つーか、顔面にゲンコツ。 ワルイね。痛かった? ま、しょーがないっしょ。 失礼なヤツ。ウッセーんだよ。
落ち込んだままフェティッシュバーへ。 馴染みの顔を相手にグチをこぼす。 あーあー、やだねぇ。 ナンパされるだけマシなのか? オイラ的には「SEXを売ってくれる女」って見られたことがショック。 やらねぇ。 オイラのSEXは惚れた男にしかやらねぇ。
しばらく呑むうちに気分回復。 あれやこれやと久々に堅い話題で盛り上がる。 仲のイイSM仲間が、夜中に合流したいから待っててくれ、ってんで 終電見送って店で待つ。 が。 延々来ない。 なんだ、どーなってんだ? 彼が店に到着したのは結局3時過ぎ。 店閉まるって(笑)。
ちょこっと呑んで即行退散。
でも。 今日は夫と梅見に行って、懐石料理つついて帰ってくるはずだったのに、 朝まで呑んでいたのがたたって、昼過ぎまで起きられず。 夫怒りモードで出奔。 メッチャ反省しているオイラ。
ごめんね。 ごめんね。 ごめんね。
夜メールチェックしたらご主人様からメールが来ていた。
2002年02月07日(木) |
ベビー、ベビー、ベビー |
今日は朝から外で打ち合わせ。 ちょっとスーツで決めてみる。
夜はSM仲間と呑み会。 早めに会社を出て病院へ行ったけれどやっぱり時間がかかる。 まさか病院の中で携帯はねぇ。 ベッドの上で治療を受ける間時計を見ることもできず。
出てきたら既に待ち合わせ時刻を少し過ぎている。
メールチェック。 留守電チェック。 両方目一杯。 レス無しで店へ急ぐ。
他愛もない話をしながら久しぶりの日本酒を味わう。 オイラがここで頼むのはいつも「旭川・男山 2合」。 やっぱりここは美味しい。
3時間以上ダラダラしてから店を出て、 その後よくいくアダルトショップへ。 日曜日のバースデーオフのためにプレゼントを調達。 乳首を責めるのにイイかな。 オイラが使いたいくらい。
ラブリ〜ベビーとオイラはフェティッシュバーへ。 平日なのに思いのほか混んでいた。 雰囲気に流され、懐かしい顔にも絆され、ついつい長居。 でもやっぱり明日が気になる。 思いっきり後ろ髪を引かれながら退散。 ベビーはお持ち帰り。
やっぱり平日だとね。 時間が足りないね。
帰宅してとっととシャワーを浴びて出てきたら、ベビーは既に布団の中。 眠そうな目で「これから日記書くんですかぁ?」。
パソコンに向かったオイラは、折角調達したプレゼントを フェティッシュバーへ置いてきたことに気付く。 慌てて電話。 やっぱりあった。 明日は行かないでおこうと思ったのに、顔を出さないワケにいかなくなった。 予定ビッシリ。 涼子ちゃんとデートして。 カワイイヤツの顔もちょっと見て。 いいことばかりだから、まぁいいか。
ベビーは春休みの間実家に帰ることになっている。 日曜日に会ったら、その後しばらくは会えない。
置いていかれるのはオイラなんだな。
ベビーは眠っている。
オイラの羊はいない。
2002年02月06日(水) |
男がスキ。でも女のコもスキ。 |
ハードな日々が続いてます。 こーいうのを「馬車馬」って言いませんか?>ダレともなく
午前中にルーチンワークをこなす。 カルイカルイ。楽勝だね。 お昼はタイカレー。 会社の近くに車で売りに来る。 ナンバー見ると川崎って・・・・・ここ渋谷だで?(笑) 水曜日にしか来ないんだが、毎週スゴイ行列。 会社の皆で誘い合わせて、水曜日は12時10分前出発を目指している。
大様に構えていられたのはココまで。 気がついたら夜の7時。 時計・・・・・狂ってる? とっくに残業の域に入っている。 病院の受付は8時30分まで。 時計を気にしながら机の上の書類と格闘。 携帯がブルってるものの、書類の下敷きになっていて出てこない。 まるでドラマのワンシーンのようだ(笑)。
いつものように病院に行く。 いい加減有名人となったオイラは色んな先生に茶化される。 包帯が取れてるっちゃぁ大げさに騒がれ、 首がまだ痛いっちゃぁワザと揉まれ。 結局お笑い課だ。
出てくるといつものように携帯にメールが来ている。 どうやら食事に誘われたらしい。 でも既に皆さん帰途についているとのこと。 明日は朝早いので、どっちにしろムリ。 しょうがないから一杯呑んで行くか、とも思ったけれど どうせ行ったら一杯じゃ済まないので、明日のことを考えるとムリ。
何より今日は疲れた。 家に帰ってきて夫とカレーを食べる。 もう幾晩めのカレーだろう? でも飽きないからスゴイ。 今日なんか昼もカレーだったのに。
ラブリ〜ベビーから電話。
明日は夜8時に待ち合わせして食事&呑み。 某フェティッシュバーにも顔を出す予定は未定。
ベビーはそのまま我が家にお泊り。
「毎晩電話してもイイですか?」なんて。
明日会えるのに。
平日だから夜更かしも朝寝坊もできないけど、久しぶりにプワプワしよう。
涼子ちゃんに電話。 金曜日にご飯食べに行く約束だ。 さっき仕事の真っ最中に携帯にかかってきたのを、 デスクの電話が鳴ったんで、話の途中にもかかわらず切っちゃったからかな。 何度鳴らしても出てくれない。
ふと。 どうやらオイラは男より女に縁があるらしい。
きっと世界で何番目かに幸せだ。
2002年02月05日(火) |
「アタシMなんです。」 |
朝から大忙し。 メールチェックしてるヒマもないくらい。 会社からプライベートなメールを打つ時は背中に目をつける。 「SM」だの「プレイ」だの「縄」だの「鞭」だの。 知ってる人になら見られてもイイけど、それでも手紙と同じだしね。 恥ずかしい、ってのもモチロンある。
会社でオイラの性癖を知っている人はほぼ半数。 あっけらかん、と話すせいか拒否反応を示す人はいない。 フェティッシュバーの存在を知っている人なんかは 週末になると「今週も行くの?」と聞いてくる。 もしくは、昨晩呑んだ、というだけで「=プレイしてきた」と思われる。 まぁ、興味をもってくれるだけでヨシ。 でも四六時中SMづいているワケじゃぁない。 ノーマル(?)なSEXだってする。
バックから髪の毛を鷲掴みにされてガンガン突っ込まれるのもイイんだけど。 横っ面張り倒されて有無を言わさず喉の奥まで突っ込まれるのもイイんだけど。 当然、気が遠くなるまで鞭で打たれるのはもっとイイんだけど。
その分、時には正常位でしっかり抱き合いながらヤりたい。
男の人の肩がスキ。 鍛えてある腕がスキ。
組み伏して欲しいアタシがいる。
病院に行ったら先生にCDをもらった。 気に入られたかな? 今度先生にも教えてあげよう。
アタシはM。 時々S。 ところによりバイ?(笑)
病院から出たら昨日と同じく「着信あり 1件」。 フェティッシュバーから。 今日はカリスマバーテンダーがカウンターに入っているハズ、と コールバックしてみる。 聞こえたのはいつもの声。 受話器の向こうはカワイイヤツ。 思いがけない展開でちょっと途惑う。
「先週店に来なかったし。メールもしてないし。」
営業なんだか懐いてるんだかワカラナイ。 だけど、そもそもコイツはメール不精のハズ。 木曜日と日曜日に顔出すかも、と言ったら
「うん。分ったぁ。木曜と日曜ね。」
♪マークでもつきそうな明るい声で即答されて再度途惑う。 ちょっと待て。 キミは日曜日はカウンターに入らないハズでわ????? 先週は携帯もブッチしてたし、木曜日は顔出すだけ、 ヤツがいないの分ってて「日曜日に行く」って こっちはちょっとイヂワルしてるのに、妙にイイお返事。 いつもだったら「オレ、いないじゃんかよ。」と口を尖らせて 不貞腐れたように言いそうなものを。 いつになく素直。 なんだ。どーしたんだ。
車の行き交う音が騒がしくて声が聞き取れない。 しょうがないので、「じゃぁね」と言って切る。 もしかしたら話の途中だったかも。
ラブリ〜ベビーからメール。 呑みに出てこようかどうしようか迷っているらしい。 「もし呑みに行ったら、麗香さんち泊まってもいいですかぁ?」って。 だからさ。 ダレがイケナイなんて言うのさ(笑)。
今度ベビーに合鍵を作ってあげようか。
いや。 鍵なんかないほうがイイ。 いつ誰が来ても、自由に入ってくつろげる、そんな場所がいい。 ここに来れば必ず誰かがいる。 誰かが笑って迎えてくれる。 そんな場所がいい。
夕方遅くから降り出した雨は意外と暖かかった。
1週間の始まり。 先週末は健全に過ごしたので朝は軽やかに。 朝イチから会議。
途中でホットドッグを買って職場へ急ぐ。 会議開始まで5分そこそこ。 缶コーヒーで流し込む。 書類を用意して雪崩れ込むように会議室へ。 いつの間にか知らない仕事を担当させられている。 なんだよ。 こんなんアリかよ? 机の下、ヒールで床を蹴る。 終わったらすぐに次の会議の準備。 どうしてこの業界はこの時期こうなんかねぇ。 半年遊んで半年で稼ぐ。 昼休みは30分。
会議が終わったらもう夕方。 少し日が長くなったかな。 帰社するタクシーの中から六本木交差点を行き来する OLだか何だか分らない人種を眺める。 それに比べて男は大体分る。 コイツはリーマン、コイツはお水、あっちのアイツはプータロー。
DB作成の作業は終わりを見せず。 週の初めから飛ばしすぎても疲れるので残業はそこそこに病院へゴー。 先生と軽口を叩き合いながら治療してもらう。 金曜日にライブをやるらしい。 「青山蜂」にてトロイメライ・Dr.MUNEにござ候。
右手の包帯に続いて首の包帯もとれた。 あとは腿のテーピングだけ。 治ったらまたBDで見せ付けてやる。
病院にいる間にラブリ〜ベビーから着信1件。 終わってからコールバックしたけど応答ナシ。 少し寒くなった首をコートで庇いながら病院を出る。
あと少し。 復活まであと少し。 待ってろ。>てめーら フェティッシュバーの前を襟立てて通り過ぎる。
家に帰ったら夫お手製のカレーが待っていた。 美味しくてついつい食べすぎ。 らっきょうもイイ感じ。 タマにはいいかも。
食後、ベビーに電話。 「声を聞きたくなったの」って。 ディズニーシーに行ったのでお土産を買ってきてくれたそうな。 週末のオフが楽しみ。
携帯を切った後、甘ったるい声が琥珀色に見えた。
去年行ったのだけれど。 また皆で温泉入りに行きたいな。
ベビーと一緒に温まりたいな。
一緒の布団で眠りたいな。
今度はオイラが羊を数えてあげよう。
目が覚めたら雨の音。 ウチの部屋はくもりガラス。 表の様子は見えないけれど それが冷たい雨だということは手にとるように分る。
夫は出かけた。 ヤツは寝ている。
甘い声で「帰ってきて」と言おうか。 拗ねたように「何で呼んでくれないの」と言おうか。
とっとと起きて掃除でも何でもすればよかったのに、 そのまま暖かいベッドの中でまどろむ。
アタシの手。 アタシの足。 触れると分る。 ここにある。 でも心はない。
起きだしてきてネットにアクセス。 知らないアドレスは毎日。 一つ一つレスを返す。
アナタはダレ? 愛してくれる?
アタシは愛して欲しい。 愛してくれるなら鞭で打ってあげる。 冷たい笑みの端から蝋を垂らしてあげる。
獣のようなアナタの目がスキ。 壊されたいアタシがいる。 壊してくれるアナタにしてあげる。
今年も出会いがたくさん。 ようこそ。アンダーグラウンドな世界へ。
愛の正体を教えてあげる。
昨日は某フェティッシュバーの店員からのコールをブッチ。 お店の目の前にいたんだけどね。 そしてちょっと痛かったんだけどね。 予定は決定だった。 オイラにしちゃぁ珍しいかもしれない。
今週は久しぶりに健全な週末。 昼過ぎに目が覚めて、先週行けなかった病院へクスリを取りに行く。
明るいうちに出歩くとイケナイことしてるみたいな気になる。
病院を出てもまだ明るい。 ウィンドウショッピングのつもりが掘り出し物。 イイ感じのスーツをゲット。
クルッテシマエ。オトコドモ。
来週末に企画している友人のバースデーオフのために ケーキを注文しに御用達のお店にいく。 迷った末、キャラメル系にする。
甘い甘いキャラメルソース。 溶けて溶ろけて堕ちてしまえ。
少し攻撃的。 少し挑戦的。 でも甘えたいアタシ。
夫と待ち合わせて旧家の近くの蕎麦屋で一杯。 やっぱり下町は性にあってる。 「京金」。 行ってみるといい。
興に乗って下北沢のバーに寄り道。 ワカラナイ曲の話と親指ゲームで盛り上がる。 出来上がったところで移動。 本屋でやっている詩の勉強会に乱入(笑)。 眠気と戦いながら人の持論を聞いたのは大学以来。
メンドウくさいのはキライ。 アタシは感性で書く。 言いたきゃ言えばいい。 アタシはアタシ。 アンタはアンタ。
知ったこっちゃない。
バラけた後、隠れ家みたいなバーへ行く。 「(さっきの本屋は今度一人で覗いてみよう。)」 考えながら干しぶどうを口に運ぶ。
夫の声は子守唄。 睡眠薬はいらない。 聞かせて。 イかせて。 眠るまで。
ベビーからコール。
寂しげな声は遠く。 店の音にかき消されていきなり切れる。
ツー、ツー・・・・・
音だけが行き先をなくして残る。
帰宅してから某店員にワンギリ。
アイツはまだ分ってない。
「チョウキョウハコレカラ。」
遊びに行けるような服装で家を出たのだけれど。 黒い革のロンタイに網タイツ、赤いコートに黒いファー。 ヒールは低くした。 今日は誰にも揺らされたくない。 「アタシ」も「オイラ」も肩で風を切って歩く。 何かを置いて、何かを振り切って。 それが何だか分ってはいるのだけれど。
前へ。
とりあえず一段落。つける。アタシはね。
なので前へ。
イイ感じで仕事に没頭。 時間が足りない充足感。 携帯が鳴らない寂寥感。
アナタは今どこ?
正しいはずのメルアドはレスを返さない。 着メロに反応は返さない。 蹴りを入れて前へ進む。
今日で右手の包帯ともお別れ。 イイコトとワルイコトは重なる。 これも愛情。あれも愛情。
アタシの右手は羽のよう。 アタシの左手は刃のよう。 アナタの喉元に突きつけたいのは左手。
お気に入りの曲2つ。 うち一つはアーチストが分らない。 一つ発見。 一つ無駄遣い。
「ダレカオシエテ。」
いつもフェティッシュバーでかかっている。 アニメ映画のテーマソングだったはず。 あの曲はダレと踊ったかな。 アノコとアノコとアノコとアノコ。
いいタイミングで電話がかかってくる。 某フェティッシュバーのカワイイヤツ。
出てなんかやらない。
教えてくれるまでは。
涎を垂らして「待て」。
〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜〜*〜
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