ちょうちょうの気持ち
DiaryINDEX|past|will
2004年06月23日(水) |
もんのすごぉ〜く、余計なコト |
名寄に行く途中、道路の真ん中にスズメがうずくまっていた。 そのうち車に轢かれてしまうだろうと思い、ちらっと猫のコト が頭を掠めたけれど車に乗せた。 大人しくしているのでそのまま名寄に行くことにしたのだが 途中でタオルにくるんであったはずのスズメがいないことに 気づいた。座席の下にもいない。 そのまんな、夕方になり、スズメを発見したもののそのまま 置いておこうと思ったら、オットが 「車の中で死ぬから出したほうが良い」とうるさいので 家の前で車を開けたら、スズメがよろよろと飛び出してしまった。
そしてあっという間に、マツが咥えて走り去った。
あーーー・・・・・・・・。
考えてみりゃ、少しくらい車を出して猫のいないところで出せば 良かったんだよねぇ。 もしくは一晩くらい入れといても。 いまさらスズメの糞くらいでは驚かないくらいきたない車なんだ しさ。 つか、そもそも、道路の脇にでも置いとけば良かったんだわ。
とかなんとか思ったところですべては後のまつり。 猫のおやつを調達してきたつもりはさらさらなかったのだが。
ごめんねスズメちん。
めぐが家の中で転んだ。 その下には、わたしが使いっぱなしにしてあったカッター 付きのガムテ。 「いたいよー」とはんべそのめぐに、みんなでどんくさいと 笑っていたけど、血がたらたら出てきたので、マキロンと軟 膏を持ってめぐの手をどけてみると2cmほどの傷口はぱっ くりと開いていた。 もう、ぱっくりと。
こりはやばいってことで即、診療所に電話して、めぐを 連れて行く。 ・・・めぐの友達ふたりにはなを押しつけて。 たいして出血なんかしていないのに、「血が減るよぅ〜〜 血が減るよぅ〜〜」と車の中で念仏のように唱えるめぐ。 土曜日の午後だったので、いつもの先生ではなくて、 当直の先生だった。なんと産婦人科のお医者さんだって。 「なにするのー?なにするのー?」とびくびくするめぐに 「麻酔の注射をするからねー、それをすればもう、痛くは ないからね。注射するときはちょっとちくっとするけどさ、 蚊に刺されるくらいだから」と先生はやさしくおっしゃって さて、いよいよ注射である。 母は腕を押さえ、看護婦さんめぐに馬乗り。
ちくーーーっ
「いたいよーーいたいよーーーっ蚊に刺される程度なんかじゃ ないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーっっ」
めぐちゃん大絶叫。
「蚊にもいろいろいるからねーー」
注射を終えた先生は涼しげ。
その後、麻酔が良く効いたらしく、めぐは羊。 大人しく縫われながらこんどは麻酔が切れたあとのことなんか 心配している。そして、 「蚊に刺される程度じゃなかった・・・・蜂にも刺されたこと ないのに・・・・」とぶつぶつ。 ふた針縫って、両端をテープで止めて、とてもキレイに縫合して くれた。でも、関節に近いからちょっと跡が残ると言われた。 めぐ、ごめんよぉぉ。
処置が終わって廊下の椅子に座っていると、薬の処方を終えた 先生が「おつかれさん〜」と出てきた。めぐ、無言でがんとばす。 「ちゃんと御礼をいいなさい」と言うと、「いいよいいよ」と そのまま歩いて行く後ろ姿をにらみつけながら
「ありがとうございました」
と小さな声。 先生歩きながら「どういたしまして〜〜」とさわやかに去って行った。 それから化膿止めの錠剤を渡されたんだけど、いつ飲むかとか、 どこから飲むか(!?)とか、水と飲んだほうがいいとかなんだかん だとうるさい。 「いやーー、うるさいねぇ、めぐくん神経質!?でしょー、あはは はは」と笑われたのであった。
そして、ハナぷらす友達に白い包帯をみせびらかして、「縫ったんだ よ」とやや誇らしげなめぐなのであった。
夜は一日遅れの誕生パーティだったけど、なんかテンション低くて、 グラタンに玄米を入れたらことのほか不評で、子どもたちはケーキで おなかをふくらませて早々と寝てしまった。
昨日、めぐがまたしても眼鏡を壊したので、いそいそと修理に 出掛けた。代休でよかったよホント。 昨夜熱を出したハナ、保育所を休んだんだけど「わたしは家で ビデオ見ながらごろごろしている」と言ったくせに、出掛けに 「やっぱいくーー」と期待どおり?の展開になり、3人でおで かけ。パパ、1人で草刈り&草混ぜである。かわいそうに。 せっかくなんでちょっと気になっていた『ホーンテッドマンション』 を観ることにしたんだけど、ちょうど『コナン』と入れ替えで、 しまったーーと思うことこの上なし。しかも定価(たかいよー)で 観た映画はやっぱり怖さいまみっつで、めぐはなには心地よい怖さで あったとは思うがしまった感倍増であった。 コナンを観ていた知り合いにグーゼン会って、それが雪崩で亡くなった M君の葬儀以来で、子どもたちの顔を見たのなんか、ハナが腹に入って いたとき以来だったかもしれず、それはそれは懐かしかった。
そしてパパのケータイの充電器(もう契約解除するとか言ってたくせに やはりまたi-modeをする気だな。やだなーー)を買い、よろよろと 帰ってきたら、音威子府に差しかかった辺りで大変なことに気づいた。 今日は眼鏡のほかにもうひとつ、大事な用事があったのだ。なのに すっかり忘れてしまって、もう。どうしてもどうしても急ぐので、 明日にでもまた行かねばならないとおもうとつい、「あんたたちのせいで 大変なことに」などとわけのわからないことを言って子どもたちに因縁を つけてしまう私であった。やヴぁいよねーーーちょっとこれって。
『世界の中心で、愛を叫ぶ』のアマゾンのレビューがあんまり ひどいんで、「面白かったわよあたしは」と書いたら、 「参考にならない」と投票されているではないか。 また1票ふえてたー。 レビュー数が多いのでもうずっと後ろのほうなのに、なんでまた。 アンチ「セカチュー」の人がレビューを遡って、本を褒めている人に マイナス投票しまくりなのか? 普通に楽しく読んだけどなぁ。 タイトルから過度に期待しすぎているんじゃないのと言いたいわ。
まだのかた。 少女漫画を読むが如くに面白いですよ。 映画も観たい。森山未來が良さ気だし。 でも、1人で行くんだー。
今日は『半落ち』を読み終えた。 映画は観ていないけど、とりあえず容疑者の人は寺尾聡を思い浮かべ つつ読んだ。たしかにはまっている。
本日、草刈りはしたものの、草はまだ残っている。 諸般の事情で寝不足でへろへろだったし、燃料がすぐなくなるのー。 満タンにして燃料全部なくなるまでやっていたら、指がびりびりに なるのよ。
思い出しました。 参観日、西勝先生たら、 「短歌のちょーすごい先生が来て下さいました!」と紹介されて いたのです。
ちょーーすごいって。 とほほ。 という話を俳句のときにしていたので。
今日は俳句。 ばあちゃんたちの昔話は面白い。
花苺だけでは心が満たされない
蒲公英もやがて白髪となりぬべし
恋情のグラデーションや芝桜
春蝉の合唱ユニゾンにはならず ふらここやでんでん虫と揺れており
暖色を好んで着たる薄暑かな
光のみ波間に遊ぶ薄暑かな
帰りに宿根のラナンキュラスをもらって畑に植えたけど 心配なので明日、プランターに移す。 明日は草刈りに費やそうと心に決めている。 ほんとよ。
最近玄米を食べている。 米の減りが早すぎるのだ。 1ヶ月強で30kgって、信じられるぅ? 5人家族よぅーー!下のちびッ子達なんて大して食べない のよぅーー!!では、誰の腹に収まるのか。 とうさんと草太である。断じて。
最近の炊飯器は普通に玄米が炊けて、しかもちゃんと美味し いの。そろそろ1週間になるけど結構はまっている。 だがしかし、家族には不評・・・・でも、負けない。 んで、玄米というとやはりぬか漬けでしょう〜というわけで 永遠に冷蔵庫の野菜室に突っ込んだままと思われていた河村 通夫さんのぬか床を使いはじめた。これがまた、最初はしょっ ぱくて血圧が上がって死ぬんじゃないかと思ったけど、だんだん こなれて良い具合になってきた。
玄米とぬか漬けというと、かにたの定番。梅雨どきはとくに 辛かったなぁ・・・・なんてね。玄米を噛み締めつつ、房州の夏 を偲んでいますの。
あさ、草太にピアノの練習を命じたら、楽譜がないと言う。 名寄に忘れてきたらしい。 だ〜か〜ら〜、レッスンもないくせについてくんなよと 思いつつ、この大事な時期に1週間も遊ばせるわけにもいか ないので名寄まで取りに行った。午後から図書のお話会に ちびたちを連れて行かなくてはならないし、荷物もあるし、 でとんぼがえり。 ばかばかしくもつかれました。
でも、ちょっとだけ時間があったので草太の先生の病院へ 行ったら外出中で。向かいのベッドの人が知り合いでこれまた びっくり。彼女も昨年手を折って、チタンを抜いたところだった。 あー、うちのパパも早く取らせないと。そしたら、「冬はダメだよ、 冬は除雪とかあるんだから!」って。 そういやそうだ、あぶねー。
短歌DAYS、第2日。 西勝先生に同じ様な授業を3時間も受けることないんじゃないか と言われたけど、結局3時間とも受けました。ギャラリー少な かったし。(^_^;) ふ、ふ、ふ、これでもいろいろ気を遣っているのよーーん!
6時間目が3年生の授業で、修学旅行中に課題として提出させら れた短歌を黒板に貼り出して鑑賞する、という内容だった。 黒板には12首の短歌?が。 そのなかに草太のもあった。 私が出ることを予測して気を遣ってくれたのか、それともそれより ましなのがなかったのか・・・
大島の縁結び池にとびちたる小銭の恋の思いなのかな
・・・・なんだこれ。 先生もびっくり。 「とびちたる」とはなんだ。 飛び散るってことだろうけど、では小銭の恋の・・・はなんだ。 なんだかわからないけどまーこれはこれでいいのかねぇ、なんて 推敲のしようもなく通りすぎてしまった。かなすぅい〜 その他のうたも意味不明のやら字余りやら字足らずやらばかしで、 わたしなら最初から書きなおせって言いたいところだが先生が ほんの、ほんとにほんのちょっといじるとちゃんと短歌になるので あった。そこが先生と呼ばれる人たちのすごいところである。
授業の後、こういうことらしい、というのを話していたら、国語の 先生が「池を見ながらこれは短歌になりそうだ、と何人か言ってい たんですよね〜」と言ったので、ちょっとだけ、授業中に言ってく れよ、と思ったりした。ちょっとね。 草太も家に帰ってから「あれは小銭の恋のじゃなくて小銭は恋の、 って俺は書いたんだ」って言うではないか。そんなの授業中に言えよ、 どいつもこいつも恥ずかしがりやさんなんだから。(怒)
このうたのことを某所に書いたらぼらりすさんが直してくれた。
大島の縁結び池に飛び散りたる小銭は恋の思ひなりけむ 格調たかくなったわね、一気に。
今日は月に1度のお楽しみ♪の歌会だった。とくに今月は先日 「現代短歌文庫」から歌集をお出しになったばかりの西勝洋一 先生が講師で来て下さるのでずっと前から楽しみにしていたのだ。 しかも明日は中学校で公開授業を行うという、2日連続豪華な短 歌の日、なのよん。
今回の私のうた。
ええそうね、そうだったのと手を握る シロツメクサの冠編んで 「潮騒の化石は何処にありますか?」ひねもす春の学芸員に
で、問題は「ひねもす」春であった。 私的にはこれは相聞歌で、ひねもすはもちろん「ひねもすのたりのたり」 からとっているんだけど春の長閑さみたいなものを持った、茫洋とした ちょっと浮世離れした、そんな感じの学芸員に恋する女の子になった つもりのうたなんだけど、文法上はひねもすなんかつけるとその 人に対して好印象を持って居るようには取られないだろうって。 がちょーーん。 殆ど私の意図のとおりに受け取ってくれた方も居たんだけどね。 とりあえずこれは広報に載せるのはまずいのではないかと、そんな話で 笑いました。相聞にならないかーー。困ったなァ。わけわかんないこと 言って、気を惹くうたなんすけど。 シロツメクサは親子のうたに取られるかなあと思ったら、意外にもちゃんと 女の子同士とわかってもらえた。 いつも仕事でなかなか歌会に出られなくて滅多に会えない人も出席で、 今日は楽しかったなぁ〜。先生早口なせいか?歌会のテンポも良くて、 時間も押さなかったでした。
27日に旭川で短歌人の北海道集会があるそうで、行きたいと思ったけど 時期的にすごく微妙。雨乞いしますか。でも、下手に降られたらかえって 忙しい目に合うしねー。ああ、行きたい・・・・・
|