ちょうちょうの気持ち
DiaryINDEX|past|will
辛夷の道北大会。 ことしはツレもなく、1人寂しく出掛けた。 歌会の人数も去年より少なくて、ちとさみしいかんじ。 でも、網走から屋中さんがいらして、時田先生もいらして はじめてお会いする方もいて、やはりしげきてき。 時田先生の帰りのバスの時間が5時とのことで歌会はスピーディに 進行していった。 提出歌はもちろんつぶよりである。
わたしのうたはさいしょからばればーれって感じ。 もうひとり子ネタをお出しになった方がいて、若いお母さんで。 5、6年前に辛夷に入会して退会してまた戻ってきたんだって。 歌会に出たらまた会えるかも・・・と、はるばる出掛けていく 楽しみが増えまちた。
本当は歌会だけでシツレイするつもりだったんだけど、終わったのが 早かったんでついつい誘われるままに懇親会へ。 ごはんおいしかった〜。ローストビーフをあちこちからいただいて お酌もせずにもくもくと食べ続けていた。 時田せんせいがよっぱらいになって、「牛はどうだ、うしは」と 話し掛けてくださった。 「農家はいいよ、続けていればきっといいことあるから。まずは借金 を返すまではせつやくだ。新車なんて乗らないで15万くらいの車に 乗るんだゾ。」 って。
ぎくり。
実は、2年前、中標津の三友さん(放牧のえらいひと)を訪ねたとき やっぱり同じようなことを言われたのであった。 農業で成功する人にはやはり通じる哲学があるんだなぁ。 だとすっとわたしってダメかも!? とりあえず7年前の新車、とうぶん乗り続けなくっちゃー。
というわけで憧れの方々といっぱいおはなしして、時田せんせいの短歌の はなしはもちろん、よっぱらいの話も聞けて、まったくハッピーな1日 でありました。 わたしの提出歌は5票も入らなかったけど、屋中さんが披講でほめて 下さったのでうれしかった〜。 自分で思っていたよりひゃくばいいいうたに思えてしまったわよん。
かえりみち、出資金を下ろすべく末広生協に寄ったら、なくなっていた。 ダイソーだけで、スーパーだった部分はまっくら。がちょーーん。 めんどくさかったけど39号線のシーナへ移動。 決まった時期以外は出資金5万円以上残さないとダメってことで思っていた 金額を下ろせなくてますますがちょーーん。
月初めから草太に公文のドリルをやらせている。 しかも、中1のやつ。 そのうえこれがまた結構苦労しているんだな。 しかもそのうえうえうえ最近だれ気味。 さらに加えて今日、そうたが高らかに宣言しやがった。
「おれさまは今日から1週間、公文をやらないことにした。 なぜならば、来週から期末テストだからであーる。」
・・・・をいをい。 なら尚更やれっつの。 中間テストは見事なくらい勉強しなかった男である。 それでイタイ思いをしたから今回は早めに勉強する、と言う その心がけは評価しよう。
だがしかし、初日からグースカ寝てるのはどういうわけぇ!?
きょうはピアノの発表会。 今年は3人とも出るので、参加費がたーいへんであった。 消費税込みで¥4200×3である。 せめてもすこし可愛い記念品が欲しいものだ。 (今年はくまちゃんのタオルハンガーとおしぼり、3個も どうする)
雪の中しょぼしょぼと家族揃ってドライブ。 私はオットより1時間余分に寝かせてもらって、運転手。 中川はそうでもなかったけど、途中美深はまっしろけ。 なんとか合唱のリハに間に合った。ワンフレーズでも良いから ピアノのリハもさせてほしい・・・けど、時間的に無理なん だろうなぁー。 本番前に昼食を食べたら、はなが眠たくなってしまって、出番 までもつのか微妙な状態に。出番の3人前に舞台の袖に連れて 行ったらもう、私のほうかすっかり緊張してしまった。 どきどきどきどき。
ハナが出てきた。 よろよろ歩いて、袖にいる先生のほうを振り返って、いきなさい と合図されてやっとピアノの前に。 ハナの曲はサティの”チューリップの王女さまのかわいいおしゃべり” という小品。いいかんじでツーコーラスめに入ったときつっかえた。 と、ハナちゃんどうやら真白になってしまったらしく、また最初の フレーズを弾き、でも、やり直したらダメと言われたのを思い出した のか止め、首をかしげて困ったような顔でこっちを見る。 まさか舞台に上がるわけにもいかないしぃー、こっちまで舞い上がって いたら、先生が来てくれてまた最初から弾き直し、今度はキレイに 最後まで弾けた。やれやれ。 続いてめぐ。めぐは”人形の夢と目覚め”を弾くのだけど練習でもノー ミスで弾けたためしがない。せめて止まらないでくれぃ、と思っていたら 思いがけずつまらないところで止まってくれた。そしていつもつっかえる ラストはそこそこ弾けてしまって。ああ、残念! それでも曲が良かったせいか、「上手だねぇー」と近くに座っている人が 話しているのが聞こえた。ますます残念。
それから合唱があったりなどして後半に草太登場。 バッハの”イタリア協奏曲第1楽章”、ちなみに8月からこればっかり 弾き続けておりました。が、本番に弱い男草太、どうなる!? ・・・・と思ったら、予想以上にちゃんと弾けていた。一度とちょこっと 間違えたけど、まぁ、許容範囲。とりあえず現時点ではまぁまぁの演奏で ひとあんしん。 今年も幌加内の友人Kさんと娘さんが聴きに来てくれたんだけど、去年 よりよかったと言ってくれた♪ほっ。 そしてなんとなんと、草太ったら、見知らぬ美少女に「すっごい上手だっ たね!!」と声をかけられたんだって。(≧∇≦)/ ピアノを習わせておいて良かったわぁーー。今日いちばんのうれしいこと かもしんない。(・∀・) そうしたらめぐが「めぐも知らないおじさんにいがらしくんすごいねーって 褒められた」と言い、みんな褒められて良かったねぇと言ってたら、 ハナが「ハナちゃんはだーれもほめてくれなかった・・・」とくやしがって いた。いや、すごく上手かったんだけどね、止まらなければ。
ちびたちはノーミスだったら「へ〜ボタン」を買う約束だったのだけど、 結局誰もヘ〜ボタンを手にすることは出来なかった。「トリビア見ながら 押そうと思っていたのに・・・」とハナが残念そうにぼやいていたけど、 コンビニのビーズセットで十分満足だったみたい。めぐもポケモンカード で喜んでいた。草太は・・・・私から500円をせしめ、止めるといっていた 遊戯王カードをまた買っていたようだ。
ばか。
我が家の12年モノのハンディカムが逝った。 正確にはバッテリーもしくは充電器が逝ったんだけど どちらももうこの世に製造されてはいないのだ。 というわけで、お遊戯会・発表会に向けて新しいビデオを 買うか買うまいか・・・・と迷っているうちにお遊戯会の 5日前になってしまったではないか。 その時点でもHi8にするかデジタルにするか迷っていた。 Hi8なら前のビデオも見られるけどデジタルにしたら以前の 映像はお蔵入りだ。 しかーし! 今更Hi8でもないよねぇー、ということで、デジタルカメラを 買うことにしましたの。だがしかし。納期が間に合わないと いうことが判明!後で考えたら1、2万高くついても間に合う ところがあったんじゃないかと思うんだけど、まぁ、そのときは そこまで頭が回らずに(回ったとしても1、2万という金額に 対して寛大になれたかどうかはわからないけど)とにかくこれは 中古でもいいから間に合わせなくてはならないとヤフオクへ。 で、数時間で終了する中から8年モノのナショナルをget。 即送ってもらったけど、テープがなくて結局お遊戯会の当日まで 動かすことが出来なかった。そして今朝、ついにカメラを回して みたら・・・・・・ごーごーとヘンな音がするし。きっと数年振 りで動くんだよ、こなれてきたらきっと大丈夫さ、と自分に言い きかせつつ会場へ。
結局まともな映像は撮れませんでした。ヘッドクリーニングテープ を、店舗の引越し中で大忙しの電器屋さんで買ってきたけど全く 効果ナシ。がくーー。 一応、使えないということをメールしてみた。
1.できれば返品したい。 2.せめて半分でもbackして欲しい。 3.悪い夢を見たと思って諦める のどれかしかないと思ってたら、すぐに返事が来て返品に応じてく れるというので、即、荷造りして送り返してしまった。
その後すぐに新品のデジタルハンディカムを注文しましたとも。 ぐずぐずしていたら1月のキタラに間に合わなくなっちゃうもんね。 あーーあ、なんか無駄なことをしているわぁー。
というわけでお遊戯会そっちのけな今日であった。 一応、送り返す前にVHSに落としたノイズ満載の映像は残った。
きのう美容院に行った。 2ヶ月ぶりぶり。 やまんば状態でよく耐えたものである。 別にえらくもなんともないけど。
そのうえ、めぐの眼鏡をついに発見した。 灯台下暗しのようなところにあるに違いないと 日々思っていたのだが、やはりそうであった。 何度も見たし毎日家族全員が使用しているテーブルの 上から出てきた。 なんでだろう・・・・・
朝、もう家を出なくてはならないという時間になって草太が 「階段上がったところに猫のしょ○○んがあるーーー」 と叫ぶので見に行ったらば、なんとびしょびしょ!! 横に伸びていてその先にはめぐのリュックが・・・・ どうやらめぐのリュックにおしっこをしたらしい。 リュックの中はまだおしっこがたぷたぷしていたもん。 めぐがりゅっくを動かしたときにおしっこがこぼれたんだろう。 めぐはおしっこを踏んで濡れたズボンを履き替え(なんでそんな ときだけ素早く出来るのか・・・・)ボーゼンと立っている。 リュックの中身は全滅よん。 教科書もノートも。 とりあえず別の筆箱と無事な教科書を持たせて、連絡帳に教科書 のことなど書いて、車で送って行った。 その間、はなはかかわりを持ちたくないと思ったのか、1人茶の間で ごろごろとテレビなんか見ていた。
しかもめぐ、眼鏡も見当たらない。 夜になった今も見つからない。
めがねはどこへ・・・・
今日は『ヘブン・アイズ』を読み終えた。 静かでせつなくて美しい。 映画になったらいいのになぁー。
朝起きたら、やっぱり雪だった。 道路にうっすら積もっていた雪はお昼までにとけてしまったけど 草地は白い。1日ずっとちらほらと降っていた。 オットは雪の中堆肥撒き。 結局いつものとおり。 秋口は雨が多くて、出来ないからって。それよりちっと早く始める ことが出来たらいいのにねぇー。 うんこを撒いてるトラクターの後ろにカラスが山盛り、であった。
雪の中、ピアノのレッスンに行く。 発表会まであと2週間。めぐ、まだ後半がめためたである・・・が、 教室のピアノだとそれほど酷くもないということに気がついた。 家のピアノ、高いキィが重いし音もこもってて鳴らないみたいで。 調律してもそれほど改善されなかった。次回擦り減った溝を切って くれると言っていたので、それで良くなればいいけど。 だけど、草太が弾いているときには音の悪さがそれほど気にならな いんだよね、それだけゆびぢからが強いってことですかね。
今日は荷物がいっぱい来た。 奥三河の友人からたからもののようなお野菜の山、とご主人の合同 歌集。学生時代の友人からは子供服のお下がり、あとは注文していた パンの本。 子どもたちがレッスンしているあいだ、その歌集を読んでいた。 わたしのボキャブラリーにはない美しいことばたち。 ちょっと、いやかなり嫉妬。 日本語はおくがふかいよね。
なんだか万華鏡みたいな(深い意味はない)このなまえ、どうやら フンコロガシのことらしい。
『ファーブル昆虫記』、めぐは毎晩読んでいるけど、さすがに 幼年版のようにはさくさく読みすすめないようで、まだフンコロガシ と遊んでいる。 きのう、友達の家(とおい)に送っていく車の中で、めぐがフンコロ ガシについて熱く語ってくれた。 フンコロガシは梨がたの糞のたまを作ってそこに卵を産み、こどもは この中で育つんだって。その梨形うんこのことはなんとなーく、憶えている。 実はわたしも小学校2年生くらいのときに、シートン動物記を読破した 流れでファーブルを読み始めたのだけれど、第1巻のフンコロガシで挫折 しちゃったのだ。 シートン動物記のようにドラマチックでもなんでもない、地味な話に あきちゃったんだろうな。 そんなわけでめぐが熱く語るのを聞いていて(しかも面白い!)なんだか 羨ましくなってしまった。 がんばって全巻読破してくれい。
草太が今夜は雪の匂いがすると騒いでいる。
毎日草太とめぐに弁当を作っている。 が、ここのところ気合が入らなくて困る。色合いがね、 きちゃないの。ちゃいろいべんとう。
さて、その弁当を包む布、草太が小学校1年生のころからのものが 未だに現役である。 この間草太の弁当をキティちゃんのナプキンで包んであげたら、 (体育の授業がマラソンだったので偶然外で手渡せた)えらく恥ずかし がってその場ではがして返すではないか。
カクレンジャーのナプキンなら良くてキティちゃんはだめという、 そこんところがいまひとつ理解できないわぁ。(^_^;)
春から家出していた三毛猫の福ちゃんが帰宅した。 いよいよ冬だな。
もう1匹の家出猫めめはやはり帰宅せず。 夏に一度帰ってきたとき、死にそうだったからなぁ。 薬を飲ませようとしたら怒り狂って飛び出して、それきりだった。
ふくちゃん、それほど痩せてもいない。 何処でなにを食って生きていたのやら。 なんか牛くさいのでどこかの牛舎に住んでいたのかな。 とりあえずキッチンハンターがひとり増えたのでますます気が抜けない。 弁当のおかずなんか、ちょっと冷ましているうちに食べられちゃうん だから。ふたをしていたって取られちゃうんだから。
きのうブックオフでめぐに『ファーブル昆虫記』を買った。 6冊で¥3900。 結構イタイ。 最初に買っていた子ども用シリーズ(1冊¥1500)は2冊買ったところ で店頭から消え、もう少し詳しいのをアマゾンで買ったところ、なんとか 読めそうなんでそれをそろえてやろうと思っていたところ、同じシリーズが 並んでいたのだ。 アマゾンの中古も同じくらいの値段だけど手数料を入れたら1冊¥900く らいになるから、まぁ、渡りに船と飛びついたんだけど。それにしても 子どもの本って結構高い値段がついている。 それほどキレイじゃないのにしっかり半額かよ、みたいな。 で、その本の山をめぐは教科書などを机の下に落っことして、机の本棚に 並べていた。そして学校から帰るなり教科書やら紙くずやらで山になった 机に向かって読書。・・・・そうそう、しっかり読んでくれよ〜。
そのことをオットに話したら、 「まさかさっさと読んで転売しようなんて思っていないよな〜〜わはは」
・・・ってあんた、草太じゃないって!!
叔母が亡くなってから、もう2年が過ぎようとしている。 仲良しだった叔母。 「まだ死にたくない」と泣いていたという叔母。 叔母がいなくなってから2年も経つんだなぁー。
場所は来春廃業するという旭川のニュー北海ホテルだった。 私達家族にとっても思い出深いホテル。 小学生の頃、なぜだか年末年始をこのホテルで過ごしたことがある。 ホテルから祖父母の家に御年始に行ったりしたんだけど 「ホテルに泊まっているって言っちゃダメだからね!」 と口止めされて。 祖母にくっついて御茶会にもよく行った。 1階の和食レストランでお茶の先生たちと鯉のお刺身を初めて食べて それがとっても美味しかったのを覚えている。 家族揃ってのリッチな外食は最上階のレストランで、弟のスイミングの 帰りとかちょっと寄るのは1階のグリルだった。 それからここのチーズケーキはすごーく美味しくて、高校生の頃わざわざ バスを途中下車して買いに行ったりした。
私の記憶は悉く食べ物と結びついているのね・・・・ すごく久しぶりにそのケーキを買ってきたんだけど、家に着いたのは 夜遅かったのでまだ食べていないの。 ホールで買っちゃったのよん。
あすのあさごはん。
帰り道で聴いていたFMで初めてXUXUという女の子のアカペラのジャズバンド の存在を知った。 ”スパイ大作戦”でやられちゃったかも。
人間の世界に少しだけかかわりながらひっそり生きているきつねのおやこ。 冬支度のためにだいじなしっぽを売りに行って、お母さんはある選択を せまられることになりました・・・。
うちのおちびたちにとって狐の話といったらもう、これ。 だけど、読み聞かせるのは大変なの。
途中で泣きそうになっちゃうから。
そのおはなしは平山理砂子さんという方の『いつかみた夢』という本の 中に収録されています。 ぜひ、あいうえおはなし というサイトを覗いてみてください。 子供向けのおはなし、ちょっとせつないおはなし、みじかいお話、ながいお話、 たくさんの美しいことばたちが並んでいます。 三行詩がまた素敵なの。 そして選り抜きの本が2冊、出版されています。 『あなたの心に』と『いつか見た夢』 小さな美しい本は、どちらもわたしのたからもの。
作者のりさこさんはとってもまじめでまっすぐでちょっととっつきにくそうな 気がしたこともあるけれど、それはきっと真面目てあることを恥ずかしがっ てる自分がどこかにあるせいなんだろうな。 でも、真面目であるということはやっぱりとっても美しい。 と、彼女の書くものを読んでいて思うのです。 自分にも他人にも、まじめてありたいと、そう思う今日この頃のわたくし・・・
・・・よん。
|