桜の花が咲きました。
なぜか桜の花を見るとほんのりと幸せになってしまう。
それにしても寒かった。

オットは今日も市場に行くと張り切っていたけど遅くなってしまい断念。
明日屠場に出す牛を洗っていた。
綺麗にしてもらって死んじゃうなんて、なんかいやー。
でも、このまえ出した牛があまりにも汚くておこられたから
こんどは綺麗にしておくようにって電話が来たそうな。

血腫の牛のその後。
別の獣医師がきたときにまた診てもらった。
あわよくば共済廃用（保険金が下りる）にしてもらおうと。
そうしたら、絶対触らないのが1番と言われていた血腫をきれいに
洗浄して、縫ってくれた。もっと早ければもう少しなんとかなった
という。共済廃用にするには何も喉を通らなくなってからだって。
治療を続けるかやめるか（屠殺）考えておくよう言われたのだけど
その時点でオットは屠殺することに決めたらしい。
近々連れに来る。
縫ってもらったところはまた開いてきて中が腐っているのか臭い。
弱りきるまで置いておくなど忍びないと言うのだけれど、あっさり
殺してしまうのもまた、諦めが良すぎるんじゃないのぉ！？って思った
りして。
もう、牛と目も合わせられません。

ご近所で不幸があり、微力ながら昨日と一昨日の２日間お手伝いを
してきた。
お葬式というのは悲しい。
私は死んでもお葬式はいやだなーと思った。
こんな風に思ったのは実は初めてだったんだけど、
おうちで家族だけに見送られてこっそり骨になってしまいたい。
昨日はさすがに疲れ果てていたけど、今日はドリンク剤を飲んで
海へ行って来た。
この連休唯一の予定らしい予定だったの。
中川から遠別に抜ける道が開通したので今までより３０分近く時間が
短縮された。

炭やコンロは友人にお任せで、お肉も美味しいのはお任せで？
海辺で焼肉。思っていたより暖かくってお肉も美味しくて、久々の
会話も楽しくてほんとに良い１日でした。
めぐはなは仲良く波打ち際で楽しそうに遊んでいた。
長靴はいて。
草太は昆布を引きずってきて、焼いていたけど（ばか）美味しくは
なかったようだ。

夕方、オットのクレジットの代金を振込むためコンビニを求めて南下。
近所のローカルコンビニでは振込めなかったのだ。
ピアノのレッスンのときでいいやと思っていたのだけど、その日出掛け
られなくなったために振込むことができなくて鬼のような催促が。
まるで犯罪者の気分よ〜。
１番近いセブンイレブンだって往復２時間はかかるから、明日出直すの
もイヤだし出たついでだ〜と思って走ること１時間弱。鬼鹿まで行って
しまった。それでも無事振込を済ませて一安心。
極上の夕陽を眺めながら海辺の道をひた走った。

遅い夕食をとるころ、また首が痛くなって思うように食べられず。
前回の検査からは１年以上経っている。
しかし家計はピンチで往復JRで札幌はキツイ・・・。


今日も新聞に短歌が載った。
２週連続は初めて。投稿が少なかったのだろうか？？
「家で」が「家内（やぬち）」に、「いなり寿司」が「稲荷鮨」に添削
されていた。実話なの。ちょっとオーバーすぎたかなぁーと思っていた
歌だったんだけど、うれしいわん。
家の人たちはやはり冷たい反応。ぷんぷん。

足とお尻の下が腫れている牛が居る。
血腫だからそっとしておくようにと獣医師に言われ
様子を見ていたのだけれどお尻のほうのがどんどん
どんどん大きくなって、ついに割れてしまった。
中から出てきたのはゼリー状の血液？
しかもまだそのままにしておくんだって。
分娩までには治るであろうということなんだけど
近所の人には「こんなの早く処分したほうがいい」と
言われてしまった。
もし今のまま(割れて少しは小さくなったけど）腫瘍が
あったら、分娩時は大惨事？になってしまうのではないかと、
ちょっと気が重い。

それにしてもこんなのは初めて。
今も破れたところからはゼリー状のがぶら下がって、
たまに落ちているんだけど痛くないんだろうか。
そんなことないわよね。重いし邪魔だし。
人間ならそんなふうに放置されることもないでしょうに。
と思ったらなんかすごく可哀相になってしまった。


・・・・・・
あさ、保育所に子どもたちを送っていく途中、指を折りながら
ぶつぶつ言っていたらめぐに
「おかあさん、それ、きょうのかんたなの？」と言われた。
なんかおかしかった。めぐねただったのでご機嫌。

北海道新聞の文芸欄に短歌が載った。
苦節２ヶ月・・・・って甘いか(^_^;)
でも、このごろではかなり悲壮感漂っておりましたの。
ちなみに掲載されたのは

　　物思うときには使わぬ音階で調律されゆくピアノの静かさ

でした。「されてく」が「されゆく」に直されていましたが
まったくこのほうがいいです。
日本語の勉強ちゃんとしなくちゃ。
と言いながらヘンな日本語使っているワタクシ。
葉書を出したのは３月１１日です。

先日、私のネタ帖に草太の書きこみがあったことを書きましたが
つい最近も草太と喧嘩しているときに
「人の悪口ばかり書いてないで、たまには新聞に載る短歌でも
作れやコラ」
と言われ、返す言葉もありませんでした。マジで。
別に草太の悪口ばかり書いてるわけじゃないんだけど、例えば

　　お化けより怖い物がこの家にあります例えば草太のキモＴ
　　＃注：「キモＴ」とは、草太が鼻をかんでそのへんに撒き散らしている
　　　　ティッシュのこと。

妹にタバスコ入りのお水など飲ますのやめてねくされにいちゃん
　　　（実話）

なんてのは傑作の部類にはい・・・らないかやっぱり。

で、今朝、えっへんとえばりながら新聞を見せると、
「たまにはましなものも作るんじゃん。」
って、わかってんのかコラ。

とりあえず、ハハの権威も回復の兆し？

ついでにオット。
「ああそれはよかったね」
と冷たい。きっと新聞も見てもいないだろう。
私切り抜いちゃったし。

夕方、やっと子供たちの自転車を出してやった。
去年はいくら練習してもペダルがこげなかったはなちゃんが
ずっと前から知っていたかのようにすいすいと三輪車をこいで
びっくり。
まわり（私＆そうた）があまりにも驚いたので本人もびっくり。
でも、にいちゃんたちのほうが早いので（そりゃそうだ）
あせるあまり前につんのめっておりました。

エゾエンゴサクをつんで三輪車のかごに入れ、それから古い家の
前のもと庭でクロッカスをつんで、ねこやなぎも拾って、
おうちの花瓶に飾りました。おねえちゃんと公園で遊んだときに
とってきたふきのとうも一緒です。

朝。草太が
「気持ち悪い・・・学校休ませて・・・・」
と言って来た。
なにいってんの、行きなさいよと言って牛舎に出たが、
戻ってから様子を見に行ったら
「ほんとに気持ち悪いんだよーーうぅーーー」
と泣き出した。いい加減にして欲しい。
とりあえず熱を計らせたら３７．８℃。欠席決定。
目が嬉しそうである。


昨日、生まれて初めてＢＣＧを接種した。
今までずっと、擬陽性で免れてきたのに、ついに陰性と
なってしまったのだ。草太は何度も
「はんこちゅうしゃって痛いの？」
とうるさい。
「すごーーく痛いんだよ！草太なら絶対泣くね」と言って
上げたら震え上がっていたけど、実際はそれほど痛くも
なかったようでへらへらと帰ってきた。

そして、今日の熱。
多分、副反応だと思うんだけど。
またとうちゃんが
「病院へ行け」とか「結核になるぞ」とかうるさい。
なんでうちの男はやわやわなんでしょ。

お昼も食べずに懇々と眠りつづけて、夕方スッキリした
顔で降りてきて原が減ったと言うがご飯はオットに食べ尽く
された後。ピアノに行く途中でコンビにおにぎりを２個買って
くれとさわぐ。
晩御飯はそれで終わりといったら
「それならサラダとから揚げもつけてもらう！」って。
あんた、気持ち悪いんじゃあ・・・・。


そんなこんなで元気にピアノへ。
めぐは２ヶ月で楽譜とワークブックを１冊修了した。
草太はソナチネやっと１曲上がった。
２ヶ月で１曲。

実は・・・先日りんご（猫）が子猫を生んだ。
２月に４匹の避妊手術をした後、資金不足のため
若い猫２匹を保留にしていたら、りんごちゃんに
初めての恋の季節がやってきてしまったのだ。
その後もたもたしているうちに、生まれちゃった
というわけで。

子猫は５匹。
まいった。

まいっていたのよほんと。

ところが、子猫がいない！！
１匹はすやすや眠っていて、１匹は死んでいたんだ
けれど残り３匹行方不明。
子猫を咥えて家の中をうろうろしているうちにどこへ
隠したのかわからなくなってしまったのかも。
だとしたら、後日悲惨なことになる。

ずっとずっと前なんだけど、草太の部屋のたんすの後ろ
から腐敗を通り越して白骨化した子猫の死骸が出てきた
ことがあったのだ。３匹くらい１度に出産したことも
あったから・・・(^◇^;)


でも、私はりんごにある疑惑を抱いているのだ。
もしかして、子猫を食べちゃったんじゃないかって。
まだ子猫がいっぱいいたとき、授乳している箱の中から
ぼきぼきって音がしたのよね。
それってねずみとか食べているときの骨を噛み砕く音そ
のものだった。自分で確認するのがイヤで草太に見させた
らなんでもなかったって言ってだけど・・・生まれてすぐ
に死んだ子猫の死体もいつのまにかなくなっていたし。
押入れの中から引っ張り出した子猫の死体も食べようと
していた？し。取り上げたけど。

もし・・・生きたままの子供を食べたとしたら・・・・
と想像するととっても怖い。

　　　　　こわすぎ。


今日はただ１匹生き残った子猫ちゃんの隠し場所を忘れた
らしく朝からにゃーにゃーさわいで私のことを非難がましく
見たりしていたけど、さきほど脱衣場の洗濯籠の中で見つけ
たようです。
この子もりんごの非常食、なのかも。
子猫の運命や如何に！？
そして私は、とりあえず子猫が減ってラッキー♪と思って
いたりする。

きのう、子牛を市場に出した。
トラックに載せられてからも
「かえるーーー」と言わんばかりに出てこようとする
子牛ちゃん。
久々にドナドナを思い出しました。

前回は1度も下痢していないにもかかわらず激安だったので
期待していなかったんだけど、FAXに書いてあった値段は
予想以上。
もちろん、ドナドナな気分も飛んでいきましたとも。

良い牛とは。

体格とか毛づやとか乳房の形、乳量、血統などなどで決まる
んだけど、共進会という牛のコンテストみたいなものがあって
ある年（毎年かもしれないけどあんまり行ったことないので）
見ている人みんなもジャッジを予想したことがありました。
私は全部ハズレ。
顔だけで選んだわけじゃないんだけどなーー。

牛を見る眼のない女。(^_^;)

私にとっていい牛は、性格が良くて搾乳のときも滅多に
足を上げなくて（たまにイライラする日があったとしても
たまになら許す）病気をしなくて、そこそこの乳量でコン
スタントに搾れる牛。

病気をしないというのはそれだけで素晴らしい。

あ、人間もおんなじだ。

ぶなしめぐとは、なんでしょう？
スーパーでお買い物をして、ぶなしめじの箱に
入れて来たら、めぐが
「うわーー、”ぶなしめぐ”ってなにーーっ！？」
と騒いだの。
確かにそう読めないこともない。(^_^;)

以来ちょっとだけ私の中で流行っています。
ぶなしめぐ。

今朝はちゃんと早起きした。
いつもより1時間半も早く牛舎へ行った。
人並みな時間に働くって素敵。（笑）
雨が降ったらしくしっとり濡れた道路に細いミミズが、
もう、そこらじゅうにうねっていた。
昔、ミミズの映画があったわよね・・・。
ちょっと思い出してしまった。
保育所へ行く時間にはもう、すっかりいなくなっていた
んだけど、何処へ行ってしまったのだろう？
潰れているのもいたけど、ほんの数匹しか見かけなかった
からほとんどのミミズは生きてどこかへ移動したはずなんだけど。

私たちがチョコチップ入り９本入りのデニッシュパンを
食している間に・・・・どこへ・・・？？

夕方は町の北の端に住んでいる友人宅までお届けものに行って
きました。道路沿いの湿地にもうはや水芭蕉が咲いていて、
とっても嬉しくなってしまいましたとさ。


今日はオットの人は牛の角切り同好会（うそ）で１日出掛けて
おりました。牛は子供のうちに角を切ってその傷口を焼きゴテで
じゅーっと焼くのです。
それから数日は人間不信になること請け合い。

明日から夏時間にする、とオットが宣言した。
今朝も寝坊したもんね・・・。
自分の寝坊を全て私のせいにする。
私は寝坊したオットに起こされるのでさらに遅い。
たぶん、北海道中の酪農家で一番ねぼすけ。


そんなことは自慢にもならないのでいつももっと
早く早くと思いつつ、夜が遅いので物理的に朝も
遅くなってしまうのでした。
だけど、そろそろ肥料撒きも始まるし。
朝遅いと１日が短すぎて・・・。

というわけで、今日から早寝です。
９時に寝ると宣言していたオットはただ今ネット中。
（１０時半）
早く風呂に入って寝なさい。

春になって猫が減ってしまった。
正確にはみんな家の周りでうろうろしているんだけど
家の中に入ってこないのだ。
あまりにも行儀の悪いちびっ子どもは随分怒ったけど
それは冬中毎日のことだったのに、なななんで今頃？？
呼んでも怖がって（苦笑）入ってこないのよ。
空腹のあまり家に入っても落ちつかずにまた出て行って
しまうし。

いや、猫が減れば良いなぁーーとは思っておりますの。
それが何かに反映して猫を寄せつけないオーラが出て
いるのかしらん？？？
なんだか不思議ですが家の中は静かです。
一番行儀の悪いりんごちゃんは相変わらず家にいて
ごみ袋を破ったりお父さんのおかずを盗んだりしていま
すけれどもね。

そんなわけでにゃんこう一気に激減。今現在、在宅5匹。
猫たち、大金をはたいて手術したばっかなのに・・・。
んで、資金不足でまだ手術していないのが残っている。

それにしても、不思議だなぁーー。


ところで、末期的症状だった草太の部屋をついにオヤジが
掃除した。ちょっといやかなりましになった。

でも３日が限度。

当然のことながら、牛の顔は皆違う。
白黒の模様の入り具合はもちろん、
前髪（？）の生え方や顔の長さなんかも。
母子はもちろん似ているし、同じ種（父だわね）でも
そっくり。

就農当時はオットと２人でがむしゃらに働いたからだろう
牛の名前も血縁関係もすべて頭に入っていたけど、下の２人
が産まれてだらだらしていた間に牛が随分入れ替わって
顔と名前が一致しなくなってしまった。
名号板でも貼ってあれば仕事中に見て覚えるんだけど、
それすらもないし。
台帳の整理をするから牛の名前は結構頭に入っているけど
生うしと一致しない。ああ、情なや。
だけど、顔を見ると、馴染み深い牛の子孫なんかわかるのだ。
共に過ごした牛が居なくなってしまっても、その子や孫が
居るのって、なんかうれしい。
なんだかんだいっても、家族なんだよなーー、と思う。
人にうんこ水をかけるような憎たらしいお方でもね。
（↑根に持っている）

さて。
規模の大きい牛やさんとは比べ物にもならないけど、我が家でも
ぽつぽつと子牛が生まれている。
今年に入ってからはオスばっかだったけど、やっとメスが生まれ
てきた。この子達が子牛を産んで乳牛として働いてくれるように
なるのは順調にいけば２年後の春。
足なんか上げない良い子に育って欲しい・・・。
この春の初産はたーいへーんよぉぉぉぉ。

もしオットが倒れたら、絶対１人では搾乳できません。

怖くって。

いつもおっとりした牛だけを私が搾っているんだもん。

今日はピアノの日。
草太またしてもソナチネ上がれませんでした。
もうずっと同じ曲を弾いている。
これまでの言い訳は
「まだ先生に慣れていなくて、緊張して、汗をかくから
手が滑って弾けなかった」
今日の言い訳は
「左手は良かったんだけど、右手とのコンビネーションが」
だって。
あーーあ。

めぐは最近楽譜つきのお絵かきに凝っている。
曲名と、絵と、楽譜らしきもの、がついている。
鍵盤の絵がかなりきちんと描きこまれているのもある。
そして、曲名？がおもしろい。

　　ピカチュウはもうこのよにはいない

　　べろべろ

　　じーーん

　　ライチュのうた

　　ローンジスター

　　ろっくばんど

　　かま

　　ワンピース

などなど。演奏するとムービーが貰えるのもある。
どこかからダウンロード出来るらしい。
あまりにも面白いのでピアノの先生にも見せてあげた。
先生はとても感動してくれたのでめぐも大満足。

ピアノの帰り道で草太から告白された。
愛の告白ではない。

デスクトップがエロ画像になっていたとき、
鼻血がでたんだって。
つつーーっと。
「人間て本当に興奮すると鼻血が出るんだね」
と言うと、
「そうなんだよ」
だって。ああ、草太ったら。
それから
「自分の旦那さんがあんな画像を集めているのって
お母さんはどう思う？」
と聞かれた。

別にもう、どうでもいいわって感じ。
切手集めみたいなものでしょ。と思うことにした。

最近はごく普通のアイドル画像を収集しているらしい。
壁紙を優香にしていたら、めぐに
「おとうさんは本当にこの女の人たちが好きなの？」
と聞かれたんだって。
なんかちょっと恥ずかしい？

午前中
コンセントから外れていたクリアベールの差込口を思いきり
踏んでしまった。
痛かった。
なんと、靴下を履いていたにもかかわらず、うまい具合に
皮がむけてしまい、血が滲んできた。
あー痛い。
今日のやる気が全て失われて行った。
失っても、やることはやらなくっちゃなんですの。
省略できないことだけやりました。

今日は短歌同好会の歌集の原稿の締切り。
ずっと前に書いていたエッセイが気に入らなくて結局新たに
書きなおした。
そっちがものすごーく良いって訳ではない。
どれをどう並べても大差ない短歌をまた切ったり貼ったり
入れ替えたり。
とりあえず完成したけど提出出来ず。
いつまでも持っていると永遠にいじくりまわしそうなので
さっさと出してしまいましょう。

今夜は強い風と雨です。


草太今日の一首

　　コンセントざっくり刺さっていたいいたい今日の母の
　　１つの災難

だから、コンセントじゃな〜く〜て〜！

今日、ひよこのおかあさま（3/13参照）から子供たちに
プレゼントが届いた。
みんな大喜び。
それぞれお手紙を書いてFAXで送った。
（はなちゃんは絵だけです。ウサギの絵）

草太の書いた手紙に
「今、めぐはピアノの練習でぢごくの特訓中です。
おれもこんなふうにされたなぁーと思って見ています」
などと書いていあるではないか。

地獄ねーー。
くっそーー。
でもね、イライラしてくるのよねぇ。
冷静になれば、ピアノごときで５才の子相手にそう熱くなる
ことないのにと思うんだけど。
リズムを取れるようになるのって何才からなんだろう？
１、２、３、４とカウントを取って、合わせるように言っ
ても意味がわからないというの。
すぐ泣くし。
草太の後、夕食前にめぐが弾くのでさくさくっと終わらせ
たいのに泣かれたりすると時間がもったいないのだ、すごく。
ついつい「はやくやってくれー」と言いながらも
こんなに急かしたら可哀想だよな〜、と思ったりして。

それにしても、ついこのあいだまでドがどこにあるのかすら
わからなかっためぐが、音符を読みながらピアノを弾いている
のは、なかなか感動的。
たとえ　ラ・シ・ド・レだけでもね。
やっぱしもっと優しくしてあげなくっちゃいけません。

ね。

ネットで知り合った人ってフェードアウトが早い？

育児サイトなんかで知り合ったメールだけの人とは
数回のやり取りで終わってしまった。
オークションで仲良くなった人とは、金の切れ目が
縁の切れ目みたいなところがあって。
「これいかが？」
というものをお断りしたらそれきりになった。
あと面白いところではポストペットの合コンでカップル
になったペットの飼い主とのメール。
３回くらいで終わった。
牧草のお客さんも、それまでどんなに親しいやりとりが
あっても、「牧草」が介在しなくなると終わり。
何泊か我が家に泊まっていった人たちも。

まーそんなもんだと思っても、ちょっと虚しい。

それまでどんなに親しくしていても連絡が取れなくなる、
ということはやっぱり私をいらなくなったからなんだろうな。
だからきっぱりと諦めているつもり。

そうしたら、ある日、ずっと連絡の途絶えていた人から
久々にメールがきた。
すごくすごく大変なことになっていたという。
もう、不幸のどん底としかいえないようなところからやっと
這い上がってきてメールをくれたのだった。
彼女が本当に辛いとき、何もしてあげられなかったことを
ちょっと後悔しつつ、彼女にとって私がまだいらない人で
なかったことが嬉しかった。


だから。
私はずっとここにいるから。

また必要になったら連絡してね。

私をいらない人へ。

最近またお化けのテレビが多くなった。
オウムの事件以来どこも放映しなくなっていたのに
いきなり解禁モードである。
毎週どこかの局で「最強の陰陽師」やら「最強の霊
能者」が活躍している。
ネットで力を蓄えたのか、宜保愛子もいつのまにやら
戻ってきた。
寺尾玲子のサイトはちょっと大変なことになっている
らしい。

なんか、泣いたりわめいたりしている除霊のシーンは
好きじゃない。だいたい、あれってしてもらっている
人はあんなところテレビで放映されて嫌じゃないんだ
ろうか。

ま、キライじゃないからついつい観てしまうんだけど。


我が家でもちょっと前にお化け騒動？がありまして。
お祓いをしていただいて事無きを得ましたが。
お祓いをするほどの事態であったというわけで。
以来神棚のあるお家になってしまいました。
1日と15日くらいはお神酒とか供えようと思うんだけど
いつも忘れちゃう。

困ったときだけ神頼み。

昨日借りてきたビデオをオットと観ていた。
これで午後は潰れてしまいましたとも。
その後ははなちゃんがまた「セーラームーン」を
エンドレス状態で夕食までご覧になっていた。
ポケモンもセーラームーンも息が長いと思っていたけ
ど、こうして次の世代がはまっていくからなのね。

中学校では来週早々学力テストがあるらしい。
今日は電話で学校の（としておこう）最低っぷりを
いろいろ聞かせていただき、不安増大、である。
ま、学校が変でも子供自身がしっかりしていれば
何てことはないんだけど、流れのままにどこにでも
行く奴なもんでそりゃもう心配でございますとも。
今のこの気持ちが杞憂であるよう願わずにはいられ
ませぬ。

先週、短歌をやっている友人に歌集とかいろいろ借し
てもらったのだけど、そのときにコーラス（マンガ）
に連載している林あまりさんの短歌が可愛いよ、と
言ったら「ま〜、ひとちゃんたら少女マンガなんか買っ
ているのぉ〜！？」と笑われた。
買っています。
レディースコミックは恥ずかしくて買えないけど、
「ｙｏｕ」の系統は買っている。読まない人から見れば
同じレディコミなんだろうけど、エロじゃありません。
エロいのはその昔オットがエロ本よりすごいと喜んで
買ってきたことがあったけど、今やその筋の本がいつの
まにか本棚の片隅やトイレの棚に置いてあることもなく
なった。
ネットで落とせるもんね。
フレッツな今、昼間から画像を収集しても誰にも咎めら
れることもないでしょうし。（！？）
今やパソコンも別々なので彼のＨＤＤがどうなっているか
知る由もないけど、草太には見つからないで欲しいです。
ちょっと前だけど、ある朝壁紙がとてつもなくやばい画像
になっていて、草太が青ざめていましたが私も倒れそうに
なりました。オットいわく
「あー、保存と壁紙に指定を間違えたんだな〜ははは」
って。
笑い事じゃないってば。



そうそう、私のネタ帳に、いつのまにか
「人の悪口でたんかをつくらないように　by草太」
と書き込みしてあった。
うけた。
愛なのになぁ・・・・。
とりあえず、日記のネタをありがとうって感じ？

午後から草太の入学式があった。
なんと私は入学通知を忘れてしまい、取りに帰った。
あーーあ、先が思いやられる。
草太には言いたくないが、さすが親子、と思った。
とほほほほ。

『君が代』は小学校以上の盛り下がりよう。
着席仲間も今日はおりました。


夜、ピアノに行く途中、山から鹿ご一行様がどやどやと降りて
来て、道路に出てきた。
どきどき。
あんなのにぶつかったら車がへこんでしまいます。


先日、はなちゃんについて、
かわいいかわいいといいすぎても大丈夫と書いた。
一昨日、草太のお友達の家で
「おばちゃーん、はなちゃんのどかわいたー。」
「あら、お水のむかい？」
「はなちゃん、ジュースがいいなぁ♪（こらこら）」
「ごめんね〜、おばちゃんちジュースないの〜」
「・・・ジュースくらい買って来いやこらーー」
と叫ばれました。
しかも、おこっても聞こえない振りをして逃げようとするので
腕をつかんで話をしていると
「お〜れ〜るぅ〜〜」
って。

ちょっと先行きに一抹の不安。
もちろんとっちめましたとも。
保育所では女優はなと呼ばれています。

オットは
「かわいいかわいいと言いながら育てるとどうなるか・・・・
の壮大なる？実験」
と言います。
いや、けなして育てるより絶対いいって！！
いいよ、きっと。

ついでに昨日の日記で
「じいちゃん健康オタクだったのに・・・」
と書きましたが、１９７６年当時にはまだ、「オタク」という
言葉はまだなかったと思います。
この年に『宇宙戦艦ヤマト』が放映されたことなどから
言ってみれば「オタク胎動期」だったのではないかな〜と
推察されます。

１９７６年４月４日日曜日。
祖父が亡くなったのは中学校の入学式の前日だった。
部屋の掃除などしてぼんやりとばあちゃんちに行こう
かなぁーー、でももう遅いよな・・・なんて思っていると、
「じいちゃんが死んだって！」
と弟が飛びこんできた（ような気がする）。
とりあえず父が祖父母の家に向かった。

わけがわからなかった。

深夜帰宅した父にじいちゃんは？と聞くと
「元気だったよ」
と言った。

全くわけがわからない。

翌日。
父は通夜の準備のため出掛けたので、弟の入学式には
母が、私の入学式には母の友人のＥさんのおばさんが
付き添ってくれた。Ｅさんちは中学校に近く、私は多
分1人でそこまで歩いて行って、おばさんに髪の毛を
直してもらった。そして入学式に出た。
式の後、教室で担任の先生の話があったけど、途中で
抜けた（ような気がする）。
ああ、「気がする」ことばっかりだわ。

祖父は一代で会社を興し、当時は父に社長を譲り会長と
なっていたが、まだばりばりだった（と思う）。

葬儀は旭川の大谷別院で執り行われた。
私の通っていた幼稚園のあるお寺だ。
すごく広い部屋が弔問客で一杯になった。
弔問客に祖母は
「脳溢血だったんです」
と説明していた。
そうか。
じいちゃん、健康オタクだったのに。
毎朝散歩をして体操をして乾布摩擦もして、神仏に祈って
いたのに、脳溢血で死んじゃったんだ・・・。
親族の控え室で伯母と何か話しながら母が泣いていた。
なんとなく、親戚の雰囲気が変。
言葉の端っこが何だか気になる。

でも、それだけだった。
私の制服はまず、祖父の葬儀で有効に使われ、新学期の
最初の２日間を忌引きで休んだ。
まぁ、そんなところ。


祖父の本当の死因が自殺で、原因は父であったことを知った
のは、もう少し後のこと。


今日は１人で、家のお仏壇で祖父にお線香を上げました。

草太は愛が欲しい。

昨日の夕食のときも
「俺とめぐとはなと３人死にかけていたら、誰を
助ける？」
と聞いてきた。草太の得意な質問。いつもこんなこと
ばっかり聞いている。そういえばずっと前にも書いた
はず。そのときは『ソフィーの選択』を思い出す、と
書いたんだわ。

で、３択を迫るわけ。
もう、誰も助けないで逃げるしかないでしょーー。

「はなちゃんは可愛い私の宝物だから死なせたくないし
　めぐは大天才だから死なせたくないし、
　草太は、今までピアノを習わせるのにお金が掛かっているし
　犬の散歩や風呂掃除も困るから死なせたくない・・・」

と言ったら、草太が怒りました。

「俺にも愛を〜〜っっ！！」

どうやら本気のようです。
好き好き、すきよーー、草太ちゃん。
そんな草太の怒りの一首。

　おお、神よ、処刑人と罪人の前に俺のかあちゃんを出してくれ



処刑人と罪人がいるところに私が出て行って、一体何をしろと・・・(^^;

めぐはれもんさん（年長）になりました。
保育所生活は今年５年目。
はやいなぁーー。

そして今年は憧れの？れもんさん。
今日の連絡ノートには、

”自分が上だということを少し感じているようです。
今まで時間が掛かっていたことも気がつくと
出来たりしてます。
マイペースなめぐちゃんにしてはかなり気配りを
しているかも・・・
このまま、無理のないよう期待したいと思います。”

と書いてあった。

そうかーー。

ほどほどに期待しましょう。

めぐの、れもんの気持ち、ね。



↓旧作です・・・これは北海道新聞の日曜文芸欄でとっていただきました、その昔。

保育所の入所式。
今年も子供が減ってしまった。
定員をオーバーするほど子供たちがいたこともあったのに
保育料の基準額が上がってからはじわじわと減っている。
保護者の会も、教室が狭かったのに今日はすかすか。

さて、集合写真撮影のとき。
前列の子供たちは椅子に座り、大きい子達が後ろに立った。
なぜかみんな後ろに立ちたがり、あと１人が２人椅子に
座らせたいのにみーんな「いや」と言う。
はなも先生に椅子に座ろう、と言われていたがいやいやして
いる。
「ねーねー、はなちゃん、前に座ったら、そのふりふり(ワン
ピ）が全部ちゃんと写るよ〜」
と言ってみた。はなの目がきら〜んと輝く。
「あぁあぁあぁ・・・・・」
と言いながらも大人しく先生に前列に連れて行かれた。

女心をくすぐる作戦成功。

女の子ってもう、ＤＮＡからして女の子なんだなぁーと
つくづく思う。
何にも言わなくてもふりふりとかうさぎとか、ビーズの指輪
とかピンクとかキティちゃんが大好きだ。顔中に口紅を塗り
たくったりもする。そして、家の中に可愛いものが増えて
いくことが私の喜びでもあったりして。
女の子がいてくれて、ホントによかった。

実家の母は、私があまりにも「かわいい」と言い過ぎる、
今に鼻持ちならない女になるよ、と本気で心配している。

そんなことはありません。

たぶんね。

ひと ｜MAIL ｜HomePage

My追加