山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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2012年03月31日(土) |
YouTubeへの道 |
娘がやっている店「プティ・ラ・ドゥ」が、ATVの情報番組「ワンダフル・ナヴィゲーション」で紹介されたので、録画しておいた。
あとでYouTubeに投稿しようと思ったのだが、ファイルの変換がうまくいかない。
どうしたらうまくいくか研究しなくっちゃ。
三蔵法師の「大唐西域記」、マルコポーロの「東方見聞録」とともに世界三大旅行記のひとつといわれる円仁の「入唐求法巡礼行記」の円仁の足跡を辿って中国国内を旅した記録である。
この円仁を世に知らしめたのは故駐日大使のライシャワー氏だそうであろ。氏はこれを原文で読み英訳したのだとか。日本語訳は講談社学術文庫から出ているのでぜひとも読んでみたい。
筆者は円仁ゆかりの地を次々と訪ねて歩くわけであるが、やはり読む前に円仁の足取りや当時の情勢なども頭に入れておくと、筆者が現地で苦労する様子を一段と身近に感じられて楽しめると思う。
仏教の素地もあればなおさら良い。筆者はある程度そういう人たちを対象に書き進めているようだ。やはり自分もライシャワー氏の著作を読んでからにすれば良かったかもしれない。
私が中国を訪問したのが1984年、あの天安門事件が1989年、そして筆者らの旅が1990年。もう四半世紀が経ち隔世の感がある。急速に経済発展をしている現在の中国とはだいぶ違った感覚が伝わってくる。
2012年03月27日(火) |
「好太王碑の謎」読了、治療の注射してきた |
血液検査で腫瘍を示す数値が上がってきたため、治療のための注射を再開した。 一週間に一回を四回するうちの、今日はその三回目であった。 この「ベルケイド」という薬、やたら高額なので、治療費はクレジット・カード払いにしている。 最近では大きな病院ではカードが使えるようになって少し便利になった。 支払いやクスリなどの手続きは妻がやってくれるのだが、聞くところによると、一万円以下はカードが使えない。 薬局では金額によらずカード払いができない。 こういうのは我らの希望や都合にかかわらず、一方的に彼らの問題なので、なんとかカードが使えるよう改善してもらいたいものだ。
韓国歴史ドラマ「近肖古王(クンチョゴワン)」がBSで放送され、朝鮮半島の歴史を知らな過ぎることに今さら気がついた。そこで神話といわれる古朝鮮の時代から知りたいと思ったわけである。そのうちに、随分古い時代にもしかしたら当時の日本について書かれているかもしれない石碑が存在するということを知った。
3〜4世紀の朝鮮半島は高句麗・新羅・百済の三国体制となっていた。5世紀になって高句麗が台頭してくると、時の高句麗王・長寿王(韓国歴史ドラマ「太王四神記」でヨン様が演じた王様)は414年に父である広開土王(好太王)の功績をたたえるための碑を建立した。それが「広開土王碑(好太王碑)」である。
その碑は長い間忘れられていたが、明治の日中戦争にからみ、南満洲を調査した軍人が碑文の一部を持ち帰る。そのため、その碑文の中にある「倭」の文字が日本を指しているのか、また「任那日本府」が存在したのかなどの議論がはじまったそうだ。
本書の論旨は一貫して碑文の改ざん説に貫かれているようだ。拓本などの写真資料を豊富に並べて解説するなど、説得力があるように思えた。日本の軍部が世論を誘導するために都合のいいように石灰やセメントを塗って改ざんしたということは充分にあり得ることのように思えた(かつて倭国が半島を支配していたことがあったかのような)。もしその間違った認識のもとで日本と朝鮮半島の歴史が今でも語られているのだとしたら、ぜひ改める必要がある。ところが碑の存在する輯安は中朝国境の鴨緑江右岸の中国側で国境に近いため、国防上立ち入りが制限されてされているらしい。
今後再調査して本当に陸軍参謀本部が改ざんに手を貸したのか、そうであれば正しい碑文はどうなのか。日朝間の歴史は書き直さなければならないのか。正しい歴史認識のために正しい調査が求められる。
本書は大部の写真資料・文字の判読などに傾注しており、一般の読み物としては大変読みづらく精読できなかったのが残念である。
2012年03月24日(土) |
「ブクログ」のレヴューを読んでほしい |
「ブクログ」という読書サイトにレヴューを書いたので、日記サイトに貼り付けてみようとやってみた。うまくいくといいんだけど。
タイトルに「紫禁城」が入っているので、北京にある正面に天安門が聳える「紫禁城」について詳細が記されているものと期待して購入したら、だいぶ趣が違った。
サブタイトルにもあるように、「明・清全史」であり、しかもかなり詳細に各王朝の成立過程から性格、滅亡まで書かれているのだ。筆者は明・清の歴史を「シナから中国へ」の歴史であると言っている。
他民族国家である中国を、概念的な区分として、 チベット・新疆・モンゴル・満洲・北シナ・南シナ に分け、明朝は北シナ、南シナの国、清朝はこれらの地域すべてを包括的に取り込んで、現在の中国とほぼ同じような領域に勢力を拡大した王朝であるとしている。
多くの地図や図表、また各王朝の系図をふんだんに駆使しながら、王朝内部の権力闘争を臨場感豊かに描写している。 年表が少々見づらかったのが残念だが、文庫版の付録としたらこんなものだろうか。
初めて知ることがたくさんあり、勉強させられた。さすが「学術文庫」である。
なんだかうまいこといったみたいですな。
今朝目覚めたら 「あ、のどが痛い」 これはとうとう風邪かインフルエンザか、と疑った。
ところが起き上がってみると、首筋から頭のてっぺんまでときどきズキンと痛む。飲み込む時はほとんどなんともない。熱もないようだ。
もしかしたら寝違えたか、はたまた神経痛か。 じっとしていても、時折ズキンと痛みが走る。 時間が解決してくれるか。
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