山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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二日前東京にいる下の娘からチョコレートが送られてきた。シャンパンが練りこんであって、ゴージャスな大人の味であった。
午前中に上の娘が孫を連れてやってきた。娘と孫と両方からチョコをもらった。妻は行きつけの美容院でチョコやケーキをいただいてきた。みんな私にくれるのだが最終的には自分たちで食べるのが目的だ。
中学のときこんなことがあった。体育の授業は男女別であった。体育館での授業が終わって教室に帰ってきたら、I雄が声を上げた。 「何だこりゃ。気持ちわりぃ。」 といって机の中に入っていた紙包みを放り投げた。はじめのうちは何のことやらわからなかったが、そのうち体育の授業で教室が空っぽなうちに誰かがチョコを忍ばせたに違いなかった。
せっかく女の子がチョコをくれたのに「気もちわりぃ」はないだろう。ひがみながらもこの時「バレンタインデー」というものがあるということを初めて知った。
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