たーげぶっふ(日記)...ゆるげん

 

 

前回の日記                     次回の日記

待ち人こない - 2004年06月27日(日)

ひとつめはジョナサン(豪)。
またか……。
受付で彼の名前を告げられたとき、わざと露骨に落胆した顔しておいた。
そしたら、受付嬢が「どうかされたんですか?」って訊いてきた(図星)。
4日連続でこの人に当たっていること、たまにはほかの講師に当てて欲しいことを言っておいた。
いったい誰が講師陣のスケジュールを決めているのか謎なので、
とりあえず関係者に訴えておくくらいしか手段がない。
決して彼のレッスンがイヤなわけではないので誤解のなきよう。
せっかく大勢の講師陣がいるのだから、まんべんなく当てて欲しいだけである。
(リンダのレッスンが10回連続当たったら逆にうれしい。ぜったい文句イワナイ!)

レッスンは"I Wish…"のユニット。
文字通り"I wish 〜"の表現がいっぱい出てくるところ。

ここには夜のビルの写真が載っている。
これを見ながら適当に話を作れと。
こういう曖昧な要求は広すぎて困るんよね。
なんとか、早くおうちに帰りたがっている人の話をでっちあげたけど。

最近は"I wish I was〜"という言い方が一般的みたい。
工房(高校生)のときは"I wish I were〜"って習ったけど。
当時の英語教科書を見たら笑っちゃうかも。

あとは、旅行会社と客に扮して"I wish〜"を使いながら交渉するロール・プレイ。
ありきたりの展開であまり面白くなかった。
ゆるげんはロール・プレイが嫌い。
以上。

休み時間にリンダを捕まえて立ち話した。
"I miss your lesson!"
と言っておく。
だって、最後に彼女のレッスンを受けたのはいつなのか?思い出せないくらい当たってないんだもの。
ノートをチェックしたら3月27日以来当たっていない!
Nでは日曜日に顔を見ているのに。ひどすぎ!
不公平だよ。

ふたつめはT父さん(米)。
T父さんが教室に入ってくると、どういうわけか安心する。
何も気にすることなくT父さんのレッスンに身を任せておけば、しっかり特訓してもらえるからかな。
信頼している講師のレッスンに当たると嬉しいものである。
T父さんのレッスンが10回連続あたっても文句イワナイ!

レッスンは"The Six O'clock News"のユニット。
テーマは"cause"。
因果関係をつなぐ"because"、"because of"、"due to"、"although"、"in spite of"などを勉強する。
まずテキストの文からこららの語をピックアップ。
"contrast"の意味がわかっていない生徒さんがいて内心びっくり。

そのあと、T父さんがふってくる問題に対して、その理由をこれらの語を使って言う練習。
たとえば、「日本の出生率の低下はなぜ?」と当てられたら、
"The declining birthrate in Japan is due to 〜"というふうに答えていく。
「京都議定書にアメリカが同意しなかったのはなぜ?」で、"Kyoto Protocol "と言われてもピンとこない他の生徒さんたち。
英字新聞を日頃読んでおいてよかったと思ったなり。
ちなみにT父さんはバリバリの共和党支持派だが、なぜ自虐的な話題をふってきたかはナゾである。

レッスンのあとはMでラーメンのランチ。
そのあと自然公園を散歩しながらうちへ帰った。
秘密の抜け道を発見し、森林浴でリラックスする。
森の中はヒンヤリとして気持ちよかった。
森の木の匂いとマイナス・イオンが味わえる場所が近くにあるって嬉しいことだと思う。





沈黙の艦隊? - 2004年06月26日(土)

ひとつめはジェフ(米)
土曜日なのにラッキー・マンツーマン。
のっけはまたDCのお話になった。
ジェフも地元の話題はなんとなく嬉しそう。
また美味しいお店を教えてもらった。
Ruth's ChrisThe Palms
はステーキが美味いらしい。じゅる。
あとシーフードではPhillip's Crab HouseとMo's Seafood。
たこべるさん、心当たりある?

レッスンは、PCRM(Physicians Committee for Responsible Medicine)の"Uncle Sam Want You FAT!!"という広告。
ここのホームページのトップにも出ていますね……。
アメリカでは3分の2の大人が肥満で、子供は5人に1人が肥満している。
信じようと信じまいと、連邦政府はアメリカ人にもっとクッキーと牛乳を摂取するよう奨励しているのだ。
オ○オ社とアメリカ農務省(USDA)が共同で行ったプロモーションは陰謀云々。
肥満の流行にもっと真剣に取り組むようUSDAに訴えるときがきた。
USDA長官Ann Veneman氏に食品産業の収益(bottom line)よりもアメリカ人のウエストライン(waistline)を心配するよう呼びかけよう!という内容(ワロタ)。
最後にUSDA長官のアドレスもちゃんと掲載されている。

まずは、この広告に使われているウェイテッド・ワード(weighted word??自信ナシ)をピックアップする。
pushing、Dunk and Win、sheme、saturated、shameless co-promotions、fatten industry wallets、obestity epidemicが挙がった。
これらをふまえて何かの問題に対してresponseする広告を作ろうという試み。
苦し紛れに日本のいらない高速道路建設についていってみたのが大失敗。
ridiculous、unwanted、crazy、disgusting、extravagantなどの単語をジェフに助けてもらうも、
使い方がいまいちよくわからん。
大人しくなってしまったゆるげんであった。
マンツーで大人しいのは沈黙ばかりが流れるレッスンを意味し、ヒジョーに居心地の悪いものである。

ふたつめはジョナサン(豪)。
またかよ(苦笑)。
せっかくNについての日記を復活したのに、同じ人ばかりの話になってしまうじゃないか!
もっといろんな講師陣のエピソードを披露したいのに……。
ちなみにジョナサンはどういうわけかバッサリと髪を切りスキン・ヘッドとなった。
Nキッズで子供たちから怖がられそうな悪寒。
ちなみにこのレッスンもマンツーマン。

のっけにメタリカの話をしたあと本題に突入。
お題は"smoking"。
テキストは使われなかった。
まず、smokingから連想されることをブレーンストーミング。
そのあと"Smoking should be banned"という題名でステートメントを発表せよときたもんだ。
その前に喫煙の害について列挙したのだが、
いまいちどう組み立てていいかわからない。
頭真っ白。
また大人しいゆるげんと化し、沈黙のまま時間が過ぎていく……。
なんだか今日の英会話は玉砕だな……。
ウツだ。

英会話のあとは人形町までドライブ。
うめい稲庭うどんでランチした後ショッピング。
ドイツパン、鯛焼き、寿司、人形焼、せんべい、京粕漬などなど。
たちまち食べ物の荷物でいっぱいになる。
仕上げは甘味処であんみつ食べた。
知っている人はゆるげんが買い物したお店の名前がピンとくるでしょう。
この街は古いお店が残っていて、うめいものの宝庫。
浅草よりは地味だけど、こっちのほうが個人的には好き。
8月初めにせともの市が開かれるのでまた行ってみようと思う。





読書:『甦る全日本女子バレー―新たな闘い』 - 2004年06月25日(金)

『甦る全日本女子バレー―新たな闘い』吉井 妙子(著) 日本経済新聞社



ほいりげではヒトコトも触れてなかったけど、ゆるげんは昔からバレーボールを見るのが好きである。
当時、天才セッター中田久美の活躍に萌えたもの。
彼女のポスターを部屋に飾っていたほど好きだった。
彼女が現役を引退するとバレーボールへの関心も薄れてしまい、しばらくご無沙汰に。
気がつけば女子はシドニー・オリンピックへ参加できず、男子はもっとダメダメ。
不況の煽りで実業団チームはどんどん廃部になっていくし……。
名門の日立すらなくなってしまった。

去年11月に行われたワールドカップを何気なくテレビで見たいたら、
女子の活躍にぐいぐいと惹き込まれてしまった。
熱い戦いに涙!涙!
韓国戦、キューバ戦は泣いたね。
吉原が復活しているのにビックリしたし、知っている選手といえば彼女だけだった。
決め手欲しいときにスパイクをバシっと決めてくれるキャプテンは格好よかった。
アテネ・オリンピック最終予選も欠かさず見ましたよ(いや、イタリア戦だけオフ会があったので見逃した……)。
とにかく感動したー!

この本を読むと、テレビの画面からはわからない各選手のキャラクターや今までの活躍・挫折・苦悩などが手に取るようにわかる。
そして、柳本監督の緻密さ、人間観察のすごさ、選手起用術など目からウロコ。
この人の「逆算して考えられたシナリオ」が見事にはまっていく様子も。
逆にバレーボール協会の対応の悪さとかビジョンのなさとか全日本がなぜ弱くなっちゃったのかもわかる。
「カマス理論」、「負け勝ち」、「21対17」などのマニアックなキーワードが柳本ジャパンの秘密を解く鍵。
もちろんこの本を読めばわかる。
アテネ・オリンピックが楽しみだ。




けだるい日曜日の午後は危険 - 2004年06月20日(日)

ひとつめはジョナサン(豪)。
なぜかジョナサン率が高し……。
たまにはリンダのレッスンに当たりたいゾ!
彼女は左隣の教室へ入っていった。クソー!
いったい誰が講師陣のスケジュールを決めているのだろう?
長いことNに通っているが未だに謎である。

レッスンのテーマは"obesity"(グサっ)。
右隣の教室でレベル4を教えているデイヴィッドも"obesity"がどうのこうのと言っている。
ははーん。
さてはレッスン前にネタ合わせしていたんだな。
まずは、obesityがどんな害をもたらすかをブレーンストーミング。
diabetes、high blood pressure、heart attackとか。
これを踏まえてテキストの"Food For Thought"をひらく。
マクドのハンバーガーやポテトの写真が出ているので、マクドのいいところ・悪いところについて話し合う。
健康に悪いけど、便利だからついつい食べちゃうよねが結論?

ちなみに、マクドに代表されるジャンクフードの功罪については、レッスンで頻繁に取り上げられる。
お昼時に近所のマクドへ行くと、うちの講師陣がつるんで昼ご飯を買っている姿をよく見かける。
いつもテイクアウトで、店内で食べることはあまりないようだ。
これも例の掟なのだろうか?

最後はマクド推進派と自然食推進派に分かれてディベートもどき。
いや、もうちょっと違う役割だったかな?
時間切れもあって、あまり突っ込んだ話にならなかったせいもあってよく覚えていない。
どっと疲れたことだけ覚えている……。

ふたつめはデイヴィッド(英)。
テキストは"The New York Police"のところ。
ニューヨークの警察官が警察の仕事や警官になるにはどうしたらいいかについて講演している。
まず警察の役目についてブレーンストーミング。
そのあと、デイヴィッドがテキストの一部を朗読してリスニングの練習。
正直なところ、彼の発音はコテコテのブリティッシュで聞き取りにくい。
けっこうゆっくり読んでくれたんだけどダメダメ。
イギリス英語に対して苦手意識が増幅する。

テキストをクローズしたあとは、日本での犯罪率上昇を引き合いに
"Should the police be given greater power?"というお題で話し合う。
デイヴィッドは日本の治安が悪くなってきていることに興味があるらしい。
地元神奈川県警の不祥事を例に警察もダメになっていることを説明してみた。

最後は警察をもっと強化するべきか否かでディベートもどき。
わしは強化賛成派をやらされたので、
NYC前市長ジュリアーニ氏が街のいたるところに警察官を配置し犯罪発生率をドラスティックに下げた例をもち出して言ってみた。

英会話のあとはうちで昼ごはん。
お腹いっぱいで眠くなってしまったのでウトウト。
30分ほど昼寝するつもりが夜まで爆睡してしまった。
あああ、せっかくの休日が無駄に!
確か、先週の日曜日の午後もぐうぐう寝て終わってしまい、空しい気分に陥ってしまった。
今度のお休みは寝ないでもっと充実させようと心に誓った。




おえかきレッスン? - 2004年06月19日(土)

ひとつめはボイド
ボイド?……聞きなれない名前を受付で聞かされ、ヘルプの人かな……と予想。

わしらの教室に見慣れない講師が入ってきた。
ああ、やっぱりヘルプでやってきた人だ。
彼はオーストラリアのメルボルンからやってきた人。
母国では美術を高校で教えていたそうだ。
好きな画家はゴッホとレンブラント。
時間のあるときは、風景画を描くと言っていた。
いい趣味だね。

ふだんは県内のC校で働いているらしい。
もしやと思い、マーク(加)を知っている?と尋ねてみたら。
「彼は以前このブランチで働いていたと言っていたよ」
ビンゴ!
マーク(加)は、春ごろまでうちのトレーナーとして君臨していたのだが、C校へ異動になってしまった。
C付近に家を建てたと言っていたので、計画的なものだったのだろう。

レッスンは人物描写がテーマ"Describing People"のユニット。
テキストにいっぱい人物の写真が載っているので、ひとつピックアップして人相を言う。
もうひとりの生徒さんはそれを聞いて似顔絵を描く……。
さすが美術畑の人らしい企画。

わしは、レベル4のところからジョン・レノンの写真を選んだ。
日本語でも人相を説明するのは苦手。
日本語で言えないものが英語で言えるわけがない。
せめて見慣れた人じゃないと……。
結果はやはり特徴をうまく伝えられなかったです。
丸いメガネで強引に帳尻を合わせたというか。

もう一人の生徒さんが人相を言って、わしが書く番。
なんだかグランジ系のミュージシャンのような顔を描いてしまった。
ネタはレベル4の怪談のところだった。
そこには、長髪で髭もじゃのあやしい男の写真が載っている。
わしの絵はちょっとハンサムすぎた(汗)。
その絵をボイドにプレゼントしてレッスンは終了。

ふたつめはジョナサン(豪)。
生徒さん経由の情報でようやく出身国だけわかった。
あとは未だに謎である。

レッスンのテーマは"discrimination"。
つい最近サイ(英)のレッスンで同じテーマをやったっけ。
まずは、"discrimination"の定義から。
"people mistreating other people because of a difference but with no reason"
とジョナサンは説明した。
さらにどんな差別があるかをブレーンストーミング。
racial、gender、age、phisical/mental disability、economic status、social statusなどが挙がった。
これをふまえて、"Canadian promotes tolerance-Language teacher creates picture book to fight discrimination"という新聞記事を読む。
福岡で英会話教室を営んでいるカナダ人男性が自費出版で「にじのこどもたち-The Rainbow's Kids」という絵本をリリースしたお話。
彼はカナダにいるとき肌の色による差別をうけててきたし、他の子供たちも同様にいじめられるのを見てきた。
現在3人のお子さんがいらっしゃるのだが、やはり日本の学校でもいじめられてつらい思い。
こうなったら絵本を出し子供たちに差別を啓蒙するしかないと思い立った。
「にじ」は、人種・肌の色が違っても、お互いに理解しあえばこんなに美しくなるというメッセージ。

この記事の内容を理解したあと、差別をなくすためにどうしたらいいかを考えようとジョナサンは言った。
彼は4つのキーワードを提示した。
"media"、"education"、"law"、"society/social"
この中からひとつ選んで文を組み立て、どんな差別があってそれをなくすにはどうしたらいいかを発表する。
わしは、江戸時代の士農工商みたいな話をしたのだが、アドリブだけにめちゃくちゃになってしまった。
合掌。

英会話のあとは、Rへ行って買いものついでにカジュアル・フレンチの店でランチ。
ここのケーキがウマウマー。
パンと数種類のサラダが食べ放題でうれしい。
そのあとは地元を探検しつつまったりと。




As Time Goes By〜時は流れて - 2004年06月17日(木)

このへんでうちのNの講師陣の去就を整理したいと思う。
去年の7月13日の日記で中断してしまってから、だいぶメンバーが入れ替わってしまったので。
自分の頭の中を整理するためにも……。

2003年07月13日時点でのメンバー

T父さん(米):最古参だが在職中。今年の元旦にお子様が生まれて親バカぶりを発揮中。
タニア(英):在職中で現トレーナー。受付エリアでもアタフタと忙しそうにしてる。
サイモン(英):在職中。スキのないサイボーグ的レッスンは健在。日本語をよく知っている。
エマ(英):在職中。最近めがねを着用しているときがある。タイプなんだけどな〜(略)。
クリス(英):在職中。土日は非番なので滅多に会わないが、まだいる模様。
アンソニー(豪):在職中。以前はパートタイマーだったが、最近はフルタイムになった様子。ガールフレンドがきれい。
スティーブ(米):在職中。長髪のミュージシャン。アメリカや飛行機の話題でいつも盛り上がる。

サーシャ(豪):うちのトレーナーだったが去年7月終りに脱退。
パム(英):去年7月終りに脱退。
ブレイク(加):T父さんに次ぐベテランでうちの看板講師だったが今年5月に脱退。
ケン(米):今年6月11日をもって脱退。
キャサリン(加):今年4月か5月に脱退。
ソル・ファン(英):今年3月に脱退。
ケイト(豪):昨年の秋に脱退。

2003年07月13日以降、うちのNに赴任したメンバー

ジョセフ(英):去年の夏に新人として赴任。在職中。彼のレッスンは何が目的なのかよくわからない……。
サイ(英):去年の夏に新人として赴任。在職中。西田敏行にそっくり。
ジェフ(米):他校より異動してきて在職中。ワシントンDCからやってきた人。黒ブチめがねがトレードマーク。
リンダ(豪):去年の秋頃に新人として赴任。在職中。イタリア系。わしがいちばん気に入っている人。萌え萌え。彼女の包容力というかやさしさにメロメロ。しかし〜(略)。
デイビッド(英):最近新人として赴任。期待のホープ。しっかりメモしてまちがい英語を矯正してくれる。
ジョナサン:最近赴任。正体不明。
ナレル(豪):最近新人として赴任。メルボルンからやってきた。ちょっとつかみどころのない不思議な人。

マーク(加):サーシャのあとトレーナとしてうちのNに復帰。彼の活躍をお伝えする間もなく他校へ異動(泣)。極真カラテが得意。
ジェフリー(加):去年の夏に新人として赴任するも今年の春に他校へ異動。早口が不評だったらしい。


以上
現行のメンバー15人中、半数が英国人。女性は4人。
日記中断時のメンバーは7人残っている。
以前はいっぱいいたカナダ人が全滅。
今後、英会話ネタの日記をお読みいただく上で参考になれば幸いです。





T父さんはやはり最高! - 2004年06月13日(日)

ひとつめはタニア(英)。
彼女は現在うちのブランチのトレーナーに今年の春頃から就任している。
そのせいかどうか?英国人講師の数が増え一大勢力となっている。
一時期英国人講師がひとりもいなかったのがウソみたい。
そのかわりカナダ人が全滅……。
カナダ人のトレーナーが異動になったのがきっかけなのか?
講師陣の回転の速さにめまいがしそうだ。

レッスンはボキャブラリー・ビルダーからの抜粋。
"Jury Finds Mukkins Guilty"のところ。
以前何度かやった記憶がある。
78歳の男性が80歳の妻を殺害した事件のお話。


その男性は病気で苦しんでうわごとを言っている妻を見かねて射殺し警察に自首した。
裁判では殺人による懲役25年の刑が言い渡された。
78歳の彼が刑務所から出られるのは103歳。
事実上の終身刑。
法律が間違っている、彼は犯罪者ではない、彼は妻を愛していただけなのだ。
そう考える人たちは大勢いた。


このストーリーを踏まえつつ裁判について話し合った。
日本に陪審員制度がないことは、タニアに限らずあちらの方々にはものすごく驚きらしい。
まあ、裁判長の判断だけで判決がおりるのは、東山の金さんとか大岡越前の時代劇とあまり変わらないかもしれない。
陪審員制度のメリットとデメリットを言えと命令されても法律の話はぜんぜんダメ、降参。
日本でも裁判員の導入しようという動きがあるが、なにがどうなっているのかよくわからん。
裁判については小説・ドラマ・映画などで見た範囲内の知識。
説得力のある話はできなかったデス。

ふたつめはT父さん(米)。
フリートークが爆笑だった。
駅前の長崎屋でよくT父さんをよく見かけるという話になって……。
実は自分も昨日そのスーパーでT父さんと出くわしている。
昼休みの時間に電気屋のマッサージ椅子でよく休憩していると告白した。
年配で長身のアメリカ人がスーツ姿で電気屋のマッサージ椅子でくつろいでいる姿を想像すると、
なんか笑える。
いつかは女子高生にすでに占領されていたので西友まで行ったらしい(笑)。

そのあと、どういう流れなのか、つい最近脱退したケン(米)の話題になった。
恋愛の相談をよくT父さんにしていたそうな。
T父さん的にもいろいろアドバイスしたらしいのだが、とうとう結果は出なかったらしい(核爆)。
ケンのやりかたは直接的過ぎるという結論がでたというオチ。ぷ。
ものすごくよくわかる気がする(楽屋オチですみません)。

レッスンは刑事とチンピラの会話が載っている"A Few Questions"のユニット。
テーマは間接話法。
その会話の質問部分を間接話法に言い換える練習を徹底的にやる。
たとえば、
"What time did you get there?"を
"He asked him what time he had gotten there."
という風に過去形を過去完了系に変換しつつ、疑問文の並びを普通の並びに。
最初はとまどったが、やっているうちにすこしずつコツがわかってきた。
"last night"→"the night before"にまで変換するのは実際の会話でとっさにできる自信はナシ。

T父さん独特の文法重視型レッスンは、
ふだんメチャクチャな文法でしゃべっているのを矯正してくれる貴重な時間。
身の引き締まる思い。
いつまでも末永くうちのブランチにいて欲しい人材である。




アメリカへ行こう - 2004年06月12日(土)

ひとつめはアンソニー(豪)。
レベル3のクラスがふたつできてた。
ひとつは生徒さんふたりのグループ。
もうひとつはわしだけのラッキーマンツーマン(何故?)。

生徒さんが計3人ならば、ひとつのクラスにまとめてグループレッスンでもいいのに?
もしかするとドタキャンがあったのかもしれない。
不思議なことがあるものだ……。

不思議なことといえば、先月頃にわしのカルテ・ファイルが紛失したそうである?
某講師がそうこっそり教えてくれた。
よって、現在は新しい"Temp"なペラペラのうすいファイルになっている。
かれこれ4年も通っているので、本来なら用紙がいっぱい詰まっている分厚いファイルのはず。
いったい誰が盗んだのか? or なくしたのか?謎である。
個人の情報管理はいったいどうなっているの?
まあ、英会話の成績が外部に漏れたとしても悪用のしようがないと思うのでまだ文句は言っていない。
Nに対する信頼・愛着は薄れるばかり。
去年の7月ごろにわしを本気で怒らせた事件があったのだが、
いつか別の機会に明らかにする……カモ。

レッスンは新聞記事"New Thai ID cards are not a smart idea"。
テーマはプライバシー。
タイ政府は市民に"smart ID card"を導入し役所仕事の効率を良くしようとしているのだが、
そのカードには名前や住所のほかに婚姻区分、税金、社会福祉、社会保障、医療記録まで収録される予定だとか。
プライバシーの保護はどうするの?というお話(我ながらいいネタふりだ)。
記事は1月の古いもので、カードの導入予定は4月と記されていたが実際はどうなったのでしょう?

記事の内容をざっと把握したあと、
IDカードのメリットとデメリットについて話し合った。
役所の退屈な仕事を無くすのはいいかもしれないけれど、
いくらなんでも病歴はヤバイでしょうと。
カードを盗まれて他人に悪用されたら洒落にならない。
ハッカーもいるだろうし……。
日本でも似たようなのが導入されたけど、わしはプライバシー保護の観点で懐疑的である。
オーストラリアでも導入の動きがあったそうだが、不評の大ブーイングで実現には至っていないそうだ。

ふたつめはジェフ(米)。
この人のエピソードは初登場。
去年の夏頃に市内のブランチから異動してきた人なので日本滞在はかなり長いハズ。
ワシントンCDからやってきたらしい。
アメリカ人にしては大人しいタイプ……カモ。

のっけのフリートーク用に何もネタがないので困ってしまう。
最近はまったくイベントがない。
つくづくつまらない人生を送っていると痛感して自己嫌悪。

苦し紛れに今後の予定ということで9月末にアメリカへ行く話をしたら、
ジェフはノリノリになった。
ほいりげ掲示版でも度々話題になっているのでご存知の方も多いでしょう。
今年もバージニア州のバージニア・ビーチにあるオシアナ基地へエア・ショーを見に行くつもり。
やる気満々。
DCとバージニア・ビーチはアメリカ的にいうと目と鼻の先。
故郷付近の話題は嬉しかったのでしょう。
周辺の観光名所を一生懸命教えてくれた。
まずは、Jamestownがオススメらしい。
ここのEnglish settlementが有名だとか。
もし、ドライブできるのならメリーランド州のAnnapolis、Baltimore、ノースカロライナ州の"Kitty Hawk"、ヴァージニア州のRichmondに行けるよとか……。もちろんAir Force Oneで有名なAndrewsの空軍基地だって……。
Harpers Ferryも教えてくれた。知らなかった。
これは3州にまたがっている?
あと、テキストの"Finding Your Way Around"のユニットに載っているDCの地図や地下鉄路線ズを見ながらDCのうめいレストランも教わった。じゅる。
たこべるさん、如何ですか?

アメリカへ行く話にすっかり夢中になってしまったため、レッスンはあと残り10分(汗)。
ジェフが用意してきたイディオムのプリントをちょっとだけやる。
to make do: to manage, to cope
to give birth to: to bear a human being or animal
close call: a situation involving a narrow escape from danger
to get on one's nerves: to annoy or disturb
to put down: to suppress, to quell; to criticize unfairly
など、覚えていればけっこう使えそうなのを教えてもらった。
こういうのが使いこなせれば会話に幅がでるのだけど、とっさになかなか出てこないもんだ。

というわけで、
気分はすっかりアメリカに染まってしまった英会話だった。
別に特別なイベントがなくても、アメリカのスーパーを眺めているだけで嬉しいゆるげん。
早く行きたいよう!




英会話ネタどんどんいきましょう! - 2004年06月06日(日)

レッスンひとつめは昨日も当たったジョナサン
またプライベートなこと訊きそこねた……。
レッスンのテーマはmission statement。
会社綱領というか理念みたいなもの。
テキストは"Eating Out"のユニット。
レストランのレビューが載っているところ。

まずはアメリカンなレストランのレビューでリスニングの練習。
そのあとは、これからわしらでレストランを立ち上げるという設定で、
そのレストランのmission statementを話し合いながら作ろうという試み。
どうやら、ジョナサンはこういう企画ものが好きらしい。
レストランのaim & objective(目的と方針?)を組み立てていく。
それぞれのaimにはかならずreason(理由)がともなわなくてはならない。
This is our aim is to〜.
みたいな文章を作っていくのだけど、
イマイチmission statementが実際にどんなものかわからなくてギクシャクしてしまったです。

ふたつめはサイモン(サイ)(英)。
この日記に彼のエピソードは初登場のはず。
香港系の英国人で西田敏行に似ている。
イガクリ頭にスーツ姿がミスマッチ。
去年の夏頃にパムやサーシャと入れ替わるようなかたちで赴任してきた。
英国では法律関係の仕事をしていたらしいのだが、
なんでNに来ちゃったのかな(汗)。
弁護士がコンビニでバイトしているようなもんだ。

うちのNにはもうひとり英国人のサイモンがいるために、
彼と区別するため「サイ」という呼び方を使っている。
この日記でも「サイ」で統一します。

レッスンはテキストを使わずdiscriminationがテーマ。
まずdiscriminationとはなんぞや?というところから始まり、
日本や英国での例を話し合った。
サイも英国ではマイノリティのため、子供時代はそれなりの悲哀を味わってきたらしい。
サッカーで活躍してから友達がいっぱいできたと言っていた。

このレッスンに参加したのは若い女性とわしを含めてオッサンふたり。
サイが若い女性ばかりに話し掛けて、わしらは蚊帳の外で話す機会をなかなか与えられない。
わしは途中でブチ切れた。
捨てレッスンハセーイ!
内容的にはいいレッスンだったかもしれないけど、奴の態度は許しがたい。
サイに対する見方が変わってしまったよ。

なんとも後味の悪い英会話となってしまった。






久しぶりに英会話の話題いってみよう! - 2004年06月05日(土)

久しぶりに英会話ネタいきます。

1レッスン目はデイビッド(英)
最近うちのNに赴任した人。
日本に来てからまだ6週間目ということで初々しい。
もちろん今回初めて当たる。
サッカーは好きだけど、特に応援しているチームはないって(ホントかな?)
もしかすると、この先経験をつめばこの人いい講師に化けるかもしれない、
というのがレッスンを受けた後の率直な感想である。

わしが最後にNの日記を書いたときから、だいぶ講師陣が入れ替わってしまった。
詳細は後日にまとめます。

レッスンは新聞記事を使ってディベートもどき。
"Surviving the bull maeket to die in the ring"
というスペインの闘牛がテーマ。
実はこれとまったく同じ記事をつかったレッスンをタニア(英)と最近やったばかり。
新人講師さんがせっかく段取りを考えてきたのだから、
のっけから動揺させてはかわいそうと思いそのことは黙っておいた(仏のゆるげん)。

まずはAnimals of entertainmentにどんなものがあるかをブレーンストーミング。
動物園、サーカス、マジック、闘犬などが挙がった。
記事に掲載されていたスペインで牛を飼育している方のインタビュー部分でリスニング。
「なぜ闘牛場で牛たちは攻撃するのか?」という記者の質問に対し、
「牛は攻撃しているのではなくておのれの身を守っているだけだ」とその方が反論しているところ。
闘牛用の牛は戦うように生まれたときから育てられるそうで、
闘牛がなかったら、その手の牛は存在しないそうな。
闘牛用の牛からはほんの少ししか美味しい肉はとれないとのこと。

これをふまえて、最後は闘牛の是非をディベート。
わしは肯定側をやらされた。
クジラを捕るのはけしからんというテーマに対する反論と似ているので割と楽だった。
闘牛はスペインの伝統でありアイデンティティなのだから、
それを残虐だからといって門外漢がそれを批判するのはおかしいと。
そんなようなことを言ったような気がする。

2つめはジョナサン(国籍不明、たぶん英か豪)。
この人も最近うちのNへやってきた人。
彼自身のプライベートなことはいっさい話さなかったので、どんなバックランドなのかよくわからない。

土曜日だというのにラッキー・マンツー。
レッスンはまたも新聞記事。
彼が用意したまったく関連のない切り抜きを6つ使って、
NOVA新聞の第一面を作ろうという試み(笑)。
個人的な興味と読者一般の興味は異なるので、双方を比較してどう妥協させるかがポイント。
あと、それぞれの記事にふさわしい写真についても考えた。

トップに来たのはタイの鳥インフルエンザ。
死者が出て日本にも波及するかもしれない点が深刻なのでトップに輝いた。
2番目はどこかのショッピングモールが倒壊した事件。
3番目は栃木の連続放火魔。
4番目は中国のインターネットカフェ16000件が閉鎖させれたニュース。
5番目は台湾で年配の方が高いところから落ちて無事助かった話。
6番目は野菜で作られた楽器によるオーケストラの話題でまったりと。

最後に天気予報をでっち上げて見事完成。
もちろんわし個人の興味は順位がぜんぜん異なる。
個人的な1位は中国のインターネットカフェ事情かな。

新聞は順調に完成してしまったため、ラスト3分くらい余ってしまった。
残り時間はどういうわけかメタリカの話題で意気投合してしまった。
わしの一番好きな曲は"Creeping Death"と言ったら、むこうは"For Whom The Bell Tolls"ときたもんだ。
両方ともセカンド・アルバム"Ride The Lightning"に入っている曲じゃん。
イイネ!!

Nの待合室にケン(米)が近々離職する旨の置き手紙があった。
天敵もついに辞めてしまうのか。
馴染みの講師陣がどんどん辞めてしまう。
ちなみに、わしがNの門を叩いたときからいる講師はT父さん(米)だけだ……。

というわけでNの模様はこんな感じで少しずつ復活していきまする。




前回の日記                    次回の日記



My追加

はてなアンテナに追加
マイ日記に追加

 

 

 

 

もくじ
前回     次回

Mail Home