惜春別日乗
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2005年01月27日(木) 潰瘍っぽい

ADHDのお陰か、泣きべそ毎日って事はないんだけど、今度は身体に来ちゃってる。昨日はいつもなら2時頃まで眠れないのに、何だか酷く疲れて11時前に寝てしまった。そして夜中、背中とお腹の痛みで目が覚め、やおら酷い吐き気がきた。ヤバイと思って牛乳を飲んでいたら、我慢しきれないほどの吐き気。トイレへ行ってほんの少し喉の奥を押し下げただけで、酷く吐いてしまった。牛乳飲んでいたから喉は痛くないけど。

わたしは図太い方で、胃潰瘍などにはならんもんやと思いこんでたけど、症状からみる限りは十二指腸潰瘍っぽい。背中の真ん中の痛みは少し前から感じていて、胸やけと食欲不振があったけど、慢性胃炎になってもうたかな、くらいに軽く考えてた。でもここ数日の強いストレスに、とうとうやられたか?酷くだるいし。茶話会の準備とかしていると、悲しいとか辛いとか考えなくて済むんだけど、身体は意識とは別だったらしい。明日は明日で受診と自助活動のスタッフとの打合せとがあるし、まだ内科に罹る暇がない。急な出血多量で死んでしまったら結構あっけなくて自分らしいのだけどねぇ。(笑)

人一倍「愛されたい」という気持ちが強すぎるのは、どうにもならない。どんな精神療法をもってしても、「確信」となっているものは治せない。この身体も、今の状況を辛いと思っているようです。


2005年01月24日(月) くり返される過ち

今日は結局、本登録に行くことができませんでした。朝から具合が悪く、布団の中から抜け出すことが困難だったからです。辛うじて派遣会社へ断りのメールはしましたが・・・電話をかける余裕はありませんでした。

考えたくないのですが、感情と共に嫌な考えは心を占領します。眠っている間だけが唯一の安楽の時間・・・声を出して泣けなくなってきました。涙は時々こぼれますが、それさえも減って、胸の中が気持ち悪く、食べることもできません。空腹感はあるのですが、喉を通すことができないんです。極端にお腹が空くと、みぞおちの下辺りが痛み出すので、適当に膨れる程度はあわてて口に運びますが、味わう余裕はないです。去年の暮れから食欲や胃の状態がだんだん悪くなって来てたんですが、あまり気にも留めていませんでした。とにかく「働こう」「娘に会える自分になろう」と必死でしたので。

料理をするのが面倒というより、立てない感じ。喉を通る物は、すぐできるもの、喉の通りのいいもの位で、料理らしいことをしたのは3回くらいかな・・・。お陰で大赤字です。前にもこんなことあったなぁ、と思い出しました。そう、最初の夫と別れる寸前の私。一つの部屋が私の領域で、そこから出るときは必要最低限、出るときは緊張して戦闘態勢・・・。帰ってくるとドッと疲れます。「必要とされること」にこだわりたくないと、自分を作り替えるために大阪にやってきた、その事はもしかしたら「過ち」の続きだったかもしれません。

何も変わっていないじゃないか、そう自分に自嘲してしまう。愛することってもう何なんだかわからなくなってしまった。人を心から愛すること、信じ切ること、それが私の心を必要以上に縛ってしまう。良い方向へ上昇できればいいけど、一端悪い方向へ転がり出すと、何もできず、捨て去られ必要のない物、とされることの恐怖が心を覆い尽くしてしまい、私の誠意や深い愛情は相手に見えないほど翳ってしまうのです。何も得なかったわけではないけど、それは苦しみの中で考えた合理化(こじつけ)でもありました。

私は「言葉」から相手の真意をくみ取ろうとする、自閉的な「こだわり」があって、それが縛るので、常人より傷つきやすくできています。非常にストレスで、ストレスに弱く心だけでなく身体までおかしくなってしまう。子どもが大人のふりをして生きているようなものですから・・・救われない時心はどんどん閉じていってしまう。


2005年01月22日(土) 人生最悪が何回来るんだろう

今日午前中は、ある重大な話し合いを元夫としました。少し前から、娘と会わない方が、娘も動揺しないしいいのではないか、という話しはされていたけど、今は受けとめきれずに動揺するかもしれないが、娘も成長とともにわかっていくし、理解して行くものだと言ってつっぱねていたんです。でも一度ちゃんと話しをしようという話しになっていました。それが今日になったわけですが、ショッキングな話しをされて、私自身酷く落ち込むだけでなく、自分の存在が邪魔にされることへの悲しさと、恨み辛みがない交ぜになって、どうしようもない気分の悪さです。

実は元夫に好きな人ができて、相手に娘も懐いているから会わないで欲しいということなのでした。分かれるときは「女はもういい」と言うて一年足らずでそういう人ができて、私を切ろうとしている、その事がかなりショックでした。思い起こせば、元夫はそういう人なんだなということがよく分かりました。前妻さんと分かれて一年経たないうちに私とつきあい始め、同棲しているときに前妻さんが用があって来たときの彼女の気持ち、そのときは私は理解できませんでしたが、同じ立場になってようやく、彼女もきっと辛かっただろうなと思うのです。

私がもう少しまともに子どもを育てる力があれば、こんな悲しいことを味わわずに済んだのに、と思うと悔しくてなりません。全く会わないようにするのだけは絶対ダメと言うてきましたが、育てるのは結局ほとんどその新しい奥さんとなる人なわけですから、私は会わせてくれと言いました。娘を託さなければならないことは身体の半分をもがれる程辛いことですが、できないものはしかたがありません・・・。自分のできることをと思い、早く良くなって服の一枚でも買うてあげれるようになりたいと、頑張ってきました。だけど結局・・・私は自分の身体に残っている傷を見ながら、時々悲しくならざるを得ないのかなと思うと、いてもたってもいられないような無性に落ちつかない気持ちになります。継母は継母です。実母ではないから、子どもはどうしても2人の母という概念を受け入れることが難しい。小さければきっと、身近にいる人を母と感じるでしょう。そうしたら私は一生、3人の子どもから「母親」へ向かう家族としての感覚を持ってもらえなくなる。そう思うと、何のために産んだのだろうと切なくなります。

人生最悪や、と思う日を何度も超えてきたけど、またこうやってしんどい荷物を負わされることに、呆然と立ちつくすような感じです。いつになったら、普通の幸せを得ることができるんだろう。もしかして一生こんな感じなのか?などと、深く落ち込み後ろ向きな考えから逃れる事ができない、今日はそんな日でした。午後から自助活動に参加しに出掛けていなかったら、私の状態はもっと悪かったかもしれません。


2005年01月19日(水) 派遣で仕事を

ネットで派遣の仕事を扱うサイトが増えてきた。一昨日本登録に行ってきて、初めて派遣会社のシステムや面接の内容を知った。丁寧に応対してもらえ、若い女性の担当者で否定的な台詞は一つも出てこない。馬鹿が付くほど丁寧なので、多分マニュアルがしっかりしてるのだろう。書類を書いて、後はテンキーと文章入力のテストがあった。数字の羅列をテンキーで隣の行に写すのだけど、3〜4行しか短期記憶できないからなかなか要領を得ない。何だかこれでいいのかなぁという感じ。その後の文章入力も、升目が決まっているからやたらにやりにくいだけでなく、慣れない他人のキーボードだと、どうも打ちにくい。一昨日は体調もイマイチ良い日ではなかったので、散々だった(T_T)

一社だけでは不安だし、派遣は複数社登録しても問題ないらしいので、もう一社エントリーしておいたら今日連絡が来た。来週そうそう面接。二つとも合格したとして、お給料の良い方を選びたいな。そうそううまくいくかどうか・・・。職歴がほとんどないので、職務経歴書の欄はほとんどが自己PRだったりする。でもネットはありがたいことに、うまい書き方を教えてくれる(そういうページがある)。お陰で失敗せずに書き上げることができているし、ワードファイルなのでいつでも印刷できるから、直筆は履歴書の必要事項だけだ。履歴書もテンプレは自分で印刷できるから、わざわざ買ってくる必要ないもんね。仕事にありついたら、自助活動との両輪をうまくやっていくように頑張らなきゃ。忙しいって何かいいなぁ、やっぱり。


2005年01月07日(金) 心が迫って苦しくなる

どうにか、知らない人や面接などの緊張する場面でも、あがりすぎたりパニックになりそうになったり、震えたりというような困った症状がでなくなったけど、やはり邪な気持ちをぶつけてくる人と出会ってしまうと、例えそれがネット上であっても、もの凄くいやな気分が頭の中で巡りだし、どうにも抜け出せなくなるのはなかなか治らない。

今夜もそんなことで遅くまで眠れずにいる。かつて仲良くチャットで話しをしていた仲間だっただけに、他の人のいるところへ知らない名前で入ってきて、うつ病だってね等個人的な攻撃をしてきたり、言いたい放題罵詈雑言を言って去っていく、その強い邪な心、感情が心の中へ進入してくるのだ。これはやはり自閉傾向なのかもしれない。発達障害の中でも、自閉の傾向が強いもの(アスペルガー症候群や高機能自閉症など)を持っている人は、人のこころ、特にいやな感情を察知し心の中に引き入れやすくできている。対人面での問題を抱えやすいのが軽度発達障害の一つの特質なのだが、特に自閉傾向の方はコミュニケーション能力に問題を抱えている。しかし心の中を見透かす能力は常人より強い。耐えうる強さを持っている人もいるけれど、やはり自閉傾向だけでなく、打たれ弱いADHD傾向も持っているわけだから、人の心の陰の部分を荒々しく見せつけられることはとてもストレスである。

いつもこんなことがあるわけではないし、直に顔をつきあわせないという気楽さもあり、ネット上の付き合いは増える一方だ。しかしたまにこういう嫌な場面に突きあたり、何とも言えない気分の悪さを引きづらなくてはいけないのはとても理不尽に感じる。彼ら(彼女ら)は自分の醜さに自己嫌悪で辛くなったりしないのだろうか。かなり生きにくいだろうと思うけど、きっと普段は隠していることができるのだろう。醜い部分が全くない人などいないと思うけれども、他人を巻き込んで気持ちを晴らそうとするのは、やはり人格が歪んでいるとしか思えない。つくづく、私はADHDで良かったかも、と思うのである。私が同じ事をしようとしたら、多分自滅してしまうだろうから、自然とできないようにできているのだ。

やれやれ、他人のことでやたら長い。


2005年01月01日(土) 謹賀新年

明けましておめでとうございます。2005年、平成17年になりました。この日記を始めてから今年で5年目になります。早いなぁ月日が経つのは。


最初の頃から読むと、激動の4年間だったことがおわかりになると思います。全て自分で選んできた道、後悔はしてませんが、もう少し上手に生きれればいいのにな、とは思いますね(^_^;そしたらこれほど周囲に迷惑を掛けたり、自分自身が傷つかずに済んだかもしれませんから。でも「こうなるべくあった」のかもしれないとも思います。迷いながらも、一番と思った道を選んで来たのですから。今年はまた充実と緊迫の一年になると思います。自分とももっと厳しくつき合わなくてはならないです。今までで一番努力せなあかんかも。

この日記は公開してきたものですが、けして読者を意識するばかりの日記ではありません。自分の辛い思いや、怒りや、様々な思いをぶつけるものとして、気ままに書いてきました。しかし、読者の皆様がいらっしゃるということが励みになっていることは、全く事実です。本年もどうぞよろしくご愛読ください。辛口コメントに対しては私も対抗しますけどね(爆)


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透雪 |MAILDusk of the Black HoleShine&Shadow