惜春別日乗
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2003年04月18日(金) 話すという依存

今日は通院日でした。じつは4日前程から 酷い心がぐちゃぐちゃな状態で、

辛くてベッドから起きあがれない日があったりしてたんです。

どうも生理が関係してたみたいですけど・・・。

今日あたり少し良くなってきましたが、午前中は身体が重かったです、まだ。


ドクターと話していたんですけど、私、思ったことをすぐ言っちゃうんですよね。

少し元気だと、傷つけられまいと人を攻撃するというか、虚勢を張ってみたり。

或いは元気がないと、気弱な事を言ったり。

聞かされる旦那様にしたら、何が本気で言っていることなのか、見分けがつかない。

精神的に参っている状態や、変に興奮してる状態なのか、正気なのかさえ、見た目ではわかりにくいですから。

どんどん 状況が悪くなり、何でこうなっちゃうんだろう、と落ち着きを取り戻しつつある頭で考えたんですよね。

「わたし、何でも依存しすぎてる。頼りすぎて、負担を掛けすぎてる」ということに気が付いた。

変えなきゃいけない、そう思ってドクターにその話をしてみたら、

「そうやって自分の気持ちをぶつけるというのも、依存になるんだよ」と教えてくれました。

あぁ、なるほど、わたし依存しすぎて、重荷に自分からなってしまっていたんだ。

すこおし、改善すべき先が見えたような気がして、肩の当たりがちょっとだけ軽くなりました。



今すべきは、この感情を含めた心の波を安定させること、自分のできることを少しずつ増やすこと・・・。

カウンセリングで「依存体質」を直したい、と言ってみたんだけど、まだ早いんですって。

仕事もまだ無理でしょう、とのこと。

でも、今日の頑張ろうって思った前向きの心、失いたくない。

やっと、どん底からはい上がった感じだし・・・。



あ、心理検査もこないだしたんですけど、鬱病ではないそうです。

やっぱりADDというか、短期記憶が凄く苦手だそうで、結局さっきのことをすぐ忘れるってことですね(苦笑)。

あと、状況判断をするのも少し苦手。

この辺が元気になった後の課題かもしれません。


あ〜ともかくよかった・・・黒い霧が少し晴れました。

心配してくださった あなた・・・ありがとう!


2003年04月14日(月) 甘い甘い記憶の・・・

恋愛って依存してしまうくらい、うっとりと享楽的な部分を持っていますよね。

でも そればっかりじゃなくて。

別れの薫りがしだすと、それはもう苦しい。

男の人は女性に興味が無くなると、ほんとに冷たいですからね。



わたしがこんな状態になる前、ずっと遠い記憶のようだけど、まだ2年前の頃・・・

私と旦那様はとっても熱くて、側にいるだけで幸せでした。

耳元でささやく言葉もくすぐったく嬉しくて、舞い上がるような気持ちだった。

何でもできそうに思えるほど、私の中にエネルギーが溢れてくるのを感じていたものです。

抱きしめ合って 口づけするだけで、溶けそうなくらいに幸せだった・・・。



でも、今は 反対なんです。私が抱きついて唇を合わせても、冷たくはね返ってくるだけ。

目の奥に困惑の色が見えるのがわかるから、悲しい。

こんなわたしだから、こうなってしまったのだと思うと、救われない気持ちで、心が重くなってしまうんですよね。

どんどん心のエネルギーが 抜け落ちていく感じです。



かつて これほど愛したことはなかった。自慢ではありませんが、私から告白してうまくいった試しがないので、

いつも付き合う人は自分の好みとは全然違う人だったんです。

でも 好いてくれる人は、きっと私を大事にしてくれる、必要としてくれる、

そう思っているうちに愛する気持ちが出るようになってた。

でもどこかで醒めていたんでしょうね、別れてもこれほど苦しくはなかった。

次があるさ、ってあっさりしていたものです。

だけど、今度は・・・私自身を認めてくれ、助けようと心から思ってくれたと信じていたし、

強く生きてきたその人生を尊敬をもしていた。

強く愛するようになって、その人の子供を宿したとき、どれほど嬉しかったかしれません。

本当に愛するというのは こういうことかと、愛されるという幸せとは こういうことかと思っていました。

それだけに、自分が原因でこうなってしまったことに、深く落ち込み・・・

理解されない苦しみは 言葉では言い表せません。

ドクターに訴えても、解決するわけではありませんし・・・。

ただただ、時間が過ぎるのを呆然と見つめることしかできないのです。


誰かに必要とされること、それが私のしたいことなんだと最近気が付きました。

何か自分でしたいことはないの?と訊かれても 答えられなかったのです。

私は家庭が欲しかった、そしてその中でいなくてはならない者、必要とされる人間でありたかった。

私は 家庭の主婦になりたかったんだと。

でも、今はそれもままなりません。一体どうしたらいいのか・・・今日も

悩み続けています・・・。


2003年04月12日(土) 鬱々とすると何も良いことがない

お天気もあまりよろしくないと、気分もあまりよくないのって、なんででしょう。

それはともかく、気分は最悪です。

自分の存在をうっとおしがられているのではないか、早く居なくなればいいとか、

周囲がそう思っているのではないかという思いに駆られます。

家を出て、水商売でも・・・と軽く言ったつもりが、「でもとはなんだ」と

食ってかかられたり、良いこともありませんです。

最近はぼーっとしているというか、辛い気持ちばかりに心を奪われてしまい、

日常と乖離して、今何をしたらいいんだろう、と途方に暮れる始末。

こんな状態では、誰も助けてもくれないし、愛想尽かされてもしかたないですね・・・。



子供との時間も、減りました。安心して「預ける」ことができないから、

旦那様が見るか、舅に預けるということになってしまって。

日中は保育園ですし・・・。私が娘を見るのは、朝の支度の時と、寝顔くらいです。

もの凄く寂しい。うら寂しいなんて生やさしいものじゃなくて。

苦しくて寂しいです。理解されず朽ちていく自分、今の姿はきっと酷い顔をしているんだろうな。

抗鬱剤もナンにも効きません。聞いているのは睡眠を助ける為にもらった

デバスくらいです。そのおかげで眠れてはいますから。


いつか自分の自分を監視する目が緩んだとき、自分を傷つけて死んでしまうのではないかと、

最近恐ろしいのです。

それくらい せっぱ詰まってきました。

でも、何も元には戻ってきません。全ては私が悪いのでしょうか・・・・。


2003年04月04日(金) 病院に夫婦で行ったけれど

今日 診察を受けてきました。
こないだ追加した薬は合わなかったので、今度は「デパケン」という薬を使うことになりました。

やる気を起こそうというより、気分のむらを無くしていく方向で服薬するという感じ。

ちょっと心配だけど、ドクターを信じてやってみるしかない。

旦那様と一緒に行って、話をしてもらったけれど、結局は私が言っていたことを

同じように繰り返して言うくらいの話だったらしい。

ドクターだから、患者の家庭内にタッチするわけにいかないしね。

旦那様がどう感じ、これからどうするかは、ドクターがアドバイスすることじゃないから・・・。


でも 後で旦那様に聞いてみたけど、別れるという話を無くする気はないらしい。

あくまでも 選択肢に入れておくんだって。

何だか生殺しというか、その待っている葛藤、不吉な予感が、今の状況を生み出した理由の

半分であることに、彼は気が付いているんだろうか。


別れるとして、私はその先きっと人間関係に絶望し、誰かを好きになることに臆病になるだろう、

もっと状態が悪くなるだろう、そう言ってみたら・・・

「そんなことは 俺に関係はないでしょ」


だって。



私のようなADDと複雑な生育歴からくる難しい人格の人間には、恋愛も結婚も、子供と暮らすことも、

そういう幸せを掴むこと全て・・・無理なんだろうか。

愛しても 愛しても、うまくいかない。

私を認め、愛してくれる人がいると信じられるとき、私は明るい自分自身を取り戻せるというのに。

旦那様と出会い、愛し合った頃・・・日々は輝いていたのに。

あの幸せな日々は 取り戻せないのだろうか。


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透雪 |MAILDusk of the Black HoleShine&Shadow