Sotto voce
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不意に抱かれた肩 少し酔ったあなた 鼓動がとまらない 息が苦しい
半年前なら当たり前のこと だけど今はこんな 些細なことにさえ心が揺れる
振り切らなきゃ 割り切らなきゃ 恋としては二度ともとに戻らない 友達の垣根は 高く厚くなるばかり
私はいつも 見送る側 私はいつも いつも いつも
彼がお気に入りの女の子と 親しげにしているのを 歯がゆい思いで でもそれを笑顔でごまかして
彼のやり残したことのフォローを任されて 帰る彼を追いかけていけない
何もかも放りだしていけず 彼不在の空間で 澱んでく思いをもてあます
怖い
怖いよ
人間が怖い
私の何が
あなたを不愉快にさせるの
私はここにいない方がいいの?
あなたと私を知るすべての人間が
私を冷たく否定しているような気がして
誰を信じればいいの
自分さえ信じきれないの
光の下にいるのが怖いよ
他人と接するのが怖いよ
今は誰も私を邪魔しない
真っ暗な闇の中に身を委ねる
2008年04月07日(月) |
失われたもの、思い出と言う名の亡霊。 |
物事にも 人の気持ちにも 全てのことにおいて 「永遠」はありえない。 失くしたもの 去っていった人 惜しんだところで元には戻らない 思い出と言う名の どうしようもなく美化された だけどとてつもなく重たい荷物を どれだけ背負って この先を生きていくつもりですか 「その時」を思い出しては 涙に暮れる日々を この先どれだけ続けるのですか その想いと 一生付き合う覚悟でもあるのですか 壊れたもの どうしようもないもの どんどん捨てて身軽にならないと 思い出と言う名の亡霊に足元囚われて前に進めない そろそろ その身いっぱいに抱えた荷物を ひとつでも投げ捨てる時が来ているのではないでしょうか あなたも、そして、私自身も。
いつからか、4月になると身体も心にも変調をきたすようになった。
そしてまた、今年もこの月がやってきた。
人にも恵まれ、ささやかながら夢も叶い。
それなのに何故、心はざわつく?
それなのに何故、心かき乱されて眠れなくなる??
何かをねらっていたかのように
忘れていた記憶がよみがえって
笑顔でいようとする心構えをめちゃくちゃに踏みにじる。
もういいでしょ…時効でしょ…??
いい加減、前に進ませて欲しいよ。
でも、足止めを食らわせているのは他でもない私自身。
どうしたら、4月という月を憂えずに済むのか。
浴びるほど煽ったアルコールは 今夜もまだ私を眠らせてくれない。
2008年04月03日(木) |
エイプリル・フール。 |
『ずっと隠してたけど 嫁にいきます』
4月1日についた 何て空しい嘘
ホントは迷路のような思いにがんじがらめになって
ひとりの人を忘れられなくて
そんな私を知ってる人々は、どんな思いでその嘘を聞いていたんだろう。
かつての恋人と同じ空間にいて
付かず離れず どっちつかずの微妙な空気が痛い
自覚しなきゃ 恋はもう元に戻らないのだと
探さなきゃ 私を幸せにしてくれる人
探さなきゃ 幸せにしたいと思うほど愛せる相手を
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