Sotto voce
DiaryINDEX|past|will
2007年10月30日(火) |
Next door。 |
この扉の向こうでは 大好きな人が仲間に囲まれ笑っている そこに私の居場所はない 扉を開く鍵は己の手で壊してしまったから
開かぬ扉 閉ざされた世界 そこから立ち去ろうとするのを 思い出と言う名の鎖が この身を絡めとり引き留めようとする
決断と言う名の鎌を降りおろすのは 誰でもない 私のこころひとつ
過去と言う名の煌めきに惑わされるな 絡んだ鎖を断ち切れ とざされた扉に背を向け 次の扉へむけて歩き出す
恋情が見せた夢のような日々を振り切り 私自身が作り出す未来(あす)へ
「復縁したかったらあいつを切れ」なんて いちばん卑怯な台詞だよね。
でも、いちばん卑怯者なのは その台詞をはいた主とも切れたくなくて もちろん、切り捨てる対象とされた こんな私でも慕って支えてくれる妹分との友情を 断ち切ることなんか絶対にできなくて
「どっちを選ぶか決断できない」= 「何とかどちらも成立させることは出来ないか」と その方法を模索している私だ、って言うのは 私がいちばんよくわかってるさ。
私の中で
「もういいだろう、これ以上無駄な抵抗せずに前に進め」 「この壁を乗り越えるまで、あの人の凍った心を溶かすまで諦めない」
ふたつの気持ちが闘っている。
自分の気持ちと向き合うことはとてもきつくて これだと思ってもことごとく裏目に出て そんなに自分は欠落した人間なのかと 私のしたことはそんなに重大なことなのかともがき
相手が私になにを求めているのかが読めなくて この1ヶ月、無意味な言い争いだけが ネットを介して二人の間に飛び交っている。
あんたみたいな意固地な人間見たことない、と どう言われようと私の方から引導渡せたらどんなに楽だろう。
でも、そう簡単に切ることができないほど 二人で積み上げてきた時間は長く、重すぎる。
自分に足りないものを教えてくれたのは、 他ならぬ、今抱えてる問題の原点となった恋敵だった。
彼女は私より4つ下だけど 私よりはるかに賢い(おつむの中身も、人としても)、それを痛感した。
でも、なんでこんなことを 彼女に指摘されるまで気付かなかったんだろう。 改めて、敗北感に打ちのめされる。 相方が、彼女を気に入るのも無理はない、と。
彼女と話すことで、自分の人間としての浅さ、 度量のなさを思い知らされた。
本来ならば敵とみなした人間を ばっさりと切り捨ててしまう性格の相方がそれをせずに、 こんなに時間をかけてまで、 私へ厳しい言葉を投げつけながらも、何を伝えたかったのか。 彼からのメールの「行間を読む」作業を改めてやり直さなければと思った。
さあ私よ、自分が気付けなかった欠点に気付いた今、 この問題にどう決着をつける?
|