Sotto voce
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ほぼ一年ぶりに、 私が心の底から姉と慕う女性と会う。 その人と、共通の友人の墓参りに行った。
半年振りに足を踏み入れるその場所。 相変わらず、オートメーション化された 墓地のシステムに味気なさを感じつつも、 墓前に手を合わせ、彼の思い出を語る。
こんなことを言っても 彼は還って来るわけないけど、 何でこんなにも早く、 彼は天に召されてしまったのか。 結婚式に来てくれるって いつか私の地元に来てくれるって 約束したじゃないか。
それよりも何よりも こころがすさんでくると君の存在を 無意識に求めている自分に気づく
何か気の利いたことを言うわけでもない でも、まっすぐで暖かな君が発する言葉に 心が救われたことも一度や二度じゃない。
今の私を、君は天から見てくれている? きっと君は 「あ゛ーそれじゃーだめっすよ、Azumiさん」 ぐらい言ってるんだろうなあ。
その日の夜、 彼も私も好きなアーティストのライブへ。 いるわけないとわかっているのに ひょろりと背の高い後姿を 暗い座席と人の波の中に捜す私がいた。
君がいなくなったことは どうしようもない現実なのに まだ心の中では それをしっかりと受け止めきれない。
逢いたい、君に逢いたい。
2006年05月23日(火) |
疑い始めればキリがない、抜けない棘。 |
好きな人に抱かれるのが 嬉しくない女なんているだろうか?
でも、 でも、 どうしても引っかかる思い。
相手の気持ちがどうしてもわからなくて 相手の態度からそれを察知できなくて
相手の都合に合わせて 呼び出されるたびに思う 抱かれるたびに思う
認めたくはないけど 真っ黒い感情だけが脳裏をかすめる 「今の私は金のかからぬ風俗嬢みたいなもの?」
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