The Five Senses
DiaryINDEXpastwill


2007年06月28日(木) Hard like a rock, Cold like an Ice

NYから引き続き購買しているリタラチャー雑誌、New Yorkerで面白い記事がある。
その雑誌の大体が興味深い記事があるのだが、読みかけているものがあるアーキテクチャーの話し。
スリランカ生まれ、スリランカ人とヨーロピアンの血を受け継いだ彼が、
たった一週間ある仕事を引き受けたことで、今まで設計もしたことのなかった彼が、名の知れたアーキテクチャーになってゆくのだ。
こういうものを読むと、人生はいかにエキサイティングであり、予測不可能名ものであり、
それでいて何か大きな、宇宙的なパワーに操られているような気になる。


引き続き、体重問題。
うううー、2、5キロも太ったのだ。でも時々変動してそれは3キロ増になることもある。
さいごにNYのジムで量った時は49キロ。うわわわわーお。

ダイエットをする気はさらさらなく、若い女の子たちのようにほっそりした体いなろうとは思ってもいないが、
一日中家に居ることも度々ある、怠惰な生活を送ってきたのでブヨッとしてきたのでこの体のなまりは否めないことは確か。
ジムに通うカーーー、どうしようかーーー。
やばいぜ。見えていた骨が見えなくなってしまった。。。。
道理で顔が丸くなったと思った。日本に帰ってきた当初は皆に顔がこけている、と言われていたのに。。
しかし、顔よりも腰の骨盤の骨が見えなくなったことに昨日の朝久しぶりに体重を量り、改めて確認したことにショック。
7、8月は活動的に行くぜ。
ダイエットはしないので、自然にもとの体に戻っていくことを願う。



Destination Lounge: San Fransisco
とてもクール。
Karsh KaleがたしかMissionというクラブでまわしていたのを覚えている。


rhythmism.comのカレンダーを見たが、パーティーが盛りだくさん。
エーン、行きたい。特にパット目に入ったAlmaの SouthAmericano Beach Party。
パーティーはニューイヤー以来パーティーにいっていない。。。から行きたい。

今日は頭が妙に冴えている。

マラカイト1ヶ月振りに話すが、30分程で切り上げなくてはならない。それは、私からではない。
なれだな。

石のように固く、氷のように冷たく。


2007年06月27日(水) Santa Maria

そういう名前のドレスを買ってしまう。。
派手だと言われたが、気にするもんか。
ついでにネックレスと言うドレスも買う。普通に買うと5万以上してしまう。。。ええーん。
でも最初に見たときに一目惚れし、前から欲しかったので購入。
ショッピングに火がついてしまうと恐ろしいことになる。。。

むしむしした一日、またもや真っ白な格好、白パンツにレオパードのベルト、白タンク、オレンジのフリップフロップ、
サングラスと帽子で出発。
嫌な暑さで駅まで歩くと家を出る前にシャワーを浴びたのに既にスティッキー。

4時頃、話しの長いおっさんとコーヒーを飲みながら。
勝手ながら人が昼間っからタバコを吸っている前で会話をするのはとても嫌だ。
そのおっさん、いや、おじさんは30分に3本もの煙草を私の目の前で、時々鼻から煙を出しながら吸うのだ。
ところで、おじさん、私の話しをわかっているのかね?
こんなことをやりたくないのに事情もあり、承諾してしまう。
自信もないし、やりたくもない。我慢、我慢。

爪を全部アンパンマンのキャラクターにした彼女。
それに費やした時間、4時間。
私はそんなことをするのはあり得ないが、それが普通なのか?
駅まで20分徒歩の彼女はハイヒールで歩くらしい。
私は駅まで10分、一度ハイヒールで歩いたことはあるが、もう二度とそんなことはするか、と誓う。

昨日は11時就寝、4時起床。
朝からせんべい、ヴェジスープ、ソイミルク、いただいた最中(おいしい)、緑茶。
昼、リンゴ、クラッカー
まずいコーフィー。


2007年06月26日(火) Bed

安眠できない。
2時間おきに起きてしまうのでものすごい着かれる。

寝返りを打とうとすると、そこはもう壁。
がん、がん、と壁をけってしまって起きたりするのだ。

せめてNYから帰ってくるまでベッドを替えない予定だけど。。。

昨日はクッキングデイ。
ジョギングから帰ってきてシャワーを浴び、ビール&ワインを飲みながら
スープや海藻サラダや豆腐をマッシュしてニラをいれたものやらを作る。

アンドリュー、ダヴィデとチャット。
ダヴィデが近々来るらしい。


2007年06月24日(日) Celeb




J.Lo, Victoria Bekham, Salma Hayak,
私、彼女たち好き。


2007年06月23日(土) New Route


アパートを掃除し、雲が全くないよい天気の下、
タンクトップとショートパンツで久しぶりに軽くウオーキングとジョギング40分程。
近所の子供たちが水遊びをしている。

寝られなく、12時までベッドの中でゴロゴロ、3時に一度目が覚め、4時半に完全に起床してしまう。
疲れる。。。


2007年06月21日(木) Among Three PPL

5時半起床。
朝から胃が痛い。
でも、朝からそばとヨーグルト、バナナ、レーズン、ソイミルク。それと緑茶。
食べた後に吐き気がする。
昼にスターバックスコーヒー、チョコレートチップスコーン。胃がちくちく。
夜はAsahi 0%糖質のビールでうこんピルを流し、人参とピーマンのクルシェ、
スライスチーズ2、3枚、Johny Walker Red Label.

じっとりとした空気の中、朝駅まで歩く。
汗がツツーッと背中を伝うのを感じる。電車のACは全然きいていない。
ビルディングの中も設定温度が26度。ありえん。がんがんきいていなきゃ,建物の中に入った意味がないオイオイ。

私が悪いのかもしれないが、お湯が出ない。ここはNYか??
帰宅後水でシャワーを浴びる。

i tune、シャッフル。
Prince, John Legend, Leela James, Janet Kay, Des'ree,
Gilles petersonのミックス、をメインに聴いている。

2、3日前にランドからメールが来、昨日の夜にそれに返事を出す。
未だに彼の一言に心が揺れる。
私の中の何が彼を求めているのか、彼が何を求めているのか、はっきり言ってわからない。


2007年06月20日(水) My Childhood

5時半起床。
コーンフレークにヨーグルト、ソイミルク、レーズン。緑茶。

朝からA Day In New York, Ryuichi Sakamotoのボッサを流し、ベッドに寝転がってドリアンさんの本の続きを読む。
昨日の寄る、寝る前に読むが怖くて1、2ページで断念。
結構読みづらいのだが、チャプターの終わりもあり、なかなか心に響く言葉がちらほら。

最初のチャプターを読み終わったのだが、国宝にもなっている大仏が歩き出し、街は大混乱に陥り、
その国の政府がとった手段は大仏を爆破する手段。神聖なものを爆破すると言う破壊的な行動にショックを受ける。
そして、その大仏の中に飛び込んだ、社会的にはみ出ものとレーベルを張られた17歳の修行僧が
歩く巨大な大仏から外を見たものは、無数の小さな光。
それは、その歩く大仏を見ようとする人々が一目見ようと追いかけ、それを照らすための懐中電灯の光だった。
世間から白い目で見られていた二人の少年の友情?つながりをを語っているものだが、
気持ち悪いぐらいにグロテスクな描写の中に何か美しいものを見る。
不思議な世界がこの本には広がっている。
次のチャプター、”嗅ぎ屋”の途中を今読んでいるが、これも明日の朝まで読まない。
怖いから。


色々と子供の頃のことを思い起こす。
私はとても神秘的なことや不思議なことが大好きだった。
ミヒャエル エンデのようなファンタジーを読みまくり、週に一、二回は図書館へ出かけ、読みふける日々。
“果てしない物語”を読んだ時はその壮大なる世界にはまり、ドッヂボールもサッカーもそっちのけで放課後の日が沈みかけ、誰もいない教室で一人で読みふけっていたくらいだ。
所々にあるその挿絵も美しく、私の気持ちを駆り立て、影響を与えた。
私の誕生日に何よりも欲しかったのがその本だった。

多分それらに興味を持ったのは私の育った環境だろう。
家の前に広がる森林に一人で日が沈まルカ沈まらないかぐらいの時間に出かけ、
そこで見る、昼間とは違った木々を見、それぞれに精霊が宿っているような感覚に教われる。
人のてのように、指のように細い枝を繰り出す木、ゴーンと太い幹を保ち、不格好なまでも高くゴツゴツとしたこぶを持つ木。。。
暗くなり始めた頃に、その木々の姿が急に怖くなって走って家に帰るのだ。

ある時は、崖のその草むらの上で木々のこすれる音を聞き、林の中から聞こえる鳥の声、
近くでぶんぶんと通り過ぎる虫の音を聴きながら流れる雲を見、その上にまぶしく光る太陽を見るのだ。
夜には歩きながらいつも星空を見ていた。

私はいつも光のなかになにかあるのかと思い、目を細めてようく見るくせがあった。
それは蛍光灯にしても、ろうそくの光にしても、キャンプの燃え盛る炎、太陽に然り、
まぶしくて普通に直視できないものの中身、その光を放つ基を見てみたかったのだ。

育った環境がとても良かった。
家の目の前には草で覆われた崖があり、その崖の下の小さい木に覆われた小さな、小さな道を抜けるととても済んだ川が流れる場所に出る。
そこで毎年時期になると行き、そこで遊んだりその川に沿った山道を歩けるところまで歩いたり、
横道にそれて歩いていったり、古くて半分崩れた木造の橋の近くで足を水につけたりするのだ。
その風景は、いつ見ても新鮮で、心を打たれる。
汚れのない緑と土の匂いが私を受け入れ、拒否する。

中学校に入ってからは私は新しい家に引っ越し、そこに行くのも年にあるかないかになり、
いつの間にか崖の下は鮭の養殖場の大きなプラントが立ち一般の一は入れないように鉄の網柵が張られていた。

悲しく、悔しかった。人間へ対して、大人へ対しての怒りさえもあった。





いつも擦り傷を作ったり、泥にまみれて家に帰っていった、あの頃が私は大好きだ。





ブラジルのNYのような、白いパンツ、タンク、フラットサンダル、真っ白な出で立ちで出かける。
昼にサバの味噌煮、米。スターバックスコーヒー。
夜にうこんピル、ビール2缶、スコッチ。

Caetanoのボッサを聴きながら。









2007年06月14日(木) Overcome my dillenma

むずかしい。
テンポラリーの仕事を探しているにも関わらず、私のプライドと将来やりたいことをやりたいと言う気持ち、
そして今私が抱えている諸々の条件を照らし合わせると、何もない。ナーダ。

私は人に使われたくない。自分で何かしたいのだ。
最初にやったインターンのように人に使われながらも、そこで何かを学び将来的に自分のキャリアーにつながるのであれば良い。
しかし、この歳になってそのようなことはやりたくなく、インターン時代にやったことを繰り返しやりたくもない。
そして自分がやった分だけ評価されるのではなく、その仕事だけ、という観点は全く私のプライドに反するものだ。
しかし、今探しているのは本当の職ではなく、10月までの短期に限るものなので、
ある程度は妥協しなくてはならないのかもしれない。。。
しかしながら、どこも私が10月に10日程度の休暇希望に応えてくれない。
もう妥協も妥協するしかないな。

昨日やった電話でのビジネス英会話スキルの中に、セクレタリーとは何をする?
と聴かれたけど、はっきり言ってやりたくもないしそんなことに興味もないので何をするのかわからなかった。
それほど一般的であったか。。。



すごい。
墨を水の中にたらしたような雲が白い空を横行する。
よく見てみると、その雲の動きが肉眼でわかるのだ。それほどにも低空飛行する雲の郡。
そして、その雲たちは小さい群れで次々とゆっくりと飛び交ってゆく。
雨は、その雲一団が過ぎ去り、低い雲が空全体を覆い被さる頃にやってきた。

まるで宮崎駿の映画の中に出てくる宇宙船のようだ。


ふと外を見てみると、先日まで真っ白だったあじさいがほのかにピンクづいている。

Billy Holidayのような声のMadeleine Peyrouxのゆったりとしたオールドスクールジャズを聴きながら。



2007年06月12日(火) Reconciliation

ジョギングの後、
タンゴを聴きながら情熱的にニラをミンスする。

NYT のテクノロジーセクション中のヴィデオでDavid Pogueが務めているのを全て見る。
くだらなくて、おもしろく、ためになる。

ジャメインと3時半まで色々と話す。
話した時間は3時間。すごいな。さすがに疲れて電話を切る。


7時起床。


ランドと仲直りをした。

そうしたら電話をかけてき、10分程話して”Shit, 10分も話した!切るぜ!!”と言って切った。
普通の携帯から携帯にかけているから高い。
それから色々とテキストやメールで1時間以上やり取り。

Haracio Salganのインストルメンタル タンゴ。ピアノとギターのとてもマッチしたコラボレーションを聴いた後、
この間届いた荷物の中から発見したCD、もう少しエレクトリックなTango Clubを流す。
ああ、相変わらず格好いい。胸がクウッとなる。






漢字が四文字並ぶともう中国語にしか見えない自分の未来は??


2007年06月10日(日) Paris Hilton

Paris HiltonのニュースをABCとAPの放送でずっと見てしまう。

土曜日はこの間いった沖縄料理の店へ顔を出すはずが、オウナーにビールを出され、ごくごくごく。
すぐ帰るはずが泡盛の古酒をだされ、色々な人が入ってきて6歳の子供と遊びながら3、4時まで。
起きる時間に帰ってしまう。
泡盛は危険。

漢字が書けない、読めない。ぱっと見て理解できない。
かえってきたばかりの頃は数字も読み取りにくく、一つ一つに集中していなければなく、
カタカナなんか口にぶつぶつ言って理解する。

つらいぜ。

でも、ゆみこの何気ない、ほんの少しの一言に、私は誰かに気にされているのだ、という認識に救われる。


2007年06月08日(金) Cu Cu Ru Cu Cu Paloma

Old Song
Caetano Velosoが映画、Talk To Meで歌っているのを初めて見て
そのシーンと歌声に感動したのは5、6年前だろうか。
シーンは今でも脳裏に焼き付いている。
スペインのどこかの田舎で行われているスモールライブ。
場所はまるでどこかの広い家のパティオのようだ。
オレンジがかったその家の壁は土の色だろうか、それとも照らす火が壁や柱に反射して造り出すものだろうか。
恋人たちはよりそり合い、友人たちはうっとりとほろ良い気分で、まるでこの瞬間が夢であるかのような顔つきで
穏やかな歌声と音色と、終われば覚めてしまう刹那の美しさに酔いしれる。





全く気がつかなかったが、i Tuneに3つも違うシンガーで同じ曲が入っていたことに気づく。
シンガーによって全く曲が違うように思える。
Caetanoのカヴァーが一番好きだが。
なんだかワインかウィスキーかブランディーを片手にほろほろと涙をしてしまいそうな
シンプルで心に響く曲。


2007年06月07日(木) Kate Moss Topshop

昨日の朝はイドとマラカイと店の夢で目が覚める。
イドが赤と青のとても格好いいロードバイクに乗っているのに足下になぜかぐるぐるシルバーのダックテープが巻いてある。
昼寝2時間、夢も見ずにぐっすり。
11時就寝、5時起床。
Barney's Co-opのウェブサイトでKate Moss Topshopが再び表れていたのでチェックする。
Cowl Neck Dressやタンクやその他のドレスが欲しい。
ロンに買っておいて!と自分勝手なメールを送る。

一昨日、ジョギングをした後に急に思い立ったことが会った。
口からでまかせで行った言葉がこういった形になるとは思ってもいなかったが、
アイディアは固まってきたので、それに向かって歩く。
途中で何に出会うかまだわからないし、どんどん良いアイディアが浮かんでくるかもしれない。
また全然違う方向に行くかもしれないが、んが、
4、5年計画で進めていくぜ!
最初は10年計画、と行ったのだが由貴さんに3、4年にしなさい、といわれた。
彼女のアドヴァイスはクリティカルで客観的、そしてリアリスティック。
そしてファッションインダストリーで長年やっているので力になる、ためになる。


2007年06月05日(火) Fight with my Ego




書いていたらまたもやインターネットがシャットダウン。
いらいらいらいらいら

このごろ太りだしてきたし、髪の毛も抜けるのは、ストレス?
私、夏ってやせるんじゃなかったっけ?まあ良いけど。禿ができてたりして。これは良くない。。
夜も悪夢を良くみるし、やっぱりストレス???
人にいえないほ度グロテスクで、目覚めたときホッとするがその後しばらく眠れなくなるような悪夢を見るのはやはり。。。?
でも何のストレス???

気がついたら今日はイタリアンデイ。
アンチョビーとガーリックのペンネ、イタリアンワインを飲みながらイタリアンのダヴィデと2時間程メッセンジャーでチャット。
罵り合いながらアドバイスをもらったり下らないことを話す。
8月か年末に来るというので、10何年振りの再会かもしれない。
おっどろいた。まだ連絡を取っていること自体驚く。あれから一回も会っていないのに、良くここまで続く。
ワインオープナーで親指の付け根を切ってしまい、しばらく血が止まらないで困る。











思うに、お互いに何かつかめるものを相手に求めている。
お互いに小さなエレメント、原石をみつけ、それを模索しながらどうしたら一番良い方法で取り出せるか、
あるいは一番きれいな形になって出来上がるか、自分もその対象になるものも満足できるかを求める。
彼のメールからそう思った。
私は彼のアフェクションを求め、それが私のそばに常にある、そうであってほしいと考えていたが、
そう信じる前に、彼は私のアフェクションを待っていた。
そう信じるにはお互いを知らなすぎ、そしてそれを確立させるためのコミュニケーションが成り立っていなかった。
ただ私はその段階をスキップし、その先にある居心地よさだけを求めようとしていたのだ。




長い、長いメールを受け取ったのは朝の4時頃。
2、3日前に電話で話し、”考えさせてくれ。後でメールを送る。”といわれた時は
既に何を言われるかがわかっていたが、そのメールは私が予想した以上のことが書いてあった。

彼の経験してきたことと今回私が犯したことを照らし合わせてい、それに対する彼の考え、
その経験に基づいた、彼にとってこうするより仕方がない結論が書いてある。
選択は二つしかない。
2回読み直し、彼が何を考えてきたか、自分が何が悪かったか(わかっていたけれどもそれ以上に客観的に見た上で)
目の前がとてもクリアーになった。
曇りガラスを通してみる景色から窓を開け、空気のヴァイブレーションの細かい粒子が作る景色を直接この目で見ているシャープさ。
もっと簡単で単純明快に言うと、眼鏡を初めてかけて見えなかったものが見えた、その気持ち。
もうもうと生い茂る自分の背の高さまである草むらをどこに向かっているのかもわからないまま
草をかきわけながら歩いていると、突然目の前に広がる青い空、開けた道。このぐらいの爽快さ。自分がどこへ行きたいか、その目的地さえなかったものから急に目的が見え、
なぜこんな状況かの中でも進まなくてはならないのか、先に進むモーティベーションさえなくなりかけ、無我夢中で目をつぶっても進んでいればどこかへたどり着けるだろうとひたすら時が経つのを待ち、
自分がどこまで進んだかも知る由もない状態から、急にぽかんと目的地が脳裏に浮かぶ。
そうだ、それを見にそこへ行こう。そこを目指そう。
目を見開けた人間はこうも違うのか。
まるで心理学をやっているようだ。

少し考え、電話をかける。
前回のように沈黙はほとんどない。2時間話し合う。
開口一番、メールについて、どう思った?と聴かれ、焦る。そう来るとは思わなかったぜ。
で、私は”どう感じた”かを話すと、”いや、書いた内容をどう思ったか聞きたい”と食い下がられた。
ヤバい。こう来るとは全く思っていなかった。。。しかも、まるで先生のような聞き方をしてくるので
なぜか妙にドキドキして大学に通っていた時の自分を一瞬思い出す。
あまり考えていなかったのでもう一度メールをものすごい早さでスキムしながら目についた言葉を使いながら、
コウコウコウ思った、と伝える。

私は今まで色々なひとを傷つけてきた。その対象は心だったり、プライドだったり。
そしてそれは自分のエゴから来るものだったり、過去のトラウマを甦るのを防ぐセルフディフェンスの一種だったり、ただの言い訳だったり、
色々な醜いものが固まりとなって一気に襲いかかってくるのだ。
優しい人々に囲まれた環境は、私を甘やかした。
相手の優しさを利用し、人々を傷つけた。今回も然り。

これ以上同じことを繰り返したくなかった。どうにかして前進したかった。
なぜならば数年前と全く同じ状況にいるのだ。
その同じ状況下に置かれた自分がまた言動w疑い、これは何か試されているのではないかとはわかってはいたが、
私のエゴと甘え、過去のトラウマと戦うには私は弱すぎた。
結果、相手を振り回す。
だから、私の今回とった行動は前回よりもほんの少し前に進んだのだ。
その一歩進むのにも色々な要素が必要だった程に麻痺していた片足を上げ、前に進む瞬間を見た。
どうなるかという結果よりも閉じられたドアをもう一度開けてみようと試みるその心持ちと行動、
そして何より開けてみようと思い立った自分がそこにいた。
結果はともかく、それを促してくれたマラカイに感謝する。

電話をする前あった80%の自信は話していくうちにだんだんと小さくなっていくのだ。
彼の話し方は、クリティカルでほんの少し攻撃的だった。私はディフェンシブになりすぎないように話しを聞き、クリアーになったヴィジョンを説明をした。


もう、疲れるわ。ひねくれ者は、本当に。






2007年06月03日(日) What costed me after all was ..

朝起きてみると書きかけだったものが全て消えていた。。。
まあ長々と書いていたのでちょうど良かったのかもしれない。

Limewireをダウンロードし直して、
Marcelo D2のMeu Samba E Assimに入っている曲をダウンロード。
こんな日に聴くのに最高な彼の曲。何を言っているかわからないけど、彼の曲を聴くとなんだか
道を歩いていてもスキップしたくなる。テンポがいいんだな、きっと。
It's All Gone Pete Tongのサウンドトラックもダウンロード。
Brazilian Girls, Franz Ferdinandもついでに。

なっがーいメールを送ったら、それの5倍もあるメールがかえってきた。
大げさではなくて、本当に5倍長い。おもわずワードカウントにかけようと思ったくらい。

私は甘えていた。
今まで甘やかされてきて、それに甘えてきた。
突き放しても、何を言ってもかえって来る人はき,去る人は去る。
今までははっきり言ってそれはそれでよかった。
ランド以外は。
といってもランドはなんだかんだいっていつも戻ってくる側だった。

過去の”バゲージ”もあり、相手を傷つけたくなかったが、同時に私も傷つきたくなかったため、
私はとてもディフェンシブになっていた。
7年前だ、といって軽く見ては行けない。
その傷は私にくっきりと傷跡を残し、今になっても後遺症を引きずらなくてはならないのだ。
これ以上この重荷を背負っていたくないために、それを放り出して逃げ出したくなり
今まで言ってくれた言葉を同意しながらも全部否定する、

今回に然り、マラカイの優しさに頼り、自分を制限しなかった結果がこれだ。
しかし、彼は疲れていた。
健康状態も、彼のキャリアーも抱えているのに、更に私の問題。
電話越しで話した声のトーンは私の訴えにも変わらないほど私の犯したミスビヘイヴィアーは彼の心に喰いついていた。



モーツアルトを聴きながら朝の空に浮く入道雲を見るのは穏やかで、ポテンシャルがあり、そしてどことなく寂しい。


2007年06月02日(土) Conclusion



自分から言っておいてなんだけれども、
わたし、ふられるのは初めてかもしれない。

5時半の青い空、それに向かってぐんとのびる青々とした緑、つめたい、それでいて滑らかに肌をなでる澄んだ朝の空気。


ai |MAIL