DiaryINDEX｜past｜will
| 2003年04月30日(水) | 日に日に進む |
痛みは強くなり、範囲も広くなり。
発疹ができたり、皮下出血が見られたり。
いったい何が起こっているのかぼくの体内。
左手が不自由だとここまでなにもできないのか、
と思い知っている最中です。
仕事が終わったら少しでも早く帰宅して
子供の世話とか家のこととか手伝って欲しいのだけど
相変わらずの相方は相変わらずスロットに直行。
母上様は1年ほど前から某電位治療器の虜で
その椅子に座ればどんな病気も治ると信じている。
ずっと欲しがっていたのだ。
が、とにかく高い。
母上が欲しい種類は約100万。
その椅子に座るために母上様は毎日のように出かけ
その留守の間がぼくの貴重な自由な時間だった。
ぼくが病気になったので
母上様はその椅子を買うと言い出した。
「あんた病気になったし、あんたが倒れたら私の老後みる人いなくなるし
あたしももう年であそこまで通うの大変だし、
あんたも使うんだからお金半分ずつ出せばいいし、
あんたのトコに置けばあんたいつでも座れるでしょ？
あたしは座りに行ってあげるから」
と、なんだか自分に有益な事ばかり並べ立てる。
その椅子を買ったら母上様は出かけなくなる。
ぼくの自由時間が減る。
そんなものに出す金などない。
母上様が家にきて椅子に座ってる間、ぼくの自由はない。
ますますストレスがたまって悪化するではないか。
「あたしね、多分子宮ガンだったのよ。
病院も行ってないしみんなには黙ってたけど、お尻にオデキができて痛かったから
コレは子宮ガンだなって思ってたの。
でもあの椅子に座ってたおかげで治ったのよ！子宮ガンが！」
こうしてコレを宣伝の人が聞きつければ
子宮ガンも治る椅子、の誕生だ。
「コレはね、症状が悪化したら症状がよくなる前触れなの。
よくならなかったってことは、信じてないからなの！信じれば治るの！」
何処かの宗教ですか？
「あんたのためなんだから！
あんたが病気悪化したら近所の人にあたしが悪く思われるんだよ！
お金勿体無くってあの椅子買ってやらなかったせいだ
って言われるかもしれないし！」
いわれないから。
ようするにぼくが心配なんじゃなく、
自分のいろいろが心配だからぼくを治したいわけね。
結局、ネットで検索して中古や新古が安く
（それでもトンデモナイ高額だけど）
手に入ることがわかったのでそれを買うことに。
ただし、ぼくは一切金も出さないしうちに置く気もないし座る気もない。
| 2003年04月21日(月) | なるようにしかならない |
リウマチの検査結果。
極めてリウマチのような症状である。
「7つの項目の内4つ当てはまると、コレはもうリウマチですというしかないんです。
便蛇民さんの場合、3つは確実に当てはまっているんですね。
でも数値などを見たところでは決め手にかけるというか。
様子を見ていくしかないですね」
そうか。
リウマチっぽいんだ。
ほぼリウマチなんだ。
「進行中なのか、軽症で済むのかまだわかりません。
お薬で治療していくしか方法がないんです」
「そうですかぁ」
「2週間後またお会いしません？」
「はい」
「妊娠してませんよね？」
毎回そうきくのは
ぼくの腹が出てるとかそういうことではないよね？
「してません。
あの、痛みが強くて眠れないんですけど。
夜中に唸ってるらしいし悪夢ばかり見ます」
「前回お出ししたのは短時間しか効かないんですね。
今回、長時間効くお薬と、抗リウマチ剤を出してもいいですか？」
前回のお薬でも頭がぼやーーーーっとなったので
多分今回もダメ人間ぶりを発揮できることでしょうな。
| 2003年04月18日(金) | 忙しくしてないと寝てしまう |
昨日は朝から笹子と温泉へ。
あぁん湯治だなんてぇ。
お互いのカラダを 太った、ここに肉ついた、と言い合い
カラダ洗っててもがははと笑い
入浴中もがははと笑い。
なんだかお爺のように笹子に背中を流してもらう。
笹子と暮らしてたらとっとと病気治るような気がする。
今日は図書のボランティアさんの集まり。
低血圧の朝はつらいけど
微熱で手も足も痛いんじゃなおさらぼけぼけ。
「便ちゃん、大丈夫？顔色悪いよ？飲み過ぎ？」
「なんか顔むくんでるよ？」
どんな病気になったって多分二日酔いだと思われるのだろう。
何でそんなに大酒飲みだと思われているんだろう？
それは普段の行いが悪いから。
自己紹介で
「趣味は夜遊びです」
とか言っちゃうからイカンのだろうか。
新しいクラス。
委員係り決めのために学校へ。
「マーフィーのお母さんだよね？」
「はい？あ、そうですが」
「そうだよねー！うちもゴールデン2頭いるから」
「でも、あのコ亡くなったのもう5年程前ですけどよく覚えてますねぇ」
「記憶力はイイんだよねー頭悪いけど！」
あぁ、面白い人が同じクラスにいてよかった。
別の人がやってきて
みんなで犬の写真などを見つつ
「うちの犬もうすぐ生まれるかもよ」
などの会話をきいていたら。
「あ、この人マーフィーのお母さんだよ！子犬もらってもらえば？」
「え！この人が例のあの犬のお母さん？」
「そうそう！夏にライオンになるゴールデンの！」
少しは涼しくなるかと
毛を刈ってあげたことがあるのだった。
それがこんなに評判になってて
いまだに語り草になっているとはつゆ知らず。
あぁ、痛み止めで眠くなぁる眠くなぁる。
だけどちっとも痛みは消えない。
| 2003年04月14日(月) | まだ続くのかいな |
神経伝導速度検査なるものを受けました。
「いやぁゴメンゴメン、
前の人が痛い痛いって暴れてちっとも検査進まなくて
２時間もかかっちゃったんだよ」
「お子さんだったんですか？」
「いやぁ、80過ぎのおじいちゃん。
普通は30分くらいで終わるからね」
電流を手指に流す。
低周波治療気の最大な感じで。
勝手に動く指たち。
左右の反応の差を見るわけだ。
右はよい。
が、左も同様の検査。
「こっち痛いんでしょ？しかも検査しなくちゃいけない指なんだよね」
「あ、いいっすよ、歯食いしばってる内にやっちまってください」
何故か体育会系なぼく。
チャチャッとやってもらい
（何故か最中笑い続けるぼく）
「あら、20分くらいで終わっちゃった。強いねー」
検査の先生に妙な事に感心されつつ検査室を後にする。
しかし。
検査結果を見た整形外科の先生の反応が変。
「コレ、手術しないで治るよ」
「あ、そうですか（ほっ）」
「でね、手を庇って家事するから腱鞘炎起こしてる」
「そうですか」
「でね…うーん」
うーん？
「血を採ってもいいかな。リウマチかもしれない」
リウマチ。
そりゃ若い人でもなるんだろうけど…
「来週の朝、ぼくとお会いしません？（この先生、なんか変です）」
「お会いできますが（ぼくも変）」
「朝早くてもイイですか？」
「早い方がイイです」
という事で来週の結果待ちに。
もしリウマチだったら
いい温泉にでも浸かりに行きます。
ふっ
| 2003年04月10日(木) | なにぶん鈍いので |
去年も一昨年も指の痺れに悩まされた。
が。
左右交互に小指の痺れだったので
家事には特に支障もなく、放置。
放置中に治り。
今回、いきなり人差し指の先端から痺れが始まり
中指も痺れ、手の平まで痛みが激しい。
洗い物が上手くできない。
ぬるま湯が熱湯に感じられ、水が激冷たいという状態。
痺れてるし痛いので
皿なんかがっしゃんがっしゃん落とす。
洗濯物を干すにも、手を上げると痛い。
右手のみで干して洗濯物くちゃくちゃ。
仕方ないので病院へ。
「後日詳しく機械使っての検査になるけど
３人に１人は手術だから、多分手術だね」
「手術、ですか」
「ここんところをね（手首よりちょっと上の手の平）
少し切って神経を包んでる部分を治療するんですよ」
「ダメ！おかあさんの手切っちゃダメー！」
一緒にきてた娘、絶叫。
「手首を安静にするのが一番いいんですが、
小さいお子さんいるし、家事もあるだろうからねぇ」
だから切っちまった方がイイよねぇと。
「ここは痛い？」
「こここうすると痺れ強くなる？」
いろんなコトされたけど、
とにかくずっと痺れてて痛いので
「痛いような痛くないような…（鈍）」
ちなみに、
もしレントゲンとか撮るんだったら困るし、と思って
結婚指輪を外しました。
物凄く苦労してようやく外れました。
入りません。
もう二度と入らなかったりして。
| 2003年04月05日(土) | キミの名はサカナ |
相方が真冬にワカサギ釣りに行き
10匹釣って帰宅したあと
料理されることもなく
そのまま水の中で漂っていたサカナ達。
次々死に絶えたのに
一匹だけいつまでも死なない。
しかもこのコだけワカサギじゃなさそうだし。
夜中、寝静まると水のはねる音がする。
「あ、またはねてる」
いつのまにかその音を気にするようになった。
なんとなく、ちょっと嬉しい。
それまで釣りバケツに入っていたけれど
今日から水槽に入れることにした。
エサもろくにあげてなかったのに
何で死ななかったのかな。
ネズミたちも自然淘汰され
空っぽの水槽が幾つか並ぶ。
そんな哀しい空間を埋めるように
ネズミの横で泳ぐサカナ。
