便蛇民の裏庭
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笹子の車に乗せられてドナドナ〜♪と 特定疾患医療受給者証の申請に行った。
そのあと 電柱にくくりつけてある看板の矢印を頼りに 手打ちうどんを食べに行った。 美味かった〜。 こんなふうに出かけるのは探検じみてて楽しい。
それから森林公園へ。 笹子と公園で敷物広げてゴロゴロするのが最近の日課。
光合成。
公園でゴロゴロうだうだしながら太陽にあたり バカな会話で腹筋割れそうなくらいゲラゲラ笑う。 どんな薬よりも身体に良さげ。
家に帰るとたら〜んと眠くなる。 痛みでなかなか眠れないぼくには 笹子と過ごす時間が最良の睡眠薬。
でも、副作用として日常に帰ってこれなくなるおそれあり。 ぶはははは。
みんな〜ぁ、遊ぼうぜ〜ぃ。 病人と遊んでくれよ〜ぉ。
先日、北大の植物園へ行きました。
温室はやっぱりいいなぁ。 ビカクシダとかモンステラにめちゃめちゃ癒されてまいりました。 リュウゼツラン、ぼくを抱いてくれ。
便母と弟がきた。 今向かってるからといきなり電話をよこす。
「会社の人からたくさんジュースもらったから子供たちに」
あぁ、今度はジュースですか。 どうしていつも食い物とか。
ぼくが心配だから顔を見に とは絶対に口が裂けても言わないのでしょうな。
弟はジュースの箱と山ほどのパンを抱えてきた。 パン職人である弟が作ったパン。
「大丈夫?」 「だいじょばなーい」
便母も弟もそれ以外何もいわない。 頑張れっていわない。
ぼくには家族がいるんだなーと思った。
彼らが帰った後、 ドアを閉めてからしみじみ思い 嬉しくって涙が出た。
2003年05月14日(水) |
めいっぱい前を向こう |
SARSじゃありませんてば。 それにぼくの病気はうつりません。
普通に日光にあたってても なんだか真夏の海で太陽に焼かれているかのような疲れが。 なので幼稚園の送り迎えですら重労働に感じる。
今日は天気が悪く痛みも強いので登園は姑に頼る。
洗濯物干してる最中に乾きそうなくらいトロクソと干し 干し終えた頃にはぐったり。
家事を終えてなんだかひどく疲れ。 痛みでよく眠れいないのと 下がらない微熱のせいもあってうとうと。 昼間の方が眠りやすい。
ボランティア仲間でリウマチを患っている方から 励ましとアドバイスの電話。
「今日は気圧が低いからつらいでしょう?」
そうか、そのうち天気予報ができるようになるかもしれないな。
「絶対に無理しちゃダメよ。 今まで10やってたうち、これからできるのは6までよ。 だから普段は5程度で抑えないと」 「はい、がんばりますぅ」 「だからがんばっちゃダメなのよぅ」
30代前半で3人目のお子さんを生んですぐ発病し今も通院している。 ある程度子供から手が離れてる分ぼくはラッキーだ。 赤ん坊抱えててコレだったら大変。
左手人差し指の痺れから始まった痛み。 左手は今薬指以外全て痺れや痛みがある。 右手も中指薬指が痺れ始め。 右足はつま先から始まり 左足は足の付け根方向からきている。
オトコノコの優しい言葉に胸がきゅっとつかまれる。 同時に指先までビリビリっと痺れが駆け上る。
感情は 全身を 巡っている
それに気付いただけでも儲けものだ。 くよくよしないでいよう。
いやー、病名の正解者が多くてビックリしました。 って、クイズだったのか?
みなさま、メールどうもありがとうございます。 励みになります。 心配かけてすんません。
便蛇民、病気と闘う気はありません。 なんせ、コレもぼくの個性ですから。 共存共存。 仲良くやっていくつもりです。
で、 目の保護のためにサングラスを勧められたので 思う存分サングラス買ってます。
金髪ってだけで怖い人に見られがち♪ なのにますます怖い人に近付いてます。
常にミネラルウォーターのペットボトル持ち歩く身です。 飴とかガムとかもいっぱい。 カワイイもんでしょ?
でもきっと、 ポケットボトル持ち歩く方が似合ってるのさ。 いっそサバイバルな感じで。 (どこへ行く便蛇民)
母の日にオレンジ色のミニバラの鉢植えをもらいました。 母の日だからおかーさんに花を、と、娘の希望で。
「はい、母の日♪」
と、娘から受け取って 混み合う花屋の真中でウルウルする。
考えてみると、 今まで通ってた総合病院はヤブだったのかもしれんな。
今回の手の痺れが起こるちょい前だけど、 耳下腺のひどい腫れで病院へいった。 頻発するし痛みもあったから。
診断:唾液腺の詰まりなので揉んでください。
整形外科での経過は日記にあるとおり。 もしかしたら耳下腺も関係あったのかも?
日付が前後するけれど、 2日に笹子の紹介でリウマチ外来に行ったのだ。
前の病院で処方された薬や血液検査の結果などを持参。
まずその薬はリウマチ確定しても1日1錠から始めるべきで 確定ナシにいきなり3回というのはまずい。 だからすぐ飲むのをやめるように言われた。
前の病院で血液検査しかしてないといって驚かれる。 レントゲンも?尿検査も?という具合。
で、今回は血液を小瓶?に6個採血。 尿検査。 レントゲン撮影(看護士さんが美人で嬉しかった)
ガムテスト。
2枚のガムを10分間噛み、 出て来る唾液は「余すところなく」全て容器に溜める。 唾液の量を測るのだ。
処置室でぐったりとした方々に囲まれて ガムを噛み続けるぼく。 自分が馬鹿になったような気分を味わう。
いわれてみて気付いたけれど ここ最近とくに口の渇きが激しかった。 乾燥してるなーくらいにしか思ってなかったけど。 夜中に渇きで目が覚めて水を飲んだり 食事時には水やお茶がないと食べにくかったり。
笹子に看取られ、馬鹿丸出しで病院ふらふら。 いいの、馬鹿だから。
後日眼科でシェルマー試験なるものを受けることになり オトコノコについてってもらう。
目の検査をし、目にいろんな液を入れ(オイオイ) ピンクの涙を流しながら目を覗かれる。 黒目も白目もかなり傷モノである事が発覚。
ろ紙を目に挟んで涙がどのくらい出るかというテスト。 目の端からろ紙をぶら下げ「ぶへーん」といいながら 看護士に「がんばってねー。5分ってけっこう長いよねー」と慰められながら待つ。 ぶへーんという必要は特にない。
自分ではドライアイが悪化したのだと思っていた。 そんなにも目が渇いているとはつゆ知らず いつも充血し易い目を抱えていたぼく。
ジャンル、闘病に移った方がイイっすか?
2003年05月08日(木) |
罰ゲームのような検査を受けました。 |
ゆっくりと歩く。 地面が平らではない事を知る。
様々な検査の結果、病名がほぼ確定。 もうじき難病申請する身となりました。
オトコノコを手放してあげなくてはいけない。 頭ではそう思うのに、ココロがいう事をきかない。
「うんと年上で二人の子持ちで、さらには病気持ちだよ? 一緒にいたってイイ事なんか何にもないよ?健康な彼女作りなよ〜」
「そういっておいらの逃げ道作ってるんでしょ? でも離れないから。傍にいるから。いたいの!」
ぼくも、傍にいたいんだよ。
ことの重大さに気付いた相方は たまに家事を手伝ったりしてくれるものの、 相変わらず帰宅は遅く、スロットから離れられない。
「おかーさんがいなくなる夢見た」
そういって泣く娘をなだめながら 片道5分程度だった道を15分かけて幼稚園まで歩く。
ぼくは、まだまだ頑張らなくちゃいけない。
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