沢の螢

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誕生日には薔薇を
2006年07月16日(日)

このところ外出が多く、それも、墓参りだの、お盆の支度だの、亡くなった人への供養や、それにまつわる親族との付き合いなどで、神経を使うことや、数日前からの暑さも加わり、今日は起きた時の調子がよくなかった。
今日は送り盆なので、母の元に行き、そこから墓参りをすることになっていた。
また、7月は私の誕生月でもあるので、例年息子夫婦が、食事に誘ってくれる。
母の日、父の日、息子夫婦の結婚記念日、5月から7月にかけてのそれらを、全部ひっくるめて、お祝いしましょうとうことになって、墓参りの後、みんなで何処か、適当なレストランに行く手はずになっていた。
「私は全部は、とても動けないわ」と言ったら、夫が、母の処と墓参りは、息子夫婦と一緒に済ませてくれるというので、私は自宅で、みんなの帰りを待つことになった。

昼前、夫が車で出かけ、私は、仏壇を掃除したり、家の中を片づけたりした。
夫と息子夫婦は、母のところで落ち合って盆詣りを済ませ、そのまま車で霊園に行き、墓参りをしたらしい。
5時前に、みんなで一緒に我が家に帰ってきた。
怠けた甲斐があって、私の気分も快復したので、イタリアンレストランを予約、あらためて、4人で出かけた。
2年ほど前に、一度行ったことにあるレストランである。
公園を見下ろす坂の上に建っている。
景色の一番いいところは、結婚披露宴のパーティが入っていて、私達は、別室に通された。
そこも、次々と予約の客が入って、満員になった。
コース料理が進んで、デザートになり、夫が「誕生祝い」と言ってあったので、私の皿だけ、特別版。
店のスタッフの唱うイタリア語の「ハッピーバースデイ」を受け、息子の妻が予め注文してあったらしい、豪華な薔薇の花束も届いた。
紅白のワインと料理で、すっかり気分をよくして、息子たちとは、駅近くで別れた。
5月に私の父が亡くなってから、法事で、2,3回顔を合わせているが、息子たちは、いつもは、仕事が忙しく、滅多に顔を合わせる機会がない。
息子の妻の誕生月が11月。
オペラに一度行きたいと言っている彼女のために、秋にオペラに誘う約束をした。

最近、趣味の連句会には、ほとんど欠席である。
昨日も、仲間の友人に「行くわよ」と言いながら、暑さと、場所がいつもと違うことで、ちょっと面倒になり、行かなかった。
暑さにも拘わらず、大勢の参加者だったとか。
明日の会も、来週の会にも欠席で届けてある。
その日が都合が悪いわけではないが、どうも気乗りがしない。
私の主催しているネット連句は、今月から、私の捌きで、新しい一巻が進行中。
顔が見えないネット連句の方が、今の私には、気が楽だ。
よそのネット連句にも、参加しているが、主催者のやり方によっては、いつも楽しいとは限らない。
書き言葉だけの交流は、時に、誤解や、過剰反応が生じる。
主催者が、メンバーを依怙贔屓したり、ちょっとした行き違いに対して、適切な処理をしないでいると、初めは小さな輪だったものが、だんだん妙な方向に流れてしまうことがある。
先日、あるグループで、それに類したことがあり、実に不快な思いをしたので、そこは当分、ROMに徹することに決めた。
私の座では、そんなことのないよう、人数も、私が捌ける範囲に留め、公平に対応するよう、気を配っているつもりである。
現在、6人のメンバーで、歌仙進行中である。



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