今日7月24日は河童忌、芥川龍之介の命日である。 37歳の若さで、睡眠薬自殺をした。 芥川作品の最初に触れたのは、小学4年の時読んだ「魔法」。 父が買ってきた子ども向けの読み物の中に入っていた。知らない人も多いと思う。 好きなのは「奉教人の死」。 クリスチャンではなかったらしいが、彼は、基督教にテーマを取ったものを、いくつか書いており、そのうちのひとつ。 火中に飛び込んで子どもを助けた少年が、実は少女だったという話は、読んだ当時、ひどく感動した。 彼の自殺を、文芸上の原因に取る理論が多いが、実は、その頃親戚の金銭問題に関わって、心労の極にあったということも伝えられている。 案外と、そちらのほうが大きいのではないかと推測する。 当時文藝春秋社にいた、親友の菊池寛が、お金を貸してやっていたら、芥川の死はなかったかも知れないという話を、どこかで読んだことがある。 真偽はともあれ、幼い3人の子と、年若い妻を残しての自死である。 いたましいことには違いない。 3人の男の子のうち、一人は戦死、一人は俳優の芥川比呂志、3人目は音楽家の也寸志となった。 20代の若さで残された妻は、未亡人として芥川の分まで長生きし、亡くなったが、まだ記憶に新しい。 河童忌や田端に急ぐ待ち合わせ 昨年作った句。自分では気に入っている。 今日は新宿で、連詩の三日目。 「18連作りたい」という講師の目標には届かなかったが、15連まで行って、お開きとなった。 「なるべく違う人の声を聞きたい」と言うことで、詩は、一人1連ずつ取られ、皆満足したようだ。 最終候補詩には、私も何度か読み上げられて、愉しかった。 終わって、同じビルの土佐料理屋で、打ち上げの会食を愉しみ、来年の再開を約束して、散会した。
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