a Day in Our Life
2002年04月16日(火) |
ユズりんさんに頂きましたごくせん感想SS。(潤→翔とにのあい) |
差し入れのポテトをかじりながら、ニノは言った。
「翔君…今日機嫌悪くね?」 「うん、思う。」 俺もポテトをひとつかじる。 なんでかな?とニノに聞き直そうとしたら、「理由をしりたい?」と先に言われた。以心伝心みたいで、ちょっとうれしい。思わず笑顔になっちゃうじゃない。 「ニノ、理由知ってるの?」 「知ってるもなにも…犯人から相談うけた」 犯人って(笑)その時点で犯人誰だかしぼられるんですけど!まぁ、あえて聞いてみちゃおうかな。 「翔君を怒らせたその犯人って、一体だーれ?」 「とりあえず、Oのつく人ではない」 というニノ。てゆーかなんでイニシャルトーク?(笑) その上バレバレじゃん! 「あー、じゃ、あれだ。今ドラマに出てて前髪にこだわり持ってるMさん?」 つられて俺もイニシャルトーク。 松潤しかいないじゃん!二人でゲラゲラ笑いながら暫く語りあった。仲間サンの役をおーのさんでやったら面白そうだとか、翔君だったら松潤はホワホワで追いかけてばっかりで撮影にならないとか。 「その前髪の人さ〜、一体どしたのさ。」 笑いつかれてネタにも飽きた頃。思い出したように聞き返した。 「昨日さ、ドラマの放送してたっしょ?」 「うん、見たよ。」 「松潤さ、翔君からの感想メル待ってたらしいんだ」 「で?」 「日付変わってもメルも電話もなんにも無かったんだって」 「あはは!それで?」 「どうしても我慢できなくなった犯人は自分から電話をしたそうです」 「自分から感想聞きに電話したの?!…松潤らしいというか…。でもなんでそれで翔君機嫌悪いのと関係あるの?」 「はい、アイバさん。鋭いご指摘です。なぜ、たかが電話であんなに機嫌がわるいのか…それは。」
「それは?」 首をかしげて聞きいる。ニノは、ズイっと顔を近づけて事の原因を語った。 「電話をした時間が夜中の3時だったからです。」 は?なにそれ。 つーか、なんかその話前にも聞いた事があるんだけど。 「…ばからし…。そら翔君でなくても怒るよ。」 「全く。俺もそう思う。なのに松潤ったら『俺はキャッツアイ放送するごとに電話したのに〜』とか言うんだぜ?翔君も大変だよなぁ。」 「愛され過ぎちゃってるのね〜翔君。でも今回のは松潤有罪。」 「有罪!睡眠邪魔されんのカナリむかつくよな〜。」 なんて話をしてたら当の犯人がやってきた。ヨレヨレだ。きっと翔君にジャケンにされたんだろうな。 「アイバちゃーん…ニノー…俺、どうしたら…」 「しるか。」 「ちゃんとあやまんなよ〜悪いの完璧君だから」 「二人して…二人ともつめたい」 そら当たり前。だって睡眠時間邪魔されるほどむかつく事ないっしょ?と、それとなく諭して松潤を落ち着かせて説得した。その間約一時間(笑)大変だった…。 なんとか立ち直った松潤を翔君の元に送り出した時にはポテトはすっかりしなびてた。 「あ〜あ…ポテトが…」 「冷め切ったポテトって最悪だよな」 指でつまんだポテトがぐにゃりとまがる。 「もっと食べときゃよかった」 「そんなに食べたかった?食べにいく?」 「え?今から?二人で?」 「いやならいいけど」 さらりと言うニノ。よくないよくない! 「いく!ポテトくいに行く!」 ゲンキンだなぁ、俺って。 ポテトを食べに行くことよりも二人で出かける事の方が嬉しい。 腕を引っ張られて、手なんかつながれた。マジ嬉しい。ぎゅっと握り返して、笑ったらニノも笑い返してくれた。それだけでもすごく幸せになれた。
ゴチソウサマ、ニノ!
■■■潤翔とにのあい。
あれ?O野さんは…?(笑) というわけでユズりんさんに頂きましたごくせん翌日SSです〜。ワーイ嬉しい!キャッツの完パケを借りてまであのドラマを見ていたらしい松本さんは、当然自分のドラマの感想を翔くんに求めるのでしょうね〜。そして翔くんもあれで結構真面目な人なので、きっとドラマ自体は見てるに違いないと踏んでるんですが。個人的に傍観者に徹するにのあいがツボでした。デートだって!いいなあ〜(笑)。 ユズりんさんいつもいつもありがとうなのです〜***
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