妄想日記 

2002年03月09日(土) あいたいよ(ハワイ行ってる櫻井さんの独り言・サクツカ)

ハワイイベントも残りあと1日となった。
相葉の病気の心配とか天候の心配とかあったけど。
始まってみればそれは杞憂に終った。
まあ、相葉はあまり無理出来ないから残念がってたけど。
それでも俺達もファンも、楽しいって思うし。
成功したって思ってる。





だけど。
一つイベントが終って落ちついてしまうと。
俺の心はあることでいっぱいになる。





日本に置いてきた。
俺の最愛の人。





『早く逢いたいね』
高史からのメールに、俺はどうしようもなく心が揺さぶられるのを感じる。
俺だって逢いたいよ。
ハワイとか嵐とかファンとか関係なかったら。
飛行機飛び乗って。
逢って、顔見て、声聞いて。
そこにいるって感じたい。
触れたいよ。
高史の温もりを感じたい。
今すぐ、抱きしめたいよ。



たった3日、逢えないだけなのに。
もう全然耐えられない。
こんなにも飢えてる。
心がカラカラに渇いてる。
このまま。
栄養足りなくて死んじゃうかもしんない。





「あ〜声聞きてー逢いてー」
だけどどうすることも出来なくて、携帯見ながら呟く。
「俺も逢いてーよー高史ーー」
「翔くんうるさい」
大野さんが本を読む手を止めて俺を睨んでくる。
『我関せず』な大野さんが怒るくらいだから、よっぽどうるさかったのかもしんないけど。
でも、メンバーがこんなに悩んでるのにその反応はどうよ?
「大野さん冷たい〜!仲間が悩みを持ってるってのにさ〜」
「あのねぇ。翔くんのは悩みとは言わないし」
冷たく言い放つ大野さん。
それはいくらなんでも失礼じゃない?
高史に逢いたいのに逢えないってのは俺にとっては重要なんだよ?
「声聞きたいならさっさと電話すればいいことでしょ」
「それが出来ないから悩んでるんだろー」
そりゃ声聞きたいって思うよ。
せめて話だけでもしたいって思う。
だけど。
1度電話したらきっと逢いたくなるから。
声聞くだけじゃ足りなくなるから。
「だから我慢してんだよー」
「あ、そう」
呆れたような顔を浮かべると。
大野さんはまた本に視線を戻してしまった。
ホント冷たいよね、大野さんは。
「だって俺にはなんも出来ないし」
ま、そうだけど。



「あと1日か・・・」
明日になればイベントも終る。
イベントは楽しかったし成功したし満足だし。
だからそれはそれで寂しいんだけど。
だけど、今は。
高史に会えるって思うと嬉しいて気持ちのが強い。



『明日には逢えるよ』



今伝えたい気持ちはこれだけ。




あしたになったら。
真っ先に高史に電話をしよう。


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薫 [MAIL]

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