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「こまったわねぇ。」 とても少女は悩んでいました。 このカードがいずれ自分の元へ届くことはわかっていました。
「いいかい、リトル・ドロシーおまえはねぇ、いずれたまごの配達人になることになるだろうよ。」 「わたしが?」 「ああ、そうさ。そのときがきたらこれの箱を開きなさい。きっとおまえを助けてくれるよ。」 おばあ様がそういって屋根裏に用意してくれていた箱の前でまた、大きな溜息をつきました。
「ほんと、こまったわねぇ。うちの血筋で行くときっと普通に配達なんてできないのよ。」 「ドロシー!! カードは!?」 案山子と小人が大きな声で叫んでいます。 「は〜い。」 「仕方ないわね。箱をあけるのは後にしてこれからどうするか相談しましょう。」
『童話で15題』をお借りしてきました
01:配達人 02:烏と案山子 03:王様 04:盗まれた人 05:屋根裏 06:三匹の猫 07:カード 08:小人 09:箱舟 10:三つの願い 11:クジラ 12:一輪の花 13:贈り物 14:人魚の唄 15:たまご
六話 七話登場のドロシーと案山子は、オズの魔法使いのドロシーの子孫・・・・かもしれないということで・・・w
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