それでもお話は続く?
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2004年05月05日(水) 第八話 屋根裏

「こまったわねぇ。」
とても少女は悩んでいました。
このカードがいずれ自分の元へ届くことはわかっていました。


「いいかい、リトル・ドロシーおまえはねぇ、いずれたまごの配達人になることになるだろうよ。」
「わたしが?」
「ああ、そうさ。そのときがきたらこれの箱を開きなさい。きっとおまえを助けてくれるよ。」
おばあ様がそういって屋根裏に用意してくれていた箱の前でまた、大きな溜息をつきました。

「ほんと、こまったわねぇ。うちの血筋で行くときっと普通に配達なんてできないのよ。」
「ドロシー!! カードは!?」
案山子と小人が大きな声で叫んでいます。
「は〜い。」
「仕方ないわね。箱をあけるのは後にしてこれからどうするか相談しましょう。」



『童話で15題』をお借りしてきました

01:配達人
02:烏と案山子
03:王様
04:盗まれた人
05:屋根裏
06:三匹の猫
07:カード
08:小人
09:箱舟
10:三つの願い
11:クジラ
12:一輪の花
13:贈り物
14:人魚の唄
15:たまご



六話 七話登場のドロシーと案山子は、オズの魔法使いのドロシーの子孫・・・・かもしれないということで・・・w





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