ネコヤシキ日笑
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夜、1時間半ほど、高速バスに乗って帰宅する。
バスのなかでは、題名のわからない邦画が、私が乗ったときにはもう始まっていて、降りるときにはまだ最後まで至らなかった。つまり、途中から途中までを観た。
ふしぎな映画だった。死んだひとが、じぶんの生きていたなかでいちばんいい想い出を選んで、それを映画にする。その想い出を鑑賞して浸っているときに、「あちら」へと逝ってしまう。その想い出を選ぶ助けをし、映画のディレクターをするのも、すでに死んで、しかも想い出を選べなかったひとたち――というもの(のようだった)。
ぜんぶを観てみたいと思うが、これって、何という映画なのだろう?
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妹とドライブ、温泉にゆき、そばを食べ、山でしばらく車を停めておひるねをした。
高速バスでは、隣に酒気おびのおじさんがすわって、かなり不快であった。ぷんぷん。
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