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静寂の夜
独りで居る事を意識する時は
逆に必ず誰かを意識していて
何故か恋しい誰かが居ない時の方が
独りを充分満喫出来たり
雪の降る窓の外を眺めても
その孤独感に耐えられたりするのに
会いたいと思うこと
好きとか愛してるとか
その大まかな言葉の意味を理解出来ないまま
がむしゃらに走るような気持ち
学生の頃のような
もうそんなに若くないはずなのに
あの頃のような情熱を抱えて
まだ良く判らない
その大まかな言葉の意味を
独りかみしめる
音のない季節
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