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2006年01月08日(日) 『ベガーズ・オペラ』初日羅列感想

2回目を観に行ってしまう前に、
初回で思ったことを忘れないようにメモ。

座席C列29番。
橋本さとしさん演じるトムがずっと見える席。
メインの話は『三文オペラ』を観ていて知ってるし
途中で眠くなりかけたら、ずっと彼を見ていた。
ベガーたちが演じる劇の脚本兼演出家として、
ずっと舞台袖から役者たちをチェックしていて、
時々脚本をめくったりしている姿が面白い。
彼を観ていると、これが劇中劇だということを
ずっと気にしていられるからおいしいと思う。
あと、金田さんもずっと場所を移動しながら
観客であり続けるので、観ておくといいかも。

マクヒースは、色気はやっぱりイマイチ。
2幕冒頭の野郎どもの頭領やってる時の方が
ずっと生き生きしていて魅力的に感じた。
あんまり女好きに見えないから、何だかなぁ。
でも、文句なくかっこはいい。顔立ちとしては、
某サッカー選手M系統で、絶対好きなんだよなぁ。

森公美さんの低音のソロがすてきだった。
高音でもソロあるけれど、2役目で出てきて、
低音のソロ→高嶋兄さん&村井さんと歌った
楽しげなおどろおどろ〜な曲が、一番の記憶。
全体的に曲は心に残るものがない中、これと、
エンディングに全員で歌う曲は面白かった。

玲奈ちゃん、村井さんたちと一緒の
恋する乙女状態は結構いいなと思ったけれど、
後半になって歌穂さんと一緒になると、
どうにも演技力のなさがまだ目立って残念。
でも、「売りは若さです」という役は、
今までの中では似合ってるんじゃないかなと。
歌穂さんは文句なし。切なくておいしい役だ〜。
内野さん演じるベガーとの関係が気になるところ。

体調も悪くて今ひとつ行く前は乗ってなかったけど、
あと2回、行こうじゃないかという気持ちになった。
結構面白かったし、噛めば噛むほどおいしくなりそう。
実は好きなタイプの劇なんじゃないかなと思ったり。



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