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2005年02月13日(日) |
『I do! I do!〜結婚物語〜』他テレビ |
今日の予定は、1時〜芸劇で村井さんの舞台楽日、 5時半に新宿でヤフオクの相手と会ってお取り引き、 7時〜『トップランナー』に長塚圭史、8時〜『義経』、 9時〜『Mの悲劇』、10時〜『ソロモン』で市村さん、 11時〜『情熱大陸』で演出家、小池修一郎。
計算違いだったのは、ヤフオクの相手と話が弾み、 はたと気がついたら圭史さんを見そびれてたこと。 でも最悪の場合、吾郎ちゃんまでに家に帰れば、 『トップランナー』は再放送あるからいいんですよね。 大河は多分、リアルタイムでないと見ないけれど。 その意味じゃ、ものすごくうまく回った1日。
以下、舞台とテレビをザクザクッと感想。
『I do! I do!〜結婚物語〜』 場所:芸術劇場中ホールE列8番 時間:1幕80分、休憩20分、2幕60分 出演:村井国夫、春風ひとみ
このペア好きだなあと、しみじみ思う。 2回目だけれど、前回より絶対に可愛くなってる。 実は最近の村井さん、ちょっと「好々爺」状態を 感じることが多くて男の人に見えにくかったのが、 見事に結婚初夜から初々しいじゃないですか! 春風さんの、最初のうちの微妙な固さもいいし。
ケンカして、仲直りして、子供たちの結婚を終えて 自分の位置を考え直した時の危機を乗り越え、 そして、客の前でメイクもカツラも変えて老い、 (つい拍手する場面)長年暮らした家を出て行く。 馴れ合わずに再演で慣れつつ練り上げたことが、 ますます良い雰囲気を作り出している感じ。
今回最も泣けた場面は、子が結婚して、親という 責任がなくなって寂しい2人。でも仕事を始める 夫に、家を出て行こうと妻が決めた直後の場面。 夜まで我慢できないよとプレゼントを持ってウキウキと 部屋を出てきた夫に向かい、「出て行くわ」と言う妻。
すれ違い、話し合い、だんだんと気持ちが解けてきて、 「でもあなたのプレゼントなんて、いつも自分が欲しい ものばかり」「そう、僕が読みたい本、食べたいチョコ、 でも、これだけは君のため」って、次々にプレゼント。 夫妻と子の名が彫られ、生まれてくる孫やひ孫の名を 彫る場所もあるブレスレット。もう知っている話なのに、 春風さんと一緒に感動して、ウルウルしてました。 素敵すぎるぞ、村井@夫〜!
途中では♪子供が結婚したら と期待を歌い上げ、 サックスとバイオリンの生演奏を聞かせてくれる 楽しげな姿に、そんな喜びを迎えさせてあげられない 私自身の親に、ちょっと申し訳ない気分になりながら。 もともとが、結婚を寿ぐための作られた作品だけに、 最後のナンバー♪結婚はいいものだ が、沁みてくる。 これを観ると結婚したくなるのよね。それだけが問題。
『義経』 中井貴一が「なよなよしてる」言われてるよ〜!(*^^*) いや、別にファンというわけじゃないはずですが、 腹に一物ある、温和な大人を見てるのは大好き。 特にそれが苦境の中での雌伏期の微笑みとなれば。 品のある整った顔立ちの、でも清盛を騙した子役から そのまま育ったような違和感のなさも予想どおりで、 嬉しい感じ。弁慶様も相変わらずワッハッハと楽しげに 笑ってらして、だんだん見てて楽しくなってきたかな。
『Mの悲劇』 吾郎ちゃんとハセキョンの話は先週で一段落。 次は蔵之介さん話が広がっていくかと期待したけど、 未だに彼の立場がはっきり分からず、イライラ。 まあこれは、ミステリの先が読めないイライラだから、 次も次もと見たくなるのに繋がって、いいんだけれど。 成宮君も、利用されただけじゃないよね?
『ソロモンの王宮』 前半の、お母様との嬉しくなるような話以外は 見事に『デモクラシー』宣伝番組と化していたかも。 おかげで禅さんもチラッと見られたけれど、 あの派手なシャツはきっと、衣装なのよね? 内容自体は、噂どおり面倒で難しそう。 予習しておかないと分からないかなぁ・・・。
でもやっぱり市村さんといえばサービス精神。 孝行息子として母と、長年の友人とともに、 そして、大先輩として話していても、どこかしら 可愛げがあるのは、そこから来るのかなぁ。 あと個人的には、キラキラ目で稽古を見つめる 藤原君と市村さんの会話が、拾い物でした。
『情熱大陸』 ほとんどが宝塚話で、正直、よく分からなかった。 ただ、歌唱力が思うように上がらない上がらないと 繰り返していた舞台は、先日『プルミエール』で たまたま本番をチラ見した時も、やっぱりひどかった。 それが、男役のトップ近くの人に急に女役をやらせた、 演出のせいなんだとしたら、そんな演出、私は嫌だなぁ。 宝塚って、男役がギリギリまで低い声を出す分、女役は 他の舞台より高い声を求められるらしいのにムチャすぎ。 まあ、トート役の人も歌は下手だったし、もともと 「歌がうまくない組」かもしれないから、小池さんにだけ 責任を負わせるようなものじゃないのかもだけれど。
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