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2004年06月20日(日) 『新選組!』24回「避けては通れぬ道」+F1ちょっと

まずは数言、F1の話を。
琢磨、3位表彰台おめでとう!!日本人14年ぶり!
もはや早朝とも言いたくなるような午前4時近く、
残り周回も一桁という時に解説の塩原さんが、
「起きてて良かったでしょう、日本の皆さん!」って
叫んだけど、思いっきり強くうん!って思ったよ。

F1では日本人が云々って気持ちがほとんどないけど、
今日のレースで最も面白く注目された人物が日本人で、
3位として表彰台に上がってるのは、やはり嬉しい。
スタート直後から、予選2位のシューミが思いっきり
幅寄せして3位の琢磨を牽制してきた時から燃えた。
この超えげつない走りが、帝王兼悪役のシューマッハ!
シューミに こういう行動をさせる男を待ってたのよ〜。

タイヤのバーストあり、危険なスピンあり、
オイルを撒き散らして火を噴く車ありと荒れまくりで、
セーフティーカーも二度出るというレースだったため、
ピット戦略がまずいHONDAの琢磨は一時順位が後退。
でもおかげで、オーバーテイクしまくる姿が見れたのも眼福。
デビがあまりに簡単に抜かれすぎる姿に涙してしまったり、
パニスを強引に抜いた時に接触して ヒヤリとしたりしたけど、
抑えに上手さを見せたフィジコを抜いた瞬間なんかは感動。
でも何より嬉しかったのは、カメラが追ってくれてる事実。
全世界に流れる映像として琢磨が選ばれてるってことが、
3位という結果でも、いずれそれだけでは済ませない男だと
思われているんだなぁと強く感じられて嬉しかったです。


『新選組!』第24話「避けては通れぬ道」

新見が死んじゃったよー。
今回で死んじゃうってことは承知してたし、
十分に見せ場作ってもらったと思うけど、でも、
ここ数回で気に入っちゃってただけに辛いよ。

鴨をハメる話、どこまで本気で言ってたんだろう?
場合によってはそういう陰謀があると鴨に伝えて、
山南たちをハメる形にもできるよう、どちらにも
転べるように考えてたような気がしてならない。
「お前、腹切れ」と言われたことも尾を引いて
鴨を完全に信じて ついていき続けることもできず、
かと言って、完全に思い切ることもできなくて。
それが、「芹沢」と言い続けていたというのに
「先生!」と呼ぶ声に現れてるようで切なくて。

でもその後の「先生もバカだなー」と言いながら
淡々と切腹の準備をしていく姿にはぞくぞくした。
頭がいいだけに、そして、土方たちの考えそうな
ことは分かるだけに、逃げようとしても人がいるし
逃げられても行く先はないと理解したからだろうけど、
きちんと日常から死を考えていた本物の士と見えた。
常にギリギリの綱渡りを計算して生きてたんだろうな。
「最早此れ迄」という言葉が浮かんだ。冥福を祈る。

しかし、全部どうでも良くて自身で捨ててるくせに
他人に見捨てられることには敏感な鴨の姿も、
新見側から見ると無性に腹立つけれど、あまりに
悲しく寂しいから嫌いきれないんだよなあ・・・。
「早く俺を斬りに来い」と挑発し続けてるくせに
未だに「次は俺だ」って、覚悟決まってないし。
新見に比べりゃ ちいとも武士じゃない野郎だよ。
お前のせいで新見死んだんだぞ、バカやろー。
もちろん、実際に手を下したのは土方&山南だけど。

山南たちも、ここ数回つるんでるのが見てて辛い。
特に今回は、新見に対応するのは山南なんだと、
つくづく思い知らされただけに、迫り来る未来が怖い。
下手に小細工を弄しては自分でそれにハマったり、
人を見捨てきれない甘さが命取りになったりした新見。
脚本にあふれてる予言はいまひとつ気に入ってないけど、
「先に行って待ってる」は山南に対して言われた気分。

ただ少し思うのは、鴨粛清に関しては、「そろそろ」と
感じ始めてから長すぎて少し飽き入ってしまったので、
山南さんの未来に関しては、この怖い嫌な気分が
持続しているうちに、来てほしいかなということ。
こんなに気が合ってる土方&山南コンビは、もっと長く
見ていたいけど、ドラマ的にはそう思ってるうちが華だし。

TV誌で出番が少ないと言ってた近藤、ホントに激少。
1回目に地上波で見た時は、来週以降の特別編予告、
低音での「己の生き方に一片の曇りもない」が、あまりに
かっこよくて、その印象ばかり鮮明になってたかも。
思わず感動してしまっていたけれど、よく考えれば、
「おまんは分かりやすくていいのう!」と、坂本に
褒められたのも、前回までに会津候の信頼を得たのも
すべては本当にその一本の道上にあるんだよね・・・。

話し合いの最中に無言で出て行ってしまうような人に
私ならついていきたいと思わないような気もするけど、
自分がドロドロしていけばしていくほど、そういう
真っ直ぐさに惹かれる人がいるのは分かる気がする。
「会津の人間は敵だ」という人に対して、普通に
「やめましょうよ、そういうの」なんて言えるヤツ、
この世の中にどれほどいただろうかと思うと貴重だし。
亀弥太、かわいかったなぁ。次に会うのは池田屋?(泣)

あとは、深雪太夫が今回割りと良かったな。
今までは黙ってりゃ小顔で綺麗ってだけだったけど、
「そんな時やから足元を固めようとなさってるんじゃ?」
には、近藤と一緒に、ちょっとドキリとさせられた。
源さんも「いい事おっしゃいますな」って同意してたし。
きちんと台詞の存在する意味が取れたのは初めてかも。
源さん、冷静に物事見ていて、厳しいことも言えていい。
土方&山南コンビと結論は同じでも、何かが違って。
同じく、結論が同じでも通る道が全く違う左之も好き。
永倉が何か軽い正論を吐いてる後ろに映ってる左之の、
決して勢いだけで物言ってるんじゃない表情に惚れ直し。

今回やっと、「優香」じゃなく「深雪太夫」として
感じられたのと反対に、永倉に関しては どんどん
「ぐっさん」に見えてきてるのはどうしてだろう。
今日の最初の会議の場面にしたところで、永倉が
表面的な正論を吐く人物なのか、ぐっさんの演技が
軽いせいで、嘘っぽく見えてるだけなのか判断できず。
お梅に粉かけられて胸ピクピクも、必要な場面?

逆に役柄としては気に食わないけど、
演者に感動しっぱなしなのが沖田。今回も、
まさか今の場面だけで押し倒したと分かれって?
って感じの ひどい演出でお梅さんと初Hだったけど、
鴨が帰って来た時の雰囲気があまりにもモロバレ。
ダメだこりゃ、誰が見ても分かるわって態度豹変。
かわいすぎて苦笑してしまう演技はブラボーでした。

そんな感じ。
そうそう、予告での総司「誰にも言わないで」って台詞、
左之のアップの直後に映ったのが気になるんですけど。
まさか左之が最初に病気を知るの?彼みたいなヤツが
そんな隠し事に関わるとなったら、私、絶対、泣く。
でも本気で頼んだ隠し事なら、余計な気遣いで反故にせず
墓場まで持って行ってくれそうな男気を一番感じるのは、
今のとこ左之だもんなぁ。バレるなら最高の相手かも。



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